有価証券報告書-第94期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/23 9:18
【資料】
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【項目】
111項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態
当連結会計年度末における総資産は113,204百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,785百万円(1.6%)増加しました。新規物件取得等により現金及び預金が9,350百万円減少したものの、有形固定資産が8,445百万円、また株価上昇により投資有価証券が2,759百万円増加したことが主な要因であります。
負債合計は54,341百万円となり、前連結会計年度末比2,520百万円(4.4%)減少しました。有利子負債が返済により2,232百万円減少したことが主な要因であります。
純資産合計は58,862百万円となり、前連結会計年度末比4,305百万円(7.9%)増加しました。利益剰余金が2,382百万円、その他有価証券評価差額金が1,936百万円各々増加したことが主因であります。
(2) 経営成績
当連結会計年度の売上高は、14,380百万円と前期比549百万円(3.7%)の減収となりました。
事業の報告セグメントであります土地建物賃貸事業の売上高は、前期に売却した「心斎橋アーバンビル」の減収影響により14,197百万円(前期比548百万円減収)となり、構成比は98.7%となりました。セグメント利益は5,623百万円(同16百万円減収)となり、調整額控除前のセグメント利益合計に占める構成比は99.8%となりました。
営業外損益では、当連結会計年度は前期の335百万円の費用(純額)から、当期は支払利息の減少等により228百万円の費用(純額)となり、106百万円減少しました。
特別損益では、当連結会計年度は前期の固定資産売却益計上等による1,089百万円の利益(純額)から、当期は6百万円の利益(純額)となり、1,083百万円減少しました。
その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は3,272百万円となり、前期の3,610百万円から337百万円(9.4%)の減益となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、1「業績等の概要」(2)キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。