四半期報告書-第12期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2016/02/12 14:27
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39項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当グループが判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、会計方針の変更を行っており、遡及処理の内容を反映させた数値で前年同期との比較を行っております。会計方針の変更の詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、金融・財政政策の効果を受け、企業業績の向上や雇用情勢に改善が見られ、一部に鈍い動きもみられるものの、総じて景気は緩やかな回復基調が続いております。個人消費においては、雇用・所得環境等の着実な改善を背景に、全体としては底堅く推移しています。しかしながら、中国経済をはじめとした海外景気の下振れなど、わが国の景気を下押しするリスクや金融資本市場の変動には留意する必要があり、依然として景気の本格回復にはまだ時間を要する状況で推移しております。
このような状況の中、遊技機業界におきましては、パチスロ遊技機市場において、遊技機の型式試験を執り行う一般財団法人保安通信協会(略称:保通協)における型式試験方法の運用変更前の基準において適合を受けたタイトルの稼働が底堅く推移しております。一方で、運用変更に対応したパチスロ遊技機への入れ替えに対しては、パチンコホール運営者が慎重な見方を示しており、実績のあるタイトルへと購入が集中する傾向にあることから、パチスロ遊技機の新台入替はやや低調に推移いたしました。また、パチンコ遊技機においても、日本遊技機工業組合(略称:日工組) において決定された『のめり込み』対策に係る新たな申合せが適用されたこと等に伴い、一部の大型タイトルを除いて新台入替は低調に推移しております。今後の市場活性化に向けては、各種自主規制等に適応した、幅広いエンドユーザーに支持される機械の開発、供給等が求められております。
エンタテインメントコンテンツ事業を取り巻く環境につきましては、国内のスマートフォンの普及に伴い、スマートデバイス向けなどのデジタルゲーム市場は依然として緩やかに成長を続ける一方、競争環境はより一層厳しさを増しております。そのため、より品質の高いコンテンツの供給が求められており、これまで以上に開発期間が長期化する傾向にあります。パッケージゲーム市場においては、依然として厳しい市場環境は続いているものの、新世代ハードの普及とともに、今後の市場の拡大に向けて期待が高まっております。アミューズメント施設・機器市場については縮小傾向が続いている中、ユーザー層の拡大へ向けた取り組みが求められております。
リゾート業界においては、訪日外国人数の増加を受け、ホテルの客室稼働率は引き続き上昇傾向にあり、遊園地・テーマパーク売上高は前年を上回る状況が続いております。また観光立国の実現に向けて、「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案(IR推進法案)」が国会に提出されました。
このような経営環境のもと、当第3四半期連結累計期間における売上高は2,450億2百万円(前年同期比8.5%減)、営業利益は121億1百万円(前年同期比11.7%増)、経常利益は126億45百万円(前年同期比17.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は64億98百万円(前年同期は純損失27億65百万円)となりました。
セグメント別の概況は以下のとおりであります。
なお、平成27年4月1日付のグループ内組織再編に伴い、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分方法を変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後のセグメント区分に基づいております。セグメント情報に関する詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
《遊技機事業》
パチスロ遊技機におきましては、当第3四半期において、大ヒットタイトル「鬼武者」シリーズの正統後継機となる『パチスロ 鬼武者3 時空天翔』や、セガの代表作「龍が如く」シリーズとのIPコラボレーションを実現した『パチスロ龍が如くOF THE END』等の販売を行った結果、121千台の販売となりました(前年同期は96千台の販売)。パチンコ遊技機におきましては、「ぱちんこCR北斗の拳6」シリーズの最新作となる『ぱちんこCR北斗の拳6 天翔百裂』や、『ぱちんこCRキャプテンハーロック』等の販売を行い、115千台の販売となりました(前年同期は224千台の販売)。また、前期以前に販売した遊技機の部材リユースを進める等、原価改善に取り組んでおります。
以上の結果、売上高は909億73百万円(前年同期比16.9%減)、営業利益は154億75百万円(前年同期比0.9%増)となりました。
《エンタテインメントコンテンツ事業》
エンタテインメントコンテンツ事業におきましては、デジタルゲーム分野において、サービス開始から3年を超えた『ファンタシースターオンライン2』をはじめ、『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』、『ぷよぷよ!!クエスト』等のスマートデバイス向け既存タイトルのアップデート等を実施し、堅調に推移いたしました。また、今期投入した『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』等についても、堅調に推移しております。しかしながら、アジア向け新作オンラインゲーム『Football Manager Online』の韓国展開や一部のスマートデバイス向けタイトルについて、当初想定していた評価を受けることが出来なかったことから、それらのゲームタイトルに関連する資産の価値を見直したことや、各種タイトルの大型アップデートに伴い、広告宣伝費等の費用が増加いたしました。なお、デジタルゲーム分野における国内配信タイトル数(無料プレイ型)は平成27年12月末時点で50本となりました。
パッケージゲーム分野におきましては、欧州を中心に10年に渡り熱狂的なファンを獲得し続けている「Football Manager」シリーズの最新作『Football Manager 2016』等を発売したものの、販売本数は前年同期を下回る612万本となりました。また、アミューズメント機器分野におきましては、『StarHorse3 Season Ⅲ CHASE THE WIND』におけるCVTキットの販売や新作音楽ゲーム『CHUNITHM』の販売が堅調に推移いたしました。
アミューズメント施設分野におきましては、既存のゲームセンター業態におけるプライズなどの運営強化により、国内既存店舗の売上高は前年同期比で101.7%と好調に推移いたしました。
映像・玩具分野におきましては、TVシリーズとしては30年ぶりの新作となる『ルパン三世』の番組販売や、TVシリーズ『弱虫ペダル』の物販、ライセンス収入等が好調に推移いたしました。また、玩具につきましては『アンパンマン』シリーズや『ディズニーキャラクターマジカルポッド』などを中心に販売いたしました。
以上の結果、売上高は1,435億90百万円(前年同期比3.5%減)となりましたが、主に研究開発費が減少したことなどにより、営業利益は24億32百万円(前年同期比17.5%増)となりました。
《リゾート事業》
リゾート事業におきましては、屋内型テーマパーク『東京ジョイポリス』で人気漫画『東京喰種トーキョーグール』とのコラボレーションを実施し、施設稼働は堅調に推移いたしました。大自然超体感ミュージアム『オービィ横浜』では、冬休みイベントとして『Live!オーロラ~アラスカ原野行~』企画展を実施したものの、施設稼働は低調に推移いたしました。
ホテルやゴルフ場、国際会議場等の機能を有する国内有数のリゾート『フェニックス・シーガイア・リゾート』においては、『第42回ダンロップフェニックストーナメント』をフェニックスカントリークラブで開催いたしました。また、ゴルフに続いて、フェニックス・シーガイア・リゾートとその周辺エリアがオリンピック正式種目・トライアスロンのナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設として文部科学省より指定を受けたことも話題となりました。
また、海外においては、韓国における代表的観光企業であるParadise Co., Ltd.と当社の合弁会社であるPARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.(当社持分法適用関連会社)が、韓国・仁川において、既存のカジノ施設の運営に取り組んでおります。
以上の結果、売上高は115億47百万円(前年同期比6.5%増)、営業損失は13億71百万円(前年同期は営業損失17億89百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産及び負債)
当第3四半期連結累計期間におきましては、現金及び預金や有価証券の減少等により、流動資産は355億20百万円減少いたしました。また、投資有価証券の取得等により、固定資産は173億57百万円増加いたしました。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ181億62百万円減少し、5,104億96百万円となりました。
(純資産)
当第3四半期連結累計期間におきましては、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上した一方で、配当金の支払や自己株式の買付等により株主資本が減少したほか、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定等が減少したことにより、当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ137億75百万円減少し、3,086億77百万円となりました。
(財務比率)
当第3四半期連結会計期間末における流動比率は、流動資産の減少により、前連結会計年度末に比べ69.8ポイント低下の273.9%となりましたが、引き続き高水準を維持しております。
また、当第3四半期連結会計期間末における自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.5ポイント低下し、59.5%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ329億5百万円減少し、1,579億32百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純利益112億30百万円及び減価償却費157億95百万円を計上し、法人税等の還付が55億69百万円あった一方で、売上債権が45億74百万円増加したこと、たな卸資産が75億71百万円増加したこと、法人税等の支払が78億34百万円あったこと等により、当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは113億80百万円の収入(前年同期は168億8百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資有価証券(有価証券を含む)の取得により151億30百万円、有形固定資産の取得により119億90百万円、関係会社株式の取得により109億19百万円をそれぞれ支出したこと等により、当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは364億12百万円の支出(前年同期は282億19百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
社債の発行により99億58百万円の収入があった一方で、長期借入金の返済により73億72百万円、配当金の支払によ
り93億89百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得により9億96百万円をそれぞれ支出したこと等により、当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは78億91百万円の支出(前年同期は109億96百万円の収入)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は311億14百万円であります。

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