有価証券報告書-第43期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/29 11:24
【資料】
PDFをみる
【項目】
116項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状態
当連結会計年度末の資産につきましては、主に現金及び預金が1,290百万円、棚卸資産が1,112百万円、繰延税金資産が1,811百万円、その他流動資産351百万円、有形・無形固定資産1,627百万円、前連結会計年度末に比べ減少しました。これらの結果、総資産は前連結会計年度末に比べ6,364百万円減少となりました。
負債につきましては、主に買掛金209百万円、未払売上割戻金635百万円、未払法人税等476百万円、未払費用570百万円、その他流動負債640百万円、長期借入金722百万円、長期リース債務273百万円、退職給付に係る負債214百万円、繰延税金負債234百万円がそれぞれ減少したこと等により総負債は前連結会計年度末に比べ4,150百万円減少となりました。
純資産につきましては、退職給付に係る調整累計額の253百万円増加、新株予約権78百万円増加がある一方、当期純損失により2,182百万円減少、為替換算調整勘定363百万円減少したこと等により前連結会計年度末に比べ2,215百万円減少となりました。
キャッシュ・フローにつきましては、当連結会計年度末における現金及び現金同等物残高は、19,034百万円で、期首残高に比較して1,291百万円(前年同期比6.4%減)の減少となりました。
これは営業活動によるキャッシュ・フローが△13百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが△44百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが△1,107百万円だったことによるものです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益136百万円、減価償却費1,176百万円、のれん償却額594百万円、たな卸資産の減少1,055百万円、法人税等の還付154百万円等による増加に対し、法人税等の支払915百万円、未払売上割戻金の減少602百万円、未払費用の減少542百万円、仕入債務の減少196百万円等があり、△13百万円となりました。
また、投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得93百万円、無形固定資産の取得107百万円等がある一方、従業員に対する貸付金の回収137百万円等により△44百万円となり、財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済673百万円、リース債務の返済397百万円等より△1,107百万円の支出となりました。
(2)経営成績
経営成績及びその分析につきましては、第2「事業の状況」1.「業績等の概要」、3.「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」、4.「事業等のリスク」に記載のとおりであります。