有価証券報告書-第93期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/24 9:10
【資料】
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【項目】
105項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態
当連結会計年度末における総資産は111,418百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,824百万円(3.3%)減少しました。社債発行及び既存ビルの売却により現金及び預金が12,976百万円増加したものの、ビル売却により有形固定資産が16,370百万円、また、株価下落により投資有価証券が441百万円減少したことが主な要因であります。
負債合計は56,861百万円となり、前連結会計年度末比6,530百万円(10.3%)減少しました。有利子負債が返済により5,968百万円減少したことが主な要因であります。
純資産合計は54,556百万円となり、前連結会計年度末比2,706百万円(5.2%)増加しました。利益剰余金が2,773百万円増加したことが主因であります。
(2) 経営成績
当連結会計年度の売上高は、14,930百万円と前期比77百万円(0.5%)の増収となりました。
事業の報告セグメントであります土地建物賃貸事業の売上高は、既存ビルの稼働率向上により14,746百万円(前期比174百万円増収)となり、構成比は98.8%となりました。セグメント利益は5,639百万円(同188百万円増益)となり、調整額控除前のセグメント利益合計に占める構成比は99.5%となりました。
営業外損益では、当連結会計年度は前期の508百万円の費用(純額)から、当期は支払利息の減少等により335百万円の費用(純額)となり、173百万円減少しました。
特別損益では、当連結会計年度は前期の71百万円の損失(純額)から、当期は固定資産売却益の計上により1,089百万円の利益(純額)となり、1,161百万円増加しました。
その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は3,610百万円となり、前期の2,732百万円から877百万円(32.1%)の増益となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、1「業績等の概要」(2)キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。