四半期報告書-第22期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当第3四半期末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計の経営成績につきましては、収益が285,197百万円(前年同期比12.0%増加)、税引前利益は64,715百万円(同2.9%増加)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は37,474百万円(同3.2%減少)となりました。
報告セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、前期まで「その他」に含めていたSBI VCトレード株式会社(2019年7月1日付でSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社より商号変更)については、当期の第1四半期から「金融サービス事業」に含めております。このため、前第3四半期累計についても当期のセグメント構成にあわせて組み替えております。
(%表示は対前年同期増減率)
(金融サービス事業)
証券関連事業、銀行業、保険事業を中核とした多様な金融関連事業を行っております。
当第3四半期累計における収益は、175,385百万円(同2.9%増加)、税引前利益は38,723百万円(同18.7%減少)となりました。
(アセットマネジメント事業)
国内外のIT、フィンテック、ブロックチェーン、金融及びバイオ関連のベンチャー企業等への投資に関する事
業、海外における金融サービス事業及び金融商品の情報提供等を行う資産運用サービス事業を行っております。
当第3四半期累計における収益は、104,486百万円(同26.3%増加)、税引前利益は43,850百万円(同30.5%増加)となりました。
(バイオ関連事業)
生体内に存在するアミノ酸の一種である5-アミノレブリン酸(ALA)(※)を活用した医薬品・健康食品・化粧品の開発・販売や、がん及び免疫分野等における抗体医薬・核酸医薬の研究開発に関する事業を行っております。
当第3四半期累計における収益は、3,249百万円(同32.4%増加)、税引前利益は8,720百万円の損失(前年同期は8,708百万円の損失)となりました。
(※)5-アミノレブリン酸(ALA)とは、体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸で、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するたんぱく質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、高麗人参等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
なお、当第3四半期末の総資産は5,613,404百万円となり、前期末の5,034,124百万円から579,280百万円の増加となりました。また、資本は前期末に比べ49,017百万円増加し、611,574百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期末の現金及び現金同等物残高は856,322百万円となり、前期末の713,974百万円から142,348百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,546百万円の収入(前第3四半期累計は77,024百万円の支出)となりました。これは主に、「営業投資有価証券の増減」が114,159百万円の支出及び「営業債権及びその他の債権の増減」が109,953百万円の支出となった一方で、「顧客預金の増減」が89,931百万円の収入、「税引前利益」が64,715百万円及び「営業債務及びその他の債務の増減」が62,712百万円の収入となったこと等の要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、38,645百万円の支出(前第3四半期累計は43,958百万円の支出)となりました。これは主に、「投資有価証券の売却及び償還による収入」が27,518百万円となった一方で、「貸付による支出」が42,074百万円及び「投資有価証券の取得による支出」が23,070百万円となったこと等の要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、179,653百万円の収入(前第3四半期累計は470,463百万円の収入)となりました。これは主に、「社債の償還による支出」が36,239百万円及び「配当金の支払額」が22,809百万円となった一方で、「社債の発行による収入」が156,327百万円、「短期借入金の純増減額」が44,902百万円の収入及び「投資事業組合等における非支配持分からの出資受入による収入」が35,446百万円となったこと等の要因によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計における当企業グループの研究開発費は、5,704百万円であります。なお、当第3四半期累計において、当企業グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期累計において、資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第3四半期末における当企業グループの従業員数は前期末と比べ1,245人増加し、7,684人となりました。これは主に、金融サービス事業において、ソフトウェア開発等の事業を拡大したこと、アセットマネジメント事業において、海外における金融サービス事業を行う企業を取得したことによるものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計の経営成績につきましては、収益が285,197百万円(前年同期比12.0%増加)、税引前利益は64,715百万円(同2.9%増加)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は37,474百万円(同3.2%減少)となりました。
報告セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、前期まで「その他」に含めていたSBI VCトレード株式会社(2019年7月1日付でSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社より商号変更)については、当期の第1四半期から「金融サービス事業」に含めております。このため、前第3四半期累計についても当期のセグメント構成にあわせて組み替えております。
収益 | 税引前利益 | ||||||||
前第3四半期 累計 | 当第3四半期 累計 | 前第3四半期 累計 | 当第3四半期 累計 | ||||||
百万円 | 百万円 | % | 百万円 | 百万円 | % | ||||
金融サービス事業 | 170,426 | 175,385 | 2.9 | 47,639 | 38,723 | (18.7) | |||
アセットマネジメント事業 | 82,752 | 104,486 | 26.3 | 33,612 | 43,850 | 30.5 | |||
バイオ関連事業 | 2,454 | 3,249 | 32.4 | (8,708) | (8,720) | - | |||
計 | 255,632 | 283,120 | 10.8 | 72,543 | 73,853 | 1.8 | |||
その他 | 833 | 4,530 | 443.5 | (3,469) | (1,626) | - | |||
消去又は全社 | (1,879) | (2,453) | - | (6,168) | (7,512) | - | |||
連結 | 254,586 | 285,197 | 12.0 | 62,906 | 64,715 | 2.9 |
(%表示は対前年同期増減率)
(金融サービス事業)
証券関連事業、銀行業、保険事業を中核とした多様な金融関連事業を行っております。
当第3四半期累計における収益は、175,385百万円(同2.9%増加)、税引前利益は38,723百万円(同18.7%減少)となりました。
(アセットマネジメント事業)
国内外のIT、フィンテック、ブロックチェーン、金融及びバイオ関連のベンチャー企業等への投資に関する事
業、海外における金融サービス事業及び金融商品の情報提供等を行う資産運用サービス事業を行っております。
当第3四半期累計における収益は、104,486百万円(同26.3%増加)、税引前利益は43,850百万円(同30.5%増加)となりました。
(バイオ関連事業)
生体内に存在するアミノ酸の一種である5-アミノレブリン酸(ALA)(※)を活用した医薬品・健康食品・化粧品の開発・販売や、がん及び免疫分野等における抗体医薬・核酸医薬の研究開発に関する事業を行っております。
当第3四半期累計における収益は、3,249百万円(同32.4%増加)、税引前利益は8,720百万円の損失(前年同期は8,708百万円の損失)となりました。
(※)5-アミノレブリン酸(ALA)とは、体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸で、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するたんぱく質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、高麗人参等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
なお、当第3四半期末の総資産は5,613,404百万円となり、前期末の5,034,124百万円から579,280百万円の増加となりました。また、資本は前期末に比べ49,017百万円増加し、611,574百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期末の現金及び現金同等物残高は856,322百万円となり、前期末の713,974百万円から142,348百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,546百万円の収入(前第3四半期累計は77,024百万円の支出)となりました。これは主に、「営業投資有価証券の増減」が114,159百万円の支出及び「営業債権及びその他の債権の増減」が109,953百万円の支出となった一方で、「顧客預金の増減」が89,931百万円の収入、「税引前利益」が64,715百万円及び「営業債務及びその他の債務の増減」が62,712百万円の収入となったこと等の要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、38,645百万円の支出(前第3四半期累計は43,958百万円の支出)となりました。これは主に、「投資有価証券の売却及び償還による収入」が27,518百万円となった一方で、「貸付による支出」が42,074百万円及び「投資有価証券の取得による支出」が23,070百万円となったこと等の要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、179,653百万円の収入(前第3四半期累計は470,463百万円の収入)となりました。これは主に、「社債の償還による支出」が36,239百万円及び「配当金の支払額」が22,809百万円となった一方で、「社債の発行による収入」が156,327百万円、「短期借入金の純増減額」が44,902百万円の収入及び「投資事業組合等における非支配持分からの出資受入による収入」が35,446百万円となったこと等の要因によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計において、当企業グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計における当企業グループの研究開発費は、5,704百万円であります。なお、当第3四半期累計において、当企業グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期累計において、資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第3四半期末における当企業グループの従業員数は前期末と比べ1,245人増加し、7,684人となりました。これは主に、金融サービス事業において、ソフトウェア開発等の事業を拡大したこと、アセットマネジメント事業において、海外における金融サービス事業を行う企業を取得したことによるものであります。