四半期報告書-第154期第3四半期(令和1年9月1日-令和1年11月30日)

【提出】
2020/01/14 14:54
【資料】
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【項目】
27項目
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、相次ぐ自然災害の経済に与える影響や消費税率引き上げ後の消費者マインド動向に留意する必要があるものの、企業収益および雇用情勢の改善が続くなかで個人消費は持ち直しており、景気の緩やかな回復が続きました。
このような状況下、当企業グループはより一層の経営の効率化を図り、積極的な営業活動を展開いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間は、売上高73,766百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益3,840百万円(同32.6%増)、経常利益3,557百万円(同51.1%増)となり、特別損失106百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,275百万円(同58.3%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(映像関連事業)
配給は、6月公開の「ザ・ファブル」は、原作ファンをはじめ幅広い層に支持され、8月公開の「引っ越し大名!」は、シニア層に加え、キャストファンの幅広い世代の女性層に支持され、好調な成績となりました。9月公開の「人間失格 太宰治と3人の女たち」、10月公開の「HiGH&LOW THE WORST」も好評を博しました。
興行は、㈱松竹マルチプレックスシアターズにおいては、最先端の映像技術「Dolby Vision™(ドルビービジョン)」、立体音響技術の「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」と、最適化されたシアターデザインの技術が一体となった「Dolby Cinema™(ドルビーシネマ)」を4月にMOVIXさいたま、10月に丸の内ピカデリーに導入して、他社との差別化を図り、高稼働いたしました。
テレビ制作、映像ソフト、テレビ放映権販売、CS放送事業等は堅調に推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は41,869百万円(前年同期比19.5%増)、セグメント利益は2,000百万円(前年同期はセグメント損失64百万円)となりました。
(演劇事業)
歌舞伎座は、「三月大歌舞伎」は古典の名作を上演し充実した公演となりました。「四月大歌舞伎」は歌舞伎界の重鎮の活躍が目立ちました。「團菊祭五月大歌舞伎」は尾上菊之助の長男、七代目尾上丑之助の初舞台演目「絵本牛若丸」などが話題を集め、大盛況となりました。「六月大歌舞伎」は夜の部で三谷幸喜作・演出「月光露針路日本 風雲児たち」の上演が大きな話題となりました。「七月大歌舞伎」は夜の部の、「義経千本桜」を基にした通し狂言「星合世十三團 成田千本桜」や昼の部の「外郎売」が注目を集め大人気興行となりました。三部制興行「八月納涼歌舞伎」は、幅広い演目を並べ好評を博しました。恒例となりました「秀山祭九月大歌舞伎」は高稼働し、「芸術祭十月大歌舞伎」「吉例顔見世大歌舞伎」も好評となりました。
新橋演舞場は、3月に多彩な出演者による「トリッパー遊園地」およびOSK日本歌劇団「レビュー春のおどり」を上演いたしました。4月、5月は新しく生まれ変わった「滝沢歌舞伎ZERO」を上演し大盛況となりました。6月の「熱海五郎一座」では、高島礼子、橋本マナミをゲストに迎え大好評でした。7月は新橋演舞場に4年ぶりの出演となった藤山直美の主演作「笑う門には福来たる~女興行師 吉本せい~」を上演いたしました。8月は新派公演「京都 都大路謎の花くらべ」およびコメディ作品「ブラックorホワイト?」をお贈りいたしました。9月は本格的ミュージカル「ペテン師と詐欺師」が好成績を収めました。10、11月はスーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)「新版オグリ」が市川猿之助、中村隼人のダブルキャストで人気を博しました。
大阪松竹座は、3月は恒例の関西ジャニーズJr.公演が大盛況となり、4月の「レビュー春のおどり」は、桐生麻耶トップ披露公演をお贈りしました。5月の「笑う門には福来たる~女興行師 吉本せい~」公演では、藤山直美が2年半ぶりに大阪松竹座に復帰しました。6月の「三婆」公演では、大竹しのぶ、渡辺えり、キムラ緑子、人気3人の名演技で好成績を収めました。「七月大歌舞伎」は、“関西・歌舞伎を愛する会 結成四十周年記念公演”と銘打って、趣向を凝らした演目が評価を得ました。8月の関西ジャニーズJr.公演は完売の盛況ぶりでした。9月は山田洋次監督の映画「家族はつらいよ」の舞台版を「九月新派公演」にて再演し、その大阪版を11月の松竹新喜劇公演「大阪の家族はつらいよ」として上演し、こちらも好評を博しました。
南座は、新開場記念の公演が続いており、3月の「坂東玉三郎特別公演」では、坂東玉三郎の美の世界がお客様を魅了し、5月「京都ミライマツリ2019」は革新をテーマにした新時代のお祭りを創出し、話題となりました。6月の新作歌舞伎「NARUTO-ナルト-」および8月の「八月南座超歌舞伎」では、幅広い層のお客様がご来場されました。9月の「九月花形歌舞伎」は好成績を収め、10月の藤山直美主演「喜劇 道頓堀ものがたり」も大きな話題となりました。
その他の公演は、日生劇場で5月に「クイーン・エリザベス」、9月に「少年たち To be!」が上演され好成績を収めました。巡業公演では恒例の「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が4月に行われ、二代目松本白鸚・十代目松本幸四郎襲名披露の全国公演が3月、4月に中央コース、6月、7月に東コースとして行われました。受注製作公演では、博多座で「三月花形歌舞伎」および「六月博多座大歌舞伎」、名古屋御園座で4月「陽春花形歌舞伎」を製作いたしました。
シネマ歌舞伎、METライブビューイングは、堅調に推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は19,718百万円(前年同期比1.1%減)、セグメント利益は235百万円(同85.2%減)となりました。
(不動産事業)
不動産賃貸は、歌舞伎座タワー、築地松竹ビル(銀座松竹スクエア)、東劇ビル、新宿松竹会館(新宿ピカデリー)、有楽町センタービル(マリオン)、松竹倶楽部ビル等の満室が続き、昨年秋に竣工の京都松竹阪井座ビルにおきましても満室稼働となり、全体でも高い稼働率で安定収入に貢献しました。また、各テナントとの賃料交渉にも誠実に対応し、利益を確保いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は8,311百万円(前年同期比5.4%増)、セグメント利益は3,738百万円(同7.4%増)となりました。
(その他)
プログラム・キャラクター商品は、劇場プログラム及びキャラクター商品で「HiGH&LOW THE WORST」「ジョーカー」「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」が収益に貢献しました。映画作品以外の取り組みとして「ラグビーワールドカップ2019日本大会」と歌舞伎のコラボ商品やスーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)「新版オグリ」関連商品等を展開し好調に推移しました。
イベント事業は、「有楽町マリオン35周年記念イベント」等が人気を博しました。
キャラクター「かぶきにゃんたろう」プロジェクトにおいては、関連商品の販売が積極的に行われた他、他社へのライセンス活動も積極的に展開しました。
貸衣裳事業、清掃事業及び舞台大道具製作事業は堅調な成績をあげております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,866百万円(前年同期比5.3%減)、セグメント利益は213百万円(同23.0%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ7,111百万円減少し、201,233百万円となりました。これは主に現金及び預金(責任財産限定対象)が減少したこと等によるものであります。
なお、責任財産限定特約付の社債償還及び借入金返済に伴い、その対象となっていた現金及び預金(責任財産限定対象)、建物及び構築物(責任財産限定対象)(純額)、並びに長期前払費用(責任財産限定対象)は、現金及び預金、建物及び構築物(純額)、並びに「投資その他の資産」のその他にそれぞれ振り替えております。
負債は、前連結会計年度末に比べ8,275百万円減少し、107,343百万円となりました。これは主に長期借入金の増加があったものの、1年内返済予定の長期借入金(責任財産限定)の減少等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ1,163百万円増加し、93,890百万円となりました。これは主にその他有価証券評価差額金の減少があったものの、利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。

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