四半期報告書-第25期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当第1四半期末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期の経営成績につきましては、収益が232,150百万円(前年同期比68.9%増加)、税引前利益は23,522百万円(同28.8%減少)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は2,360百万円の損失(前期は28,958百万円の利益)となりました。
なお、当企業グループは、「金融サービス事業」、「アセットマネジメント事業」、および「バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業」の3つの事業セグメントを報告しておりましたが、株式市場などのマーケット環境が各事業セグメント内の特定事業に大きな影響をもたらしていたことや、今後Web3.0関連等の非金融分野の事業が拡大すると想定される中でその所属が不明瞭になる等の問題が顕在化したことから、当第1四半期より事業セグメントを再編しており、「金融サービス事業」や「資産運用事業」、「投資事業」に加え、今後も成長領域として期待される「暗号資産事業」、バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業やWeb3.0関連の先進的な分野に取り組む事業等が含まれる「非金融事業」の5つの事業セグメントを新たな報告セグメントとしております。
〈変更前〉
・金融サービス事業
・アセットマネジメント事業
・バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業
〈変更後〉
・金融サービス事業
・資産運用事業
・投資事業
・暗号資産事業
・非金融事業
報告セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、前第1四半期についても変更後のセグメント構成に合わせて組み替えております。
(%表示は対前年同期増減率)
(金融サービス事業)
国内外における証券関連事業、銀行事業、保険事業を中核とした多様な金融関連事業を行っております。
当第1四半期における収益は、190,094百万円(同73.6%増加)、税引前利益は27,816百万円(同5.1%減少)となりました。
(資産運用事業)
投資信託の設定、募集、運用などの投資運用や投資助言、金融商品の情報提供等を行っております。
当第1四半期における収益は4,109百万円(前期比5.2%増加)、税引前利益は717百万円(同20.4%減少)となりました。
(投資事業)
国内外のIT、フィンテック、ブロックチェーン、金融及びバイオ関連のベンチャー企業等への投資に関する事業等を行っております。
当第1四半期における収益は、21,606百万円(同46.2%増加)、税引前利益は9,122百万円(同20.4%増加)となりました。
(暗号資産事業)
暗号資産の交換・取引サービスを提供する暗号資産交換業等を行っております。
当第1四半期における収益は12,984百万円(同149.0%増加)、税引前利益は9,688百万円の損失(前年同期は375百万円の損失)となりました。
(非金融事業)
生体内に存在するアミノ酸の一種である5-アミノレブリン酸(5-ALA)を活用した医薬品・健康食品・化粧品の開発・販売や、がん及び免疫分野等における抗体医薬・核酸医薬の研究開発に関する事業、医療・健康情報のデジタル化や医療ビッグデータの活用を推進するソリューション・サービスの提供及び医療金融に関する事業等を行うバイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業のほか、Web3.0関連の先進的な分野に取り組む事業や再生可能エネルギー事業、アフリカをはじめとした海外新市場で展開する事業等の非金融分野における各種事業等を行っております。
当第1四半期における収益は7,006百万円(同28.2%増加)、税引前利益は2,018百万円(前年同期は941百万円の損失)となりました。
なお、当第1四半期末の総資産は18,580,824百万円となり、前期末の17,838,200百万円から742,624百万円の増加となりました。また、資本は前期末に比べ30,813百万円増加し、1,614,071百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期末の現金及び現金同等物残高は2,794,823百万円となり、前期末の2,499,370百万円から295,453百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、289,311百万円の収入(前第1四半期は202,987百万円の支出)となりました。これは主に、「社債及び借入金(銀行業)の増減」が311,911百万円の支出、「営業債権及びその他の債権の増減」が234,133百万円の支出及び「証券業関連資産及び負債の増減」が188,321百万円の支出となった一方で、「顧客預金の増減」が1,008,593百万円の収入となったこと等の要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、88,230百万円の支出(前第1四半期は36,224百万円の支出)となりました。これは主に、「投資有価証券の売却及び償還による収入」が137,358百万円となった一方で、「投資有価証券の取得による支出」が182,645百万円となったこと等の要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、75,135百万円の収入(前第1四半期は130,448百万円の収入)となりました。これは主に、「社債の償還による支出」が306,478百万円となった一方で、「社債の発行による収入」が259,497百万円及び「短期借入金の純増減額」が137,837百万円の収入となったこと等の要因によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期における当企業グループの研究開発費は、352百万円であります。なお、当第1四半期において、当企業グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期において、資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期の経営成績につきましては、収益が232,150百万円(前年同期比68.9%増加)、税引前利益は23,522百万円(同28.8%減少)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は2,360百万円の損失(前期は28,958百万円の利益)となりました。
なお、当企業グループは、「金融サービス事業」、「アセットマネジメント事業」、および「バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業」の3つの事業セグメントを報告しておりましたが、株式市場などのマーケット環境が各事業セグメント内の特定事業に大きな影響をもたらしていたことや、今後Web3.0関連等の非金融分野の事業が拡大すると想定される中でその所属が不明瞭になる等の問題が顕在化したことから、当第1四半期より事業セグメントを再編しており、「金融サービス事業」や「資産運用事業」、「投資事業」に加え、今後も成長領域として期待される「暗号資産事業」、バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業やWeb3.0関連の先進的な分野に取り組む事業等が含まれる「非金融事業」の5つの事業セグメントを新たな報告セグメントとしております。
〈変更前〉
・金融サービス事業
・アセットマネジメント事業
・バイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業
〈変更後〉
・金融サービス事業
・資産運用事業
・投資事業
・暗号資産事業
・非金融事業
報告セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、前第1四半期についても変更後のセグメント構成に合わせて組み替えております。
収益 | 税引前利益 | ||||||||
前第1四半期 | 当第1四半期 | 前第1四半期 | 当第1四半期 | ||||||
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | ||||
金融サービス事業 | 109,476 | 190,094 | 73.6 | 29,314 | 27,816 | (5.1) | |||
資産運用事業 | 3,906 | 4,109 | 5.2 | 901 | 717 | (20.4) | |||
投資事業 | 14,779 | 21,606 | 46.2 | 7,579 | 9,122 | 20.4 | |||
暗号資産事業 | 5,214 | 12,984 | 149.0 | (375) | (9,688) | - | |||
非金融事業 | 5,462 | 7,006 | 28.2 | (941) | 2,018 | - | |||
計 | 138,837 | 235,799 | 69.8 | 36,478 | 29,985 | (17.8) | |||
消去又は全社 | (1,363) | (3,649) | - | (3,449) | (6,463) | - | |||
連結 | 137,474 | 232,150 | 68.9 | 33,029 | 23,522 | (28.8) |
(%表示は対前年同期増減率)
(金融サービス事業)
国内外における証券関連事業、銀行事業、保険事業を中核とした多様な金融関連事業を行っております。
当第1四半期における収益は、190,094百万円(同73.6%増加)、税引前利益は27,816百万円(同5.1%減少)となりました。
(資産運用事業)
投資信託の設定、募集、運用などの投資運用や投資助言、金融商品の情報提供等を行っております。
当第1四半期における収益は4,109百万円(前期比5.2%増加)、税引前利益は717百万円(同20.4%減少)となりました。
(投資事業)
国内外のIT、フィンテック、ブロックチェーン、金融及びバイオ関連のベンチャー企業等への投資に関する事業等を行っております。
当第1四半期における収益は、21,606百万円(同46.2%増加)、税引前利益は9,122百万円(同20.4%増加)となりました。
(暗号資産事業)
暗号資産の交換・取引サービスを提供する暗号資産交換業等を行っております。
当第1四半期における収益は12,984百万円(同149.0%増加)、税引前利益は9,688百万円の損失(前年同期は375百万円の損失)となりました。
(非金融事業)
生体内に存在するアミノ酸の一種である5-アミノレブリン酸(5-ALA)を活用した医薬品・健康食品・化粧品の開発・販売や、がん及び免疫分野等における抗体医薬・核酸医薬の研究開発に関する事業、医療・健康情報のデジタル化や医療ビッグデータの活用を推進するソリューション・サービスの提供及び医療金融に関する事業等を行うバイオ・ヘルスケア&メディカルインフォマティクス事業のほか、Web3.0関連の先進的な分野に取り組む事業や再生可能エネルギー事業、アフリカをはじめとした海外新市場で展開する事業等の非金融分野における各種事業等を行っております。
当第1四半期における収益は7,006百万円(同28.2%増加)、税引前利益は2,018百万円(前年同期は941百万円の損失)となりました。
なお、当第1四半期末の総資産は18,580,824百万円となり、前期末の17,838,200百万円から742,624百万円の増加となりました。また、資本は前期末に比べ30,813百万円増加し、1,614,071百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期末の現金及び現金同等物残高は2,794,823百万円となり、前期末の2,499,370百万円から295,453百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、289,311百万円の収入(前第1四半期は202,987百万円の支出)となりました。これは主に、「社債及び借入金(銀行業)の増減」が311,911百万円の支出、「営業債権及びその他の債権の増減」が234,133百万円の支出及び「証券業関連資産及び負債の増減」が188,321百万円の支出となった一方で、「顧客預金の増減」が1,008,593百万円の収入となったこと等の要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、88,230百万円の支出(前第1四半期は36,224百万円の支出)となりました。これは主に、「投資有価証券の売却及び償還による収入」が137,358百万円となった一方で、「投資有価証券の取得による支出」が182,645百万円となったこと等の要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、75,135百万円の収入(前第1四半期は130,448百万円の収入)となりました。これは主に、「社債の償還による支出」が306,478百万円となった一方で、「社債の発行による収入」が259,497百万円及び「短期借入金の純増減額」が137,837百万円の収入となったこと等の要因によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期における当企業グループの研究開発費は、352百万円であります。なお、当第1四半期において、当企業グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期において、資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。