四半期報告書-第115期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が5月25日に解除されて以降も、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束が見通せない中で、出控え志向やイベント・会合等の中止といった経済活動の冷え込みは続き、極めて厳しい状況下で推移しました。
当社グループでは、旅客減少や事業活動への制限から大幅な減収となりましたが、お客様と職員の安全を最優先に、各事業部門において監督官庁の指導や各種ガイドラインに沿った感染防止対策を徹底しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産は、減価償却により有形固定資産が減少しましたが、現金及び預金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ206百万円増加し、20,946百万円となりました。負債は、未払金の支払による減少がありましたが、長期借入金の借入などにより、前連結会計年度末に比べ354百万円増加し、13,374百万円となりました。純資産は、期末配当を実施したほか、親会社株主に帰属する四半期純損失による利益剰余金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ148百万円減少し、7,572百万円となりました。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間では、緊急事態宣言が解除されて以降、僅かずつではありますが回復傾向が見られ、当社グループの営業収益は4,975百万円(前年同期比1,551百万円、23.8%減)となり、安全安心に直結するものを除くすべての費用において削減や執行時期の見直しを図るなど抑制に努めましたが、営業損失は349百万円(前年同期営業利益910百万円)となりました。これに新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例に基づく雇用調整助成金などの営業外収益および営業外費用を加減した経常損失は94百万円(前年同期経常利益903百万円)となり、特別利益および特別損失ならびに法人税等を加減した親会社株主に帰属する四半期純損失は116百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純利益585百万円)と非常に厳しい結果となりました。
次に、セグメント別の経営成績をご報告いたします。
(運輸業)
鉄軌道事業、バス運送事業、タクシー事業の各事業ともに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛や大学をはじめとする沿線の学校の休校、入国制限によるインバウンド需要の減少などにより旅客数が激減し、大幅な減収となりました。
こうした状況下ではあるものの、鉄軌道事業におきましては、嵐山線では鳴滝、宇多野、御室仁和寺各駅のバリアフリー化工事を完工し、ご利用客への「安全・安心」の提供に努めました。
バス運送事業におきましては、京都バス㈱、京福バス㈱では、需要状況に応じた運行ダイヤに変更するなど、効率的運用による輸送の確保と費用削減に加え、バス乗務員への教育研修の強化に取り組みました。
タクシー事業におきましては、有償貨物輸送の特例措置を活用した増収策として弁当のデリバリーサービスを行うほか、福井県初となるタクシーの乗車前に運賃を確定させる事前確定運賃を7月31日に申請するなど、実施可能な施策の積極的な推進に努めました。
なお、各事業におきまして、新型コロナウイルス感染予防対策業種別ガイドラインに準拠し、車内の消毒や換気、飛沫防止のためのビニールカーテンの設置など、感染予防対策を徹底するとともに、関係官庁等と連携し駅ポスターやホームページを通じた感染拡大防止の広報活動を実施、公共交通事業者としての役割を果たしました。
以上の結果、運輸業の営業収益は2,253百万円(前年同期比1,707百万円、43.1%減)となり、営業損失は889百万円(前年同期営業利益361百万円)となりました。
(鉄軌道事業の運輸成績)
(業種別営業成績)
(不動産業)
不動産賃貸事業において、住居・事務所用の賃貸施設については新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響は少なく、概ね堅調に推移しました。一方で、「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」は、外出自粛やインバウンド需要の減少で大幅な減収となりましたが、館内の空き室スペースを活用し開業110周年を迎えた嵐電の写真や映像、電車のヘッドマークを展示する「RANDEN GALLERY」を企画開催し、あわせて期間限定で駅ビル屋上からの景観を楽しめるイベントを実施するなど、集客とともに施設の有効活用や価値の向上に取り組みました。「BOAT RACE(ボートレース)三国」では、2020年2月28日から6月23日まで、感染防止のための無観客レース開催となりましたが、レース情報の配信サービス強化やキャンペーン実施などの販売強化策の実施により電話投票売上が好調に推移したことから増収となりました。
不動産販売事業におきましては、京都・福井それぞれで「安全・安心の住まい」を提供する新築分譲住宅「京福の家」の販売に向け、従来の対面式だけではなく、専用ホームページやインターネット広告を活用した営業活動に努めました。
以上の結果、不動産業の営業収益は2,399百万円(前年同期比660百万円、38.0%増)となり、営業利益は647百万円(前年同期比234百万円、56.7%増)となりました。
(業種別営業成績)
(レジャー・サービス業)
レジャー・サービス業における物販業・ホテル業・水族館業はともに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛・宴会自粛などの影響を受け大幅な減収となりました。
このような状況ではありますが、コロナ禍を前向きにとらえ、三国観光ホテルでは福井県独自の県内需要喚起策「福井deお泊りキャンペーン」に参画して地元客の利用促進を図り、越前松島水族館では「三密」を避けるため、「イルカショー」の回数を増やし入場制限を実施したほか、修学旅行などの団体のみで楽しんでいただける「夜間貸切」プランを充実させるなど工夫を凝らした営業に取り組みました。
以上の結果、レジャー・サービス業の営業収益は486百万円(前年同期比562百万円、53.7%減)となり、営業損失は105百万円(前年同期営業利益133百万円)となりました。
(業種別営業成績)
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは未払金の支払による支出などがありましたが、減価償却による資金留保などにより447百万円の収入(前年同期比444百万円の収入減)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支出などにより509百万円の支出(前年同期比96百万円の支出増)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは長期借入金の借入などにより864百万円の獲得(前年同期404百万円の支出)となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は1,777百万円(前連結会計年度末に比べ802百万円増加)となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定を変更しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(追加情報)(会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響)に記載のとおりであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が5月25日に解除されて以降も、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束が見通せない中で、出控え志向やイベント・会合等の中止といった経済活動の冷え込みは続き、極めて厳しい状況下で推移しました。
当社グループでは、旅客減少や事業活動への制限から大幅な減収となりましたが、お客様と職員の安全を最優先に、各事業部門において監督官庁の指導や各種ガイドラインに沿った感染防止対策を徹底しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産は、減価償却により有形固定資産が減少しましたが、現金及び預金が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べ206百万円増加し、20,946百万円となりました。負債は、未払金の支払による減少がありましたが、長期借入金の借入などにより、前連結会計年度末に比べ354百万円増加し、13,374百万円となりました。純資産は、期末配当を実施したほか、親会社株主に帰属する四半期純損失による利益剰余金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ148百万円減少し、7,572百万円となりました。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間では、緊急事態宣言が解除されて以降、僅かずつではありますが回復傾向が見られ、当社グループの営業収益は4,975百万円(前年同期比1,551百万円、23.8%減)となり、安全安心に直結するものを除くすべての費用において削減や執行時期の見直しを図るなど抑制に努めましたが、営業損失は349百万円(前年同期営業利益910百万円)となりました。これに新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例に基づく雇用調整助成金などの営業外収益および営業外費用を加減した経常損失は94百万円(前年同期経常利益903百万円)となり、特別利益および特別損失ならびに法人税等を加減した親会社株主に帰属する四半期純損失は116百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純利益585百万円)と非常に厳しい結果となりました。
次に、セグメント別の経営成績をご報告いたします。
(運輸業)
鉄軌道事業、バス運送事業、タクシー事業の各事業ともに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛や大学をはじめとする沿線の学校の休校、入国制限によるインバウンド需要の減少などにより旅客数が激減し、大幅な減収となりました。
こうした状況下ではあるものの、鉄軌道事業におきましては、嵐山線では鳴滝、宇多野、御室仁和寺各駅のバリアフリー化工事を完工し、ご利用客への「安全・安心」の提供に努めました。
バス運送事業におきましては、京都バス㈱、京福バス㈱では、需要状況に応じた運行ダイヤに変更するなど、効率的運用による輸送の確保と費用削減に加え、バス乗務員への教育研修の強化に取り組みました。
タクシー事業におきましては、有償貨物輸送の特例措置を活用した増収策として弁当のデリバリーサービスを行うほか、福井県初となるタクシーの乗車前に運賃を確定させる事前確定運賃を7月31日に申請するなど、実施可能な施策の積極的な推進に努めました。
なお、各事業におきまして、新型コロナウイルス感染予防対策業種別ガイドラインに準拠し、車内の消毒や換気、飛沫防止のためのビニールカーテンの設置など、感染予防対策を徹底するとともに、関係官庁等と連携し駅ポスターやホームページを通じた感染拡大防止の広報活動を実施、公共交通事業者としての役割を果たしました。
以上の結果、運輸業の営業収益は2,253百万円(前年同期比1,707百万円、43.1%減)となり、営業損失は889百万円(前年同期営業利益361百万円)となりました。
(鉄軌道事業の運輸成績)
| 種別 | 単位 | 当第2四半期 連結累計期間 | ||
| (2020.4.1~2020.9.30) | 対前年同四半期増減率(%) | |||
| 営業日数 | 日 | 183 | 0.0 | |
| 営業キロ程 | キロ | 12.8 | 0.0 | |
| 車両走行キロ | 千キロ | 502 | △7.2 | |
| 輸送人員 | 定期 | 千人 | 1,139 | △23.6 |
| 定期外 | 〃 | 1,429 | △53.0 | |
| 計 | 〃 | 2,569 | △43.3 | |
| 旅客運輸収入 | 定期 | 百万円 | 110 | △21.4 |
| 定期外 | 〃 | 278 | △54.1 | |
| 計 | 〃 | 389 | △48.0 | |
| 運輸雑収 | 〃 | 33 | △26.7 | |
| 運輸収入合計 | 〃 | 422 | △46.7 | |
| 乗車効率 | % | 20.5 | △40.8 | |
(業種別営業成績)
| 種別 | 当第2四半期連結累計期間 (2020.4.1~2020.9.30) | |
| 営業収益 | 対前年同四半期増減率 | |
| 百万円 | % | |
| 鉄軌道事業 | 422 | △46.7 |
| バス運送事業 | 1,647 | △40.6 |
| タクシー事業 | 216 | △51.3 |
| 消 去 | △32 | - |
| 計 | 2,253 | △43.1 |
(不動産業)
不動産賃貸事業において、住居・事務所用の賃貸施設については新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響は少なく、概ね堅調に推移しました。一方で、「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」は、外出自粛やインバウンド需要の減少で大幅な減収となりましたが、館内の空き室スペースを活用し開業110周年を迎えた嵐電の写真や映像、電車のヘッドマークを展示する「RANDEN GALLERY」を企画開催し、あわせて期間限定で駅ビル屋上からの景観を楽しめるイベントを実施するなど、集客とともに施設の有効活用や価値の向上に取り組みました。「BOAT RACE(ボートレース)三国」では、2020年2月28日から6月23日まで、感染防止のための無観客レース開催となりましたが、レース情報の配信サービス強化やキャンペーン実施などの販売強化策の実施により電話投票売上が好調に推移したことから増収となりました。
不動産販売事業におきましては、京都・福井それぞれで「安全・安心の住まい」を提供する新築分譲住宅「京福の家」の販売に向け、従来の対面式だけではなく、専用ホームページやインターネット広告を活用した営業活動に努めました。
以上の結果、不動産業の営業収益は2,399百万円(前年同期比660百万円、38.0%増)となり、営業利益は647百万円(前年同期比234百万円、56.7%増)となりました。
(業種別営業成績)
| 種別 | 当第2四半期連結累計期間 (2020.4.1~2020.9.30) | |
| 営業収益 | 対前年同四半期増減率 | |
| 百万円 | % | |
| 不動産賃貸事業 | 2,950 | 44.1 |
| 不動産販売事業 | 16 | 12.3 |
| 消 去 | △566 | - |
| 計 | 2,399 | 38.0 |
(レジャー・サービス業)
レジャー・サービス業における物販業・ホテル業・水族館業はともに、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛・宴会自粛などの影響を受け大幅な減収となりました。
このような状況ではありますが、コロナ禍を前向きにとらえ、三国観光ホテルでは福井県独自の県内需要喚起策「福井deお泊りキャンペーン」に参画して地元客の利用促進を図り、越前松島水族館では「三密」を避けるため、「イルカショー」の回数を増やし入場制限を実施したほか、修学旅行などの団体のみで楽しんでいただける「夜間貸切」プランを充実させるなど工夫を凝らした営業に取り組みました。
以上の結果、レジャー・サービス業の営業収益は486百万円(前年同期比562百万円、53.7%減)となり、営業損失は105百万円(前年同期営業利益133百万円)となりました。
(業種別営業成績)
| 種別 | 当第2四半期連結累計期間 (2020.4.1~2020.9.30) | |
| 営業収益 | 対前年同四半期増減率 | |
| 百万円 | % | |
| ホテル業・水族館業 | 69 | △90.0 |
| 物販業 | 156 | △30.4 |
| 広告代理店業 | 34 | △34.3 |
| その他 | 229 | 150.5 |
| 消 去 | △3 | - |
| 計 | 486 | △53.7 |
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは未払金の支払による支出などがありましたが、減価償却による資金留保などにより447百万円の収入(前年同期比444百万円の収入減)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得による支出などにより509百万円の支出(前年同期比96百万円の支出増)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは長期借入金の借入などにより864百万円の獲得(前年同期404百万円の支出)となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は1,777百万円(前連結会計年度末に比べ802百万円増加)となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定を変更しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(追加情報)(会計上の見積りを行う上での新型コロナウイルス感染症の影響)に記載のとおりであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。