四半期報告書-第15期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動が悪化し、先行き不透明な状況となりました。このような経営環境下におきまして、当社グループでは、各セグメントにおいて新型コロナウイルス感染症の拡大防止を優先課題として捉えるとともに、経営への影響を考慮した対応策を検討し、推し進めてまいりました。
経費面におきましても、コスト削減を進めることで経営の効率化を行い業績の安定化を図りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,695,405千円(前年同期比29.4%減)、営業損失は553,526千円(前年同期は営業利益1,017,761千円)、経常損失は363,525千円(前年同期は経常利益1,134,415千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は316,148千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益735,177千円)となりました。
各セグメントの業績は以下のとおりであります。
a.介護事業
介護事業におきましては、4月に障がい児通所支援事業放課後等デイサービスを1事業所、5月に介護付有料老人ホームを2カ所新規開設しており、当第2四半期連結会計期間末時点での営業拠点は107ヶ所185事業所となりました。
かねてより推し進めてきた産学官連携におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響から、精力的な活動は控えておりましたが、可能な範囲で有効な取り組みを行うように努めております。
新規入居につきましては、ご本人、ご家族、病院等との連携をはかり安全確認を十分に行った上で、積極的に受入れを行っております。それらの結果、当第2四半期連結累計期間での既存施設の平均入居率は95.2%(前年同期既存平均入居率94.2%)と安定的に推移しました。
また、経費面では、正規社員の採用を増やし、派遣社員割合を減らすなどしてコストの低減に努めております。なお、当第2四半期連結累計期間の売上高は9,952,186千円(前年同期比5.5%増)、セグメント利益は740,152千円(同8.8%増)となり、四半期連結会計期間の売上高及びセグメント利益はいずれも過去最高となりました。
b.カラオケ事業
カラオケ事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為の外出自粛要請や営業時間短縮要請等により、厳しい経営環境下におかれました。要請解除後も、感染第2波への警戒心などから、集客の回復は遅れております。引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底することで、店舗の衛生環境の整備に取り組んでおります。それらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,461,142千円(前年同期比58.1%減)、セグメント損失は621,986千円(前年同期はセグメント利益381,755千円)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において新規開店を2店舗、退店を1店舗行ったことから、当第2四半期連結会計期間末時点での店舗数は92店舗となりました。
c.飲食事業
飲食事業におきましては、退店を1店舗行ったことから、当第2四半期連結会計期間末時点での店舗数は国内15店舗、海外2店舗となりました。なお、カラオケ事業同様に新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい経営環境が続いております。この結果、売上高は155,107千円(前年同期比77.1%減)、セグメント損失は127,400千円(前年同期はセグメント利益15,450千円)となりました。
d.不動産事業
不動産事業におきましては、前第2四半期連結累計期間において、大型の販売用不動産の売却を行った一方で、当第2四半期連結累計期間においては大型の販売用不動産の取引はなく、例年通り賃貸不動産の仲介業務等を中心に行っております。この結果、売上高は78,816千円(前年同期比97.3%減)、セグメント利益は11,841千円(同97.8%減)となりました。
e.その他
その他におきましては、ホテル事業において、2020年7月より開始されたGoToトラベルキャンペーンに対応し、宿泊需要の取り込みを進めております。カラオケ事業、飲食事業同様に新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為の外出自粛要請などの影響から集客が減少しておりますが、当該キャンペーンの効果もあり、少しずつ集客が回復傾向にあります。この結果、売上高は48,151千円(前年同期比53.9%減)、セグメント損失は56,819千円(前年同期はセグメント損失37,749千円)となりました。
② 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べ1,153,157千円増加し、30,775,447千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末より431,888千円増加し、15,507,115千円となりました。主な要因は、現金及び預金、売掛金が増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末より721,269千円増加し、15,268,332千円となりました。主な要因は、建物及び構築物、投資その他の資産(その他)が増加したこと及び有形固定資産(その他)が減少したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べ1,556,769千円増加し、15,100,855千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末より149,093千円減少し、6,149,141千円となりました。主な要因は、買掛金、短期借入金が減少したこと及び1年内返済予定の長期借入金、未払法人税等が増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末より1,705,862千円増加し、8,951,714千円となりました。主な要因は、長期借入金が増加したこと及び社債、固定負債(その他)が減少したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末より403,612千円減少し、15,674,592千円となりました。主な要因は、配当金の支払い及び親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が減少したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて289,690千円増加し、10,661,351千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況については下記のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、493,429千円(前年同期は2,796,724千円の収入)となりました。支出の主な内訳は税金等調整前四半期純損失が470,411千円、臨時休業等による支出が265,889千円、法人税等の支払額が194,749千円であり、 収入の主な内訳は減価償却費の計上が295,607千円、臨時休業等による損失の計上が289,166千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、675,959千円(前年同期は347,831千円の支出)となりました。支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出が715,846千円、定期預金の預入による支出が175,716千円であり、収入の主な内訳は有形固定資産の売却による収入が220,617千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、1,460,990千円(前年同期は527,844千円の支出)となりました。収入の主な内訳は長期借入れによる収入が3,496,100千円であり、支出の主な内訳は短期借入金の減少額が369,600千円、長期借入金の返済による支出が1,436,542千円、割賦債務の返済による支出が101,992千円であります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成の状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループを取り巻く事業環境は、「(1)財政状態及び経営成績の状況①経営成績の状況」に記載のとおりであります。
(9)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当第2四半期連結会計期間末現在、11,017,406千円の現金及び預金を保有しております。資金の流動性については、当第2四半期連結会計期間末における流動比率は252.2%となっており、今後、十分な流動性を確保するために、比率を高めてまいります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動が悪化し、先行き不透明な状況となりました。このような経営環境下におきまして、当社グループでは、各セグメントにおいて新型コロナウイルス感染症の拡大防止を優先課題として捉えるとともに、経営への影響を考慮した対応策を検討し、推し進めてまいりました。
経費面におきましても、コスト削減を進めることで経営の効率化を行い業績の安定化を図りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,695,405千円(前年同期比29.4%減)、営業損失は553,526千円(前年同期は営業利益1,017,761千円)、経常損失は363,525千円(前年同期は経常利益1,134,415千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は316,148千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益735,177千円)となりました。
各セグメントの業績は以下のとおりであります。
a.介護事業
介護事業におきましては、4月に障がい児通所支援事業放課後等デイサービスを1事業所、5月に介護付有料老人ホームを2カ所新規開設しており、当第2四半期連結会計期間末時点での営業拠点は107ヶ所185事業所となりました。
かねてより推し進めてきた産学官連携におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響から、精力的な活動は控えておりましたが、可能な範囲で有効な取り組みを行うように努めております。
新規入居につきましては、ご本人、ご家族、病院等との連携をはかり安全確認を十分に行った上で、積極的に受入れを行っております。それらの結果、当第2四半期連結累計期間での既存施設の平均入居率は95.2%(前年同期既存平均入居率94.2%)と安定的に推移しました。
また、経費面では、正規社員の採用を増やし、派遣社員割合を減らすなどしてコストの低減に努めております。なお、当第2四半期連結累計期間の売上高は9,952,186千円(前年同期比5.5%増)、セグメント利益は740,152千円(同8.8%増)となり、四半期連結会計期間の売上高及びセグメント利益はいずれも過去最高となりました。
b.カラオケ事業
カラオケ事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為の外出自粛要請や営業時間短縮要請等により、厳しい経営環境下におかれました。要請解除後も、感染第2波への警戒心などから、集客の回復は遅れております。引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底することで、店舗の衛生環境の整備に取り組んでおります。それらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,461,142千円(前年同期比58.1%減)、セグメント損失は621,986千円(前年同期はセグメント利益381,755千円)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において新規開店を2店舗、退店を1店舗行ったことから、当第2四半期連結会計期間末時点での店舗数は92店舗となりました。
c.飲食事業
飲食事業におきましては、退店を1店舗行ったことから、当第2四半期連結会計期間末時点での店舗数は国内15店舗、海外2店舗となりました。なお、カラオケ事業同様に新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい経営環境が続いております。この結果、売上高は155,107千円(前年同期比77.1%減)、セグメント損失は127,400千円(前年同期はセグメント利益15,450千円)となりました。
d.不動産事業
不動産事業におきましては、前第2四半期連結累計期間において、大型の販売用不動産の売却を行った一方で、当第2四半期連結累計期間においては大型の販売用不動産の取引はなく、例年通り賃貸不動産の仲介業務等を中心に行っております。この結果、売上高は78,816千円(前年同期比97.3%減)、セグメント利益は11,841千円(同97.8%減)となりました。
e.その他
その他におきましては、ホテル事業において、2020年7月より開始されたGoToトラベルキャンペーンに対応し、宿泊需要の取り込みを進めております。カラオケ事業、飲食事業同様に新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為の外出自粛要請などの影響から集客が減少しておりますが、当該キャンペーンの効果もあり、少しずつ集客が回復傾向にあります。この結果、売上高は48,151千円(前年同期比53.9%減)、セグメント損失は56,819千円(前年同期はセグメント損失37,749千円)となりました。
② 財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べ1,153,157千円増加し、30,775,447千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末より431,888千円増加し、15,507,115千円となりました。主な要因は、現金及び預金、売掛金が増加したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末より721,269千円増加し、15,268,332千円となりました。主な要因は、建物及び構築物、投資その他の資産(その他)が増加したこと及び有形固定資産(その他)が減少したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比べ1,556,769千円増加し、15,100,855千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末より149,093千円減少し、6,149,141千円となりました。主な要因は、買掛金、短期借入金が減少したこと及び1年内返済予定の長期借入金、未払法人税等が増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末より1,705,862千円増加し、8,951,714千円となりました。主な要因は、長期借入金が増加したこと及び社債、固定負債(その他)が減少したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末より403,612千円減少し、15,674,592千円となりました。主な要因は、配当金の支払い及び親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が減少したことによるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて289,690千円増加し、10,661,351千円となりました。
各キャッシュ・フローの状況については下記のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、493,429千円(前年同期は2,796,724千円の収入)となりました。支出の主な内訳は税金等調整前四半期純損失が470,411千円、臨時休業等による支出が265,889千円、法人税等の支払額が194,749千円であり、 収入の主な内訳は減価償却費の計上が295,607千円、臨時休業等による損失の計上が289,166千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、675,959千円(前年同期は347,831千円の支出)となりました。支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出が715,846千円、定期預金の預入による支出が175,716千円であり、収入の主な内訳は有形固定資産の売却による収入が220,617千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、1,460,990千円(前年同期は527,844千円の支出)となりました。収入の主な内訳は長期借入れによる収入が3,496,100千円であり、支出の主な内訳は短期借入金の減少額が369,600千円、長期借入金の返済による支出が1,436,542千円、割賦債務の返済による支出が101,992千円であります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成の状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループを取り巻く事業環境は、「(1)財政状態及び経営成績の状況①経営成績の状況」に記載のとおりであります。
(9)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当第2四半期連結会計期間末現在、11,017,406千円の現金及び預金を保有しております。資金の流動性については、当第2四半期連結会計期間末における流動比率は252.2%となっており、今後、十分な流動性を確保するために、比率を高めてまいります。