有価証券報告書-第30期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/26 15:21
【資料】
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【項目】
122項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
① 売上高
売上高は、前連結会計年度に対して74億69百万円増加し、1,615億92百万円(前年度比4.8%増)となりました。詳細については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」をご参照ください。
② 売上原価、販売費及び一般管理費及び営業利益
売上原価は、前連結会計年度に対して81億76百万円増加し、1,160億43百万円となりました。これは主に、売上高増加に伴う原価の増加に加えて、たな卸資産関連の損失を計上したことによるものであります。また、販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に対して8億42百万円増加し、398億20百万円となりました。これは主に、未払残業代を計上したことによるものであります。
この結果、営業利益は、前連結会計年度に対して15億49百万円減少し、57億28百万円(同21.3%減)となりました。
③ 営業外損益及び経常利益
営業外収益は、前連結会計年度に対して66百万円減少し、1億27百万円となりました。また、営業外費用は前連結会計年度に対して39百万円減少し、13億75百万円となりました。
この結果、経常利益は、前連結会計年度に対して15億75百万円減少し、44億79百万円(同26.0%減)となりました。
④ 特別損益及び税金等調整前当期純利益
特別利益は、前連結会計年度に対して23億8百万円減少し、66百万円となりました。また、特別損失は前連結会計年度に対して4億15百万円増加し、9億6百万円となりました。これは主に、固定資産の減損損失を計上したことによるものであります。
この結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に対して42億98百万円減少し、36億40百万円(同54.1%減)となりました。
⑤ 法人税等(法人税等調整額を含む)、非支配株主に帰属する当期純利益及び親会社株主に帰属する当期純利益
法人税等は、前連結会計年度に対して8億27百万円減少し、27億24百万円となりました。また、非支配株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に対して7億2百万円増加し、7億97百万円となりました。
この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に対して41億74百万円減少し、1億18百万円(同97.2%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて71億91百万円増加し、1,183億99百万円となりました。これは主に、番組及び仕掛品が28億79百万円及び受取手形及び売掛金が11億49百万円それぞれ減少したものの、建設仮勘定が80億89百万円及び現金及び預金が31億91百万円それぞれ増加したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べて77億33百万円増加し、665億50百万円となりました。これは主に、未払金が44億29百万円減少したものの、長期借入金(1年内返済予定含む)が80億0百万円、短期借入金が20億0百万円及び流動負債の「その他」が22億4百万円それぞれ増加したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて5億42百万円減少し、518億49百万円となりました。これは主に、退職給付に係る調整累計額が6億83百万円及び非支配株主持分が4億50百万円それぞれ増加し、自己株式が3億27百万円減少(純資産は増加)したものの、利益剰余金が20億79百万円減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。