四半期報告書-第115期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束が見通せない中で、「Go Toキャンペーン」など政府による消費喚起策等の効果は一定程度見られたものの、年末にかけて感染が急拡大し経済活動に再度ブレーキが掛けられるなど、極めて厳しい状況下で推移しました。
当社グループでは、旅客減少や事業活動への制限から大幅な減収となりましたが、お客様と職員の安全を最優先に、各事業部門において監督官庁の指導や各種ガイドラインに沿った感染防止対策を徹底しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
当第3四半期連結会計期間末の資産は、現金及び預金の増加があったものの、減価償却による固定資産の減少などにより、前連結会計年度末に比べ70百万円減少し、20,670百万円となりました。負債は、長期借入金が増加した一方で未払金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ95百万円減少し、12,924百万円となりました。純資産は、期末配当を実施した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ25百万円増加し、7,746百万円となりました。
②経営成績
当第3四半期連結累計期間では、「Go Toキャンペーン」に伴い秋季観光シーズンを中心に、僅かではありますが回復傾向が見られ、当社グループの営業収益は7,794百万円(前年同期比△2,082百万円、21.1%減)となり、安全安心に直結するものを除くすべての費用において削減や執行時期の見直しを図りましたが、営業損失は210百万円(前年同期営業利益1,317百万円)となり、これに新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例に基づく雇用調整助成金などの営業外収益および営業外費用を加減した経常利益は159百万円(前年同期比△1,144百万円、87.8%減)となりました。さらに、これに特別損益を加減し、法人税等及び非支配株主に帰属する四半期純利益を控除した親会社株主に帰属する四半期純利益は35百万円(前年同期比△789百万円、95.7%減)と非常に厳しい結果となりました。次に、セグメント別の経営成績をご報告いたします。
(運輸業)
鉄軌道事業、バス運送事業、タクシー事業の各事業ともに、「Go Toキャンペーン」など消費喚起策の効果は一部あったものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により旅客数が激減し、大幅な減収となりました。
こうした状況下にあるものの、鉄軌道事業におきましては感染防止策をとったうえで、嵐山線においては沿線の鹿王院の夜間特別拝観の開催や、アニメとのコラボレーションによるラッピング車両の運行を実施したほか、叡山ケーブルでは瑠璃光院の夜間特別拝観を開催するなど、利用促進と沿線の情報発信を図りました。
バス運送事業におきましては、需要状況に応じた運行ダイヤに変更するなど、輸送の確保と費用削減の両立に努めました。また、京都バス㈱では京都市バスと連携し、秋の観光ピーク時期に京都駅前から東山通りを経由し三条京阪前に至る区間で臨時バスを運行したほか、京福バス㈱では、福井県との連携事業として恐竜のラッピングを施したJR福井駅と福井県立恐竜博物館間を結ぶ初の直通バスを運行しました。
なお、各事業におきましては、新型コロナウイルス感染予防対策業種別ガイドラインに準拠し、車内の消毒や抗菌・抗ウイルス加工、換気、飛沫防止のためのアクリル板やビニールシートの設置など、感染予防対策を徹底するとともに、関係官庁と連携し感染拡大防止啓発の広報活動を実施することで、引き続き公共交通事業者としての役割を果たしました。
以上の結果、運輸業の営業収益は3,831百万円(前年同期比△2,279百万円、37.3%減)となり、営業損失は1,010百万円(前年同期営業利益601百万円)となりました。
(鉄軌道事業の運輸成績)
(業種別営業成績)
(不動産業)
不動産販売事業におきましては、京都、福井それぞれで「安全・安心の住まい」を提供する新築分譲住宅「京福の家」の販売に向け、専用ホームページやインターネット広告を活用した営業活動に取り組んだほか、分譲用土地3区画の販売を実施しました。
不動産賃貸事業におきましては、「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」は、観光客の減少で大幅な減収となりましたが、秋季観光シーズンには、嵐山駅ビル屋上から景観を楽しめるイベントや、亀岡市と協働したNHK大河ドラマ「麒麟がくる」にちなんだ館内展示企画などを開催し好評を得ました。「BOAT RACE(ボートレース)三国」では、レース情報の配信サービス強化やキャンペーン実施などの販売強化策の取組みに努め、スマートフォンなどのネットによる売上が好調に推移したことから、施設使用料収入は大幅に増加しました。
以上の結果、不動産業の営業収益は3,284百万円(前年同期比681百万円、26.2%増)となり、営業利益は862百万円(前年同期比278百万円、47.7%増)となりました。
(業種別営業成績)
(レジャー・サービス業)
レジャー・サービス業におきましては、「Go Toキャンペーン」の効果等により、越前松島水族館、三国観光ホテル、ホテル京福福井駅前などにおいて、減収幅は縮小傾向となりましたが、回復の見込みは未だ厳しい状況にあります。
現況の改善に向けて、2020年12月26日から東映太秦映画村、京都鉄道博物館との共催で、映画が記録的興業成績となったアニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーションイベントをスタートし、「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」内の直営店舗において関連商品の販売に取り組んでいます。
また、越前松島水族館では、修学旅行などの団体のみで夜の水族館を楽しめる「夜間貸切プラン」や、恒例となった「ペンギンの初詣」の様子が各メディアで取り上げられるなど、誘客に向けた話題づくりにも努めています。
以上の結果、レジャー・サービス業の営業収益は977百万円(前年同期比△541百万円、35.7%減)となり、営業損失は61百万円(前年同期営業利益128百万円)となりました。
(業種別営業成績)
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定を第2四半期において変更しております。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響につきましては、営業収益等が感染拡大前の水準まで回復するには概ね1年程度の期間を要すると想定しておりましたが、同感染症の収束が未だ見通せない状況のなか、国内消費は停滞と回復を繰り返しながらも緩やかに回復するものの海外インバウンド需要は当面見込めないものと想定しております。
当社グループは、このような仮定のもと、固定資産の減損処理、繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束が見通せない中で、「Go Toキャンペーン」など政府による消費喚起策等の効果は一定程度見られたものの、年末にかけて感染が急拡大し経済活動に再度ブレーキが掛けられるなど、極めて厳しい状況下で推移しました。
当社グループでは、旅客減少や事業活動への制限から大幅な減収となりましたが、お客様と職員の安全を最優先に、各事業部門において監督官庁の指導や各種ガイドラインに沿った感染防止対策を徹底しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
①財政状態
当第3四半期連結会計期間末の資産は、現金及び預金の増加があったものの、減価償却による固定資産の減少などにより、前連結会計年度末に比べ70百万円減少し、20,670百万円となりました。負債は、長期借入金が増加した一方で未払金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ95百万円減少し、12,924百万円となりました。純資産は、期末配当を実施した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ25百万円増加し、7,746百万円となりました。
②経営成績
当第3四半期連結累計期間では、「Go Toキャンペーン」に伴い秋季観光シーズンを中心に、僅かではありますが回復傾向が見られ、当社グループの営業収益は7,794百万円(前年同期比△2,082百万円、21.1%減)となり、安全安心に直結するものを除くすべての費用において削減や執行時期の見直しを図りましたが、営業損失は210百万円(前年同期営業利益1,317百万円)となり、これに新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例に基づく雇用調整助成金などの営業外収益および営業外費用を加減した経常利益は159百万円(前年同期比△1,144百万円、87.8%減)となりました。さらに、これに特別損益を加減し、法人税等及び非支配株主に帰属する四半期純利益を控除した親会社株主に帰属する四半期純利益は35百万円(前年同期比△789百万円、95.7%減)と非常に厳しい結果となりました。次に、セグメント別の経営成績をご報告いたします。
(運輸業)
鉄軌道事業、バス運送事業、タクシー事業の各事業ともに、「Go Toキャンペーン」など消費喚起策の効果は一部あったものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により旅客数が激減し、大幅な減収となりました。
こうした状況下にあるものの、鉄軌道事業におきましては感染防止策をとったうえで、嵐山線においては沿線の鹿王院の夜間特別拝観の開催や、アニメとのコラボレーションによるラッピング車両の運行を実施したほか、叡山ケーブルでは瑠璃光院の夜間特別拝観を開催するなど、利用促進と沿線の情報発信を図りました。
バス運送事業におきましては、需要状況に応じた運行ダイヤに変更するなど、輸送の確保と費用削減の両立に努めました。また、京都バス㈱では京都市バスと連携し、秋の観光ピーク時期に京都駅前から東山通りを経由し三条京阪前に至る区間で臨時バスを運行したほか、京福バス㈱では、福井県との連携事業として恐竜のラッピングを施したJR福井駅と福井県立恐竜博物館間を結ぶ初の直通バスを運行しました。
なお、各事業におきましては、新型コロナウイルス感染予防対策業種別ガイドラインに準拠し、車内の消毒や抗菌・抗ウイルス加工、換気、飛沫防止のためのアクリル板やビニールシートの設置など、感染予防対策を徹底するとともに、関係官庁と連携し感染拡大防止啓発の広報活動を実施することで、引き続き公共交通事業者としての役割を果たしました。
以上の結果、運輸業の営業収益は3,831百万円(前年同期比△2,279百万円、37.3%減)となり、営業損失は1,010百万円(前年同期営業利益601百万円)となりました。
(鉄軌道事業の運輸成績)
| 種別 | 単位 | 当第3四半期 連結累計期間 | ||
| (2020.4.1~2020.12.31) | 対前年同期増減率(%) | |||
| 営業日数 | 日 | 275 | 0.0 | |
| 営業キロ程 | キロ | 12.8 | 0.0 | |
| 車両走行キロ | 千キロ | 784 | △5.0 | |
| 輸送人員 | 定期 | 千人 | 1,756 | △20.6 |
| 定期外 | 〃 | 2,604 | △45.1 | |
| 計 | 〃 | 4,361 | △37.3 | |
| 旅客運輸収入 | 定期 | 百万円 | 168 | △18.8 |
| 定期外 | 〃 | 515 | △46.1 | |
| 計 | 〃 | 684 | △41.2 | |
| 運輸雑収 | 〃 | 54 | △21.5 | |
| 運輸収入合計 | 〃 | 738 | △40.1 | |
| 乗車効率 | % | 22.2 | △36.0 | |
(業種別営業成績)
| 種別 | 当第3四半期連結累計期間 (2020.4.1~2020.12.31) | |
| 営業収益 | 対前年同期増減率 | |
| 百万円 | % | |
| 鉄軌道事業 | 738 | △40.1 |
| バス事業 | 2,764 | △35.1 |
| タクシー事業 | 388 | △43.8 |
| 消 去 | △60 | - |
| 計 | 3,831 | △37.3 |
(不動産業)
不動産販売事業におきましては、京都、福井それぞれで「安全・安心の住まい」を提供する新築分譲住宅「京福の家」の販売に向け、専用ホームページやインターネット広告を活用した営業活動に取り組んだほか、分譲用土地3区画の販売を実施しました。
不動産賃貸事業におきましては、「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」は、観光客の減少で大幅な減収となりましたが、秋季観光シーズンには、嵐山駅ビル屋上から景観を楽しめるイベントや、亀岡市と協働したNHK大河ドラマ「麒麟がくる」にちなんだ館内展示企画などを開催し好評を得ました。「BOAT RACE(ボートレース)三国」では、レース情報の配信サービス強化やキャンペーン実施などの販売強化策の取組みに努め、スマートフォンなどのネットによる売上が好調に推移したことから、施設使用料収入は大幅に増加しました。
以上の結果、不動産業の営業収益は3,284百万円(前年同期比681百万円、26.2%増)となり、営業利益は862百万円(前年同期比278百万円、47.7%増)となりました。
(業種別営業成績)
| 種別 | 当第3四半期連結累計期間 (2020.4.1~2020.12.31) | |
| 営業収益 | 対前年同期増減率 | |
| 百万円 | % | |
| 不動産賃貸事業 | 3,890 | 26.1 |
| 不動産販売事業 | 69 | 379.7 |
| 消 去 | △676 | - |
| 計 | 3,284 | 26.2 |
(レジャー・サービス業)
レジャー・サービス業におきましては、「Go Toキャンペーン」の効果等により、越前松島水族館、三国観光ホテル、ホテル京福福井駅前などにおいて、減収幅は縮小傾向となりましたが、回復の見込みは未だ厳しい状況にあります。
現況の改善に向けて、2020年12月26日から東映太秦映画村、京都鉄道博物館との共催で、映画が記録的興業成績となったアニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーションイベントをスタートし、「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」内の直営店舗において関連商品の販売に取り組んでいます。
また、越前松島水族館では、修学旅行などの団体のみで夜の水族館を楽しめる「夜間貸切プラン」や、恒例となった「ペンギンの初詣」の様子が各メディアで取り上げられるなど、誘客に向けた話題づくりにも努めています。
以上の結果、レジャー・サービス業の営業収益は977百万円(前年同期比△541百万円、35.7%減)となり、営業損失は61百万円(前年同期営業利益128百万円)となりました。
(業種別営業成績)
| 種別 | 当第3四半期連結累計期間 (2020.4.1~2020.12.31) | |
| 営業収益 | 対前年同期増減率 | |
| 百万円 | % | |
| ホテル業・水族館業 | 591 | △39.8 |
| 物販業 | 299 | △16.5 |
| 広告代理店業 | 54 | △25.7 |
| その他 | 40 | △69.0 |
| 消 去 | △8 | - |
| 計 | 977 | △35.7 |
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定を第2四半期において変更しております。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響につきましては、営業収益等が感染拡大前の水準まで回復するには概ね1年程度の期間を要すると想定しておりましたが、同感染症の収束が未だ見通せない状況のなか、国内消費は停滞と回復を繰り返しながらも緩やかに回復するものの海外インバウンド需要は当面見込めないものと想定しております。
当社グループは、このような仮定のもと、固定資産の減損処理、繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。