四半期報告書-第20期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大による4度目の緊急事態宣言の発令などから、経済活動及び社会活動の制限や個人消費の低迷が長期化し、極めて厳しい状況にありました。景気動向については、ワクチンの接種が徐々に拡大し、経済活動が再開される期待も高まる一方、変異株の感染者が増加するなど、リバウンドも懸念されており、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響による新規有料会員獲得の減少や出張に関連するサービスの利用低下があったものの、2021年4月1日に株式会社サークアを連結子会社化したことが大きく寄与し、売上高は増加しました。利益面では、前連結会計年度に計上しておりました株主総会対策に係る一時的な費用が当連結会計年度において発生がなかったことが主因となり、損失から利益に転じております。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は864,608千円(前年同四半期比71.4%増)、営業利益は42,771千円(前年同四半期は11,307千円の営業損失)、経常利益は42,888千円(前年同四半期は2,614千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は20,359千円(前年同四半期は7,469千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、当社グループでは、M&Aを活用した事業拡大を積極的に推進していく中で、各国の会計基準の差異にとらわれることなく企業比較が可能なEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費)を重要な経営指標と位置づけ、当第1四半期連結累計期間よりEBITDAを業績指標に採用しております。当第1四半期連結累計期間のEBITDAは87,442千円(前年同四半期は2,502千円)となりました。
また、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。なお、当該会計方針の変更による影響は軽微であります。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。そのため以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後の区分に組み替えた数値で比較しております。
①モビリティサポート事業
新型コロナウイルス感染症の影響による新規有料会員獲得の減少や出張に関連するサービスの利用低下により減収となりました。利益面では、前期下期から実施しておりましたプロモーションの見直しを当第1四半期連結累計期間において継続的に取り組んだことに加え、株式会社ラテラ・インターナショナルにおけるコスト削減施策が奏功し、増益となりました。この結果、売上高は413,209千円(前年同四半期比18.1%減)、EBITDAは159,386千円(前年同四半期比6.2%増)、セグメント利益は143,032千円(前年同四半期比3.1%増)となりました。
②広告配信プラットフォーム事業
売上高は451,399千円、EBITDAは32,111千円、セグメント利益は8,509千円となりました。なお、当セグメントは、2021年4月1日付で株式会社サークアの全株式を取得し完全子会社化したことに伴い、新たに追加したものであり、比較すべき前第1四半期連結累計期間の金額が存在しないため、当第1四半期連結累計期間に発生した金額のみ記載しております。
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は2,320,478千円となり、前連結会計年度末に比べ544,300千円減少しました。これは主に、現金及び預金の減少647,140千円、売掛金の減少252,981千円、売掛金及び契約資産の増加344,162千円によるものであります。固定資産は1,201,930千円となり、前連結会計年度末に比べ786,523千円増加しました。これは主に、顧客関係資産の増加284,720千円、のれんの増加449,181千円によるものであります。この結果、総資産は3,522,408千円となり、前連結会計年度末に比べ242,223千円増加しました。
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は421,865千円となり、前連結会計年度末に比べ160,642千円増加しました。これは主に、買掛金の増加129,017千円、流動負債「その他」の増加39,007千円によるものであります。固定負債は321,450千円となり、前連結会計年度末に比べ138,357千円増加しました。これは主に、繰延税金負債の増加138,062千円によるものであります。この結果、負債合計は743,316千円となり、前連結会計年度末に比べ298,999千円増加しました。
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は2,779,092千円となり、前連結会計年度末に比べ56,776千円減少しました。これは、利益剰余金の減少56,776千円によるものであります。この結果、自己資本比率は78.9%となり、前連結会計年度末に比べ7.6ポイント低下しました。
(2)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は160千円であります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大による4度目の緊急事態宣言の発令などから、経済活動及び社会活動の制限や個人消費の低迷が長期化し、極めて厳しい状況にありました。景気動向については、ワクチンの接種が徐々に拡大し、経済活動が再開される期待も高まる一方、変異株の感染者が増加するなど、リバウンドも懸念されており、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響による新規有料会員獲得の減少や出張に関連するサービスの利用低下があったものの、2021年4月1日に株式会社サークアを連結子会社化したことが大きく寄与し、売上高は増加しました。利益面では、前連結会計年度に計上しておりました株主総会対策に係る一時的な費用が当連結会計年度において発生がなかったことが主因となり、損失から利益に転じております。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は864,608千円(前年同四半期比71.4%増)、営業利益は42,771千円(前年同四半期は11,307千円の営業損失)、経常利益は42,888千円(前年同四半期は2,614千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は20,359千円(前年同四半期は7,469千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、当社グループでは、M&Aを活用した事業拡大を積極的に推進していく中で、各国の会計基準の差異にとらわれることなく企業比較が可能なEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費)を重要な経営指標と位置づけ、当第1四半期連結累計期間よりEBITDAを業績指標に採用しております。当第1四半期連結累計期間のEBITDAは87,442千円(前年同四半期は2,502千円)となりました。
また、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。なお、当該会計方針の変更による影響は軽微であります。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。そのため以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後の区分に組み替えた数値で比較しております。
①モビリティサポート事業
新型コロナウイルス感染症の影響による新規有料会員獲得の減少や出張に関連するサービスの利用低下により減収となりました。利益面では、前期下期から実施しておりましたプロモーションの見直しを当第1四半期連結累計期間において継続的に取り組んだことに加え、株式会社ラテラ・インターナショナルにおけるコスト削減施策が奏功し、増益となりました。この結果、売上高は413,209千円(前年同四半期比18.1%減)、EBITDAは159,386千円(前年同四半期比6.2%増)、セグメント利益は143,032千円(前年同四半期比3.1%増)となりました。
②広告配信プラットフォーム事業
売上高は451,399千円、EBITDAは32,111千円、セグメント利益は8,509千円となりました。なお、当セグメントは、2021年4月1日付で株式会社サークアの全株式を取得し完全子会社化したことに伴い、新たに追加したものであり、比較すべき前第1四半期連結累計期間の金額が存在しないため、当第1四半期連結累計期間に発生した金額のみ記載しております。
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は2,320,478千円となり、前連結会計年度末に比べ544,300千円減少しました。これは主に、現金及び預金の減少647,140千円、売掛金の減少252,981千円、売掛金及び契約資産の増加344,162千円によるものであります。固定資産は1,201,930千円となり、前連結会計年度末に比べ786,523千円増加しました。これは主に、顧客関係資産の増加284,720千円、のれんの増加449,181千円によるものであります。この結果、総資産は3,522,408千円となり、前連結会計年度末に比べ242,223千円増加しました。
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は421,865千円となり、前連結会計年度末に比べ160,642千円増加しました。これは主に、買掛金の増加129,017千円、流動負債「その他」の増加39,007千円によるものであります。固定負債は321,450千円となり、前連結会計年度末に比べ138,357千円増加しました。これは主に、繰延税金負債の増加138,062千円によるものであります。この結果、負債合計は743,316千円となり、前連結会計年度末に比べ298,999千円増加しました。
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は2,779,092千円となり、前連結会計年度末に比べ56,776千円減少しました。これは、利益剰余金の減少56,776千円によるものであります。この結果、自己資本比率は78.9%となり、前連結会計年度末に比べ7.6ポイント低下しました。
(2)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は160千円であります。