有価証券報告書-第28期(令和2年10月1日-令和3年9月30日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当事業年度(2020年10月1日~2021年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にありますが、国内外の感染拡大防止策を講じ、ワクチン接種を促進する中、回復の動きが期待されております。しかし、今後の感染症拡大状況の変化による世界的な景気の下振れリスクには十分注意が必要であり、先行きが不透明な状況は今なお続いております。
当社の主要販売先である外食市場におきましては、第二波コロナ禍の影響を年末の忘年会にかけて大きく打撃を受け、さらに年明け以降も断続的な緊急事態宣言発出により、当社の顧客先である外食企業は、大変厳しい状況が続いております。
このような環境のもと、当社は、創業時より一貫し、外食企業を中心とした顧客に対し、利益追求のための食材ロス削減を実現する「飲食店経営管理システム(R)」、人件費の最適化や生産性を高めるための勤怠集計管理システム「Timely」を主力に「食材費」・「人件費」の二大原価の透明化を掲げたシステムをASP/パッケージシステムで提供するとともに、業界に特化したPOSシステム、オーダーリングシステム、周辺サービス等を通してトータルソリューションシステムを提供しております。
その結果、売上高は1,573,005千円(前事業年度比21.8%増)と増収となりました。利益面に関しましては、営業損失178,389千円(前事業年度は営業損失508,257千円)、経常損失264,643千円(前事業年度は経常損失532,603千円)、当期純損失272,820千円(前事業年度は当期純損失655,473千円)となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
(ASPサービス事業)
当社は、顧客である飲食店舗に対し、ASPサービス事業を核としてASP/パッケージシステム事業、システム機器事業、周辺サービス事業を一体として提供しております。当事業におきましては、前期受注済みの「自動発注システム」関連製品の納品が予定通り上期にあり、売上高は1,528,046千円(前事業年度比23.4%増)となり、セグメント損失は153,092千円(前事業年度はセグメント損失477,569千円)となりました。
①ASP/パッケージシステム事業
当事業におきましては、前期受注済みの「自動発注システム」の納品が上期に完了し、新規の月額サービスが 開始した事などにより増収があったものの、前期に引き続きコロナ禍による既存顧客の月額サービスの値引きが 当期も多額に発生したことにより、売上高は763,327千円(前事業年度比10.3%減)となりました。
なお、月額サービス料は12ヶ月累計で734,556千円(前事業年度比12.5%減)となりました。
②システム機器事業
当事業におきましては、従来からのPOSシステム、オーダーエントリーシステム及びテーブルオーダリングシステムや新規事業のサービスショット(配膳ロボット、除菌ロボット)やウィルスゲートショットが、コロナ禍においても上期に順調に納品できたことで、売上高は658,308千円(前事業年度比102.4%増)となりました。
③周辺サービス事業
当事業におきましては、今期より本格的に投入した新規事業(配膳ロボット、除菌ロボット)、ウィルスゲート等の販売が開始されたことで、そのサプライ商品等が増加したことにより、売上高は106,410千円(前事業年度比72.0%増)となりました。
(ホテル関連事業)
当社は、ASP/パッケージシステム事業、システム機器事業、周辺サービス事業のトータルシステムを実施運用するためにナチュラルグリーンパークホテルの管理運営及びレストラン・カフェの運営を行っております。ナチュラルグリーンパークホテルにおいて、自社製品/サービスの実証実験店を兼ね、管理運営しており、自社製品のすべてを同ホテル内に導入稼働し、運営を実践しており、ASPサービス事業の受注に貢献しております。当事業におきましては、売上高は44,958千円(前事業年度比14.8%減)となり、セグメント損失は25,296千円(前事業年度はセグメント損失30,687千円)となりました。
② 財政状態の状況
当事業年度末における資産合計は1,798,864千円となり、前事業年度末に比べ384,257千円減少いたしました。
当事業年度末における負債合計は1,770,453千円となり、前事業年度末に比べ369,970千円減少いたしました。
当事業年度末における純資産合計は28,410千円となり、前事業年度末に比べ14,287千円減少いたしました。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローにより得られた資金や、投資活動及び財務活動によるキャッシュ・フローにより使用した資金により、前事業年度末に比べ188,144千円減少し、当事業年度末には98,012千円となりました。
また、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、66,913千円(前事業年度は使用した資金646,283千円)となりました。これは主に、税引前当期純損失264,736千円の計上などの資金の減少の一方で、法人税等の還付額109,623千円などによる資金の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、193,419千円(前事業年度は使用した資金166,453千円)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出178,649千円及び有形固定資産の取得による支出30,199千円による資金の減少であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、61,638千円(前事業年度は獲得した資金680,205千円)となりました。これは短期借入れによる収入1,503,819千円、株式の発行による収入225,122千円などによる資金の増加の一方で、短期借入金の返済による支出1,669,542千円及び長期借入金の返済による支出157,037千円などによる資金の減少によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a. 販売実績
当事業年度の販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.前事業年度の株式会社タカハシ及び当事業年度の株式会社あきんどスシローにつきましては、当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。
b. 売上原価実績
当事業年度の売上原価実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
(注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2021年12月27日)現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。また、財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績の分析
(売上高)
売上高に関しては、1,573,005千円(前事業年度比21.8%増)と、前事業年度に比べ増加いたしましたが、これは、上期までは前期受注残の納品が順調に進んだことによるものですが、下期も政府による緊急事態宣言による営業時間、酒類販売の制限などが延長され、前期以上に顧客先である外食企業が甚大な状況となり、当社の当初計画には及びませんでした。
(売上総利益・営業利益)
特に下期に亘り、政府による緊急事態宣言による営業時間、酒類販売の制限などが延長されたことで、今期に計画されていた粗利の高い、システムの入替や新規受注の延期が相次ぎ、前期に引き続いて、人件費の削減、外注委託費のカット及びその他経費の見直しなどを継続したものの、売上総利益575,846千円(前事業年度比160.6%増)、営業損失178,389千円(前事業年度は営業損失508,257千円)となりました。
(当期純利益)
当期純利益に関しては、前述の影響などにより、営業損失178,389千円を計上したことなどにより、当期純損失272,820千円(前事業年度は655,473千円の当期純損失)となりました。
b. 財政状態の分析
当事業年度における資産につきましては、流動資産が前事業年度末と比較して370,791千円減少し、684,473千円となりました。これは主に、商品27,607千円、前渡金23,650千円の増加などの一方で、現金及び預金194,644千円、未収還付法人税等109,614千円の減少などによるものです。固定資産は前事業年度末と比較して12,273千円減少し、1,109,881千円となりました。これは主に、ソフトウエア142,148千円の増加などの一方で、工具、器具及び備品21,241千円、ソフトウエア仮勘定96,723千円の減少などによるものであります。
負債につきましては、流動負債が前事業年度末と比較して211,975千円減少し、882,805千円となりました。これは主に、未払消費税等25,532千円の増加などの一方で、短期借入金165,723千円、未払金37,247千円、前受金65,053千円の減少などによるものです。固定負債は、前事業年度末と比較して157,994千円減少し、887,648千円となりました。これは主に長期借入金75,953千円、社債51,500千円の減少などによるものであります。
純資産につきましては、前事業年度末と比較して14,287千円減少し、28,410千円となりました。これは、新株式の発行に伴う資本金127,599千円、資本準備金127,599千円の増加の一方で、当期純損失272,820千円の計上に伴う利益剰余金272,820千円の減少などによるものであります。
c. 経営成績に重要な影響を与える要因について
「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
d. 資本の財源及び資金の流動性
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社の事業運営上必要な運転資金、設備資金については、自己資金または、状況に応じた金融機関からの借入等により資金調達を行い、対応することとしております。当事業年度末においては、取引銀行1行と86,720千円の当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しており、機動的かつ安定的な投資資金の調達の実現を図っております。
なお、現時点において、特記すべき重要な資本的支出の予定はありません。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い金
株式時価総額は期末株価終値×自己株式を除く期末発行済株式数により算出しております。
キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。
e.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するため客観的な指標等
当社は、資本効率の観点から自己資本利益率(ROE)向上による企業価値の増大を意識した経営を心がけており、収益力の強化と、企業価値の向上を目指しております。ROEの目標数値は20%以上でありましたが、当事業年度も、新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより当期純損失を計上し、ROEはマイナスとなりました。外部環境の影響等により当事業年度も目標数値には届かなかったものの、中長期的には引き続き、粗利の高いソフトウェア販売に比重を置いた戦略推し進めてまいります。
当事業年度の配当に関しましては、当期純損失の計上等により、1株当たり配当額を無配といたしました。また、配当性向について、将来の事業展開や経営環境の変化などを勘案のうえ、30%を基本方針とした方針に変更はなく、かつ安定配当の継続に努めてまいります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当事業年度(2020年10月1日~2021年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にありますが、国内外の感染拡大防止策を講じ、ワクチン接種を促進する中、回復の動きが期待されております。しかし、今後の感染症拡大状況の変化による世界的な景気の下振れリスクには十分注意が必要であり、先行きが不透明な状況は今なお続いております。
当社の主要販売先である外食市場におきましては、第二波コロナ禍の影響を年末の忘年会にかけて大きく打撃を受け、さらに年明け以降も断続的な緊急事態宣言発出により、当社の顧客先である外食企業は、大変厳しい状況が続いております。
このような環境のもと、当社は、創業時より一貫し、外食企業を中心とした顧客に対し、利益追求のための食材ロス削減を実現する「飲食店経営管理システム(R)」、人件費の最適化や生産性を高めるための勤怠集計管理システム「Timely」を主力に「食材費」・「人件費」の二大原価の透明化を掲げたシステムをASP/パッケージシステムで提供するとともに、業界に特化したPOSシステム、オーダーリングシステム、周辺サービス等を通してトータルソリューションシステムを提供しております。
その結果、売上高は1,573,005千円(前事業年度比21.8%増)と増収となりました。利益面に関しましては、営業損失178,389千円(前事業年度は営業損失508,257千円)、経常損失264,643千円(前事業年度は経常損失532,603千円)、当期純損失272,820千円(前事業年度は当期純損失655,473千円)となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
| セグメントの名称 | 前事業年度 (自 2019年10月1日 至 2020年9月30日) | 当事業年度 (自 2020年10月1日 至 2021年9月30日) | |||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | 金額(千円) | 前年同期比(%) | ||
| ASPサービス事業 | 1,238,463 | 57.9 | 1,528,046 | 123.4 | |
| ASP/パッケージシステム事業 | 851,423 | 54.6 | 763,327 | 89.7 | |
| システム機器事業 | 325,189 | 72.2 | 658,308 | 202.4 | |
| 周辺サービス事業 | 61,851 | 48.8 | 106,410 | 172.0 | |
| ホテル関連事業 | 52,742 | 65.0 | 44,958 | 85.2 | |
| 合 計 | 1,291,206 | 58.2 | 1,573,005 | 121.8 | |
(ASPサービス事業)
当社は、顧客である飲食店舗に対し、ASPサービス事業を核としてASP/パッケージシステム事業、システム機器事業、周辺サービス事業を一体として提供しております。当事業におきましては、前期受注済みの「自動発注システム」関連製品の納品が予定通り上期にあり、売上高は1,528,046千円(前事業年度比23.4%増)となり、セグメント損失は153,092千円(前事業年度はセグメント損失477,569千円)となりました。
①ASP/パッケージシステム事業
当事業におきましては、前期受注済みの「自動発注システム」の納品が上期に完了し、新規の月額サービスが 開始した事などにより増収があったものの、前期に引き続きコロナ禍による既存顧客の月額サービスの値引きが 当期も多額に発生したことにより、売上高は763,327千円(前事業年度比10.3%減)となりました。
なお、月額サービス料は12ヶ月累計で734,556千円(前事業年度比12.5%減)となりました。
②システム機器事業
当事業におきましては、従来からのPOSシステム、オーダーエントリーシステム及びテーブルオーダリングシステムや新規事業のサービスショット(配膳ロボット、除菌ロボット)やウィルスゲートショットが、コロナ禍においても上期に順調に納品できたことで、売上高は658,308千円(前事業年度比102.4%増)となりました。
③周辺サービス事業
当事業におきましては、今期より本格的に投入した新規事業(配膳ロボット、除菌ロボット)、ウィルスゲート等の販売が開始されたことで、そのサプライ商品等が増加したことにより、売上高は106,410千円(前事業年度比72.0%増)となりました。
(ホテル関連事業)
当社は、ASP/パッケージシステム事業、システム機器事業、周辺サービス事業のトータルシステムを実施運用するためにナチュラルグリーンパークホテルの管理運営及びレストラン・カフェの運営を行っております。ナチュラルグリーンパークホテルにおいて、自社製品/サービスの実証実験店を兼ね、管理運営しており、自社製品のすべてを同ホテル内に導入稼働し、運営を実践しており、ASPサービス事業の受注に貢献しております。当事業におきましては、売上高は44,958千円(前事業年度比14.8%減)となり、セグメント損失は25,296千円(前事業年度はセグメント損失30,687千円)となりました。
② 財政状態の状況
当事業年度末における資産合計は1,798,864千円となり、前事業年度末に比べ384,257千円減少いたしました。
当事業年度末における負債合計は1,770,453千円となり、前事業年度末に比べ369,970千円減少いたしました。
当事業年度末における純資産合計は28,410千円となり、前事業年度末に比べ14,287千円減少いたしました。
③ キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローにより得られた資金や、投資活動及び財務活動によるキャッシュ・フローにより使用した資金により、前事業年度末に比べ188,144千円減少し、当事業年度末には98,012千円となりました。
また、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は、66,913千円(前事業年度は使用した資金646,283千円)となりました。これは主に、税引前当期純損失264,736千円の計上などの資金の減少の一方で、法人税等の還付額109,623千円などによる資金の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は、193,419千円(前事業年度は使用した資金166,453千円)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出178,649千円及び有形固定資産の取得による支出30,199千円による資金の減少であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は、61,638千円(前事業年度は獲得した資金680,205千円)となりました。これは短期借入れによる収入1,503,819千円、株式の発行による収入225,122千円などによる資金の増加の一方で、短期借入金の返済による支出1,669,542千円及び長期借入金の返済による支出157,037千円などによる資金の減少によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a. 販売実績
当事業年度の販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当事業年度 (自 2020年10月1日 至 2021年9月30日) | ||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | ||
| ASPサービス事業 | 1,528,046 | 123.4 | |
| ASP/パッケージシステム事業 | 763,327 | 89.7 | |
| システム機器事業 | 658,308 | 202.4 | |
| 周辺サービス事業 | 106,410 | 172.0 | |
| ホテル関連事業 | 44,958 | 85.2 | |
| 合計 | 1,573,005 | 121.8 | |
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 (自 2019年10月1日 至 2020年9月30日) | 当事業年度 (自 2020年10月1日 至 2021年9月30日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社あきんどスシロー | 137,632 | 10.7 | - | - |
| 株式会社タカハシ | - | - | 195,259 | 12.4 |
(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
2.前事業年度の株式会社タカハシ及び当事業年度の株式会社あきんどスシローにつきましては、当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。
b. 売上原価実績
当事業年度の売上原価実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当事業年度 (自 2020年10月1日 至 2021年9月30日) | ||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | ||
| ASPサービス事業 | 990,955 | 93.6 | |
| ASP/パッケージシステム事業 | 354,390 | 66.4 | |
| システム機器事業 | 584,574 | 128.3 | |
| 周辺サービス事業 | 51,990 | 75.5 | |
| ホテル関連事業 | 6,202 | 53.4 | |
| 合計 | 997,158 | 93.2 | |
(注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2021年12月27日)現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。また、財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。
財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。
② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績の分析
(売上高)
売上高に関しては、1,573,005千円(前事業年度比21.8%増)と、前事業年度に比べ増加いたしましたが、これは、上期までは前期受注残の納品が順調に進んだことによるものですが、下期も政府による緊急事態宣言による営業時間、酒類販売の制限などが延長され、前期以上に顧客先である外食企業が甚大な状況となり、当社の当初計画には及びませんでした。
(売上総利益・営業利益)
特に下期に亘り、政府による緊急事態宣言による営業時間、酒類販売の制限などが延長されたことで、今期に計画されていた粗利の高い、システムの入替や新規受注の延期が相次ぎ、前期に引き続いて、人件費の削減、外注委託費のカット及びその他経費の見直しなどを継続したものの、売上総利益575,846千円(前事業年度比160.6%増)、営業損失178,389千円(前事業年度は営業損失508,257千円)となりました。
(当期純利益)
当期純利益に関しては、前述の影響などにより、営業損失178,389千円を計上したことなどにより、当期純損失272,820千円(前事業年度は655,473千円の当期純損失)となりました。
b. 財政状態の分析
当事業年度における資産につきましては、流動資産が前事業年度末と比較して370,791千円減少し、684,473千円となりました。これは主に、商品27,607千円、前渡金23,650千円の増加などの一方で、現金及び預金194,644千円、未収還付法人税等109,614千円の減少などによるものです。固定資産は前事業年度末と比較して12,273千円減少し、1,109,881千円となりました。これは主に、ソフトウエア142,148千円の増加などの一方で、工具、器具及び備品21,241千円、ソフトウエア仮勘定96,723千円の減少などによるものであります。
負債につきましては、流動負債が前事業年度末と比較して211,975千円減少し、882,805千円となりました。これは主に、未払消費税等25,532千円の増加などの一方で、短期借入金165,723千円、未払金37,247千円、前受金65,053千円の減少などによるものです。固定負債は、前事業年度末と比較して157,994千円減少し、887,648千円となりました。これは主に長期借入金75,953千円、社債51,500千円の減少などによるものであります。
純資産につきましては、前事業年度末と比較して14,287千円減少し、28,410千円となりました。これは、新株式の発行に伴う資本金127,599千円、資本準備金127,599千円の増加の一方で、当期純損失272,820千円の計上に伴う利益剰余金272,820千円の減少などによるものであります。
c. 経営成績に重要な影響を与える要因について
「2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
d. 資本の財源及び資金の流動性
当事業年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社の事業運営上必要な運転資金、設備資金については、自己資金または、状況に応じた金融機関からの借入等により資金調達を行い、対応することとしております。当事業年度末においては、取引銀行1行と86,720千円の当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しており、機動的かつ安定的な投資資金の調達の実現を図っております。
なお、現時点において、特記すべき重要な資本的支出の予定はありません。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
| 2019年9月期 | 2020年9月期 | 2021年9月期 | |
| 自己資本比率(%) | 30.7 | 2.0 | 1.4 |
| 時価ベースの自己資本比率(%) | 137.8 | 84.4 | 105.0 |
| キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%) | 179.1 | △288.7 | 2,352.2 |
| インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) | 53.7 | △54.3 | 3.8 |
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い金
株式時価総額は期末株価終値×自己株式を除く期末発行済株式数により算出しております。
キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。
e.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するため客観的な指標等
当社は、資本効率の観点から自己資本利益率(ROE)向上による企業価値の増大を意識した経営を心がけており、収益力の強化と、企業価値の向上を目指しております。ROEの目標数値は20%以上でありましたが、当事業年度も、新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより当期純損失を計上し、ROEはマイナスとなりました。外部環境の影響等により当事業年度も目標数値には届かなかったものの、中長期的には引き続き、粗利の高いソフトウェア販売に比重を置いた戦略推し進めてまいります。
当事業年度の配当に関しましては、当期純損失の計上等により、1株当たり配当額を無配といたしました。また、配当性向について、将来の事業展開や経営環境の変化などを勘案のうえ、30%を基本方針とした方針に変更はなく、かつ安定配当の継続に努めてまいります。