四半期報告書-第24期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/08/09 14:52
【資料】
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【項目】
25項目
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年6月30日)におけるわが国経済は、個人消費や設備投資の持ち直し等を背景として、雇用情勢・企業収益は引き続き緩やかな回復基調で推移しました。一方で、米国の通商政策が国際的な貿易摩擦へと深刻化する懸念、中東や朝鮮半島における地政学的リスク等、世界経済の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループが属するセキュリティ業界におきましては、ランサムウェア等、多様化するサイバー攻撃被害が相次いでいる事を背景として需要が拡大しており、従来、需要の中心であった大規模組織のみならず、相対的にセキュリティ対策が遅れていた中堅・中小企業における新規導入需要が拡大しております。加えて、IoT・AI等の普及や「働き方改革」の推進に伴い、セキュリティ担当者が管理しなければならないリスクは益々多様化・高度化し、セキュリティサービスに対する需要は今後も拡大するものと予想されます。
このような状況の中、当社グループの国内事業につきましては、お客様の規模に関わらず安全なインターネット環境を享受できるソリューションを提供するため、企業・公共向け市場においては、引き続き「i-FILTER」Ver.10、「m-FILTER」Ver.5の拡販に努めました。加えて、Webサービスやメール環境のクラウド化が急速に進んでいる事を背景として、2018年5月に「i-FILTER」「m-FILTER」のクラウドサービスを開始致しました。クラウド環境においても、Webを安心して閲覧でき、メールをためらいなく開くことができる世界観を提供してまいります。さらに、「FinalCode」についても、既存ユーザーおよび導入を検討しているお客様の要望の高かった「ブラウザービュー」機能を追加しました。当該機能により、暗号化ファイルを受け取った社外ユーザーがクライアントソフトをインストールする事なく、暗号化ファイルを閲覧する事が可能となります。引き続き「FinalCode」の機能を強化し拡販に努めてまいります。家庭向け市場においては、引き続きMVNO事業者と連携し、スマートフォン向け「i-フィルター」のモバイル端末版の更なる拡販をするとともに協業拡大を推進致しました。
海外事業につきましては、新CEOの下、経験豊富な人材の採用、組織体制の強化、提携パートナー・チャネルパートナー開拓等の活動を推進致しました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,217,767千円(前年同期比105.2%)となりました。また、利益面につきましては、拡大する国内新規導入需要を背景として戦略的な販促活動を実施した事、米国子会社を中心に経験豊富なメンバーを獲得し組織体制・販売体制を強化した事に伴い、広告宣伝費、販売促進費、人件費が一時的に増加し、営業利益は295,460千円(前年同期比82.9%)、経常利益は294,718千円(前年同期比81.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は175,279千円(前年同期比67.9%)となりました。
各市場の業績は次の通りです。
企業向け市場
企業向け市場におきましては、前連結会計年度からの継続案件等を中心に着実に獲得した事により、主力製品である「i-FILTER」「m-FILTER」の販売が堅調に推移致しました。また、「FinalCode」につきましては、前連結会計年度末に受注した大型案件が売上の成長に貢献しました。加えて、デジタルアーツコンサルティングにおいて、セキュリティ人材不足および情報セキュリティ対策強化への意識の高まりから、売上が大きく成長し、全社売上の成長に貢献致しました。
以上の結果、企業向け市場の売上高は、688,231千円(前年同期比107.5%)となりました。
公共向け市場
公共向け市場におきましては、前年同期に総務省主導のセキュリティ強化に関する特需が含まれていたものの、主力製品である「i-FILTER」「m-FILTER」の販売が堅調に推移し、特需の剥落を補うことができました。また、同セキュリティ強化に関する特需が一巡した事に伴い、前連結会計年度の第2四半期以降、一過性の需要減退が見られましたが、公共向け市場においても新規導入需要が復調しており、第2四半期以降本格的な成長が期待できる環境となってまいりました。
以上の結果、公共向け市場の売上高は、408,835千円(前年同期比96.2%)となりました。
家庭向け市場
家庭向け市場におきましては、携帯電話事業者やMVNO事業者等との連携、1つのシリアルIDで複数OSでの利用が可能な「i-フィルター® for マルチデバイス」の販売に注力致しました。個人向けパソコンの国内出荷台数の減少等、引き続き厳しいビジネス環境が続きましたが、複数年パッケージ製品やネットカフェ向けの販売、「i-フィルター® for マルチデバイス」の直販が順調に推移し、売上は底堅く推移しております。
以上の結果、家庭向け市場の売上高は、120,700千円(前年同期比130.0%)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ124,442千円増加し、8,052,974千円となりました。これは主として、現金及び預金が190,501千円増加したことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ130,450千円増加し、1,811,380千円となりました。これは主として、売上規模の拡大に伴い、前受金が178,008千円増加したことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ6,007千円減少し、6,241,594千円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等があったものの、配当の支払等により利益剰余金が21,224千円減少したことによるものであります。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1,954千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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