四半期報告書-第114期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善が続き企業収益は高い水準で底堅く推移しました。一方で、消費税率の改定を控え内需の下振れが懸念され、さらに、通商問題など国際情勢による経済リスクが高まり、景気の先行きは不透明な状況にありました。
このような状況のもと、当社グループでは、2019年6月に策定した中期経営計画をスタートさせました。各事業において、目標達成のためのロードマップを策定し、京都地区におきましては、「らんでんすもすもプロジェクト」の推進、福井地区におきましては、JR福井駅周辺の保有資産の有効活用など各事業の将来を見据えた取組みを実施しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産は、減価償却による有形固定資産の減少などにより、前連結会計年度末に比べ118百万円減少し、20,001百万円となりました。負債は、未払金の支払などにより、前連結会計年度末に比べ724百万円減少し、11,875百万円となりました。純資産は、期末配当を実施した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ605百万円増加し、8,126百万円となりました。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間の当社グループの営業収益は6,527百万円(前年同期比269百万円、4.3%増)となり、営業利益は諸経費の執行時期の変更による営業費用の減少もあり910百万円(前年同期比158百万円、21.1%増)となりました。これに営業外収益および営業外費用を加減した経常利益は903百万円(前年同期比163百万円、22.1%増)となりました。さらに、2018年の台風21号による損害保険金の受取りなどの特別利益や特別損失ならびに法人税等を加減し、親会社株主に帰属する四半期純利益は585百万円(前年同期比104百万円、21.7%増)となりました。
次に、セグメント別の経営成績をご報告いたします。
(運輸業)
鉄軌道事業におきまして、嵐山線では、インバウンド情勢において日韓関係の悪化などの影響が懸念されましたが、その他の国からのお客様のご利用により輸送人員は増加しました。人気アニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーション企画など利用促進策の実施や、2019年春に修復落慶した、仁和寺観音堂の仏像や障壁画を車内外にデザインした嵐電「観音電車」の運行、嵐電を舞台に撮影された映画「嵐電」の公開による情報発信量の増加などもご利用人員の増加に寄与しました。なお、2019年4月より、電車内でも全国相互利用ICカードにチャージができるよう設備を改良し、お客さまの利便性向上を図りました。鋼索線(叡山ケーブル・ロープウェイ)は、2018年の叡山電鉄「ひえい」デビューによる比叡山方面への波及効果が減少し減収となりましたが、秋季観光シーズンの利用促進につなげるべく、瑠璃光院夜間拝観と叡山ケーブル、叡山電鉄をセットにした商品造成などの準備を進めました。
バス運送事業におきまして、京都バス㈱では、岩倉北部・市原地域への均一運賃区間拡大、トラフィカ京カードへの参画、および北大路バスターミナルへの乗り入れ開始等、京都市交通局とのシームレス化推進に継続して取り組みました。京福バス㈱では、2018年開催された「福井しあわせ元気国体・元気大会」の反動減はあるものの、2018年の路線バスのダイヤ改正に引き続き、2019年4月に路線の整理による効率化を図るとともに、高齢のお客さまを対象にした「いきいき定期」の適用範囲を拡大するなど、利用促進策を実施しました。高速バスでは、2019年6月に名古屋線・東京線の運賃改定を実施する一方で、全車両にWi-Fi設備を完備しサービス向上に努めました。また、福井地区のグループ内でのバスとタクシーの連携を強化し、乗換え時間の短縮などお客様の利便性の向上を図ってまいります。
以上の結果、運輸業の営業収益は3,960百万円(前年同期比73百万円、1.9%増)となり、営業利益は361百万円(前年同期比73百万円、25.7%増)となりました。
(鉄軌道事業の運輸成績)
(業種別営業成績)
(不動産業)
不動産販売事業および不動産賃貸事業におきましては、沿線の定住人口の増加を目指した「らんでんすもすもプロジェクト」では、新たに新築戸建分譲用素地の仕入れに着手したほか、2018年に取得した2棟の賃貸物件は、入居者が決まりました。また、不動産賃貸事業では、各賃貸施設において積極的な営業活動により入居率の向上を図りました。「BOAT RACE(ボートレース)三国」では、プレミアムGⅠレース「ヤングダービー」が9月18日から6日間開催されたほか、「モーニングレース」も前年に引き続き開催されました。さらに、他場レースの舟券の購入機会を増やすとともに、スマートフォン等への情報発信やキャンペーンなど、積極的な販売活動を行い、賃貸収入の増収に努めました。
以上の結果、不動産業の営業収益は1,739百万円(前年同期比169百万円、10.8%増)となり、営業利益は412百万円(前年同期比46百万円、12.8%増)となりました。
(業種別営業成績)
(レジャー・サービス業)
飲食、物販業におきまして、「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」では、夏季恒例の「RANDEN EKI-BEER 2019」で「地産地消」をテーマに嵐電沿線の食材や調味料を使用したメニューを提供し好評を博しました。また、直営店舗「らんでんや」では、アニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーションメニューやグッズの販売により増収となりました。
三国観光ホテルやホテル京福では、インターネット販売の強化や、需要予測による価格設定で収益の最大化を図る販売方法により、稼働率や売り上げの向上に努めました。越前松島水族館では、夏場の天候にも恵まれ、開館60周年を迎え新設した、越前ガニやウナギなどの海の幸に触れられる「海の幸タッチコーナー」に人気が集まり、磯の生物観察や地引網体験など、多くの家族連れのお客さまにお楽しみいただきました。
以上の結果、レジャー・サービス業の営業収益は1,049百万円(前年同期比4百万円、0.4%増)となり、営業利益は133百万円(前年同期比36百万円、38.0%増)となりました。
(業種別営業成績)
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは未払金の支払による支出などがありましたが、税金等調整前四半期純利益や減価償却による資金留保などにより891百万円の収入(前年同四半期に比べ173百万円の収入減)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支出などにより412百万円の支出(前年同四半期に比べ45百万円の支出減)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは長期借入金の返済による支出などにより404百万円の支出(前年同四半期に比べ338百万円の支出減)となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は1,086百万円(前連結会計年度末に比べ74百万円増加)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善が続き企業収益は高い水準で底堅く推移しました。一方で、消費税率の改定を控え内需の下振れが懸念され、さらに、通商問題など国際情勢による経済リスクが高まり、景気の先行きは不透明な状況にありました。
このような状況のもと、当社グループでは、2019年6月に策定した中期経営計画をスタートさせました。各事業において、目標達成のためのロードマップを策定し、京都地区におきましては、「らんでんすもすもプロジェクト」の推進、福井地区におきましては、JR福井駅周辺の保有資産の有効活用など各事業の将来を見据えた取組みを実施しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産は、減価償却による有形固定資産の減少などにより、前連結会計年度末に比べ118百万円減少し、20,001百万円となりました。負債は、未払金の支払などにより、前連結会計年度末に比べ724百万円減少し、11,875百万円となりました。純資産は、期末配当を実施した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ605百万円増加し、8,126百万円となりました。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間の当社グループの営業収益は6,527百万円(前年同期比269百万円、4.3%増)となり、営業利益は諸経費の執行時期の変更による営業費用の減少もあり910百万円(前年同期比158百万円、21.1%増)となりました。これに営業外収益および営業外費用を加減した経常利益は903百万円(前年同期比163百万円、22.1%増)となりました。さらに、2018年の台風21号による損害保険金の受取りなどの特別利益や特別損失ならびに法人税等を加減し、親会社株主に帰属する四半期純利益は585百万円(前年同期比104百万円、21.7%増)となりました。
次に、セグメント別の経営成績をご報告いたします。
(運輸業)
鉄軌道事業におきまして、嵐山線では、インバウンド情勢において日韓関係の悪化などの影響が懸念されましたが、その他の国からのお客様のご利用により輸送人員は増加しました。人気アニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーション企画など利用促進策の実施や、2019年春に修復落慶した、仁和寺観音堂の仏像や障壁画を車内外にデザインした嵐電「観音電車」の運行、嵐電を舞台に撮影された映画「嵐電」の公開による情報発信量の増加などもご利用人員の増加に寄与しました。なお、2019年4月より、電車内でも全国相互利用ICカードにチャージができるよう設備を改良し、お客さまの利便性向上を図りました。鋼索線(叡山ケーブル・ロープウェイ)は、2018年の叡山電鉄「ひえい」デビューによる比叡山方面への波及効果が減少し減収となりましたが、秋季観光シーズンの利用促進につなげるべく、瑠璃光院夜間拝観と叡山ケーブル、叡山電鉄をセットにした商品造成などの準備を進めました。
バス運送事業におきまして、京都バス㈱では、岩倉北部・市原地域への均一運賃区間拡大、トラフィカ京カードへの参画、および北大路バスターミナルへの乗り入れ開始等、京都市交通局とのシームレス化推進に継続して取り組みました。京福バス㈱では、2018年開催された「福井しあわせ元気国体・元気大会」の反動減はあるものの、2018年の路線バスのダイヤ改正に引き続き、2019年4月に路線の整理による効率化を図るとともに、高齢のお客さまを対象にした「いきいき定期」の適用範囲を拡大するなど、利用促進策を実施しました。高速バスでは、2019年6月に名古屋線・東京線の運賃改定を実施する一方で、全車両にWi-Fi設備を完備しサービス向上に努めました。また、福井地区のグループ内でのバスとタクシーの連携を強化し、乗換え時間の短縮などお客様の利便性の向上を図ってまいります。
以上の結果、運輸業の営業収益は3,960百万円(前年同期比73百万円、1.9%増)となり、営業利益は361百万円(前年同期比73百万円、25.7%増)となりました。
(鉄軌道事業の運輸成績)
| 種別 | 単位 | 当第2四半期 連結累計期間 | ||
| (2019.4.1~2019.9.30) | 対前年同四半期増減率(%) | |||
| 営業日数 | 日 | 183 | 0.0 | |
| 営業キロ程 | キロ | 12.8 | 0.0 | |
| 車両走行キロ | 千キロ | 541 | 2.3 | |
| 輸送人員 | 定期 | 千人 | 1,491 | 6.9 |
| 定期外 | 〃 | 3,039 | 4.9 | |
| 計 | 〃 | 4,531 | 5.6 | |
| 旅客運輸収入 | 定期 | 百万円 | 140 | 5.8 |
| 定期外 | 〃 | 607 | 4.6 | |
| 計 | 〃 | 747 | 4.8 | |
| 運輸雑収 | 〃 | 45 | 2.6 | |
| 運輸収入合計 | 〃 | 793 | 4.7 | |
| 乗車効率 | % | 34.6 | 3.8 | |
(業種別営業成績)
| 種別 | 当第2四半期連結累計期間 (2019.4.1~2019.9.30) | |
| 営業収益 | 対前年同四半期増減率 | |
| 百万円 | % | |
| 鉄軌道事業 | 793 | 4.7 |
| バス運送事業 | 2,775 | 2.3 |
| タクシー事業 | 443 | △7.5 |
| 消 去 | △51 | - |
| 計 | 3,960 | 1.9 |
(不動産業)
不動産販売事業および不動産賃貸事業におきましては、沿線の定住人口の増加を目指した「らんでんすもすもプロジェクト」では、新たに新築戸建分譲用素地の仕入れに着手したほか、2018年に取得した2棟の賃貸物件は、入居者が決まりました。また、不動産賃貸事業では、各賃貸施設において積極的な営業活動により入居率の向上を図りました。「BOAT RACE(ボートレース)三国」では、プレミアムGⅠレース「ヤングダービー」が9月18日から6日間開催されたほか、「モーニングレース」も前年に引き続き開催されました。さらに、他場レースの舟券の購入機会を増やすとともに、スマートフォン等への情報発信やキャンペーンなど、積極的な販売活動を行い、賃貸収入の増収に努めました。
以上の結果、不動産業の営業収益は1,739百万円(前年同期比169百万円、10.8%増)となり、営業利益は412百万円(前年同期比46百万円、12.8%増)となりました。
(業種別営業成績)
| 種別 | 当第2四半期連結累計期間 (2019.4.1~2019.9.30) | |
| 営業収益 | 対前年同四半期増減率 | |
| 百万円 | % | |
| 不動産賃貸事業 | 2,047 | 17.1 |
| 不動産販売事業 | 14 | △77.7 |
| 消 去 | △322 | - |
| 計 | 1,739 | 10.8 |
(レジャー・サービス業)
飲食、物販業におきまして、「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」では、夏季恒例の「RANDEN EKI-BEER 2019」で「地産地消」をテーマに嵐電沿線の食材や調味料を使用したメニューを提供し好評を博しました。また、直営店舗「らんでんや」では、アニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーションメニューやグッズの販売により増収となりました。
三国観光ホテルやホテル京福では、インターネット販売の強化や、需要予測による価格設定で収益の最大化を図る販売方法により、稼働率や売り上げの向上に努めました。越前松島水族館では、夏場の天候にも恵まれ、開館60周年を迎え新設した、越前ガニやウナギなどの海の幸に触れられる「海の幸タッチコーナー」に人気が集まり、磯の生物観察や地引網体験など、多くの家族連れのお客さまにお楽しみいただきました。
以上の結果、レジャー・サービス業の営業収益は1,049百万円(前年同期比4百万円、0.4%増)となり、営業利益は133百万円(前年同期比36百万円、38.0%増)となりました。
(業種別営業成績)
| 種別 | 当第2四半期連結累計期間 (2019.4.1~2019.9.30) | |
| 営業収益 | 対前年同四半期増減率 | |
| 百万円 | % | |
| ホテル業・水族館業 | 698 | 4.3 |
| 飲食業 | - | △100.0 |
| 物販業 | 225 | △7.6 |
| 広告代理店業 | 52 | 1.7 |
| その他 | 91 | 14.5 |
| 消 去 | △18 | - |
| 計 | 1,049 | 0.4 |
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは未払金の支払による支出などがありましたが、税金等調整前四半期純利益や減価償却による資金留保などにより891百万円の収入(前年同四半期に比べ173百万円の収入減)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支出などにより412百万円の支出(前年同四半期に比べ45百万円の支出減)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは長期借入金の返済による支出などにより404百万円の支出(前年同四半期に比べ338百万円の支出減)となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は1,086百万円(前連結会計年度末に比べ74百万円増加)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。