四半期報告書-第23期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当第1四半期末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期の経営成績につきましては、収益が111,101百万円(前年同期比20.6%増加)、税引前利益は27,757百万円(同37.3%増加)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は16,284百万円(同39.4%増加)となりました。
報告セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、前期まで「金融サービス事業」に含めていたSBIリーシングサービス株式会社及び「その他」に含めていたSBIクリプトインベストメント株式会社については、当第1四半期から「アセットマネジメント事業」に含めております。また、前期まで「その他」に含めていたSBI CapitalBase株式会社(2020年7月1日付でSBIエクイティクラウド株式会社へ商号変更)については、当第1四半期から「金融サービス事業」に含めております。このため、前第1四半期についても当第1四半期のセグメント構成に合わせて組み替えております。
(%表示は対前年同期増減率)
(金融サービス事業)
証券関連事業、銀行業、保険事業を中核とした多様な金融関連事業を行っております。
当第1四半期における収益は、70,690百万円(同24.5%増加)、税引前利益は20,978百万円(同44.0%増加)となりました。
(アセットマネジメント事業)
国内外のIT、フィンテック、ブロックチェーン、金融及びバイオ関連のベンチャー企業等への投資に関する事
業、海外における金融サービス事業及び金融商品の情報提供等を行う資産運用サービス事業を行っております。
当第1四半期における収益は、39,749百万円(同21.2%増加)、税引前利益は11,990百万円(同1.0%増加)となりました。
(バイオ関連事業)
生体内に存在するアミノ酸の一種である5-アミノレブリン酸(ALA)(※)を活用した医薬品・健康食品・化粧品の開発・販売や、がん及び免疫分野等における抗体医薬・核酸医薬の研究開発に関する事業を行っております。
当第1四半期における収益は、771百万円(同7.9%増加)、税引前利益は1,692百万円の損失(前年同期は3,879百万円の損失)となりました。
(※)5-アミノレブリン酸(ALA)とは、体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸で、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するたんぱく質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、高麗人参等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
なお、当第1四半期末の総資産は6,016,637百万円となり、前期末の5,513,227百万円から503,410百万円の増加となりました。また、資本は前期末に比べ10,586百万円増加し、604,285百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期末の現金及び現金同等物残高は782,307百万円となり、前期末の843,755百万円から61,448百万円の減少となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、28,634百万円の支出(前第1四半期は62,972百万円の支出)となりました。これは主に、「顧客預金の増減」が71,511百万円の収入及び「営業債務及びその他の債務の増減」が29,484百万円の収入となった一方で、「営業債権及びその他の債権の増減」が80,026百万円の支出及び「証券業関連資産及び負債の増減」が43,804百万円の支出となったこと等の要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、14,423百万円の支出(前第1四半期は684百万円の収入)となりました。これは主に、「投資有価証券の売却及び償還による収入」が6,596百万円となった一方で、「投資有価証券の取得による支出」が9,825百万円及び「子会社の取得による支出」が6,783百万円となったこと等の要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、19,383百万円の支出(前第1四半期は96,635百万円の収入)となりました。これは主に、「社債の発行による収入」が60,421百万円となった一方で、「配当金の支払額」が18,200百万円及び「短期借入金の純増減額」が77,298百万円の支出となったこと等の要因によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期における当企業グループの研究開発費は、1,031百万円であります。なお、当第1四半期において、当企業グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期において、資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期の経営成績につきましては、収益が111,101百万円(前年同期比20.6%増加)、税引前利益は27,757百万円(同37.3%増加)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は16,284百万円(同39.4%増加)となりました。
報告セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、前期まで「金融サービス事業」に含めていたSBIリーシングサービス株式会社及び「その他」に含めていたSBIクリプトインベストメント株式会社については、当第1四半期から「アセットマネジメント事業」に含めております。また、前期まで「その他」に含めていたSBI CapitalBase株式会社(2020年7月1日付でSBIエクイティクラウド株式会社へ商号変更)については、当第1四半期から「金融サービス事業」に含めております。このため、前第1四半期についても当第1四半期のセグメント構成に合わせて組み替えております。
収益 | 税引前利益 | ||||||||
前第1四半期 | 当第1四半期 | 前第1四半期 | 当第1四半期 | ||||||
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | ||||
金融サービス事業 | 56,784 | 70,690 | 24.5 | 14,566 | 20,978 | 44.0 | |||
アセットマネジメント事業 | 32,799 | 39,749 | 21.2 | 11,876 | 11,990 | 1.0 | |||
バイオ関連事業 | 714 | 771 | 7.9 | (3,879) | (1,692) | - | |||
計 | 90,297 | 111,210 | 23.2 | 22,563 | 31,276 | 38.6 | |||
その他 | 2,615 | 864 | (67.0) | 828 | (1,014) | - | |||
消去又は全社 | (785) | (973) | - | (3,174) | (2,505) | - | |||
連結 | 92,127 | 111,101 | 20.6 | 20,217 | 27,757 | 37.3 |
(%表示は対前年同期増減率)
(金融サービス事業)
証券関連事業、銀行業、保険事業を中核とした多様な金融関連事業を行っております。
当第1四半期における収益は、70,690百万円(同24.5%増加)、税引前利益は20,978百万円(同44.0%増加)となりました。
(アセットマネジメント事業)
国内外のIT、フィンテック、ブロックチェーン、金融及びバイオ関連のベンチャー企業等への投資に関する事
業、海外における金融サービス事業及び金融商品の情報提供等を行う資産運用サービス事業を行っております。
当第1四半期における収益は、39,749百万円(同21.2%増加)、税引前利益は11,990百万円(同1.0%増加)となりました。
(バイオ関連事業)
生体内に存在するアミノ酸の一種である5-アミノレブリン酸(ALA)(※)を活用した医薬品・健康食品・化粧品の開発・販売や、がん及び免疫分野等における抗体医薬・核酸医薬の研究開発に関する事業を行っております。
当第1四半期における収益は、771百万円(同7.9%増加)、税引前利益は1,692百万円の損失(前年同期は3,879百万円の損失)となりました。
(※)5-アミノレブリン酸(ALA)とは、体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸で、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するたんぱく質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、高麗人参等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
なお、当第1四半期末の総資産は6,016,637百万円となり、前期末の5,513,227百万円から503,410百万円の増加となりました。また、資本は前期末に比べ10,586百万円増加し、604,285百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期末の現金及び現金同等物残高は782,307百万円となり、前期末の843,755百万円から61,448百万円の減少となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、28,634百万円の支出(前第1四半期は62,972百万円の支出)となりました。これは主に、「顧客預金の増減」が71,511百万円の収入及び「営業債務及びその他の債務の増減」が29,484百万円の収入となった一方で、「営業債権及びその他の債権の増減」が80,026百万円の支出及び「証券業関連資産及び負債の増減」が43,804百万円の支出となったこと等の要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、14,423百万円の支出(前第1四半期は684百万円の収入)となりました。これは主に、「投資有価証券の売却及び償還による収入」が6,596百万円となった一方で、「投資有価証券の取得による支出」が9,825百万円及び「子会社の取得による支出」が6,783百万円となったこと等の要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、19,383百万円の支出(前第1四半期は96,635百万円の収入)となりました。これは主に、「社債の発行による収入」が60,421百万円となった一方で、「配当金の支払額」が18,200百万円及び「短期借入金の純増減額」が77,298百万円の支出となったこと等の要因によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期における当企業グループの研究開発費は、1,031百万円であります。なお、当第1四半期において、当企業グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期において、資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。