有価証券報告書-第62期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 15:23
【資料】
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【項目】
136項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 事業の状況に関しましては以下のとおりであります。
当連結会計年度の売上高は前期比8.1%増加の3,250億84百万円となり、セグメント別では医療関連事業2,377億77百万円、医薬関連事業が573億72百万円、硝子関連事業が298億30百万円となりました。
次に利益面におきましては、営業利益は売上高の増加により前期比34.8%の増加、経常利益は為替差益等の営業外収益の増加により前期比65.0%の増加、当期純利益は法人税等の減少もあり、前期比335.8%の増加となりました。
(2) 経理の状況に関しましては以下のとおりであります。
① 資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の資産合計は6,953億6百万円で、前連結会計年度末に比べ756億52百万円の増加となりました。このうち流動資産は542億26百万円増加の3,503億46百万円、固定資産は214億25百万円増加の3,449億60百万円となりました。流動資産の増加の主な要因は、現金及び預金が279億14百万円、受取手形及び売掛金が112億97百万円増加したことによるものであり、固定資産の増加の主な要因は、建物及び構築物(純額)が118億96百万円増加したことによるものであります。
当連結会計年度末の負債合計は5,164億96百万円で、前連結会計年度末に比べ328億2百万円の増加となりました。このうち流動負債は276億86百万円増加の2,784億1百万円、固定負債は51億16百万円増加の2,380億95百万円となりました。流動負債の増加の主な要因は、1年内償還予定の社債が235億25百万円増加したことによるものであり、固定負債の増加の主な要因は、長期借入金が286億16百万円増加したことによるものであります。
当連結会計年度末の純資産合計は1,788億10百万円で、前連結会計年度末に比べ428億49百万円の増加となりました。このうち株主資本は225億77百万円増加の1,422億31百万円、その他の包括利益累計額は196億55百万円増加の254億27百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
連結キャッシュ・フロー計算書におきましては、営業活動によるキャッシュ・フローが279億81百万円の収入超過、投資活動によるキャッシュ・フローが297億13百万円の支出超過、財務活動によるキャッシュ・フローが265億98百万円の収入超過となり、現金及び現金同等物の期末残高は981億99百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローが収入超過となった主な要因は、税金等調整前当期純利益や減価償却費によるものであり、投資活動によるキャッシュ・フローが支出超過となった主な要因は、固定資産の取得があったことによるものです。また、財務活動によるキャッシュ・フローが収入超過となった主な要因は、長期借入によるものです。