半期報告書-第23期(2024/04/01-2025/03/31)
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用の緩やかな改善、名目賃金の増加、企業部門の良好な業績等により、景気は緩やかに回復しました。しかし、円安の継続、物価やエネルギーコストの高騰等が経済、国民生活に与える影響が顕在化しています。また、世界の景気も総じて持ち直しの動きが見られましたが、金融引き締めによる影響に加え、中国経済の先行き懸念、足元の地政学的リスクの増大など下振れリスクに留意が必要です。
当社グループの属する半導体業界では、2023年に底打ちした市場を生成AI(人工知能)向け需要が牽引しています。中期的にも、あらゆるモノがインターネットにつながるIoTやAI、ビッグデータ、次世代高速通信規格、自動運転向け等の需要拡大が見込まれます。
当社グループの事業領域であるAI/ビジュアル・コンピューティング分野においては、少子高齢化に伴う労働人口の減少、気候変動等の社会・環境課題の解決や安全安心社会の実現に向けたイノベーションの加速やAIの果たす役割の増大が予想されます。
このような環境下において、当社グループは、「Making the Image Intelligent」というパーパスのもと、当社の創業来の強みである画像インテリジェンス(画像の知能化)の力で現実世界の問題を解決し、ステークホルダーに価値をもたらす革新的な製品とサービスを創造することに取り組んでいます。アミューズメント分野およびIP分野の安定成長による確固たる事業基盤のもと、ロボティクスおよびセーフティ分野、その応用分野である映像点検領域、半導体製造装置領域等において、企画から量産までの顧客製品・サービスの開発ライフサイクル全体をサポートしています。アルゴリズム、ソフトウエアから、当社の強みであるハードウエアまでの一貫開発体制をもって、IPコアライセンス事業、製品事業、プロフェッショナルサービス事業を展開し、付加価値を提供することで、LTV(顧客生涯価値)の最大化を図っています。
当中間連結会計期間の注力分野における具体的な取り組みと成果としては、まずセーフティ分野において、安全運転支援向けとしてエッジからクラウドに亘る既存プロジェクトからのリカーリング収益を獲得するとともに、より広範なセーフティ分野向けプロフェッショナルサービスを提供しました。ロボティクス分野においては、半導体製造装置領域やRTMapsに関連した建設機械領域向けにプロフェッショナルサービスを提供しました。資本業務提携先のCambrian社のピッキングロボット向けビジョンシステムについては、透明パーツ、光沢パーツの認識精度や外乱光等の環境変化へのロバスト性の競争優位性が評価され、製品納入や商談が進捗するとともに、各種展示会への出展によるリード獲得を推進しました。
アミューズメント分野においては、スマートパチスロを含むパチスロやパチンコ向けに画像処理半導体「RS1」の量産出荷を継続するとともに、引き続きこのユニークな2D・3D統合チップの優位性を発揮できる市場セグメントにおけるシェア拡大を目指しています。
その他の取り組みとして、今後成長が期待されるエッジAI分野において、台湾iCatch Technologyと最先端技術を融合させる戦略的パートナーシップを締結しました。エッジAIカメラシステムの開発者に対して、当社のAI認識モデルとiCatchのイメージングSoCを組み合わせ、ハードウエアとソフトウエアをワンストップで提供するサービスを開始しました。また、エッジAI半導体向けに最適なスケーラブルな高性能と低消費電力、小面積を誇る次世代のニューラルプロセッシングユニットIP(NPU IP)「ZIA A3000 V2」をリリースし、2024年11月より提供を開始しました。
当中間連結会計期間の業績につきましては、製品事業において画像処理半導体「RS1」の量産出荷を継続するとともに、Cambrianビジョンシステム等を出荷しました。IPコアライセンス事業においては、AI/GPUランニングロイヤリティ収入、セーフティ分野およびロボティクス分野におけるリカーリング収益、メンテナンスサポート収入等を計上しました。また、プロフェッショナルサービス事業においては、AI/GPU受託開発サービスを提供しました。
以上の結果、当中間連結会計期間の売上高は1,535百万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は144百万円(前年同期比7.3%増)、経常利益は143百万円(前年同期比2.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は121百万円(前年同期比0.3%増)となりました。
当社グループは、単一セグメントであるためセグメント別の記載はしていませんが、事業別業績の概要は以下のとおりです。
①IPコアライセンス事業
ディジタルスチルカメラ、4Kテレビ、OA機器等のディジタル機器向けAI/GPUランニングロイヤリティ収入に加え、セーフティ分野およびロボティクス分野におけるリカーリング収益、並びにメンテナンスサポート収入の計上により、売上高は48百万円(前年同期94百万円)となりました。
②製品事業
「RS1」の好調な量産出荷に加えて、Cambrianビジョンシステム等の売上の計上により、売上高は1,431百万円(前年同期1,301百万円)となりました。
③プロフェッショナルサービス事業
ロボティクス分野、セーフティ分野におけるAI受託開発サービスおよびアミューズメント分野における受託開発サービスの提供により、売上高は55百万円(前年同期46百万円)となりました。
また、分野別業績の概要は以下のとおりです。
①セーフティ分野
主に、IPコアライセンス事業におけるリカーリング収益およびより広範なセーフティ分野向けプロフェッショナルサービスの提供により、売上高は20百万円(前年同期34百万円)となりました。
②ロボティクス分野
主に、製品事業におけるCambrianビジョンシステムの売上計上および半導体製造装置領域向けを含むプロフェッショナルサービスの提供により、売上高は62百万円(前年同期69百万円)となりました。
③アミューズメント分野
主に、「RS1」の量産出荷売上の計上により、売上高は1,420百万円(前年同期1,257百万円)となりました。
④その他分野
主に、IPコアライセンス事業におけるディジタル機器向けAI/GPUランニングロイヤリティ収入およびメンテナンスサポート収入の計上により、売上高は30百万円(前年同期80百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当中間連結会計期間末における流動資産は3,291百万円となり、前連結会計年度末に比べ18百万円増加しました。これは主に、売掛金及び契約資産が63百万円増加および商品及び製品が27百万円増加、原材料及び貯蔵品が23百万円増加したことおよび有価証券が100百万円減少したことによるものであります。
また、固定資産は730百万円となり、前連結会計年度末に比べ83百万円増加しました。これは主に、投資その他の資産に含まれる投資有価証券が95百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における流動負債および固定負債は合計で447百万円となり、前連結会計年度末に比べ14百万円減少しました。これは主に、買掛金が95百万円増加したことおよび未払金が47百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産合計は3,574百万円となり、前連結会計年度末に比べ117百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が121百万円増加したことによるものであります。
これらの結果、自己資本比率は88.9%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は2,612百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは12百万円の収入となりました。主な増加要因は、税金等調整前中間純利益143百万円および仕入債務の増加額95百万円であり、主な減少要因は、売上債権及び契約資産の増加額63百万円、たな卸資産の増加額51百万円であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは4百万円の支出となりました。主な増加要因は有価証券の償還による収入が100百万円であり、主な減少要因は、投資有価証券の取得による支出100百万円および固定資産の取得による支出4百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当中間連結会計期間における研究開発活動の金額は、169百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用の緩やかな改善、名目賃金の増加、企業部門の良好な業績等により、景気は緩やかに回復しました。しかし、円安の継続、物価やエネルギーコストの高騰等が経済、国民生活に与える影響が顕在化しています。また、世界の景気も総じて持ち直しの動きが見られましたが、金融引き締めによる影響に加え、中国経済の先行き懸念、足元の地政学的リスクの増大など下振れリスクに留意が必要です。
当社グループの属する半導体業界では、2023年に底打ちした市場を生成AI(人工知能)向け需要が牽引しています。中期的にも、あらゆるモノがインターネットにつながるIoTやAI、ビッグデータ、次世代高速通信規格、自動運転向け等の需要拡大が見込まれます。
当社グループの事業領域であるAI/ビジュアル・コンピューティング分野においては、少子高齢化に伴う労働人口の減少、気候変動等の社会・環境課題の解決や安全安心社会の実現に向けたイノベーションの加速やAIの果たす役割の増大が予想されます。
このような環境下において、当社グループは、「Making the Image Intelligent」というパーパスのもと、当社の創業来の強みである画像インテリジェンス(画像の知能化)の力で現実世界の問題を解決し、ステークホルダーに価値をもたらす革新的な製品とサービスを創造することに取り組んでいます。アミューズメント分野およびIP分野の安定成長による確固たる事業基盤のもと、ロボティクスおよびセーフティ分野、その応用分野である映像点検領域、半導体製造装置領域等において、企画から量産までの顧客製品・サービスの開発ライフサイクル全体をサポートしています。アルゴリズム、ソフトウエアから、当社の強みであるハードウエアまでの一貫開発体制をもって、IPコアライセンス事業、製品事業、プロフェッショナルサービス事業を展開し、付加価値を提供することで、LTV(顧客生涯価値)の最大化を図っています。
当中間連結会計期間の注力分野における具体的な取り組みと成果としては、まずセーフティ分野において、安全運転支援向けとしてエッジからクラウドに亘る既存プロジェクトからのリカーリング収益を獲得するとともに、より広範なセーフティ分野向けプロフェッショナルサービスを提供しました。ロボティクス分野においては、半導体製造装置領域やRTMapsに関連した建設機械領域向けにプロフェッショナルサービスを提供しました。資本業務提携先のCambrian社のピッキングロボット向けビジョンシステムについては、透明パーツ、光沢パーツの認識精度や外乱光等の環境変化へのロバスト性の競争優位性が評価され、製品納入や商談が進捗するとともに、各種展示会への出展によるリード獲得を推進しました。
アミューズメント分野においては、スマートパチスロを含むパチスロやパチンコ向けに画像処理半導体「RS1」の量産出荷を継続するとともに、引き続きこのユニークな2D・3D統合チップの優位性を発揮できる市場セグメントにおけるシェア拡大を目指しています。
その他の取り組みとして、今後成長が期待されるエッジAI分野において、台湾iCatch Technologyと最先端技術を融合させる戦略的パートナーシップを締結しました。エッジAIカメラシステムの開発者に対して、当社のAI認識モデルとiCatchのイメージングSoCを組み合わせ、ハードウエアとソフトウエアをワンストップで提供するサービスを開始しました。また、エッジAI半導体向けに最適なスケーラブルな高性能と低消費電力、小面積を誇る次世代のニューラルプロセッシングユニットIP(NPU IP)「ZIA A3000 V2」をリリースし、2024年11月より提供を開始しました。
当中間連結会計期間の業績につきましては、製品事業において画像処理半導体「RS1」の量産出荷を継続するとともに、Cambrianビジョンシステム等を出荷しました。IPコアライセンス事業においては、AI/GPUランニングロイヤリティ収入、セーフティ分野およびロボティクス分野におけるリカーリング収益、メンテナンスサポート収入等を計上しました。また、プロフェッショナルサービス事業においては、AI/GPU受託開発サービスを提供しました。
以上の結果、当中間連結会計期間の売上高は1,535百万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は144百万円(前年同期比7.3%増)、経常利益は143百万円(前年同期比2.2%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は121百万円(前年同期比0.3%増)となりました。
当社グループは、単一セグメントであるためセグメント別の記載はしていませんが、事業別業績の概要は以下のとおりです。
①IPコアライセンス事業
ディジタルスチルカメラ、4Kテレビ、OA機器等のディジタル機器向けAI/GPUランニングロイヤリティ収入に加え、セーフティ分野およびロボティクス分野におけるリカーリング収益、並びにメンテナンスサポート収入の計上により、売上高は48百万円(前年同期94百万円)となりました。
②製品事業
「RS1」の好調な量産出荷に加えて、Cambrianビジョンシステム等の売上の計上により、売上高は1,431百万円(前年同期1,301百万円)となりました。
③プロフェッショナルサービス事業
ロボティクス分野、セーフティ分野におけるAI受託開発サービスおよびアミューズメント分野における受託開発サービスの提供により、売上高は55百万円(前年同期46百万円)となりました。
また、分野別業績の概要は以下のとおりです。
①セーフティ分野
主に、IPコアライセンス事業におけるリカーリング収益およびより広範なセーフティ分野向けプロフェッショナルサービスの提供により、売上高は20百万円(前年同期34百万円)となりました。
②ロボティクス分野
主に、製品事業におけるCambrianビジョンシステムの売上計上および半導体製造装置領域向けを含むプロフェッショナルサービスの提供により、売上高は62百万円(前年同期69百万円)となりました。
③アミューズメント分野
主に、「RS1」の量産出荷売上の計上により、売上高は1,420百万円(前年同期1,257百万円)となりました。
④その他分野
主に、IPコアライセンス事業におけるディジタル機器向けAI/GPUランニングロイヤリティ収入およびメンテナンスサポート収入の計上により、売上高は30百万円(前年同期80百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当中間連結会計期間末における流動資産は3,291百万円となり、前連結会計年度末に比べ18百万円増加しました。これは主に、売掛金及び契約資産が63百万円増加および商品及び製品が27百万円増加、原材料及び貯蔵品が23百万円増加したことおよび有価証券が100百万円減少したことによるものであります。
また、固定資産は730百万円となり、前連結会計年度末に比べ83百万円増加しました。これは主に、投資その他の資産に含まれる投資有価証券が95百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における流動負債および固定負債は合計で447百万円となり、前連結会計年度末に比べ14百万円減少しました。これは主に、買掛金が95百万円増加したことおよび未払金が47百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産合計は3,574百万円となり、前連結会計年度末に比べ117百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が121百万円増加したことによるものであります。
これらの結果、自己資本比率は88.9%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は2,612百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは12百万円の収入となりました。主な増加要因は、税金等調整前中間純利益143百万円および仕入債務の増加額95百万円であり、主な減少要因は、売上債権及び契約資産の増加額63百万円、たな卸資産の増加額51百万円であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは4百万円の支出となりました。主な増加要因は有価証券の償還による収入が100百万円であり、主な減少要因は、投資有価証券の取得による支出100百万円および固定資産の取得による支出4百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当中間連結会計期間における研究開発活動の金額は、169百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。