四半期報告書-第155期第2四半期(令和2年6月1日-令和2年8月31日)
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により経済活動の制約が強まり、景気が急速に悪化しました。個人消費については、緊急事態宣言の解除後、持ち直しの動きがみられたものの、天候不順や感染の再拡大もあり、極めて厳しい状況で推移しました。
このような状況下、当企業グループはより一層の効率化を図るとともに、本格的な事業再開に向けた環境整備に努めて参りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高19,713百万円(前年同期比60.8%減)、営業損失3,622百万円(前年同期は営業利益3,326百万円)、経常損失3,865百万円(前年同期は経常利益3,175百万円)となり、特別損失5,449百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失は9,486百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益2,047百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、当社の組織変更に伴い、当企業グループにおける経営管理体制を再検討した結果、第1四半期連結会計期間よりセグメントの区分を変更しております。従来「その他」に区分しておりました音楽著作権の利用開発・許諾等を「映像関連事業」に、舞台衣裳の製作・販売・賃貸、演劇舞台の大道具・小道具・音響の製作・販売等を「演劇事業」にそれぞれ変更しております。このため、前年同期との比較については、セグメント変更後の数値に組み替えて比較を行っております。
(映像関連事業)
配給は、邦画5本、洋画2本、アニメ8本、シネマ歌舞伎、METライブビューイング、松竹ブロードウェイシネマを公開しました。3月公開の「Fukushima 50」は、映画館の休館の影響を受ける厳しい状況での公開となりましたが、営業再開後にも上映する映画館が多く、長期間に渡る上映となりました。8月公開の「事故物件 恐い間取り」は若年層を中心に幅広い層に支持され、大ヒットとなりました。
興行は、㈱松竹マルチプレックスシアターズにおいては、6月以降、感染予防対策のガイドラインに従い、席数を50%に制限し、場内の換気、サーモグラフィーによるお客様の体温確認、アルコール消毒液の設置等、万全な感染防止対策を行った上で、営業を再開いたしました。
テレビ制作は、地上波にて、時代劇スペシャル「桶狭間」、2時間ドラマ「刑事アフター5」、連続ドラマ「恐怖新聞」、ドキュメンタリー「パパがうちにいる。」、BS放送にて「雲霧仁左衛門5」、「無用庵隠居修行4」を受注制作いたしました。
映像ソフトは、「引っ越し大名!」「男はつらいよ お帰り 寅さん」「スペシャルアクターズ」等、話題の新作をリリースし好調に推移しました。テレビ放映権販売では、地上波にて「殿、利息でござる!」「武士の献立」が放送され、BS放送にて、BSテレビ東京で4月より「男はつらいよ」シリーズを4Kデジタル修復版で放送開始し、収益に大きく貢献いたしました。
CS放送事業等は、松竹ブロードキャスティング㈱は、競合となるインターネット動画配信サービスが、コロナ禍による巣ごもり需要のため勢いを増しており、多チャンネル放送市場はますます厳しい状況を迎えておりますが、特色のある番組編成を強化することで、収益確保に努めました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,423百万円(前年同期比60.9%減)、セグメント損失は2,986百万円(前年同期はセグメント利益1,977百万円)となりました。
(演劇事業)
歌舞伎座は、3月から7月まで公演中止となりましたが、「三月大歌舞伎」を無観客で映像収録し、動画共有サイトで無料配信をし、好評を博しました。5月から7月に予定していた「十三代目市川團十郎白猿襲名披露興行」は延期となりました。「八月花形歌舞伎」を感染予防対策のガイドラインに従い、万全の体制のもと、初の四部制として、公演を再開いたしました。50%以下の収容人員ではありましたが、再開を待ち望んでいらしたお客様からも劇場の対策は好意的に受け止めていただき、千穐楽まで感染者を出すことなく、興行を打上げることが出来ました。
新橋演舞場は、すべての公演が中止となりました。
大阪松竹座は、8月に、関ジャニ∞、ジャニーズWEST、関西ジャニーズJr.による無観客でのライブ生配信を行い、大きな反響を呼びました。
南座は、8月に、「南座 夏の舞台体験ツアー」を開催いたしました。
その他の公演は、すべての公演が中止となりました。
シネマ歌舞伎では、緊急事態宣言解除後の映画館の再開に伴い、月イチ歌舞伎2020の上映を開始し、歌舞伎ファンを中心にご来場いただいております。METライブビューイングは、2019-20シーズン第8作「さまよえるオランダ人」が、ニューヨークのMETがロックダウンによる休館に伴い、ライブビューイングの上映は行われませんでしたが、日本でのみカメラリハーサルの映像を使用し、1週間の上映を行いました。また、8月からアンコール上映を行いました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,072百万円(前年同期比85.5%減)、セグメント損失は1,303
百万円(前年同期はセグメント利益443百万円)となりました。
(不動産事業)
不動産賃貸は、歌舞伎座タワー、築地松竹ビル(銀座松竹スクエア)、東劇ビル、新宿松竹会館(新宿ピカデリー)、有楽町センタービル(マリオン)、松竹倶楽部ビル、大船ショッピングセンター、新木場倉庫などの満室が続き、全体でも高い稼働率で安定収益に貢献しました。4月には浅草六区松竹ビルが竣工し、5月より賃貸を開始しました。また、各テナントとの賃料交渉にも誠実に対応し、安定的に利益を確保しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は5,842百万円(前年同期比1.3%増)、セグメント利益は2,704百万円(同7.9%増)となりました。
(その他)
プログラム・キャラクター商品は、劇場プログラム及びキャラクター商品は映画館の営業再開以降に公開された新作「劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス」「私がモテてどうすんだ」「弱虫ペダル」「事故物件 恐い間取り」で、キャラクターや出演者へのコアなファンにも支えられ収益に貢献しました。
イベント事業は、イベント自体のキャンセルや延期が続き、厳しい状況となりました。
小売、飲食店舗事業においては、休業もしくは感染症対策下での運営が続き厳しい状況となりましたが、「松竹歌舞伎屋本舗」事業では実店舗での集客が厳しい中、通信販売での売上を伸ばすことが出来ました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は375百万円(前年同期比64.8%減)、セグメント損失は479百万円(前年同期はセグメント損失54百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ2,247百万円減少し、193,088百万円となりました。これは主に現金及び預金、受取手形及び売掛金が減少したこと等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ7,533百万円増加し、111,577百万円となりました。これは主に長期借入金が増加
したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ9,781百万円減少し、81,510百万円となりました。これは主に利益剰余金の減少等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は19,391百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,858百万円の減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は10,521百万円(前年同期に得られた資金は7,392百万円)となりました。これは主として、減価償却費2,870百万円の計上があったものの税金等調整前四半期純損失9,314百万円の計上等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2,296百万円(前年同期に得られた資金は6,559百万円)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出1,899百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は10,960百万円(前年同期に使用した資金は9,076百万円)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出6,270百万円があったものの長期借入れによる収入19,100百万円等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により経済活動の制約が強まり、景気が急速に悪化しました。個人消費については、緊急事態宣言の解除後、持ち直しの動きがみられたものの、天候不順や感染の再拡大もあり、極めて厳しい状況で推移しました。
このような状況下、当企業グループはより一層の効率化を図るとともに、本格的な事業再開に向けた環境整備に努めて参りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高19,713百万円(前年同期比60.8%減)、営業損失3,622百万円(前年同期は営業利益3,326百万円)、経常損失3,865百万円(前年同期は経常利益3,175百万円)となり、特別損失5,449百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失は9,486百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益2,047百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。なお、当社の組織変更に伴い、当企業グループにおける経営管理体制を再検討した結果、第1四半期連結会計期間よりセグメントの区分を変更しております。従来「その他」に区分しておりました音楽著作権の利用開発・許諾等を「映像関連事業」に、舞台衣裳の製作・販売・賃貸、演劇舞台の大道具・小道具・音響の製作・販売等を「演劇事業」にそれぞれ変更しております。このため、前年同期との比較については、セグメント変更後の数値に組み替えて比較を行っております。
(映像関連事業)
配給は、邦画5本、洋画2本、アニメ8本、シネマ歌舞伎、METライブビューイング、松竹ブロードウェイシネマを公開しました。3月公開の「Fukushima 50」は、映画館の休館の影響を受ける厳しい状況での公開となりましたが、営業再開後にも上映する映画館が多く、長期間に渡る上映となりました。8月公開の「事故物件 恐い間取り」は若年層を中心に幅広い層に支持され、大ヒットとなりました。
興行は、㈱松竹マルチプレックスシアターズにおいては、6月以降、感染予防対策のガイドラインに従い、席数を50%に制限し、場内の換気、サーモグラフィーによるお客様の体温確認、アルコール消毒液の設置等、万全な感染防止対策を行った上で、営業を再開いたしました。
テレビ制作は、地上波にて、時代劇スペシャル「桶狭間」、2時間ドラマ「刑事アフター5」、連続ドラマ「恐怖新聞」、ドキュメンタリー「パパがうちにいる。」、BS放送にて「雲霧仁左衛門5」、「無用庵隠居修行4」を受注制作いたしました。
映像ソフトは、「引っ越し大名!」「男はつらいよ お帰り 寅さん」「スペシャルアクターズ」等、話題の新作をリリースし好調に推移しました。テレビ放映権販売では、地上波にて「殿、利息でござる!」「武士の献立」が放送され、BS放送にて、BSテレビ東京で4月より「男はつらいよ」シリーズを4Kデジタル修復版で放送開始し、収益に大きく貢献いたしました。
CS放送事業等は、松竹ブロードキャスティング㈱は、競合となるインターネット動画配信サービスが、コロナ禍による巣ごもり需要のため勢いを増しており、多チャンネル放送市場はますます厳しい状況を迎えておりますが、特色のある番組編成を強化することで、収益確保に努めました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,423百万円(前年同期比60.9%減)、セグメント損失は2,986百万円(前年同期はセグメント利益1,977百万円)となりました。
(演劇事業)
歌舞伎座は、3月から7月まで公演中止となりましたが、「三月大歌舞伎」を無観客で映像収録し、動画共有サイトで無料配信をし、好評を博しました。5月から7月に予定していた「十三代目市川團十郎白猿襲名披露興行」は延期となりました。「八月花形歌舞伎」を感染予防対策のガイドラインに従い、万全の体制のもと、初の四部制として、公演を再開いたしました。50%以下の収容人員ではありましたが、再開を待ち望んでいらしたお客様からも劇場の対策は好意的に受け止めていただき、千穐楽まで感染者を出すことなく、興行を打上げることが出来ました。
新橋演舞場は、すべての公演が中止となりました。
大阪松竹座は、8月に、関ジャニ∞、ジャニーズWEST、関西ジャニーズJr.による無観客でのライブ生配信を行い、大きな反響を呼びました。
南座は、8月に、「南座 夏の舞台体験ツアー」を開催いたしました。
その他の公演は、すべての公演が中止となりました。
シネマ歌舞伎では、緊急事態宣言解除後の映画館の再開に伴い、月イチ歌舞伎2020の上映を開始し、歌舞伎ファンを中心にご来場いただいております。METライブビューイングは、2019-20シーズン第8作「さまよえるオランダ人」が、ニューヨークのMETがロックダウンによる休館に伴い、ライブビューイングの上映は行われませんでしたが、日本でのみカメラリハーサルの映像を使用し、1週間の上映を行いました。また、8月からアンコール上映を行いました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,072百万円(前年同期比85.5%減)、セグメント損失は1,303
百万円(前年同期はセグメント利益443百万円)となりました。
(不動産事業)
不動産賃貸は、歌舞伎座タワー、築地松竹ビル(銀座松竹スクエア)、東劇ビル、新宿松竹会館(新宿ピカデリー)、有楽町センタービル(マリオン)、松竹倶楽部ビル、大船ショッピングセンター、新木場倉庫などの満室が続き、全体でも高い稼働率で安定収益に貢献しました。4月には浅草六区松竹ビルが竣工し、5月より賃貸を開始しました。また、各テナントとの賃料交渉にも誠実に対応し、安定的に利益を確保しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は5,842百万円(前年同期比1.3%増)、セグメント利益は2,704百万円(同7.9%増)となりました。
(その他)
プログラム・キャラクター商品は、劇場プログラム及びキャラクター商品は映画館の営業再開以降に公開された新作「劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス」「私がモテてどうすんだ」「弱虫ペダル」「事故物件 恐い間取り」で、キャラクターや出演者へのコアなファンにも支えられ収益に貢献しました。
イベント事業は、イベント自体のキャンセルや延期が続き、厳しい状況となりました。
小売、飲食店舗事業においては、休業もしくは感染症対策下での運営が続き厳しい状況となりましたが、「松竹歌舞伎屋本舗」事業では実店舗での集客が厳しい中、通信販売での売上を伸ばすことが出来ました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は375百万円(前年同期比64.8%減)、セグメント損失は479百万円(前年同期はセグメント損失54百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ2,247百万円減少し、193,088百万円となりました。これは主に現金及び預金、受取手形及び売掛金が減少したこと等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ7,533百万円増加し、111,577百万円となりました。これは主に長期借入金が増加
したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ9,781百万円減少し、81,510百万円となりました。これは主に利益剰余金の減少等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は19,391百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,858百万円の減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は10,521百万円(前年同期に得られた資金は7,392百万円)となりました。これは主として、減価償却費2,870百万円の計上があったものの税金等調整前四半期純損失9,314百万円の計上等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2,296百万円(前年同期に得られた資金は6,559百万円)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出1,899百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は10,960百万円(前年同期に使用した資金は9,076百万円)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出6,270百万円があったものの長期借入れによる収入19,100百万円等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。