四半期報告書-第22期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当第1四半期末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期の経営成績につきましては、収益が92,127百万円(前年同期比0.9%増加)、税引前利益は20,217百万円(同29.5%減少)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は11,677百万円(同34.7%減少)となりました。
報告セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、前期まで「その他」に含めていたSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社(2019年7月1日付でSBI VCトレード株式会社へ商号変更)については、当第1四半期から「金融サービス事業」に含めております。このため、前第1四半期についても当第1四半期のセグメント構成にあわせて組み替えております。
(%表示は対前年同期増減率)
(金融サービス事業)
証券関連事業、銀行業、保険事業を中核とした多様な金融関連事業を行っております。
当第1四半期における収益は、57,371百万円(同2.2%増加)、税引前利益は13,948百万円(同15.6%減少)となりました。
(アセットマネジメント事業)
国内外のIT、フィンテック、ブロックチェーン、金融及びバイオ関連のベンチャー企業等への投資に関する事
業、海外における金融サービス事業及び金融商品の情報提供等を行う資産運用サービス事業を行っております。
当第1四半期における収益は、31,844百万円(同7.5%減少)、税引前利益は12,531百万円(同29.4%減少)となりました。
(バイオ関連事業)
生体内に存在するアミノ酸の一種である5-アミノレブリン酸(ALA)(※)を活用した医薬品・健康食品・化粧品の開発・販売や、がん及び免疫分野等における抗体医薬・核酸医薬の研究開発に関する事業を行っております。
当第1四半期における収益は、714百万円(同19.5%減少)、税引前利益は3,879百万円の損失(前年同期は2,712百万円の損失)となりました。
(※)5-アミノレブリン酸(ALA)とは、体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸で、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するたんぱく質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、高麗人参等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
なお、当第1四半期末の総資産は5,157,876百万円となり、前期末の5,034,124百万円から123,752百万円の増加となりました。また、資本は前期末に比べ8,029百万円減少し、554,528百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期末の現金及び現金同等物残高は744,398百万円となり、前期末の713,974百万円から30,424百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、62,972百万円の支出(前第1四半期は18,742百万円の支出)となりました。これは主に、「顧客預金の増減」が45,834百万円の収入となった一方で、「証券業関連資産及び負債の増減」が86,177百万円の支出及び「営業投資有価証券の増減」が32,760百万円の支出となったこと等の要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、684百万円の収入(前第1四半期は17,880百万円の支出)となりました。これは主に、「投資有価証券の取得による支出」が6,605百万円及び「貸付による支出」が5,259百万円となった一方で、「投資有価証券の売却及び償還による収入」が13,718百万円となったこと等の要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、96,635百万円の収入(前第1四半期は61,566百万円の支出)となりました。これは主に、「配当金の支払額」が17,966百万円となった一方で、「社債の発行による収入」が85,785百万円及び「短期借入金の純増減額」が17,041百万円の収入となったこと等の要因によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期における当企業グループの研究開発費は、1,632百万円であります。なお、当第1四半期において、当企業グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期において、資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期の経営成績につきましては、収益が92,127百万円(前年同期比0.9%増加)、税引前利益は20,217百万円(同29.5%減少)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は11,677百万円(同34.7%減少)となりました。
報告セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、前期まで「その他」に含めていたSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社(2019年7月1日付でSBI VCトレード株式会社へ商号変更)については、当第1四半期から「金融サービス事業」に含めております。このため、前第1四半期についても当第1四半期のセグメント構成にあわせて組み替えております。
収益 | 税引前利益 | ||||||||
前第1四半期 | 当第1四半期 | 前第1四半期 | 当第1四半期 | ||||||
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | ||||
金融サービス事業 | 56,134 | 57,371 | 2.2 | 16,530 | 13,948 | (15.6) | |||
アセットマネジメント事業 | 34,440 | 31,844 | (7.5) | 17,737 | 12,531 | (29.4) | |||
バイオ関連事業 | 887 | 714 | (19.5) | (2,712) | (3,879) | - | |||
計 | 91,461 | 89,929 | (1.7) | 31,555 | 22,600 | (28.4) | |||
その他 | 450 | 2,889 | 542.3 | (843) | 791 | - | |||
消去又は全社 | (577) | (691) | - | (2,047) | (3,174) | - | |||
連結 | 91,334 | 92,127 | 0.9 | 28,665 | 20,217 | (29.5) |
(%表示は対前年同期増減率)
(金融サービス事業)
証券関連事業、銀行業、保険事業を中核とした多様な金融関連事業を行っております。
当第1四半期における収益は、57,371百万円(同2.2%増加)、税引前利益は13,948百万円(同15.6%減少)となりました。
(アセットマネジメント事業)
国内外のIT、フィンテック、ブロックチェーン、金融及びバイオ関連のベンチャー企業等への投資に関する事
業、海外における金融サービス事業及び金融商品の情報提供等を行う資産運用サービス事業を行っております。
当第1四半期における収益は、31,844百万円(同7.5%減少)、税引前利益は12,531百万円(同29.4%減少)となりました。
(バイオ関連事業)
生体内に存在するアミノ酸の一種である5-アミノレブリン酸(ALA)(※)を活用した医薬品・健康食品・化粧品の開発・販売や、がん及び免疫分野等における抗体医薬・核酸医薬の研究開発に関する事業を行っております。
当第1四半期における収益は、714百万円(同19.5%減少)、税引前利益は3,879百万円の損失(前年同期は2,712百万円の損失)となりました。
(※)5-アミノレブリン酸(ALA)とは、体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸で、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するたんぱく質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、高麗人参等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
なお、当第1四半期末の総資産は5,157,876百万円となり、前期末の5,034,124百万円から123,752百万円の増加となりました。また、資本は前期末に比べ8,029百万円減少し、554,528百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期末の現金及び現金同等物残高は744,398百万円となり、前期末の713,974百万円から30,424百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、62,972百万円の支出(前第1四半期は18,742百万円の支出)となりました。これは主に、「顧客預金の増減」が45,834百万円の収入となった一方で、「証券業関連資産及び負債の増減」が86,177百万円の支出及び「営業投資有価証券の増減」が32,760百万円の支出となったこと等の要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、684百万円の収入(前第1四半期は17,880百万円の支出)となりました。これは主に、「投資有価証券の取得による支出」が6,605百万円及び「貸付による支出」が5,259百万円となった一方で、「投資有価証券の売却及び償還による収入」が13,718百万円となったこと等の要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、96,635百万円の収入(前第1四半期は61,566百万円の支出)となりました。これは主に、「配当金の支払額」が17,966百万円となった一方で、「社債の発行による収入」が85,785百万円及び「短期借入金の純増減額」が17,041百万円の収入となったこと等の要因によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期における当企業グループの研究開発費は、1,632百万円であります。なお、当第1四半期において、当企業グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期において、資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。