有価証券報告書-第65期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
当社において開示対象となる報告セグメントは、フードサービス事業の単一事業であるため、主に業態区分別に記載しております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当期におけるわが国経済は、海外経済が緩やかな成長を続ける中で、輸出や生産の一部に弱さが見られるものの、政府・日銀による経済・金融政策を背景に、個人消費の持ち直しの動きや設備投資の増加により、緩やかに拡大する状況で推移いたしました。
当外食業界においては、雇用・所得環境の改善等に伴い消費者マインドに持ち直しの動きが見られるものの、労働力不足による人件費の更なる上昇など、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境のもと、当社におきましては、永続的・安定的に成長できる基盤づくりのため、QSC(クオリティー、サービス、クリンリネス)の見直しに取組んでまいりました。
クオリティー施策では、提供商品の品質を向上すべく、「仕入からお客様の口元」までの食材の流れを一貫して見直し、「熱いものは熱く、冷たいものは冷たく、お客様が期待される時間に鮮度の良いおいしい料理が提供できる」ように提供品質の改善を進めてまいりました。
サービス施策では、何度も店舗に足を運んでいただけるよう「お迎えからお見送り」までの一連の接客を確認し、特にお客様の印象に残りやすい入店直後のお迎え時の接客レベルの向上に努めてまいりました。
クリンリネス施策では、本部からの臨店頻度を向上させてお客様目線で店舗クリンリネス状態の基準確認を実施いたしました。また老朽化した設備に関しては修繕の早期対応を行い、お客様に快適に過ごしていただけるよう店舗環境作りを進めてまいりました。
QSCの見直し以外に、コスト削減では、食材原価や販売費および一般管理費の見直しによる適正化を行い、更なるコスト低減に取組みました。
また、今後の事業の主要な柱となる「釜揚げ讃岐うどん香の川製麺」では、消費増税に向けて売価の変更を行なうとともに、新たにうどん「1玉2玉3玉」を同じお値段で提供するサービスを2019年3月より開始し、現在、順調に推移しております。
なお、食の安全・衛生管理につきましては、引き続き「フレンドリー品質基準」の構築と衛生管理・検査体制を確立し、厳格に運用しております。
店舗展開につきましては、「なじみ野 天神橋5丁目店」(2018年11月30日)、「なじみ野 天神橋4丁目店」(2019年3月18日)を新規オープンいたしましたので、当期末の店舗数は、前期末比2店舗増加し、77店舗(うち、1店舗は業態転換のため改装中)となりました。
業態別には、「ファミリーレストラン フレンドリー」9店舗(うち、1店舗は業態転換のため改装中)、「カフェレストラン ゴッツ」4店舗、「フレッシュフレンドリー」1店舗、「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」18店舗、「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」16店舗、「地鶏と旬魚・旬菜 つくしんぼう」9店舗、「新・酒場 なじみ野」6店舗、「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」14店舗となっております。
業績につきましては、地震及び台風等の影響に加え、既存店の来店客数が計画未達であったことにより、売上高が減少いたしました。一方、経費面では、労働力不足の影響による人件費の上昇や店舗運営に関わる人材確保の観点から賞与の支給を再開したことなどにより、営業黒字化は果たせませんでした。 また、資産内容健全化の観点から「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、222百万円の減損損失を計上いたしました。
以上の結果、当期の売上高は6,875百万円(前期比374百万円減、5.2%減)、営業損失は209百万円(前期は営業損失109百万円)、経常損失は203百万円(前期は経常損失96百万円)、当期純損失は454百万円(前期は当期純利益37百万円)となりました。
次に部門別の概況をご報告いたします。
「ファミリーレストラン フレンドリー」
「おいしい・たのしい・ここちいい」をコンセプトとする地域に根ざしたカジュアルな洋食のレストランで す。定番のハンバーグメニューに加え、バイキング料理「サラダバー」や「ランチバイキング」を提供しております。当部門の店舗数は9店舗(うち、1店舗は業態転換のため改装中)で、部門売上は677百万円となりました。前期比では、前期中にゴッツへの業態転換4店舗と閉店1店舗をおこなった影響もあり、275百万円の減少(28.9%減)となりました。
「カフェレストラン ゴッツ」
よりお気軽に品質にこだわったお値打ち商品を、リーズナブルな価格で提供する郊外型ファミリーレストランです。日替りランチ599円、チーズハンバーグ599円などのお手頃な価格の商品を中心に提供しております。
当部門の店舗数は4店舗で、部門売上は314百万円となりました。前期比では、前期中にフレンドリーからの業態転換を4店舗おこなった影響もあり、146百万円の増加(87.4%増)となりました。
「フレッシュフレンドリー」
商品の美味しさと美しさを追求したカジュアルレストランです。清潔感ある雰囲気で心地よい時間を提供するとともに、大人のカップルやファミリーが過ごしやすい接客と商品を提供しております。当部門の店舗数は1店舗で、部門売上は76百万円となりました。前期比では、5百万円の減少(6.4%減)となりました。
「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」
源ぺいの姉妹店として「鮮度感・季節感のある魚介・野菜類を豊富に品揃えし、お手頃価格で提供する」お店です。握り寿司2貫80円からをはじめとし、 500円からのランチ海鮮メニューや天ぷらを中心に営業しております。当部門の店舗数は16店舗で、部門売上は1,505百万円となりました。前期比では、前期に順次源ぺい等からの業態転換を16店舗おこなった影響もあり、379百万円の増加(33.7%増)となりました。
「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」
旬の魚と寿司、炉端のお店です。市場(いちば)直送の天然魚や活け〆の魚を使った鮮度の高い刺身を提供しております。また、お寿司は新鮮な魚をデカネタにて提供することで、集客の柱としております。当部門の店舗数は前期末と変わらず18店舗で、部門売上は1,976百万円となりました。前期比では、前期に順次マルヤス水軍への業態転換を15店舗おこなった影響もあり、497百万円の減少(20.1%減)となりました。
「地鶏と旬魚・旬菜 つくしんぼう」
「日本の原風景“里山”」をテーマにした都市型居酒屋です。古民家造りの旅館をイメージし、日本の四季や自然の中での懐かしい記憶を呼び起こすことのできるノスタルジックな空間と素材にこだわった季節ごとのメニューを提供しております。当部門の店舗数は9店舗で、部門売上は858百万円(前期比63百万円減、6.9%減)となりました。
「新・酒場 なじみ野」
元気で楽しい酒場、仕事帰りに気軽に立ち寄れる酒場、“安くて旨い毎日でも通いたくなる居心地の良い新時代の酒場”をコンセプトとした低価格居酒屋です。定番の刺身・天ぷらは人気のメニューになっています。当部門の店舗数は、前期末比2店舗増加し6店舗で、部門売上は448百万円となりました。前期比では、今期中の開店2店舗の影響もあり、104百万円の増加(30.4%増)となりました。
「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」
国産小麦を使った自家製麺をセルフスタイルで楽しめる、うどん専門店です。お子様からお年寄りまで、男女を問わず幅広い人気のうどんを“打ちたて・ゆでたて”の状態にこだわり、各種天ぷら・おにぎりと組み合わせて提供しております。また、新たにうどん「1玉2玉3玉」を同じお値段で提供するサービスを2019年3月より開始いたしました。当部門の店舗数は14店舗で、部門売上は1,018百万円となりました。前期比では、36百万円の減少(3.5%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当期末における現金及び現金同等物の残高は、前期末比1,187百万円増加して1,783百万円となりました。その要因は、営業活動により202百万円減少、投資活動により109百万円減少、財務活動により1,500百万円増加したことによるものであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比280百万円減少して△202百万円となりました。主な増加要因は、減損損失222百万円、減価償却費129百万円に対し、主な減少要因は、税引前当期純損失415百万円、未払消費税等の減少70百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前期比779百万円減少して△109百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出△103百万円、差入保証金の差入による支出△15百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前期比2,251百万円増加して1,500百万円となりました。主な要因は、長期借入れによる収入1,500百万円等であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社において開示対象となる報告セグメントは、フードサービス事業の単一事業であるため、主に業態区分別に記載しております。
(a) 生産実績
記載すべき事項はありません。
(b) 仕入実績
当事業年度における仕入実績を品目別に示すと次のとおりであります。
(注) 1 金額は、仕入価格によっております。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(c) 受注実績
当社はレストラン業であり、受注高及び受注残高について記載すべき事項はありません。
(d) 販売実績
当事業年度における販売実績を業態区分別、品目別、地域別に示すと、次のとおりであります。
イ 業態区分別品目別販売実績
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 前事業年度期間中に、「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」から「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」に15
店舗、「ファミリーレストラン フレンドリー」から「カフェレストラン ゴッツ」に4店舗、業態転換し
ております。
3 「新・酒場 なじみ野」は、前事業年度に比べ、4店舗から6店舗に増加しております。
ロ 業態区分別地域別販売実績
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 前事業年度期間中に、「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」から「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」に15店
舗、「ファミリーレストラン フレンドリー」から「カフェレストラン ゴッツ」に4店舗,業態転換してお
ります。
3 「新・酒場 なじみ野」は、前事業年度に比べ、4店舗から6店舗に増加しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
当社において開示対象となる報告セグメントは、フードサービス事業の単一事業であるため、主に業態区分別に記載しております。
① 財政状態について
資産は、前期末比996百万円増加して4,981百万円となりました。主な要因は、親会社からの借入による現金及び預金の増加1,187百万円、減価償却及び減損損失による有形固定資産の減少177百万円等によるものです。
負債は、前期末比472百万円増加して3,387百万円となりました。主な要因は、親会社からの借入による借入金の増加1,500百万円、新株予約権の行使による社債の減少1,000百万円等によるものです。
純資産は、前期末比524百万円増加して1,594百万円となりました。主な要因は、無担保転換社債型新株予約権付社債及び新株予約権の行使による資本準備金の増加500百万円、利益剰余金の減少454百万円等であります。
その結果、当期末の自己資本比率は、前期末比5.2ポイント上昇して32.0%となりました。
② 経営成績の分析と流動性および資金の源泉について
経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」・「第5 経理の状況」に、経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」・「2 事業等のリスク」に、また、流動性および資金の源泉につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に詳しく記載しております。
③ 財務政策について
当社は、売上金のうちその殆んどが現金回収であるため手許流動性は厚く、基本的に運転資金の調達は不要であります。設備投資資金につきましては、内部資金及び借入金により調達しております。
④ 今後の方針について
①低価格競争、店舗数拡大競争とは一線を画し、「おいしい・たのしい・ここちいい」の三要素トータルの付加価値の提供を競争力の源泉とします。
②経営スタイルを店舗ごとの採算を重視するスタイルへ転換します。
③顧客満足度の向上と社員の自主性を尊重する企業風土を確立します。
「お客様満足度」の向上を徹底して追求していくことによりお客様の支持の回復を図るとともに、既存店の集客力の回復により収益改善を図ります。
⑤ 継続企業の前提に関する重要事象等についての対応策
当社は、2011年2月より取引金融機関に対して借入金の返済猶予を要請している状況にあることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当該状況を解消すべく、当社は、①既存店舗の集客力の改善、②業態転換による業態の絞り込みと集中、③コストの適正化、④戦略的な店舗撤退と出店の4つの施策を柱とし、業績改善を図っております。更に、2018年11月に「なじみ野 天神橋5丁目店」、2019年3月に「なじみ野 天神橋4丁目店」をオープンいたしました
また、2018年5月12日に公表いたしました「株式会社ジョイフルによる当社普通株式に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ」の通り、当社及び株式会社ジョイフルの外食事業に関する経験及びノウハウを結集・融合することで、競争力のある企業グループを形成する計画を実行中であります。
資金面においても、「第2 事業の状況 4 経営上の重要な契約等」に記載の通り、2019年2月に設備投資を目的とした借入を行い、さらなる業績の改善を図ります。
当社としては、これら施策の実行により、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
当社において開示対象となる報告セグメントは、フードサービス事業の単一事業であるため、主に業態区分別に記載しております。
① 財政状態及び経営成績の状況
当期におけるわが国経済は、海外経済が緩やかな成長を続ける中で、輸出や生産の一部に弱さが見られるものの、政府・日銀による経済・金融政策を背景に、個人消費の持ち直しの動きや設備投資の増加により、緩やかに拡大する状況で推移いたしました。
当外食業界においては、雇用・所得環境の改善等に伴い消費者マインドに持ち直しの動きが見られるものの、労働力不足による人件費の更なる上昇など、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような環境のもと、当社におきましては、永続的・安定的に成長できる基盤づくりのため、QSC(クオリティー、サービス、クリンリネス)の見直しに取組んでまいりました。
クオリティー施策では、提供商品の品質を向上すべく、「仕入からお客様の口元」までの食材の流れを一貫して見直し、「熱いものは熱く、冷たいものは冷たく、お客様が期待される時間に鮮度の良いおいしい料理が提供できる」ように提供品質の改善を進めてまいりました。
サービス施策では、何度も店舗に足を運んでいただけるよう「お迎えからお見送り」までの一連の接客を確認し、特にお客様の印象に残りやすい入店直後のお迎え時の接客レベルの向上に努めてまいりました。
クリンリネス施策では、本部からの臨店頻度を向上させてお客様目線で店舗クリンリネス状態の基準確認を実施いたしました。また老朽化した設備に関しては修繕の早期対応を行い、お客様に快適に過ごしていただけるよう店舗環境作りを進めてまいりました。
QSCの見直し以外に、コスト削減では、食材原価や販売費および一般管理費の見直しによる適正化を行い、更なるコスト低減に取組みました。
また、今後の事業の主要な柱となる「釜揚げ讃岐うどん香の川製麺」では、消費増税に向けて売価の変更を行なうとともに、新たにうどん「1玉2玉3玉」を同じお値段で提供するサービスを2019年3月より開始し、現在、順調に推移しております。
なお、食の安全・衛生管理につきましては、引き続き「フレンドリー品質基準」の構築と衛生管理・検査体制を確立し、厳格に運用しております。
店舗展開につきましては、「なじみ野 天神橋5丁目店」(2018年11月30日)、「なじみ野 天神橋4丁目店」(2019年3月18日)を新規オープンいたしましたので、当期末の店舗数は、前期末比2店舗増加し、77店舗(うち、1店舗は業態転換のため改装中)となりました。
業態別には、「ファミリーレストラン フレンドリー」9店舗(うち、1店舗は業態転換のため改装中)、「カフェレストラン ゴッツ」4店舗、「フレッシュフレンドリー」1店舗、「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」18店舗、「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」16店舗、「地鶏と旬魚・旬菜 つくしんぼう」9店舗、「新・酒場 なじみ野」6店舗、「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」14店舗となっております。
業績につきましては、地震及び台風等の影響に加え、既存店の来店客数が計画未達であったことにより、売上高が減少いたしました。一方、経費面では、労働力不足の影響による人件費の上昇や店舗運営に関わる人材確保の観点から賞与の支給を再開したことなどにより、営業黒字化は果たせませんでした。 また、資産内容健全化の観点から「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、222百万円の減損損失を計上いたしました。
以上の結果、当期の売上高は6,875百万円(前期比374百万円減、5.2%減)、営業損失は209百万円(前期は営業損失109百万円)、経常損失は203百万円(前期は経常損失96百万円)、当期純損失は454百万円(前期は当期純利益37百万円)となりました。
次に部門別の概況をご報告いたします。
「ファミリーレストラン フレンドリー」
「おいしい・たのしい・ここちいい」をコンセプトとする地域に根ざしたカジュアルな洋食のレストランで す。定番のハンバーグメニューに加え、バイキング料理「サラダバー」や「ランチバイキング」を提供しております。当部門の店舗数は9店舗(うち、1店舗は業態転換のため改装中)で、部門売上は677百万円となりました。前期比では、前期中にゴッツへの業態転換4店舗と閉店1店舗をおこなった影響もあり、275百万円の減少(28.9%減)となりました。
「カフェレストラン ゴッツ」
よりお気軽に品質にこだわったお値打ち商品を、リーズナブルな価格で提供する郊外型ファミリーレストランです。日替りランチ599円、チーズハンバーグ599円などのお手頃な価格の商品を中心に提供しております。
当部門の店舗数は4店舗で、部門売上は314百万円となりました。前期比では、前期中にフレンドリーからの業態転換を4店舗おこなった影響もあり、146百万円の増加(87.4%増)となりました。
「フレッシュフレンドリー」
商品の美味しさと美しさを追求したカジュアルレストランです。清潔感ある雰囲気で心地よい時間を提供するとともに、大人のカップルやファミリーが過ごしやすい接客と商品を提供しております。当部門の店舗数は1店舗で、部門売上は76百万円となりました。前期比では、5百万円の減少(6.4%減)となりました。
「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」
源ぺいの姉妹店として「鮮度感・季節感のある魚介・野菜類を豊富に品揃えし、お手頃価格で提供する」お店です。握り寿司2貫80円からをはじめとし、 500円からのランチ海鮮メニューや天ぷらを中心に営業しております。当部門の店舗数は16店舗で、部門売上は1,505百万円となりました。前期比では、前期に順次源ぺい等からの業態転換を16店舗おこなった影響もあり、379百万円の増加(33.7%増)となりました。
「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」
旬の魚と寿司、炉端のお店です。市場(いちば)直送の天然魚や活け〆の魚を使った鮮度の高い刺身を提供しております。また、お寿司は新鮮な魚をデカネタにて提供することで、集客の柱としております。当部門の店舗数は前期末と変わらず18店舗で、部門売上は1,976百万円となりました。前期比では、前期に順次マルヤス水軍への業態転換を15店舗おこなった影響もあり、497百万円の減少(20.1%減)となりました。
「地鶏と旬魚・旬菜 つくしんぼう」
「日本の原風景“里山”」をテーマにした都市型居酒屋です。古民家造りの旅館をイメージし、日本の四季や自然の中での懐かしい記憶を呼び起こすことのできるノスタルジックな空間と素材にこだわった季節ごとのメニューを提供しております。当部門の店舗数は9店舗で、部門売上は858百万円(前期比63百万円減、6.9%減)となりました。
「新・酒場 なじみ野」
元気で楽しい酒場、仕事帰りに気軽に立ち寄れる酒場、“安くて旨い毎日でも通いたくなる居心地の良い新時代の酒場”をコンセプトとした低価格居酒屋です。定番の刺身・天ぷらは人気のメニューになっています。当部門の店舗数は、前期末比2店舗増加し6店舗で、部門売上は448百万円となりました。前期比では、今期中の開店2店舗の影響もあり、104百万円の増加(30.4%増)となりました。
「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」
国産小麦を使った自家製麺をセルフスタイルで楽しめる、うどん専門店です。お子様からお年寄りまで、男女を問わず幅広い人気のうどんを“打ちたて・ゆでたて”の状態にこだわり、各種天ぷら・おにぎりと組み合わせて提供しております。また、新たにうどん「1玉2玉3玉」を同じお値段で提供するサービスを2019年3月より開始いたしました。当部門の店舗数は14店舗で、部門売上は1,018百万円となりました。前期比では、36百万円の減少(3.5%減)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当期末における現金及び現金同等物の残高は、前期末比1,187百万円増加して1,783百万円となりました。その要因は、営業活動により202百万円減少、投資活動により109百万円減少、財務活動により1,500百万円増加したことによるものであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比280百万円減少して△202百万円となりました。主な増加要因は、減損損失222百万円、減価償却費129百万円に対し、主な減少要因は、税引前当期純損失415百万円、未払消費税等の減少70百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前期比779百万円減少して△109百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出△103百万円、差入保証金の差入による支出△15百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前期比2,251百万円増加して1,500百万円となりました。主な要因は、長期借入れによる収入1,500百万円等であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社において開示対象となる報告セグメントは、フードサービス事業の単一事業であるため、主に業態区分別に記載しております。
(a) 生産実績
記載すべき事項はありません。
(b) 仕入実績
当事業年度における仕入実績を品目別に示すと次のとおりであります。
| 品目 | 仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
| 魚介類 | 554,260 | 91.4 |
| ドリンク類 | 449,482 | 96.0 |
| 肉類 | 303,174 | 88.4 |
| 野菜・果物類 | 264,384 | 102.4 |
| グロッサリー類 | 236,266 | 97.9 |
| パン・米類 | 158,642 | 95.7 |
| ソース類 | 100,258 | 94.4 |
| その他 | 1,592 | 101.9 |
| 合計 | 2,068,061 | 94.4 |
(注) 1 金額は、仕入価格によっております。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(c) 受注実績
当社はレストラン業であり、受注高及び受注残高について記載すべき事項はありません。
(d) 販売実績
当事業年度における販売実績を業態区分別、品目別、地域別に示すと、次のとおりであります。
イ 業態区分別品目別販売実績
| 業態区分・品目 | 販売高(千円) | 構成比(%) | 前年同期比(%) | |
| 産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい | 一品料理類 | 1,553,666 | 22.6 | 79.1 |
| アルコールドリンク類 | 323,013 | 4.7 | 81.1 | |
| ソフトドリンク類 | 70,333 | 1.0 | 94.8 | |
| その他 | 29,097 | 0.4 | 78.4 | |
| 計 | 1,976,111 | 28.7 | 79.9 | |
| 海鮮うまいもんや マルヤス水軍 | 一品料理類 | 1,224,889 | 17.8 | 132.6 |
| アルコールドリンク類 | 227,645 | 3.3 | 139.4 | |
| ソフトドリンク類 | 30,998 | 0.5 | 137.6 | |
| その他 | 21,780 | 0.3 | 128.9 | |
| 計 | 1,505,313 | 21.9 | 133.7 | |
| 釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺 | 1,018,446 | 14.8 | 96.5 | |
| 地鶏と旬魚・旬菜 つくしんぼう | 一品料理類 | 379,382 | 5.5 | 91.6 |
| アルコールドリンク類 | 341,223 | 5.0 | 93.7 | |
| ソフトドリンク類 | 19,849 | 0.3 | 96.4 | |
| その他 | 118,277 | 1.7 | 95.6 | |
| 計 | 858,733 | 12.5 | 93.1 | |
| ファミリーレストラン フレンドリー | アラカルト類 | 325,801 | 4.7 | 85.3 |
| スナック類 | 79,025 | 1.2 | 60.7 | |
| 定食類 | 52,348 | 0.8 | 42.5 | |
| ソフトドリンク類 | 99,069 | 1.4 | 66.1 | |
| その他 | 121,083 | 1.8 | 72.4 | |
| 計 | 677,328 | 9.9 | 71.1 | |
| 新・酒場 なじみ野 | 448,679 | 6.5 | 130.4 | |
| カフェレストラン ゴッツ | 314,671 | 4.6 | 187.4 | |
| フレッシュフレンドリー | 76,564 | 1.1 | 93.6 | |
| 合計 | 6,875,848 | 100.0 | 94.8 | |
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 前事業年度期間中に、「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」から「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」に15
店舗、「ファミリーレストラン フレンドリー」から「カフェレストラン ゴッツ」に4店舗、業態転換し
ております。
3 「新・酒場 なじみ野」は、前事業年度に比べ、4店舗から6店舗に増加しております。
ロ 業態区分別地域別販売実績
| 業態区分・都道府県 | 販売高(千円) | 構成比(%) | 前年同期比(%) | |
| 産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい | 大阪府 | 902,525 | 13.1 | 70.3 |
| 京都府 | 225,738 | 3.3 | 92.7 | |
| 兵庫県 | 448,574 | 6.5 | 94.6 | |
| 奈良県 | 201,967 | 2.9 | 75.0 | |
| 和歌山県 | 197,306 | 2.9 | 97.0 | |
| 計 | 1,976,111 | 28.7 | 79.9 | |
| 海鮮うまいもんや マルヤス水軍 | 大阪府 | 1,423,824 | 20.7 | 130.5 |
| 奈良県 | 81,489 | 1.2 | 232.6 | |
| 計 | 1,505,313 | 21.9 | 133.7 | |
| 釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺 | 大阪府 | 573,088 | 8.3 | 95.6 |
| 京都府 | 74,409 | 1.1 | 100.6 | |
| 兵庫県 | 69,461 | 1.0 | 100.2 | |
| 奈良県 | 167,272 | 2.4 | 98.3 | |
| 和歌山県 | 134,213 | 2.0 | 94.2 | |
| 計 | 1,018,446 | 14.8 | 96.5 | |
| 地鶏と旬魚・旬菜 つくしんぼう | 大阪府 | 543,406 | 7.9 | 92.0 |
| 京都府 | 98,996 | 1.4 | 97.1 | |
| 兵庫県 | 216,331 | 3.2 | 94.1 | |
| 計 | 858,733 | 12.5 | 93.1 | |
| ファミリーレストラン フレンドリー | 大阪府 | 477,266 | 6.9 | 64.2 |
| 京都府 | 131,042 | 1.9 | 96.2 | |
| 和歌山県 | 69,019 | 1.0 | 94.3 | |
| 計 | 677,328 | 9.9 | 71.1 | |
| 新・酒場 なじみ野 | 大阪府 | 448,679 | 6.5 | 130.4 |
| カフェレストラン ゴッツ | 大阪府 | 314,671 | 4.6 | 187.4 |
| フレッシュフレンドリー | 大阪府 | 76,564 | 1.1 | 93.6 |
| 合計 | 6,875,848 | 100.0 | 94.8 | |
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 前事業年度期間中に、「産直鮮魚と寿司・炉端 源ぺい」から「海鮮うまいもんや マルヤス水軍」に15店
舗、「ファミリーレストラン フレンドリー」から「カフェレストラン ゴッツ」に4店舗,業態転換してお
ります。
3 「新・酒場 なじみ野」は、前事業年度に比べ、4店舗から6店舗に増加しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
当社において開示対象となる報告セグメントは、フードサービス事業の単一事業であるため、主に業態区分別に記載しております。
① 財政状態について
| 前事業年度 | 当事業年度 | 増減 | ||
| 資産 | (百万円) | 3,984 | 4,981 | 996 |
| 負債 | (百万円) | 2,915 | 3,387 | 472 |
| 純資産 | (百万円) | 1,069 | 1,594 | 524 |
| 自己資本比率 | (%) | 26.8 | 32.0 | 5.2 |
| 1株当たり純資産額 | (円) | 473.64 | 406.43 | △67.21 |
資産は、前期末比996百万円増加して4,981百万円となりました。主な要因は、親会社からの借入による現金及び預金の増加1,187百万円、減価償却及び減損損失による有形固定資産の減少177百万円等によるものです。
負債は、前期末比472百万円増加して3,387百万円となりました。主な要因は、親会社からの借入による借入金の増加1,500百万円、新株予約権の行使による社債の減少1,000百万円等によるものです。
純資産は、前期末比524百万円増加して1,594百万円となりました。主な要因は、無担保転換社債型新株予約権付社債及び新株予約権の行使による資本準備金の増加500百万円、利益剰余金の減少454百万円等であります。
その結果、当期末の自己資本比率は、前期末比5.2ポイント上昇して32.0%となりました。
② 経営成績の分析と流動性および資金の源泉について
経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」・「第5 経理の状況」に、経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」・「2 事業等のリスク」に、また、流動性および資金の源泉につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に詳しく記載しております。
③ 財務政策について
当社は、売上金のうちその殆んどが現金回収であるため手許流動性は厚く、基本的に運転資金の調達は不要であります。設備投資資金につきましては、内部資金及び借入金により調達しております。
④ 今後の方針について
①低価格競争、店舗数拡大競争とは一線を画し、「おいしい・たのしい・ここちいい」の三要素トータルの付加価値の提供を競争力の源泉とします。
②経営スタイルを店舗ごとの採算を重視するスタイルへ転換します。
③顧客満足度の向上と社員の自主性を尊重する企業風土を確立します。
「お客様満足度」の向上を徹底して追求していくことによりお客様の支持の回復を図るとともに、既存店の集客力の回復により収益改善を図ります。
⑤ 継続企業の前提に関する重要事象等についての対応策
当社は、2011年2月より取引金融機関に対して借入金の返済猶予を要請している状況にあることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当該状況を解消すべく、当社は、①既存店舗の集客力の改善、②業態転換による業態の絞り込みと集中、③コストの適正化、④戦略的な店舗撤退と出店の4つの施策を柱とし、業績改善を図っております。更に、2018年11月に「なじみ野 天神橋5丁目店」、2019年3月に「なじみ野 天神橋4丁目店」をオープンいたしました
また、2018年5月12日に公表いたしました「株式会社ジョイフルによる当社普通株式に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ」の通り、当社及び株式会社ジョイフルの外食事業に関する経験及びノウハウを結集・融合することで、競争力のある企業グループを形成する計画を実行中であります。
資金面においても、「第2 事業の状況 4 経営上の重要な契約等」に記載の通り、2019年2月に設備投資を目的とした借入を行い、さらなる業績の改善を図ります。
当社としては、これら施策の実行により、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。