四半期報告書-第63期第2四半期(令和3年5月1日-令和3年7月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものです。
なお、第63期第1四半期会計期間より非連結決算に移行したことから、前年四半期累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、政府による各種政策や新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が進んでいるものの、変異株の出現や感染の再拡大に伴う緊急事態宣言の再発令や外出自粛要請による個人消費の冷え込みなど、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
インテリア・家具業界におきましては、巣籠もり消費やテレワーク等の需要は一段落し、外出自粛による来店客数の減少、配送コストの上昇、木材の不足等に起因するメーカーからの値上要請、小売業界の人材不足による人件費の増加等により引き続き厳しい競争環境が続いております。
一方、2020年の生活雑貨、家具、インテリアのBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、2兆1,322億円(前年比22.4%増)、EC化率は、26.0%(前年比較2.7%増)となっており(出典:令和2年度電子商取引に関する市場調査 令和3年7月経済産業省)、商取引の電子化が引き続き進展しております。
こうした環境の中で当社は、お客様と店舗スタッフの安全を第一に、3密防止の店舗衛生対策を徹底しながらECサイトとリアル店舗の相互送客に注力した店舗運営を行いました。また、持続的に安定した成長の実現に向け、商品構成の充実と付加価値の高い商品を揃え、他社との差別化を図ってまいりました。
その結果、売上高5,796,490千円、営業利益582,944千円、経常利益587,189千円、四半期純利益399,066千円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりです。
①unico事業
販売戦略としましては、EC化率を高め、効率の良い収支構造の実現のために、コンサルティング会社の知見を反映させたマーケティングDXを開始し、当社ECサイトの強化やオムニチャネル化を推進しました。
商品展開としましては、売れ筋である3シリーズ、SUABI(スアビ)、TABER(テイバー)、RAUFA(ラウファ)を発売したほか、キッチン収納アイテムを充実させたSOLK(ソルク)シリーズ等を展開しました。布製品では、地球環境や継続性、機能を意識した商品を開発し、ブランドの目指す方向性を打ち出しました。
業務改善としましては、コンサルティング会社による業務フローの見直し、DX化による工数削減の算定を行いました。今後は、費用対効果を鑑みながらDXの推進を図ってまいります。
以上の結果、当第2四半期累計期間のセグメント売上高は5,762,593千円、セグメント利益599,679千円となりました。
②food事業
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言とまん延防止等重点措置による酒類提供制限や営業時間の短縮をしてきた一方で、お客様のニーズに合わせたテイクアウト商品の拡充、強化、デリバリーサービスの推進によりお客様の獲得に努めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間のセグメント売上高は33,897千円、セグメント損失16,734千円となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期会計期間末における総資産の残高は、前事業年度末に比較して44,846千円増加し、4,380,842千円となりました。その主な要因につきましては、以下のとおりになります。
流動資産の残高は、前事業年度末に比較して215,329千円増加し、3,249,631千円となりました。主な要因は、現金及び預金が305,792千円減少しましたが、売掛金の増加260,724千円、商品の増加272,627千円等があったことによるものであります。
固定資産の残高は、前事業年度末に比較して170,483千円減少し、1,131,211千円となりました。主な要因は、繰延税金資産の減少121,405千円、減価償却等による有形固定資産・無形固定資産の減少40,816千円等があったことによるものであります。
負債の残高は、前事業年度末に比較して297,324千円減少し、1,769,412千円となりました。主な要因は、未払消費税等の減少144,849千円、1年内返済予定の長期借入金の減少104,925千円、長期借入金の減少26,335千円等があったことによるものであります。
純資産の残高は、前事業年度末に比較して342,171千円増加し、2,611,429千円となりました。主な要因は、四半期純利益の計上による利益剰余金の増加399,066千円等がありましたが、剰余金の配当による利益剰余金の減少56,894千円があったことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ305,792千円減少し、779,865千円となりました。なお、当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動の結果、89,095千円の支出となりました。これは主に、税引前四半期純利益587,189千円、たな卸資産の増加による支出271,592千円、売上債権の増加による支出260,724千円、未払消費税等の減少による支出144,849千円等の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動の結果、26,023千円の支出となりました。これは主に、unico流山おおたかの森のリニューアルオープンに係る有形固定資産の取得による支出25,063千円等の計上によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動の結果、190,673千円の支出となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出131,260千円、配当金支払による支出56,683千円等の計上によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
なお、第63期第1四半期会計期間より非連結決算に移行したことから、前年四半期累計期間との比較分析は行っておりません。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、政府による各種政策や新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が進んでいるものの、変異株の出現や感染の再拡大に伴う緊急事態宣言の再発令や外出自粛要請による個人消費の冷え込みなど、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
インテリア・家具業界におきましては、巣籠もり消費やテレワーク等の需要は一段落し、外出自粛による来店客数の減少、配送コストの上昇、木材の不足等に起因するメーカーからの値上要請、小売業界の人材不足による人件費の増加等により引き続き厳しい競争環境が続いております。
一方、2020年の生活雑貨、家具、インテリアのBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、2兆1,322億円(前年比22.4%増)、EC化率は、26.0%(前年比較2.7%増)となっており(出典:令和2年度電子商取引に関する市場調査 令和3年7月経済産業省)、商取引の電子化が引き続き進展しております。
こうした環境の中で当社は、お客様と店舗スタッフの安全を第一に、3密防止の店舗衛生対策を徹底しながらECサイトとリアル店舗の相互送客に注力した店舗運営を行いました。また、持続的に安定した成長の実現に向け、商品構成の充実と付加価値の高い商品を揃え、他社との差別化を図ってまいりました。
その結果、売上高5,796,490千円、営業利益582,944千円、経常利益587,189千円、四半期純利益399,066千円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりです。
①unico事業
販売戦略としましては、EC化率を高め、効率の良い収支構造の実現のために、コンサルティング会社の知見を反映させたマーケティングDXを開始し、当社ECサイトの強化やオムニチャネル化を推進しました。
商品展開としましては、売れ筋である3シリーズ、SUABI(スアビ)、TABER(テイバー)、RAUFA(ラウファ)を発売したほか、キッチン収納アイテムを充実させたSOLK(ソルク)シリーズ等を展開しました。布製品では、地球環境や継続性、機能を意識した商品を開発し、ブランドの目指す方向性を打ち出しました。
業務改善としましては、コンサルティング会社による業務フローの見直し、DX化による工数削減の算定を行いました。今後は、費用対効果を鑑みながらDXの推進を図ってまいります。
以上の結果、当第2四半期累計期間のセグメント売上高は5,762,593千円、セグメント利益599,679千円となりました。
②food事業
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言とまん延防止等重点措置による酒類提供制限や営業時間の短縮をしてきた一方で、お客様のニーズに合わせたテイクアウト商品の拡充、強化、デリバリーサービスの推進によりお客様の獲得に努めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間のセグメント売上高は33,897千円、セグメント損失16,734千円となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期会計期間末における総資産の残高は、前事業年度末に比較して44,846千円増加し、4,380,842千円となりました。その主な要因につきましては、以下のとおりになります。
流動資産の残高は、前事業年度末に比較して215,329千円増加し、3,249,631千円となりました。主な要因は、現金及び預金が305,792千円減少しましたが、売掛金の増加260,724千円、商品の増加272,627千円等があったことによるものであります。
固定資産の残高は、前事業年度末に比較して170,483千円減少し、1,131,211千円となりました。主な要因は、繰延税金資産の減少121,405千円、減価償却等による有形固定資産・無形固定資産の減少40,816千円等があったことによるものであります。
負債の残高は、前事業年度末に比較して297,324千円減少し、1,769,412千円となりました。主な要因は、未払消費税等の減少144,849千円、1年内返済予定の長期借入金の減少104,925千円、長期借入金の減少26,335千円等があったことによるものであります。
純資産の残高は、前事業年度末に比較して342,171千円増加し、2,611,429千円となりました。主な要因は、四半期純利益の計上による利益剰余金の増加399,066千円等がありましたが、剰余金の配当による利益剰余金の減少56,894千円があったことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ305,792千円減少し、779,865千円となりました。なお、当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動の結果、89,095千円の支出となりました。これは主に、税引前四半期純利益587,189千円、たな卸資産の増加による支出271,592千円、売上債権の増加による支出260,724千円、未払消費税等の減少による支出144,849千円等の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動の結果、26,023千円の支出となりました。これは主に、unico流山おおたかの森のリニューアルオープンに係る有形固定資産の取得による支出25,063千円等の計上によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動の結果、190,673千円の支出となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出131,260千円、配当金支払による支出56,683千円等の計上によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。