四半期報告書-第48期第1四半期(2023/07/01-2023/09/30)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、現中期経営計画「ASAHI Going Beyond 1000」において、連結売上高1,000億円を超えて、更に成長するための事業ポートフォリオの構築を進めており、以下の4つの基本方針を定めております。
①グローバル市場の戦略的な開拓と患部・治療領域の拡大
②グローバルニッチ市場における新規事業の創出
③グローバル展開に最適な研究開発・生産体制の構築
④持続的成長に向けた経営基盤の確立
これらの成長戦略を着実に進めていくことにより、更なる企業価値の向上を目指しており、当連結会計年度において、大きなマイルストーンである連結売上高1,000億円を達成することを予定いたしております。
当社グループの当第1四半期連結累計期間における売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響からの脱却に伴う市場の回復・拡大や、外貨高の影響、市場ニーズの増加、代理店などからの集中した受注取引の発生などにより、主に海外売上高が大幅に増加し、287億13百万円(前年同期比26.7%増)となりました。
売上総利益は、売上高の増加に伴い、186億24百万円(同25.7%増)となりました。
営業利益は、営業関係費用として海外市場を中心とした販促活動費用や売上増加に伴う連動費用が増加したことや、開発強化のための研究開発費が増加するなどし、販売費及び一般管理費が増加したものの、80億45百万円(同71.6%増)となりました。
経常利益は、為替差益が減少するなどしたものの、81億68百万円(同64.4%増)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、災害保険金が減少したものの、60億76百万円(同50.1%増)となりました。
なお、当連結会計年度における外国為替レート実績は、下記となります。
1米ドル=144.77円(前年同期138.38円、比4.6%増)
1ユーロ=157.28円(前年同期139.34円、比12.9%増)
1中国元=19.95円(前年同期20.19円、比1.2%減)
1タイバーツ=4.12円(前年同期3.80円、比8.4%増)
セグメントごとの経営業績は次のとおりであります。
(メディカル事業)
メディカル事業は、新型コロナウイルス感染症の影響からの脱却に伴う市場の回復・拡大や、外貨高の影響、海外を中心とした市場ニーズの増加、代理店などからの集中した受注取引の発生などにより、売上高は増加いたしました。
国内市場においては、循環器系領域が堅調に推移したことに加え、非循環器領域において消化器系製品やOEM取引の増加などにより、売上高は増加いたしました。
海外市場においては、循環器系領域及び非循環器系領域共に、全地域において増加いたしました。
循環器系領域は、PCIガイドワイヤーや貫通カテーテルを中心に大変順調に推移し、非循環器系領域は、末梢血管系製品「CROSSLEAD」、「CROSSWALK」の新製品効果などにより米国市場の末梢血管系製品が増加したことや、中国市場の腹部血管系製品が好調に推移したこと、OEM取引においても米国を中心に新規取引などが増加し順調に推移したことなどから、売上高が増加いたしました。なお、欧州(東欧)及び中国において、代理店などから集中した受注取引(前倒し含む)が発生し増加しておりますが、当該取引を除いても、全地域において増加しております。
以上の結果、売上高は255億91百万円(前年同期比29.7%増)となりました。
また、セグメント利益は、76億13百万円(同90.0%増)となりました。
(デバイス事業)
デバイス事業は、新型コロナウイルス感染症の影響の後退による市場ニーズの増加などにより、医療部材を中心に売上高は増加いたしました。
医療部材については、国内市場はロボティクス関係や内視鏡関係の部材が増加し、また海外市場においては米国企業向け循環器系超音波カテーテル部材や末梢血管系治療用カテーテル部材の取引が増加いたしました。
産業部材につきましては、国内市場の建築関連取引や、海外市場のOA機器関連取引が減少するなどし、売上高は減少いたしました。
以上の結果、売上高は、31億21百万円(前年同期比6.8%増)となりました。
また、セグメント利益は、セグメント間売上高の減少により、15億73百万円(同14.6%減)となりました。
(財政状態)
当第1四半期連結会計期間末の資産につきましては、総資産額が1,708億19百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億25百万円減少しております。
主な要因は、受取手形及び売掛金が26億1百万円、原材料及び貯蔵品が5億89百万円がそれぞれ増加した一方、商品及び製品が6億59百万円、仕掛品が2億71百万円、現金及び預金が42億10百万円減少したことによるものであります。
負債につきましては、負債合計額が335億47百万円となり、前連結会計年度末に比べ47億96百万円減少しております。主な要因は、短期借入金が1億80百万円増加した一方、支払手形及び買掛金が2億13百万円、長期借入金が38億6百万円、賞与引当金が4億16百万円それぞれ減少したことによるものであります。
純資産につきましては、純資産合計額が1,372億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ29億71百万円増加しております。主な要因は、利益剰余金が21億43百万円、為替換算調整勘定が9億96百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、25億41百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、現中期経営計画「ASAHI Going Beyond 1000」において、連結売上高1,000億円を超えて、更に成長するための事業ポートフォリオの構築を進めており、以下の4つの基本方針を定めております。
①グローバル市場の戦略的な開拓と患部・治療領域の拡大
②グローバルニッチ市場における新規事業の創出
③グローバル展開に最適な研究開発・生産体制の構築
④持続的成長に向けた経営基盤の確立
これらの成長戦略を着実に進めていくことにより、更なる企業価値の向上を目指しており、当連結会計年度において、大きなマイルストーンである連結売上高1,000億円を達成することを予定いたしております。
当社グループの当第1四半期連結累計期間における売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響からの脱却に伴う市場の回復・拡大や、外貨高の影響、市場ニーズの増加、代理店などからの集中した受注取引の発生などにより、主に海外売上高が大幅に増加し、287億13百万円(前年同期比26.7%増)となりました。
売上総利益は、売上高の増加に伴い、186億24百万円(同25.7%増)となりました。
営業利益は、営業関係費用として海外市場を中心とした販促活動費用や売上増加に伴う連動費用が増加したことや、開発強化のための研究開発費が増加するなどし、販売費及び一般管理費が増加したものの、80億45百万円(同71.6%増)となりました。
経常利益は、為替差益が減少するなどしたものの、81億68百万円(同64.4%増)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、災害保険金が減少したものの、60億76百万円(同50.1%増)となりました。
なお、当連結会計年度における外国為替レート実績は、下記となります。
1米ドル=144.77円(前年同期138.38円、比4.6%増)
1ユーロ=157.28円(前年同期139.34円、比12.9%増)
1中国元=19.95円(前年同期20.19円、比1.2%減)
1タイバーツ=4.12円(前年同期3.80円、比8.4%増)
セグメントごとの経営業績は次のとおりであります。
(メディカル事業)
メディカル事業は、新型コロナウイルス感染症の影響からの脱却に伴う市場の回復・拡大や、外貨高の影響、海外を中心とした市場ニーズの増加、代理店などからの集中した受注取引の発生などにより、売上高は増加いたしました。
国内市場においては、循環器系領域が堅調に推移したことに加え、非循環器領域において消化器系製品やOEM取引の増加などにより、売上高は増加いたしました。
海外市場においては、循環器系領域及び非循環器系領域共に、全地域において増加いたしました。
循環器系領域は、PCIガイドワイヤーや貫通カテーテルを中心に大変順調に推移し、非循環器系領域は、末梢血管系製品「CROSSLEAD」、「CROSSWALK」の新製品効果などにより米国市場の末梢血管系製品が増加したことや、中国市場の腹部血管系製品が好調に推移したこと、OEM取引においても米国を中心に新規取引などが増加し順調に推移したことなどから、売上高が増加いたしました。なお、欧州(東欧)及び中国において、代理店などから集中した受注取引(前倒し含む)が発生し増加しておりますが、当該取引を除いても、全地域において増加しております。
以上の結果、売上高は255億91百万円(前年同期比29.7%増)となりました。
また、セグメント利益は、76億13百万円(同90.0%増)となりました。
(デバイス事業)
デバイス事業は、新型コロナウイルス感染症の影響の後退による市場ニーズの増加などにより、医療部材を中心に売上高は増加いたしました。
医療部材については、国内市場はロボティクス関係や内視鏡関係の部材が増加し、また海外市場においては米国企業向け循環器系超音波カテーテル部材や末梢血管系治療用カテーテル部材の取引が増加いたしました。
産業部材につきましては、国内市場の建築関連取引や、海外市場のOA機器関連取引が減少するなどし、売上高は減少いたしました。
以上の結果、売上高は、31億21百万円(前年同期比6.8%増)となりました。
また、セグメント利益は、セグメント間売上高の減少により、15億73百万円(同14.6%減)となりました。
(財政状態)
当第1四半期連結会計期間末の資産につきましては、総資産額が1,708億19百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億25百万円減少しております。
主な要因は、受取手形及び売掛金が26億1百万円、原材料及び貯蔵品が5億89百万円がそれぞれ増加した一方、商品及び製品が6億59百万円、仕掛品が2億71百万円、現金及び預金が42億10百万円減少したことによるものであります。
負債につきましては、負債合計額が335億47百万円となり、前連結会計年度末に比べ47億96百万円減少しております。主な要因は、短期借入金が1億80百万円増加した一方、支払手形及び買掛金が2億13百万円、長期借入金が38億6百万円、賞与引当金が4億16百万円それぞれ減少したことによるものであります。
純資産につきましては、純資産合計額が1,372億72百万円となり、前連結会計年度末に比べ29億71百万円増加しております。主な要因は、利益剰余金が21億43百万円、為替換算調整勘定が9億96百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、25億41百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。