有価証券報告書-第202期(2024/04/01-2025/03/31)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績等の状況の概要
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におきましては、観光需要の高まりが見られたものの、諸物価の上昇など、注視が必要な状況が続きました。
このような中、当社グループでは、沿線の市町や事業者、同業他社と連携した誘客活動を積極的に展開し、地域の活性化と収益の確保に努めました。また、適正な運賃、料金への見直しのほか、効率的な事業運営、有機的な統制を図るべく組織改定を実施するなど、持続可能な経営基盤の構築に向けた取り組みを推進いたしました。
この結果、当連結会計年度の営業収益は5,276百万円(前期比7.4%増)、営業利益は304百万円(前期は16百万円の営業利益)、経常利益は270百万円(前期は19百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純利益は115百万円(前期は92百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりです。
(鉄道事業)
鉄道事業におきましては、輸送の安全性向上を図るため、設備面では連動装置更新工事や落橋防止装置設置工事、第4種踏切道の安全対策工事などを実施するとともに、異常時訓練や警察・消防機関との共同訓練の実施、安全指導による従業員の意識向上に取り組みました。
旅客部門では、10月に旅客運賃の改定を行ったほか、鉄道の魅力を活かした体験型イベントの開催や夜行貸切列車の運行、各種記念乗車券類の発売など、積極的な営業施策に取り組みました。これらにより、定期・定期外旅客の人員及び収入は前期に比べ増加いたしました。
貨物部門では、輸送量が減少したことにより、貨物収入は前期に比べ減少いたしました。
その他、受託工事の増加等により、運輸雑収が増加いたしました。
営業費用は、電力費や修繕費などが前期に比べ増加いたしました。
この結果、営業収益は3,426百万円(前期比6.4%増)、営業利益は17百万円(前期は143百万円の営業損失)となりました。
(提出会社の鉄道事業営業成績)
(注) 乗車効率の算出方法
輸送人員 × 実キロ = 延人キロ
延人キロ ÷ (客車走行キロ×客車平均定員)= 乗車効率
乗車効率とは客車走行車両定員に対する旅客輸送量を見るためのものであります。
(営業成績)
(注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。
(不動産事業)
不動産事業におきましては、賃貸収入が駐車場の稼働率向上などにより前期に比べ増加した一方、請負工事収入は前期に比べ減少いたしました。
営業費用は、売上原価が前期に比べ減少いたしました。
この結果、営業収益は373百万円(前期比1.0%増)、営業利益は225百万円(同22.3%増)となりました。
(営業成績)
(注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。
(観光事業)
観光事業におきましては、天候に恵まれたほか、料金改定の効果もあり、長瀞ラインくだりや宝登山ロープウェイなどの各施設の収入は前期に比べ増加いたしました。
この結果、営業収益は494百万円(前期比16.6%増)、営業利益は43百万円(前期は1百万円の営業損失)となりました。
(営業成績)
(注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。
(卸売・小売業)
卸売・小売業におきましては、コンビニエンスストアや駅売店などの収入が前期に比べ増加いたしました。
営業費用は、人件費などが前期に比べ増加いたしました。
この結果、営業収益は625百万円(前期比3.7%増)、営業利益は17百万円(同21.4%減)となりました。
(営業成績)
(注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。
(その他)
建設・電気工事業におきましては、完成工事高が増加いたしました。バス事業におきましては、高速乗合バスの新規路線運行開始などにより増収となったものの、依然として厳しい状況が続きました。
この結果、営業収益は769百万円(前期比9.5%増)、営業利益は6百万円(前期は54百万円の営業損失)となりました。
(営業成績)
(注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。
②キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末に比べ95百万円増加し1,077百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は538百万円となりました。これは、税金等調整前当期純利益140百万円、減価償却費200百万円及び固定資産の減損損失136百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は406百万円となりました。これは、工事負担金等受入による収入が238百万円となった一方で、固定資産取得による支出が654百万円となったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は36百万円となりました。これは、長期借入金の返済による支出1,519百万円となった一方で、長期借入れによる収入が1,540百万円となったことなどによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
当社グループのサービスは、鉄道事業を中心として営業しており、生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。
このため生産、受注及び販売の状況については、「(1)経営成績等の状況の概要」における各事業のセグメント業績に関連付けて示しております。
なお、最近2連結会計年度の主な相手先別の営業収益及び当該営業収益の総営業収益に対する割合は次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度におきましては、観光需要の高まりが見られたものの、諸物価の上昇など、注視が必要な状況が続きました。
このような中、当社グループでは、沿線の市町や事業者、同業他社と連携した誘客活動を積極的に展開し、地域の活性化と収益の確保に努めました。また、適正な運賃、料金への見直しのほか、効率的な事業運営、有機的な統制を図るべく組織改定を実施するなど、持続可能な経営基盤の構築に向けた取り組みを推進いたしました。
この結果、当連結会計年度の営業収益は5,276百万円(前期比7.4%増)、営業利益は304百万円(前期は16百万円の営業利益)、経常利益は270百万円(前期は19百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純利益は115百万円(前期比24.9%増)となりました。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、「3 事業等のリスク」に記載した事項が経営成績に重要な影響を与える可能性がありますが、その他に、当社グループは観光に関する事業が多く、また、地域も限定されているため、土曜日・日曜日・ゴールデンウィーク・夏休み等の天候不順が営業成績に重要な影響を与える要因になります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
当社グループは、運転資金、設備投資資金等の資金調達が必要な場合は、金融機関からの借入金によることを基本としております。
なお、翌連結会計年度における重要な設備投資の計画につきましては、「第3 設備の状況」に記載のとおりでありますが、現在のところ自己資金及び金融機関からの借入金以外の資金調達の計画はありません。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)(固定資産の減損)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績等の状況の概要
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におきましては、観光需要の高まりが見られたものの、諸物価の上昇など、注視が必要な状況が続きました。
このような中、当社グループでは、沿線の市町や事業者、同業他社と連携した誘客活動を積極的に展開し、地域の活性化と収益の確保に努めました。また、適正な運賃、料金への見直しのほか、効率的な事業運営、有機的な統制を図るべく組織改定を実施するなど、持続可能な経営基盤の構築に向けた取り組みを推進いたしました。
この結果、当連結会計年度の営業収益は5,276百万円(前期比7.4%増)、営業利益は304百万円(前期は16百万円の営業利益)、経常利益は270百万円(前期は19百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純利益は115百万円(前期は92百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりです。
(鉄道事業)
鉄道事業におきましては、輸送の安全性向上を図るため、設備面では連動装置更新工事や落橋防止装置設置工事、第4種踏切道の安全対策工事などを実施するとともに、異常時訓練や警察・消防機関との共同訓練の実施、安全指導による従業員の意識向上に取り組みました。
旅客部門では、10月に旅客運賃の改定を行ったほか、鉄道の魅力を活かした体験型イベントの開催や夜行貸切列車の運行、各種記念乗車券類の発売など、積極的な営業施策に取り組みました。これらにより、定期・定期外旅客の人員及び収入は前期に比べ増加いたしました。
貨物部門では、輸送量が減少したことにより、貨物収入は前期に比べ減少いたしました。
その他、受託工事の増加等により、運輸雑収が増加いたしました。
営業費用は、電力費や修繕費などが前期に比べ増加いたしました。
この結果、営業収益は3,426百万円(前期比6.4%増)、営業利益は17百万円(前期は143百万円の営業損失)となりました。
(提出会社の鉄道事業営業成績)
| 種別 | 単位 | 当連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 | 対前期増減率(%) | |
| 営業日数 | 日 | 365 | △0.3 | |
| 営業キロ | 粁 | 75.4 | - | |
| 客車走行キロ | 粁 | 5,249,015 | △0.3 | |
| 貨車走行キロ | 粁 | 3,160,645 | △15.9 | |
| 旅客人員 | 定期 | 人 | 4,408,440 | 0.7 |
| 定期外 | 人 | 2,860,399 | 2.3 | |
| 計 | 人 | 7,268,839 | 1.3 | |
| 貨物屯数 | 屯 | 1,469,785 | △13.9 | |
| 旅客収入 | 定期 | 千円 | 657,346 | 3.2 |
| 定期外 | 千円 | 1,207,107 | 9.9 | |
| 計 | 千円 | 1,864,453 | 7.5 | |
| 貨物収入 | 千円 | 1,206,990 | △2.6 | |
| 運輸雑収 | 千円 | 355,007 | 44.8 | |
| 運輸収入合計 | 千円 | 3,426,451 | 6.4 | |
| 1日1キロ運輸収入 | 円 | 131 | 6.5 | |
| 乗車効率 | % | 14.6 | 0 | |
(注) 乗車効率の算出方法
輸送人員 × 実キロ = 延人キロ
延人キロ ÷ (客車走行キロ×客車平均定員)= 乗車効率
乗車効率とは客車走行車両定員に対する旅客輸送量を見るためのものであります。
(営業成績)
| 業種別 | 当連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 | |
| 営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
| 鉄道事業 | 3,426,451 | 6.4 |
| 営業収益計 | 3,426,451 | 6.4 |
(注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。
(不動産事業)
不動産事業におきましては、賃貸収入が駐車場の稼働率向上などにより前期に比べ増加した一方、請負工事収入は前期に比べ減少いたしました。
営業費用は、売上原価が前期に比べ減少いたしました。
この結果、営業収益は373百万円(前期比1.0%増)、営業利益は225百万円(同22.3%増)となりました。
(営業成績)
| 業種別 | 当連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 | |
| 営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
| 土地建物販売業 | - | - |
| 請負工事業 | 16,210 | △49.3 |
| 不動産賃貸業 | 348,991 | 5.9 |
| その他 | 8,694 | △0.5 |
| 営業収益計 | 373,895 | 1.0 |
(注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。
(観光事業)
観光事業におきましては、天候に恵まれたほか、料金改定の効果もあり、長瀞ラインくだりや宝登山ロープウェイなどの各施設の収入は前期に比べ増加いたしました。
この結果、営業収益は494百万円(前期比16.6%増)、営業利益は43百万円(前期は1百万円の営業損失)となりました。
(営業成績)
| 業種別 | 当連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 | |
| 営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
| 遊船・索道業・動物園業他 | 494,823 | 16.6 |
| 営業収益計 | 494,823 | 16.6 |
(注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。
(卸売・小売業)
卸売・小売業におきましては、コンビニエンスストアや駅売店などの収入が前期に比べ増加いたしました。
営業費用は、人件費などが前期に比べ増加いたしました。
この結果、営業収益は625百万円(前期比3.7%増)、営業利益は17百万円(同21.4%減)となりました。
(営業成績)
| 業種別 | 当連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 | |
| 営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
| 卸売・小売業 | 625,362 | 3.7 |
| 営業収益計 | 625,362 | 3.7 |
(注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。
(その他)
建設・電気工事業におきましては、完成工事高が増加いたしました。バス事業におきましては、高速乗合バスの新規路線運行開始などにより増収となったものの、依然として厳しい状況が続きました。
この結果、営業収益は769百万円(前期比9.5%増)、営業利益は6百万円(前期は54百万円の営業損失)となりました。
(営業成績)
| 業種別 | 当連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 | |
| 営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
| バス事業 | 347,524 | 9.0 |
| 建設・電気工事業 | 383,418 | 10.5 |
| 旅行業 | 38,312 | 3.9 |
| 営業収益計 | 769,254 | 9.5 |
(注) セグメント間の取引については、相殺消去しておりません。
②キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末に比べ95百万円増加し1,077百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は538百万円となりました。これは、税金等調整前当期純利益140百万円、減価償却費200百万円及び固定資産の減損損失136百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は406百万円となりました。これは、工事負担金等受入による収入が238百万円となった一方で、固定資産取得による支出が654百万円となったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は36百万円となりました。これは、長期借入金の返済による支出1,519百万円となった一方で、長期借入れによる収入が1,540百万円となったことなどによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
当社グループのサービスは、鉄道事業を中心として営業しており、生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。
このため生産、受注及び販売の状況については、「(1)経営成績等の状況の概要」における各事業のセグメント業績に関連付けて示しております。
なお、最近2連結会計年度の主な相手先別の営業収益及び当該営業収益の総営業収益に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 | 当連結会計年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日 | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 太平洋セメント株式会社 | 1,265,735 | 25.8 | 1,306,517 | 24.8 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度におきましては、観光需要の高まりが見られたものの、諸物価の上昇など、注視が必要な状況が続きました。
このような中、当社グループでは、沿線の市町や事業者、同業他社と連携した誘客活動を積極的に展開し、地域の活性化と収益の確保に努めました。また、適正な運賃、料金への見直しのほか、効率的な事業運営、有機的な統制を図るべく組織改定を実施するなど、持続可能な経営基盤の構築に向けた取り組みを推進いたしました。
この結果、当連結会計年度の営業収益は5,276百万円(前期比7.4%増)、営業利益は304百万円(前期は16百万円の営業利益)、経常利益は270百万円(前期は19百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純利益は115百万円(前期比24.9%増)となりました。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、「3 事業等のリスク」に記載した事項が経営成績に重要な影響を与える可能性がありますが、その他に、当社グループは観光に関する事業が多く、また、地域も限定されているため、土曜日・日曜日・ゴールデンウィーク・夏休み等の天候不順が営業成績に重要な影響を与える要因になります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
当社グループは、運転資金、設備投資資金等の資金調達が必要な場合は、金融機関からの借入金によることを基本としております。
なお、翌連結会計年度における重要な設備投資の計画につきましては、「第3 設備の状況」に記載のとおりでありますが、現在のところ自己資金及び金融機関からの借入金以外の資金調達の計画はありません。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)(固定資産の減損)」に記載のとおりであります。