四半期報告書-第20期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、度重なる緊急事態宣言の発令などから、経済活動及び社会活動の制限や個人消費の低迷が長期化し、極めて厳しい状況にありました。景気動向については、国内におけるワクチン接種が進んではいるものの、変異株の流行やブレイクスルー感染の発生もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響による新規有料会員獲得の減少や出張に関連するサービスの利用低下があったものの、2021年4月1日に株式会社サークアを連結子会社化したことが大きく寄与し、売上高は増加しました。利益面では、前連結会計年度に計上しておりました株主総会対策に係る一時的な費用が当連結会計年度において発生がなかったことが主因となり、損失から利益に転じております。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,549,014千円(前年同四半期比53.4%増)、営業利益は63,002千円(前年同四半期比31.5%増)、経常利益は63,942千円(前年同四半期比2.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は30,141千円(前年同四半期比17.1%増)となりました。
なお、当社グループでは、M&Aを活用した事業拡大を積極的に推進していく中で、各国の会計基準の差異にとらわれることなく企業比較が可能なEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費)を重要な経営指標と位置づけ、第1四半期連結会計期間よりEBITDAを業績指標に採用しております。当第2四半期連結累計期間のEBITDAは155,697千円(前年同四半期比105.4%増)となりました。
また、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。なお、当該会計方針の変更による影響は軽微であります。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。そのため以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後の区分に組み替えた数値で比較しております。
①モビリティサポート事業
新型コロナウイルス感染症の影響による新規有料会員獲得の減少や出張に関連するサービスの利用低下により減収となりました。利益面では、前期下期から実施しておりましたプロモーションの見直しを当第2四半期連結累計期間において継続的に取り組んだことに加え、株式会社ラテラ・インターナショナルにおけるコスト削減施策が奏功し、増益となりました。この結果、売上高は818,848千円(前年同四半期比18.9%減)、EBITDAは315,653千円(前年同四半期比5.5%増)、セグメント利益は282,617千円(前年同四半期比2.4%増)となりました。
②広告配信プラットフォーム事業
売上高は730,166千円、EBITDAは24,298千円、セグメント損失は22,906千円となりました。なお、当セグメントは、2021年4月1日付で株式会社サークアの全株式を取得し完全子会社化したことに伴い、新たに追加したものであり、比較すべき前第2四半期連結累計期間の金額が存在しないため、当第2四半期連結累計期間に発生した金額のみ記載しております。
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は2,295,159千円となり、前連結会計年度末に比べ569,619千円減少しました。これは主に、現金及び預金の減少597,399千円、売掛金の減少252,981千円、売掛金及び契約資産の増加285,307千円によるものであります。固定資産は1,146,772千円となり、前連結会計年度末に比べ731,365千円増加しました。これは主に、顧客関係資産の増加278,662千円、のれんの増加437,220千円によるものであります。この結果、総資産は3,441,931千円となり、前連結会計年度末に比べ161,746千円増加しました。
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は338,606千円となり、前連結会計年度末に比べ77,383千円増加しました。これは主に、買掛金の増加50,408千円、流動負債「その他」の増加21,324千円によるものであります。固定負債は314,449千円となり、前連結会計年度末に比べ131,357千円増加しました。これは主に、繰延税金負債の増加133,885千円によるものであります。この結果、負債合計は653,056千円となり、前連結会計年度末に比べ208,740千円増加しました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は2,788,874千円となり、前連結会計年度末に比べ46,994千円減少しました。これは、利益剰余金の減少46,994千円によるものであります。この結果、自己資本比率は81.0%となり、前連結会計年度末に比べ5.4ポイント低下しました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ597,399千円減少し、1,987,103千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、207,146千円の収入(前年同四半期は60,636千円の収入)となりました。これは主に、減価償却費68,775千円、税金等調整前四半期純利益63,753千円、その他の増加額61,451千円があったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、727,216千円の支出(前年同四半期は33,872千円の支出)となりました。これは主に、新規連結子会社の取得による支出730,000千円があったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、77,329千円の支出(前年同四半期は32,700千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額76,656千円があったことなどによるものです。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は566千円であります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、度重なる緊急事態宣言の発令などから、経済活動及び社会活動の制限や個人消費の低迷が長期化し、極めて厳しい状況にありました。景気動向については、国内におけるワクチン接種が進んではいるものの、変異株の流行やブレイクスルー感染の発生もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響による新規有料会員獲得の減少や出張に関連するサービスの利用低下があったものの、2021年4月1日に株式会社サークアを連結子会社化したことが大きく寄与し、売上高は増加しました。利益面では、前連結会計年度に計上しておりました株主総会対策に係る一時的な費用が当連結会計年度において発生がなかったことが主因となり、損失から利益に転じております。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,549,014千円(前年同四半期比53.4%増)、営業利益は63,002千円(前年同四半期比31.5%増)、経常利益は63,942千円(前年同四半期比2.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は30,141千円(前年同四半期比17.1%増)となりました。
なお、当社グループでは、M&Aを活用した事業拡大を積極的に推進していく中で、各国の会計基準の差異にとらわれることなく企業比較が可能なEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費)を重要な経営指標と位置づけ、第1四半期連結会計期間よりEBITDAを業績指標に採用しております。当第2四半期連結累計期間のEBITDAは155,697千円(前年同四半期比105.4%増)となりました。
また、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。なお、当該会計方針の変更による影響は軽微であります。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。そのため以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後の区分に組み替えた数値で比較しております。
①モビリティサポート事業
新型コロナウイルス感染症の影響による新規有料会員獲得の減少や出張に関連するサービスの利用低下により減収となりました。利益面では、前期下期から実施しておりましたプロモーションの見直しを当第2四半期連結累計期間において継続的に取り組んだことに加え、株式会社ラテラ・インターナショナルにおけるコスト削減施策が奏功し、増益となりました。この結果、売上高は818,848千円(前年同四半期比18.9%減)、EBITDAは315,653千円(前年同四半期比5.5%増)、セグメント利益は282,617千円(前年同四半期比2.4%増)となりました。
②広告配信プラットフォーム事業
売上高は730,166千円、EBITDAは24,298千円、セグメント損失は22,906千円となりました。なお、当セグメントは、2021年4月1日付で株式会社サークアの全株式を取得し完全子会社化したことに伴い、新たに追加したものであり、比較すべき前第2四半期連結累計期間の金額が存在しないため、当第2四半期連結累計期間に発生した金額のみ記載しております。
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は2,295,159千円となり、前連結会計年度末に比べ569,619千円減少しました。これは主に、現金及び預金の減少597,399千円、売掛金の減少252,981千円、売掛金及び契約資産の増加285,307千円によるものであります。固定資産は1,146,772千円となり、前連結会計年度末に比べ731,365千円増加しました。これは主に、顧客関係資産の増加278,662千円、のれんの増加437,220千円によるものであります。この結果、総資産は3,441,931千円となり、前連結会計年度末に比べ161,746千円増加しました。
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は338,606千円となり、前連結会計年度末に比べ77,383千円増加しました。これは主に、買掛金の増加50,408千円、流動負債「その他」の増加21,324千円によるものであります。固定負債は314,449千円となり、前連結会計年度末に比べ131,357千円増加しました。これは主に、繰延税金負債の増加133,885千円によるものであります。この結果、負債合計は653,056千円となり、前連結会計年度末に比べ208,740千円増加しました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は2,788,874千円となり、前連結会計年度末に比べ46,994千円減少しました。これは、利益剰余金の減少46,994千円によるものであります。この結果、自己資本比率は81.0%となり、前連結会計年度末に比べ5.4ポイント低下しました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ597,399千円減少し、1,987,103千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、207,146千円の収入(前年同四半期は60,636千円の収入)となりました。これは主に、減価償却費68,775千円、税金等調整前四半期純利益63,753千円、その他の増加額61,451千円があったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、727,216千円の支出(前年同四半期は33,872千円の支出)となりました。これは主に、新規連結子会社の取得による支出730,000千円があったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、77,329千円の支出(前年同四半期は32,700千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額76,656千円があったことなどによるものです。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は566千円であります。