有価証券報告書-第138期(2025/04/01-2026/03/31)
当連結会計年度における当行グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況は次のとおりです。
また、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループが判断したものです。
(1) 経営成績等の状況の概要
○財政状態及び経営成績の状況
[財政状態]
貸出金については、企業向け貸出、住宅ローンが増加したことなどから当年度中136,139百万円増加して、当連結会計年度末残高は4,601,265百万円となりました。
有価証券については、ポートフォリオの再構築に取り組むなかで残高を一時的に減少させたことなどから当年度中176,312百万円減少して、当連結会計年度末残高は1,372,777百万円となりました。
預金については、個人預金、法人預金ともに増加したことなどから当年度中43,151百万円増加して、当連結会計年度末残高は5,911,929百万円となりました。譲渡性預金は当年度中1,241百万円増加して、当連結会計年度末残高は33,348百万円となりました。
なお、純資産額は当年度中22,324百万円増加して、当連結会計年度末残高は300,119百万円となり、総資産額は当年度中175,990百万円減少して、当連結会計年度末残高は6,677,236百万円となりました。
[経営成績]
連結経営成績につきましては、経常収益は、貸出金利息や役務取引等収益が増加したことなどから、前年度と比べ12,579百万円増加して115,665百万円となりました。
一方、経常費用につきましては、預金利息や営業経費が増加したことなどから、前年度と比べ7,434百万円増加して90,845百万円となりました。
以上の結果、経常利益は前年度と比べ5,145百万円増加して24,820百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度と比べ3,551百万円増加して17,062百万円となりました。
また、当連結会計年度末の国内基準による連結自己資本比率は12.82%(前連結会計年度末は11.31%)となりました。
セグメントの財政状態及び経営成績は、次のとおりです。
<銀行業務>セグメント資産(総資産)は前年度と比べ174,111百万円減少の6,658,595百万円となりました。また、セグメント負債(負債合計)につきましては、前年度と比べ195,855百万円減少の6,371,914百万円となりました。
収益面では、貸出金利息が増加したことなどから、経常収益は前年度と比べ11,798百万円増加して101,157百万円となりました。
一方、費用面では、預金利息や営業経費が増加したことなどから、経常費用は前年度と比べ7,155百万円増加して77,435百万円となりました。
この結果、セグメント利益(経常利益)は前年度と比べ4,642百万円増加して23,721百万円となりました。
また、当連結会計年度末の国内基準による単体自己資本比率は12.38%(前連結会計年度末は10.93%)となりました。
<リース業務>グループ力を活かした営業活動を展開することにより、有力なマーケットである奈良県内及び大阪府地域を中心に、取引基盤の拡大と収益増強に努めた結果、セグメント資産(総資産)は前年度と比べ1,069百万円増加の47,303百万円となりました。また、セグメント負債(負債合計)につきましては、前年度と比べ968百万円増加の42,336百万円となりました。
経常収益はリース売上が増加したことから前年度と比べ536百万円増加して12,187百万円となりました。一方、経常費用は、与信関連費用が増加したことなどから前年度と比べ316百万円増加して12,119百万円となりましたので、セグメント利益(経常利益)は前年度と比べ220百万円増加して67百万円となりました。
<その他>証券業務においては、銀行と協働推進し顧客層の拡大を図るとともに、マーケット環境に即した提案営業等に取り組みました。クレジットカード業務においては、法人向けカードの推進と新規加盟店の獲得に積極的に取り組み、奈良県を中心とするエリア内のキャッシュレス決済市場の拡大を図りました。コンサルティング業務においては、法人のお客さまの経営コンサルティングを、人材紹介業務においてはハイクラス人材のご紹介を積極的に提供しました。
以上の結果、経常収益は証券業務の売上高が増加したことなどから、前年度と比べ255百万円増加して6,005百万円となりました。一方、経常費用は信用保証業務の与信費用が減少したことなどから、前年度と比べ25百万円減少して4,238百万円となりました。
この結果、セグメント利益(経常利益)は前年度と比べ280百万円増加して1,766百万円となりました。
なお、セグメント資産(総資産)は前年度と比べ108百万円増加の29,534百万円となりました。また、セグメント負債(負債合計)につきましては、前年度と比べ324百万円減少の12,120百万円となりました。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
○経営目標の達成状況の分析
当行グループでは、2020年にスタートさせた経営計画「なんとミッションと10年後に目指すゴール」の前半5年間(フェーズⅠ)で、収益の安定化を軸に経営基盤の強化を進めてまいりました。2025年度からは、フェーズⅠでの収益の安定化を礎に当行グループの企業価値を向上させる3年間と位置付け、中期経営計画「人財の力で地域の活力を創造する」に取り組んだ結果、2025年度のROE(連結)、OHR(連結)は中期経営計画最終年度(2027年度)の目標を上回りました。
(注)見直し後の2027年度 目標については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営計画」に記載しています。また、「エンゲージメントスコア」および「女性管理職比率」については、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」に、記載しています。
○当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は、営業経費が増加しましたが、資金利益及び国債等債券損益が増加しました。
以上の結果、経常利益は前年度と比べ5,145百万円増加して24,820百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度と比べ3,551百万円増加して17,062百万円となりました。
(注)1. 連結粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+信託報酬+(役務取引等収益-役務取引等費用)
+(その他業務収益-その他業務費用)
2. 与信関連費用=貸倒償却引当費用-貸倒引当金戻入益-償却債権取立益
(部門別)
当行の業績については、「資金利益」「役務取引等利益」「市場部門収益」「経費」「与信関連費用」の5つの区分で分析・検討しています。
①資金利益(単体)
当事業年度の資金利益につきましては、預金利息は増加しましたが、貸出金利息が増加したことなどから前年度比5,439百万円増加して61,740百万円となりました。
②役務取引等利益(単体)
当事業年度の役務取引等利益につきましては、法人ソリューション収益の減少による役務取引等収益の減少、役務取引等費用の増加により前年度比606百万円減少して6,752百万円となりました。
③市場部門収益(単体)
当事業年度の市場部門収益につきましては、投資信託解約損益の減少によりキャピタル収益が減少したものの、債券利息や投資信託分配金の増加によりインカム収益が増加したことから、前年度比2,023百万円増加して18,672百万円となりました。なお、市場部門収益の定義を一部変更しております。
④経費(単体)
当事業年度の経費につきましては、ベースアップ実施等により人件費が増加したことや、新本店建設やIT投資の増額により減価償却費が増加したこと等により物件費が増加したことで、前年度比735百万円増加して42,429百万円となりました。
⑤与信関連費用(単体)
当事業年度の与信関連費用につきましては、大口のランクダウンはあったものの、お客さまの事業を深く知る活動を通じて本業支援や業績改善のサポートに取り組み、与信管理の徹底により不良債権の新規発生の抑制に努めました。この結果、与信関連費用は前年度比122百万円増加して2,880百万円となりました。
○当連結会計年度の財政状態の分析
当連結会計年度の主要勘定につきましては、以下のとおりです。
①貸出金
当連結会計年度末の貸出金残高につきましては、地域経済の活性化に向けてお客さまの様々なニーズにお応えしました結果、住宅ローン等を中心とした個人向け貸出金や企業向け貸出金が増加したことから、当年度中136,139百万円増加して4,601,265百万円となりました。
(業種別貸出状況(末残・構成比))
(注) 「国内」とは当行及び連結子会社です。
(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものです。
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3 要管理債権
要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
資産の査定の額(金融再生法開示債権(リスク管理債権)の額)(連結)
資産の査定の額(金融再生法開示債権(リスク管理債権)の額)(単体)
②有価証券
当連結会計年度末の有価証券残高につきましては、収益性の向上に向けポートフォリオの改善に取り組むなか、国債や地方債等の円貨債券が増加した一方、「その他証券」のうち収益性の低い運用委託を売却したことから、当年度中176,312百万円減少して1,372,777百万円となりました。
③預金及び譲渡性預金
当連結会計年度末の預金残高につきましては、安定的な資金調達に注力しました結果、個人預金および一般法人預金が増加したことから当年度中43,151百万円増加して5,911,929百万円となりました。
また、譲渡性預金残高につきましては、当年度中1,241百万円増加して33,348百万円となりました。
(預金の種類別残高(末残))
(注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2 定期性預金=定期預金+定期積金
(3)「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況
連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、当行1行です。
○ 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)
(注) 共同信託他社管理財産については、前連結会計年度(2025年3月31日)及び当連結会計年度(2026年3月31日)のいずれも取扱残高はありません。
○ 元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)
(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しています。
当行は国内基準を適用のうえ、2024年3月31日より信用リスク・アセットの額の算出においては基礎的内部格付手法を採用し、また、オペレーショナル・リスク相当額に係る額は標準的計測手法により算出しています。
連結自己資本比率(国内基準)
単体自己資本比率(国内基準)
(4)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
①キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は433,817百万円となり、前年度末と比べ242,813百万円減少しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動により使用した資金は436,211百万円となり、前年度と比べ使用した資金は268,310百万円増加しました。
これは、主として貸出金の増加や債券貸借取引受入担保金等が減少したことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動により獲得した資金は199,871百万円となり、前年度と比べ獲得した資金は311,493百万円増加しました。
これは、主として有価証券の売却による収入額が増加したことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動により使用した資金は6,473百万円となり、前年度と比べ使用した資金は1,027百万円増加しました。
これは、主として配当金支払額が増加したことなどによるものです。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当行グループの中核事業は銀行業であり、長期的かつ安定的な調達としてお客さまの預金による調達を重視しています。
なお、当面の設備投資及び株主還元等は自己資金で対応する予定です。
(資金運用及び資金調達の状況)
(5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当行グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いていますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しています。
○生産、受注及び販売の実績
「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので、記載していません。
また、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループが判断したものです。
(1) 経営成績等の状況の概要
○財政状態及び経営成績の状況
[財政状態]
貸出金については、企業向け貸出、住宅ローンが増加したことなどから当年度中136,139百万円増加して、当連結会計年度末残高は4,601,265百万円となりました。
有価証券については、ポートフォリオの再構築に取り組むなかで残高を一時的に減少させたことなどから当年度中176,312百万円減少して、当連結会計年度末残高は1,372,777百万円となりました。
預金については、個人預金、法人預金ともに増加したことなどから当年度中43,151百万円増加して、当連結会計年度末残高は5,911,929百万円となりました。譲渡性預金は当年度中1,241百万円増加して、当連結会計年度末残高は33,348百万円となりました。
なお、純資産額は当年度中22,324百万円増加して、当連結会計年度末残高は300,119百万円となり、総資産額は当年度中175,990百万円減少して、当連結会計年度末残高は6,677,236百万円となりました。
[経営成績]
連結経営成績につきましては、経常収益は、貸出金利息や役務取引等収益が増加したことなどから、前年度と比べ12,579百万円増加して115,665百万円となりました。
一方、経常費用につきましては、預金利息や営業経費が増加したことなどから、前年度と比べ7,434百万円増加して90,845百万円となりました。
以上の結果、経常利益は前年度と比べ5,145百万円増加して24,820百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度と比べ3,551百万円増加して17,062百万円となりました。
また、当連結会計年度末の国内基準による連結自己資本比率は12.82%(前連結会計年度末は11.31%)となりました。
セグメントの財政状態及び経営成績は、次のとおりです。
<銀行業務>セグメント資産(総資産)は前年度と比べ174,111百万円減少の6,658,595百万円となりました。また、セグメント負債(負債合計)につきましては、前年度と比べ195,855百万円減少の6,371,914百万円となりました。
収益面では、貸出金利息が増加したことなどから、経常収益は前年度と比べ11,798百万円増加して101,157百万円となりました。
一方、費用面では、預金利息や営業経費が増加したことなどから、経常費用は前年度と比べ7,155百万円増加して77,435百万円となりました。
この結果、セグメント利益(経常利益)は前年度と比べ4,642百万円増加して23,721百万円となりました。
また、当連結会計年度末の国内基準による単体自己資本比率は12.38%(前連結会計年度末は10.93%)となりました。
<リース業務>グループ力を活かした営業活動を展開することにより、有力なマーケットである奈良県内及び大阪府地域を中心に、取引基盤の拡大と収益増強に努めた結果、セグメント資産(総資産)は前年度と比べ1,069百万円増加の47,303百万円となりました。また、セグメント負債(負債合計)につきましては、前年度と比べ968百万円増加の42,336百万円となりました。
経常収益はリース売上が増加したことから前年度と比べ536百万円増加して12,187百万円となりました。一方、経常費用は、与信関連費用が増加したことなどから前年度と比べ316百万円増加して12,119百万円となりましたので、セグメント利益(経常利益)は前年度と比べ220百万円増加して67百万円となりました。
<その他>証券業務においては、銀行と協働推進し顧客層の拡大を図るとともに、マーケット環境に即した提案営業等に取り組みました。クレジットカード業務においては、法人向けカードの推進と新規加盟店の獲得に積極的に取り組み、奈良県を中心とするエリア内のキャッシュレス決済市場の拡大を図りました。コンサルティング業務においては、法人のお客さまの経営コンサルティングを、人材紹介業務においてはハイクラス人材のご紹介を積極的に提供しました。
以上の結果、経常収益は証券業務の売上高が増加したことなどから、前年度と比べ255百万円増加して6,005百万円となりました。一方、経常費用は信用保証業務の与信費用が減少したことなどから、前年度と比べ25百万円減少して4,238百万円となりました。
この結果、セグメント利益(経常利益)は前年度と比べ280百万円増加して1,766百万円となりました。
なお、セグメント資産(総資産)は前年度と比べ108百万円増加の29,534百万円となりました。また、セグメント負債(負債合計)につきましては、前年度と比べ324百万円減少の12,120百万円となりました。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
○経営目標の達成状況の分析
当行グループでは、2020年にスタートさせた経営計画「なんとミッションと10年後に目指すゴール」の前半5年間(フェーズⅠ)で、収益の安定化を軸に経営基盤の強化を進めてまいりました。2025年度からは、フェーズⅠでの収益の安定化を礎に当行グループの企業価値を向上させる3年間と位置付け、中期経営計画「人財の力で地域の活力を創造する」に取り組んだ結果、2025年度のROE(連結)、OHR(連結)は中期経営計画最終年度(2027年度)の目標を上回りました。
| 2027年度 目標 (見直し前) | 2025年度 実績 | 2024年度 実績 | |||
| ROE(連結) | 5.5%以上 | 5.90% | 4.68% | ||
| 自己資本比率(連結) | ターゲットレンジ 11~12% | 12.82% | 11.31% | ||
| 当期純利益(連結) | 180億円以上 | 170億円 | 135億円 | ||
| OHR(連結) | 65%未満 | 64.2% | 67.1% | ||
(注)見直し後の2027年度 目標については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営計画」に記載しています。また、「エンゲージメントスコア」および「女性管理職比率」については、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等 (1)人材戦略に関する基本方針等」に、記載しています。
○当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は、営業経費が増加しましたが、資金利益及び国債等債券損益が増加しました。
以上の結果、経常利益は前年度と比べ5,145百万円増加して24,820百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前年度と比べ3,551百万円増加して17,062百万円となりました。
| 前連結会計年度 (百万円) (A) | 当連結会計年度 (百万円) (B) | 増減(百万円) (B)-(A) | |
| 連結粗利益 | 63,580 | 68,802 | 5,222 |
| 資金利益 | 55,804 | 61,014 | 5,209 |
| 信託報酬 | 25 | 29 | 3 |
| 役務取引等利益 | 11,511 | 11,412 | △98 |
| その他業務利益 | △3,761 | △3,653 | 107 |
| うち国債等債券損益 | △2,105 | △1,286 | 818 |
| 営業経費 | 44,262 | 45,080 | 817 |
| 貸倒償却引当費用 | 3,748 | 3,669 | △78 |
| 貸倒引当金戻入益 | - | 12 | 12 |
| 償却債権取立益 | 282 | 508 | 225 |
| 株式等関係損益 | 3,969 | 3,947 | △22 |
| その他 | △147 | 299 | 447 |
| 経常利益 | 19,674 | 24,820 | 5,145 |
| 特別損益 | △191 | △113 | 77 |
| 税金等調整前当期純利益 | 19,483 | 24,706 | 5,223 |
| 法人税等合計 | 5,972 | 7,644 | 1,671 |
| 当期純利益 | 13,510 | 17,062 | 3,551 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 13,510 | 17,062 | 3,551 |
| 与信関連費用 | 3,465 | 3,148 | △316 |
(注)1. 連結粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+信託報酬+(役務取引等収益-役務取引等費用)
+(その他業務収益-その他業務費用)
2. 与信関連費用=貸倒償却引当費用-貸倒引当金戻入益-償却債権取立益
(部門別)
当行の業績については、「資金利益」「役務取引等利益」「市場部門収益」「経費」「与信関連費用」の5つの区分で分析・検討しています。
①資金利益(単体)
当事業年度の資金利益につきましては、預金利息は増加しましたが、貸出金利息が増加したことなどから前年度比5,439百万円増加して61,740百万円となりました。
| 前事業年度 (百万円) (A) | 当事業年度 (百万円) (B) | 増減 (百万円) (B)-(A) | |
| 資金運用収益 | 67,324 | 78,228 | 10,903 |
| 貸出金利息 | 43,457 | 55,126 | 11,669 |
| 有価証券利息配当金 | 19,770 | 19,575 | △195 |
| 資金調達費用(除く金銭信託見合費用) | 11,024 | 16,488 | 5,463 |
| 預金利息 | 3,760 | 11,809 | 8,048 |
| 債券貸借取引支払利息 | 4,704 | 3,074 | △1,630 |
| 合 計 | 56,300 | 61,740 | 5,439 |
②役務取引等利益(単体)
当事業年度の役務取引等利益につきましては、法人ソリューション収益の減少による役務取引等収益の減少、役務取引等費用の増加により前年度比606百万円減少して6,752百万円となりました。
| 前事業年度 (百万円) (A) | 当事業年度 (百万円) (B) | 増減 (百万円) (B)-(A) | |
| 役務取引等収益 | 12,889 | 12,545 | △343 |
| 個人ソリューション収益 | 2,703 | 2,674 | △29 |
| 法人ソリューション収益 | 2,997 | 2,249 | △748 |
| その他収益 | 7,187 | 7,622 | 434 |
| 役務取引等費用 | 5,530 | 5,793 | 262 |
| 合 計 | 7,358 | 6,752 | △606 |
③市場部門収益(単体)
当事業年度の市場部門収益につきましては、投資信託解約損益の減少によりキャピタル収益が減少したものの、債券利息や投資信託分配金の増加によりインカム収益が増加したことから、前年度比2,023百万円増加して18,672百万円となりました。なお、市場部門収益の定義を一部変更しております。
| 前事業年度 (百万円) (A) | 当事業年度 (百万円) (B) | 増減 (百万円) (B)-(A) | |
| インカム収益 | 13,209 | 17,355 | 4,146 |
| うち投資信託分配金 | 6,227 | 7,091 | 864 |
| キャピタル収益 | 3,440 | 1,316 | △2,123 |
| 投資信託解約損益 | 1,576 | △2,796 | △4,372 |
| 国債等債券損益 | △2,105 | △1,286 | 818 |
| 株式等損益 | 3,969 | 5,399 | 1,429 |
| 合 計 | 16,649 | 18,672 | 2,023 |
④経費(単体)
当事業年度の経費につきましては、ベースアップ実施等により人件費が増加したことや、新本店建設やIT投資の増額により減価償却費が増加したこと等により物件費が増加したことで、前年度比735百万円増加して42,429百万円となりました。
| 前事業年度 (百万円) (A) | 当事業年度 (百万円) (B) | 増減 (百万円) (B)-(A) | |
| 人件費 | 22,322 | 23,024 | 702 |
| 物件費 | 16,031 | 16,508 | 477 |
| 税金 | 3,339 | 2,895 | △444 |
| 合 計 | 41,693 | 42,429 | 735 |
⑤与信関連費用(単体)
当事業年度の与信関連費用につきましては、大口のランクダウンはあったものの、お客さまの事業を深く知る活動を通じて本業支援や業績改善のサポートに取り組み、与信管理の徹底により不良債権の新規発生の抑制に努めました。この結果、与信関連費用は前年度比122百万円増加して2,880百万円となりました。
| 前事業年度 (百万円) (A) | 当事業年度 (百万円) (B) | 増減 (百万円) (B)-(A) | |
| 一般貸倒引当金繰入額 | △982 | 1,325 | 2,307 |
| 不良債権処理額 | 3,921 | 1,946 | △1,975 |
| 貸出金償却 | 503 | 2,566 | 2,063 |
| 個別貸倒引当金繰入額 | 3,139 | △1,255 | △4,395 |
| 偶発損失引当金繰入額 | 278 | 633 | 354 |
| 償却債権取立益 | 182 | 390 | 208 |
| 合 計 | 2,757 | 2,880 | 122 |
○当連結会計年度の財政状態の分析
当連結会計年度の主要勘定につきましては、以下のとおりです。
①貸出金
当連結会計年度末の貸出金残高につきましては、地域経済の活性化に向けてお客さまの様々なニーズにお応えしました結果、住宅ローン等を中心とした個人向け貸出金や企業向け貸出金が増加したことから、当年度中136,139百万円増加して4,601,265百万円となりました。
| 2025年3月31日 | 2026年3月31日 | 増減(百万円) | |
| (百万円)(A) | (百万円)(B) | (B)-(A) | |
| 貸出金 | 4,465,125 | 4,601,265 | 136,139 |
| うち個人向け貸出金(単体) | 1,187,576 | 1,220,580 | 33,004 |
| うち中小企業向け貸出金(単体) | 1,613,169 | 1,640,653 | 27,484 |
| うち地方公共団体等向け貸出金(単体) | 501,838 | 466,726 | △35,111 |
(業種別貸出状況(末残・構成比))
| 業種別 | 2025年3月31日 | 2026年3月31日 | ||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 国内 (除く特別国際金融取引勘定分) | 4,465,125 | 100 | 4,601,265 | 100 |
| 製造業 | 645,049 | 14.45 | 702,536 | 15.28 |
| 農業、林業 | 1,679 | 0.04 | 1,704 | 0.04 |
| 漁業 | 2,021 | 0.04 | 2,520 | 0.05 |
| 鉱業、採石業、砂利採取業 | 13,413 | 0.30 | 10,183 | 0.22 |
| 建設業 | 143,755 | 3.22 | 139,642 | 3.03 |
| 電気・ガス・熱供給・水道業 | 115,887 | 2.59 | 127,954 | 2.78 |
| 情報通信業 | 21,634 | 0.48 | 25,869 | 0.56 |
| 運輸業、郵便業 | 173,962 | 3.90 | 180,688 | 3.93 |
| 卸売業、小売業 | 366,973 | 8.22 | 371,317 | 8.08 |
| 金融業、保険業 | 392,515 | 8.79 | 394,424 | 8.57 |
| 不動産業、物品賃貸業 | 636,167 | 14.25 | 683,821 | 14.86 |
| 各種サービス業 | 268,696 | 6.02 | 279,837 | 6.08 |
| 地方公共団体 | 495,382 | 11.09 | 459,866 | 9.99 |
| その他 | 1,187,985 | 26.61 | 1,220,899 | 26.53 |
| 特別国際金融取引勘定分 | - | - | - | - |
| 政府等 | - | - | - | - |
| 金融機関 | - | - | - | - |
| その他 | - | - | - | - |
| 合計 | 4,465,125 | ― | 4,601,265 | ― |
(注) 「国内」とは当行及び連結子会社です。
(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものです。
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3 要管理債権
要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
資産の査定の額(金融再生法開示債権(リスク管理債権)の額)(連結)
| 債権の区分 | 2025年3月31日 | 2026年3月31日 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | |
| 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 | 4,397 | 4,501 |
| 危険債権 | 50,394 | 47,844 |
| 要管理債権 | 7,020 | 5,568 |
| うち三月以上延滞債権額 | 438 | 500 |
| うち貸出条件緩和債権額 | 6,581 | 5,067 |
| 小 計 | 61,812 | 57,914 |
| 正常債権 | 4,493,003 | 4,634,519 |
| 総与信残高 | 4,554,815 | 4,692,433 |
| 金融再生法開示債権(リスク管理債権) 比率(%) | 1.35% | 1.23% |
資産の査定の額(金融再生法開示債権(リスク管理債権)の額)(単体)
| 債権の区分 | 2025年3月31日 | 2026年3月31日 |
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | |
| 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 | 4,156 | 4,329 |
| 危険債権 | 50,385 | 47,836 |
| 要管理債権 | 7,020 | 5,568 |
| うち三月以上延滞債権額 | 438 | 500 |
| うち貸出条件緩和債権額 | 6,581 | 5,067 |
| 小 計 | 61,562 | 57,734 |
| 正常債権 | 4,488,057 | 4,629,384 |
| 総与信残高 | 4,549,620 | 4,687,118 |
| 金融再生法開示債権(リスク管理債権) 比率(%) | 1.35% | 1.23% |
| 保全額 | 50,731 | 48,900 |
| 保全率(%) | 82.4% | 84.6% |
②有価証券
当連結会計年度末の有価証券残高につきましては、収益性の向上に向けポートフォリオの改善に取り組むなか、国債や地方債等の円貨債券が増加した一方、「その他証券」のうち収益性の低い運用委託を売却したことから、当年度中176,312百万円減少して1,372,777百万円となりました。
| 2025年3月31日 | 2026年3月31日 | 増減(B)-(A) | |
| (百万円)(A) | (百万円)(B) | (百万円) | |
| 有価証券 | 1,549,089 | 1,372,777 | △176,312 |
| 国債 | 235,030 | 355,233 | 120,202 |
| 地方債 | 257,360 | 341,852 | 84,492 |
| 社債 | 211,542 | 193,193 | △18,349 |
| 株式 | 82,953 | 111,290 | 28,336 |
| その他の証券 | 762,201 | 371,206 | △390,995 |
| うち外国証券 | 111,497 | 124,273 | 12,776 |
③預金及び譲渡性預金
当連結会計年度末の預金残高につきましては、安定的な資金調達に注力しました結果、個人預金および一般法人預金が増加したことから当年度中43,151百万円増加して5,911,929百万円となりました。
また、譲渡性預金残高につきましては、当年度中1,241百万円増加して33,348百万円となりました。
| 2025年3月31日 | 2026年3月31日 | 増減(B)-(A) | |
| (百万円)(A) | (百万円)(B) | (百万円) | |
| 預金 | 5,868,778 | 5,911,929 | 43,151 |
| うち個人預金 | 4,410,045 | 4,435,337 | 25,292 |
| うち一般法人預金 | 1,154,483 | 1,203,663 | 49,179 |
| うち公金預金 | 297,228 | 265,890 | △31,338 |
| 譲渡性預金 | 32,107 | 33,348 | 1,241 |
| うち公金譲渡性預金 | 26,007 | 17,848 | △8,158 |
(預金の種類別残高(末残))
| 種 類 | 2025年3月31日 | 2026年3月31日 | 増減(B)-(A) |
| (百万円)(A) | (百万円)(B) | (百万円) | |
| 預金合計 | 5,868,778 | 5,911,929 | 43,151 |
| 流動性預金 | 4,125,203 | 4,076,844 | △48,358 |
| 定期性預金 | 1,646,670 | 1,732,587 | 85,916 |
| その他 | 96,903 | 102,496 | 5,592 |
| 譲渡性預金 | 32,107 | 33,348 | 1,241 |
| 総合計 | 5,900,885 | 5,945,277 | 44,392 |
(注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2 定期性預金=定期預金+定期積金
(3)「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況
連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、当行1行です。
○ 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)
| 資産 | ||||
| 科目 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| (2025年3月31日) | (2026年3月31日) | |||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 銀行勘定貸 | 3,630 | 100 | 3,054 | 100 |
| 合計 | 3,630 | 100 | 3,054 | 100 |
| 負債 | ||||
| 科目 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| (2025年3月31日) | (2026年3月31日) | |||
| 金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
| 金銭信託 | 3,630 | 100 | 3,054 | 100 |
| 合計 | 3,630 | 100 | 3,054 | 100 |
(注) 共同信託他社管理財産については、前連結会計年度(2025年3月31日)及び当連結会計年度(2026年3月31日)のいずれも取扱残高はありません。
○ 元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)
| 科目 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||||
| (2025年3月31日) | (2026年3月31日) | |||||
| 金銭信託 | 貸付信託 | 合計 | 金銭信託 | 貸付信託 | 合計 | |
| (百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | (百万円) | |
| 銀行勘定貸 | 3,630 | - | 3,630 | 3,054 | - | 3,054 |
| 資産計 | 3,630 | - | 3,630 | 3,054 | - | 3,054 |
| 元本 | 3,626 | - | 3,626 | 3,048 | - | 3,048 |
| その他 | 3 | - | 3 | 6 | - | 6 |
| 負債計 | 3,630 | - | 3,630 | 3,054 | - | 3,054 |
(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しています。
当行は国内基準を適用のうえ、2024年3月31日より信用リスク・アセットの額の算出においては基礎的内部格付手法を採用し、また、オペレーショナル・リスク相当額に係る額は標準的計測手法により算出しています。
連結自己資本比率(国内基準)
| 項目 | 2025年3月31日 | 2026年3月31日 | ||
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | |||
| 1 連結自己資本比率(2/3) | 11.31 | % | 12.82 | % |
| 2 連結における自己資本の額 | 283,724 | 293,763 | ||
| 3 リスク・アセットの額 | 2,508,241 | 2,291,213 | ||
| 4 連結総所要自己資本額 | 100,329 | 91,648 | ||
単体自己資本比率(国内基準)
| 項目 | 2025年3月31日 | 2026年3月31日 | ||
| 金額(百万円) | 金額(百万円) | |||
| 1 単体自己資本比率(2/3) | 10.93 | % | 12.38 | % |
| 2 単体における自己資本の額 | 269,368 | 278,587 | ||
| 3 リスク・アセットの額 | 2,462,714 | 2,249,088 | ||
| 4 単体総所要自己資本額 | 98,508 | 89,963 | ||
(4)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
①キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は433,817百万円となり、前年度末と比べ242,813百万円減少しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動により使用した資金は436,211百万円となり、前年度と比べ使用した資金は268,310百万円増加しました。
これは、主として貸出金の増加や債券貸借取引受入担保金等が減少したことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動により獲得した資金は199,871百万円となり、前年度と比べ獲得した資金は311,493百万円増加しました。
これは、主として有価証券の売却による収入額が増加したことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動により使用した資金は6,473百万円となり、前年度と比べ使用した資金は1,027百万円増加しました。
これは、主として配当金支払額が増加したことなどによるものです。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当行グループの中核事業は銀行業であり、長期的かつ安定的な調達としてお客さまの預金による調達を重視しています。
なお、当面の設備投資及び株主還元等は自己資金で対応する予定です。
(資金運用及び資金調達の状況)
| 種類 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
| 資金運用勘定 | 平均残高 | (百万円) | 6,602,306 | 6,493,704 |
| 利息 | (百万円) | 66,885 | 77,542 | |
| 利回り | (%) | 1.01 | 1.19 | |
| うち貸出金 | 平均残高 | (百万円) | 4,319,673 | 4,521,530 |
| 利息 | (百万円) | 43,339 | 54,890 | |
| 利回り | (%) | 1.00 | 1.21 | |
| うち有価証券 | 平均残高 | (百万円) | 1,498,549 | 1,460,707 |
| 利息 | (百万円) | 19,449 | 19,124 | |
| 利回り | (%) | 1.29 | 1.30 | |
| うち預け金 | 平均残高 | (百万円) | 726,996 | 500,432 |
| 利息 | (百万円) | 1,964 | 2,842 | |
| 利回り | (%) | 0.27 | 0.56 | |
| 資金調達勘定 | 平均残高 | (百万円) | 6,498,460 | 6,384,849 |
| 利息 | (百万円) | 11,054 | 16,502 | |
| 利回り | (%) | 0.17 | 0.25 | |
| うち預金 | 平均残高 | (百万円) | 5,854,334 | 5,917,377 |
| 利息 | (百万円) | 3,758 | 11,800 | |
| 利回り | (%) | 0.06 | 0.19 | |
| うち債券貸借取引受入担保金 | 平均残高 | (百万円) | 269,433 | 126,180 |
| 利息 | (百万円) | 4,704 | 3,074 | |
| 利回り | (%) | 1.74 | 2.43 | |
| うち借用金 | 平均残高 | (百万円) | 335,767 | 293,261 |
| 利息 | (百万円) | 2,426 | 1,239 | |
| 利回り | (%) | 0.72 | 0.42 | |
(5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当行グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いていますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しています。
○生産、受注及び販売の実績
「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので、記載していません。