四半期報告書-第14期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、先進国を中心に新型コロナウイルスワクチンの普及に伴い経済活動は回復傾向にあるものの、国際物流の停滞や原材料価格の高騰など、先行き不透明な状況が続いています。国内農業用管理機械事業は、一部地域で天候不順の影響により需要が減退するも、政府の経営継続補助金により主力の防除機などで高い需要が継続しました。国内一般産業用機械事業は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、引き続き大規模な展示会が中止となるなど、販売活動が一部制限されています。海外小型屋外作業機械事業は、在宅時間の増加による旺盛な需要が継続しました。また、為替相場は前年同期と比べて対ドル対ユーロともに円安基調で推移しました。
このような環境の下、当社グループは主力の小型屋外作業機械において、海外では引き続きプロ向け「Xシリー
ズ」製品のプロモーションを積極的に展開するとともに、代理店のデジタルマーケティング推進活動にも注力しました。国内では新製品投入やユーザーの満足度向上などに努めたほか、開発部門を再編することでセグメント間の更なる連携強化を図っています。また、農業用管理機械および一般産業用機械では省力化を目指すスマート農業に対応した防除機の拡販や発電機へのIoT活用など、「中期経営計画2022」の各施策を着実に推し進めました。
以上のような事業活動を展開した結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループ連結経営成績は次のとおりとなりました。
[売上高]
国内:農業用管理機械が大幅に伸長したものの、一般産業用機械が低迷したことに加え小型屋外作業機械も微減となったことにより減収となりました。
海外:米州や欧州で小型屋外作業機械の販売が増加したことに加え、北米の農業用管理機械、一般産業用機械も伸長し増収となりました。
[損 益]
営業利益は物流費用の増加や原材料価格の高騰に加え、物流の停滞に伴い海外子会社向けの積送品が増加したことによる未実現利益の増加が利益を圧迫したものの、海外で小型屋外作業機械の販売が伸長したことにより前年並みとなりました。経常利益は主に為替が前年同期比で円安に推移したことにより増益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益も増益となりました。
[セグメント別の概況]
① 小型屋外作業機械
国内:前年の定額給付金効果の反動減に加え、一部地域で夏場に長雨となるなど天候不順の影響により刈払機などの販売が低迷し減収となりました。
海外:主力の北米や欧州では物流の停滞により品薄状態が続いているものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う在宅時間の増加を背景にチェンソーやパワーブロワの高い需要が継続し増収となりました。
② 農業用管理機械
国内:引き続き政府の経営継続補助金により高性能防除機械や省力化・効率化に資する畦草刈機、モアが伸長して増収となりました。
海外:北米は、農産物の市場価格の上昇に伴い農業機械の市況が改善したことにより、大豆収穫機の販売が大幅に伸長し増収となりました。
③ 一般産業用機械
国内:前年伸長したガソリンスタンド向け非常用発電機需要の反動により、発電機販売が大幅に減少したことに加え、引き続き新型コロナウイルスの影響による販売活動の停滞が継続し、溶接機や投光機が減少しました。
海外:北米で経済活動の再開に伴い、昨年落ち込んでいた発電機需要が回復したことにより増収となりました。
④ その他
主要3事業以外の売上高は、除雪機販売が好調に推移したことにより増収となりました。
b.財政状態
① 資産
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて137億74百万円増加し1,209億27百万円となりました。
その主な要因は、受取手形及び売掛金の増加58億51百万円、原材料及び貯蔵品の増加34億13百万円、商品及び製品の増加20億59百万円、有形固定資産の増加11億14百万円等によるものです。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて57億68百万円増加し531億7百万円となりました。
その主な要因は、支払手形及び買掛金の増加32億21百万円、電子記録債務の増加16億60百万円、賞与引当金の増加12億8百万円、借入金の減少11億58百万円等によるものです。
③ 純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて80億6百万円増加し678億20百万円となりました。
その主な要因は、利益剰余金の増加60億58百万円、為替換算調整勘定の増加21億72百万円等によるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.3ポイント増加し、56.1%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローが64億18百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが29億20百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが36億32百万円の支出となりました。その結果、当第3四半期連結会計期間末の資金残高は132億41百万円となりました。当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益102億70百万円、減価償却費24億2百万円、売上債権の増加額46億40百万円、たな卸資産の増加額34億78百万円、仕入債務の増加額33億98百万円、法人税等の支払額22億13百万円などにより、64億18百万円の収入(前年同四半期は78億25百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出31億22百万円などにより、29億20百万円の支出(前年同四半期は20億63百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の減少額12億円、配当金の支払額16億63百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出4億57百万円などにより、36億32百万円の支出(前年同四半期は3億97百万円の支出)となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、38億71百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当第3四半期連結累計期間において、資本の財源及び資金の流動性の重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、先進国を中心に新型コロナウイルスワクチンの普及に伴い経済活動は回復傾向にあるものの、国際物流の停滞や原材料価格の高騰など、先行き不透明な状況が続いています。国内農業用管理機械事業は、一部地域で天候不順の影響により需要が減退するも、政府の経営継続補助金により主力の防除機などで高い需要が継続しました。国内一般産業用機械事業は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、引き続き大規模な展示会が中止となるなど、販売活動が一部制限されています。海外小型屋外作業機械事業は、在宅時間の増加による旺盛な需要が継続しました。また、為替相場は前年同期と比べて対ドル対ユーロともに円安基調で推移しました。
このような環境の下、当社グループは主力の小型屋外作業機械において、海外では引き続きプロ向け「Xシリー
ズ」製品のプロモーションを積極的に展開するとともに、代理店のデジタルマーケティング推進活動にも注力しました。国内では新製品投入やユーザーの満足度向上などに努めたほか、開発部門を再編することでセグメント間の更なる連携強化を図っています。また、農業用管理機械および一般産業用機械では省力化を目指すスマート農業に対応した防除機の拡販や発電機へのIoT活用など、「中期経営計画2022」の各施策を着実に推し進めました。
以上のような事業活動を展開した結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループ連結経営成績は次のとおりとなりました。
| 2020年12月期 第3四半期連結累計期間 | 2021年12月期 第3四半期連結累計期間 | 増減額 | 増減率 | |||
| 百万円 | 百万円 | 百万円 | % | |||
| 売上高 | 104,033 | 112,435 | 8,401 | 8.1 | ||
| 国内 | 38,555 | 37,498 | △1,057 | △2.7 | ||
| 海外 | 65,478 | 74,937 | 9,459 | 14.4 | ||
| 米州 | 56,597 | 63,030 | 6,433 | 11.4 | ||
| その他海外 | 8,880 | 11,906 | 3,025 | 34.1 | ||
| 営業利益 | 9,776 | 9,838 | 62 | 0.6 | ||
| 経常利益 | 9,739 | 10,286 | 547 | 5.6 | ||
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 7,237 | 7,726 | 488 | 6.7 | ||
[売上高]
国内:農業用管理機械が大幅に伸長したものの、一般産業用機械が低迷したことに加え小型屋外作業機械も微減となったことにより減収となりました。
海外:米州や欧州で小型屋外作業機械の販売が増加したことに加え、北米の農業用管理機械、一般産業用機械も伸長し増収となりました。
[損 益]
営業利益は物流費用の増加や原材料価格の高騰に加え、物流の停滞に伴い海外子会社向けの積送品が増加したことによる未実現利益の増加が利益を圧迫したものの、海外で小型屋外作業機械の販売が伸長したことにより前年並みとなりました。経常利益は主に為替が前年同期比で円安に推移したことにより増益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益も増益となりました。
[セグメント別の概況]
① 小型屋外作業機械
| 2020年12月期 第3四半期連結累計期間 | 2021年12月期 第3四半期連結累計期間 | 増減額 | 増減率 | ||
| 百万円 | 百万円 | 百万円 | % | ||
| 売上高 | 72,553 | 79,475 | 6,921 | 9.5 | |
| 国内 | 12,399 | 12,185 | △213 | △1.7 | |
| 海外 | 60,154 | 67,289 | 7,134 | 11.9 | |
国内:前年の定額給付金効果の反動減に加え、一部地域で夏場に長雨となるなど天候不順の影響により刈払機などの販売が低迷し減収となりました。
海外:主力の北米や欧州では物流の停滞により品薄状態が続いているものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う在宅時間の増加を背景にチェンソーやパワーブロワの高い需要が継続し増収となりました。
② 農業用管理機械
| 2020年12月期 第3四半期連結累計期間 | 2021年12月期 第3四半期連結累計期間 | 増減額 | 増減率 | ||
| 百万円 | 百万円 | 百万円 | % | ||
| 売上高 | 17,819 | 20,341 | 2,521 | 14.2 | |
| 国内 | 13,591 | 15,152 | 1,561 | 11.5 | |
| 海外 | 4,227 | 5,188 | 960 | 22.7 | |
国内:引き続き政府の経営継続補助金により高性能防除機械や省力化・効率化に資する畦草刈機、モアが伸長して増収となりました。
海外:北米は、農産物の市場価格の上昇に伴い農業機械の市況が改善したことにより、大豆収穫機の販売が大幅に伸長し増収となりました。
③ 一般産業用機械
| 2020年12月期 第3四半期連結累計期間 | 2021年12月期 第3四半期連結累計期間 | 増減額 | 増減率 | ||
| 百万円 | 百万円 | 百万円 | % | ||
| 売上高 | 12,029 | 10,892 | △1,137 | △9.5 | |
| 国内 | 10,934 | 8,435 | △2,498 | △22.8 | |
| 海外 | 1,095 | 2,456 | 1,360 | 124.2 | |
国内:前年伸長したガソリンスタンド向け非常用発電機需要の反動により、発電機販売が大幅に減少したことに加え、引き続き新型コロナウイルスの影響による販売活動の停滞が継続し、溶接機や投光機が減少しました。
海外:北米で経済活動の再開に伴い、昨年落ち込んでいた発電機需要が回復したことにより増収となりました。
④ その他
| 2020年12月期 第3四半期連結累計期間 | 2021年12月期 第3四半期連結累計期間 | 増減額 | 増減率 | |
| 百万円 | 百万円 | 百万円 | % | |
| 売上高 | 1,630 | 1,726 | 95 | 5.9 |
主要3事業以外の売上高は、除雪機販売が好調に推移したことにより増収となりました。
b.財政状態
① 資産
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて137億74百万円増加し1,209億27百万円となりました。
その主な要因は、受取手形及び売掛金の増加58億51百万円、原材料及び貯蔵品の増加34億13百万円、商品及び製品の増加20億59百万円、有形固定資産の増加11億14百万円等によるものです。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて57億68百万円増加し531億7百万円となりました。
その主な要因は、支払手形及び買掛金の増加32億21百万円、電子記録債務の増加16億60百万円、賞与引当金の増加12億8百万円、借入金の減少11億58百万円等によるものです。
③ 純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて80億6百万円増加し678億20百万円となりました。
その主な要因は、利益剰余金の増加60億58百万円、為替換算調整勘定の増加21億72百万円等によるものです。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.3ポイント増加し、56.1%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローが64億18百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが29億20百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが36億32百万円の支出となりました。その結果、当第3四半期連結会計期間末の資金残高は132億41百万円となりました。当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益102億70百万円、減価償却費24億2百万円、売上債権の増加額46億40百万円、たな卸資産の増加額34億78百万円、仕入債務の増加額33億98百万円、法人税等の支払額22億13百万円などにより、64億18百万円の収入(前年同四半期は78億25百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出31億22百万円などにより、29億20百万円の支出(前年同四半期は20億63百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の減少額12億円、配当金の支払額16億63百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出4億57百万円などにより、36億32百万円の支出(前年同四半期は3億97百万円の支出)となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、38億71百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性
当第3四半期連結累計期間において、資本の財源及び資金の流動性の重要な変更はありません。