有価証券報告書-第92期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 9:11
【資料】
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【項目】
107項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財政状態
当連結会計年度末における総資産は115,243百万円となり、前連結会計年度末に比べ227百万円(0.2%)増加しました。新規オフィスビル取得等により現金及び預金が8,706百万円減少したものの、有形固定資産が6,789百万円、また、株価上昇により投資有価証券が2,355百万円増加したことが主な要因であります。
負債合計は63,392百万円となり、前連結会計年度末比3,372百万円(5.1%)減少しました。未払法人税等が783百万円、繰延税金負債が721百万円各々増加しましたが、有利子負債が返済により5,463百万円減少したことが主な要因であります。
純資産合計は51,850百万円となり、前連結会計年度末比3,600百万円(7.5%)増加しました。利益剰余金が1,977百万円、その他有価証券評価差額金が1,752百万円増加したことが主因であります。
(2) 経営成績
当連結会計年度の売上高は、14,852百万円と前期比821百万円(5.9%)の増収となりました。
事業の報告セグメントであります土地建物賃貸事業の売上高は、既存ビルの稼働率向上と府中ビル取得により14,571百万円(前期比970百万円増収)となり、構成比は98.1%となりました。セグメント利益は5,451百万円(同557百万円増益)となり、調整額控除前のセグメント利益合計に占める構成比は99.9%となりました。
営業外損益では、当連結会計年度は前期の764百万円の費用(純額)から、当期は支払利息の減少等により508百万円の費用(純額)となり、255百万円減少しました。
特別損益では、当連結会計年度は前期の146百万円の利益(純額)から、当期は固定資産除却損の計上により71百万円の損失(純額)となり、218百万円減少しました。
その結果、当期純利益は2,732百万円となり、前期の2,369百万円から363百万円(15.3%)の増益となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、1「業績等の概要」(2)キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。