四半期報告書-第35期第3四半期(令和3年2月1日-令和3年4月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済活動の抑制により、景気は急速に悪化し極めて厳しい状況となりました。特に外食業界におきましては、2020年4月に出された緊急事態宣言解除以降、個人消費は回復の兆しもみられていたものの、2020年11月には東京都、大阪府、愛知県では、アルコール提供を行う飲食店への営業時間短縮要請が出され、2021年1月には再度、緊急事態宣言がなされ一度は解除されたもののまん延防止等重点措置や三度目の緊急事態宣言が都市部を中心に出されたことにより、特に居酒屋業界におきましては、酒類提供自粛要請や営業時間の大幅な制限により多大な影響を受けております。
当社グループにおきましては、2020年5月の緊急事態宣言解除以降、お客様と従業員の安全を第一に感染症対策を徹底しながら店舗運営を再開致し、各自治体の自粛要請等が解除されると売上高は徐々に回復したものの、再度、政府及び各自治体からの営業時間短縮要請を受け時短営業を実施し、酒類提供自粛要請が出された地域の店舗においては休業しております。これにより、当第3四半期連結累計期間における既存店売上高は前年同期比62.1%となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間は1店舗の新規出店と13店舗の退店により、当第3四半期連結会計期間末日における「鳥貴族」の店舗数は617店舗となりました。当社グループの直営店は、8店舗退店し385店舗となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間は、東京・大阪・愛知をはじめとした営業時間短縮要請等が大きく影響し、売上高は14,243,914千円、売上総利益は9,879,441千円となりました。売上高減少に併せて変動費を中心としたコスト管理に徹底して取り組んだこと等により、販売費及び一般管理費は12,467,693千円に抑えられたものの、売上高減少の影響が大きく、2,588,252千円の営業損失となりました。また、感染拡大防止協力金等による助成金収入388,752千円を計上したこと等により、経常損失は2,027,009千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,463,834千円となりました。
なお、当社グループは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は16,207,348千円となりました。流動資産は6,528,888千円となり、その主な内訳は、現金及び預金5,543,126千円であります。固定資産は9,678,460千円となり、その主な内訳は、有形固定資産6,020,272千円、繰延税金資産1,825,868千円であります。
一方、負債合計は11,974,956千円となりました。流動負債は4,344,628千円となり、その主な内訳は、1年内返済予定の長期借入金1,299,898千円、未払金839,487千円であります。固定負債は7,630,328千円となり、その主な内訳は長期借入金6,393,721千円、資産除去債務1,085,625千円であります。
純資産合計は4,232,391千円であり、利益剰余金は1,319,714千円となりました。
なお当社グループは当第3四半期連結会計期間より連結決算に移行いたしました。そのため、前連結会計年度に四半期連結財務諸表及び連結財務諸表を作成していないことから、(1)経営成績の状況、(2)財政状態の分析において対前年四半期及び前期末との比較を省略しております。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間の四半期報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更を行っております。
詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報) (新型コロナウイルス感染症の影響に伴う会計上の見積りについて)」に記載しております。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済活動の抑制により、景気は急速に悪化し極めて厳しい状況となりました。特に外食業界におきましては、2020年4月に出された緊急事態宣言解除以降、個人消費は回復の兆しもみられていたものの、2020年11月には東京都、大阪府、愛知県では、アルコール提供を行う飲食店への営業時間短縮要請が出され、2021年1月には再度、緊急事態宣言がなされ一度は解除されたもののまん延防止等重点措置や三度目の緊急事態宣言が都市部を中心に出されたことにより、特に居酒屋業界におきましては、酒類提供自粛要請や営業時間の大幅な制限により多大な影響を受けております。
当社グループにおきましては、2020年5月の緊急事態宣言解除以降、お客様と従業員の安全を第一に感染症対策を徹底しながら店舗運営を再開致し、各自治体の自粛要請等が解除されると売上高は徐々に回復したものの、再度、政府及び各自治体からの営業時間短縮要請を受け時短営業を実施し、酒類提供自粛要請が出された地域の店舗においては休業しております。これにより、当第3四半期連結累計期間における既存店売上高は前年同期比62.1%となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間は1店舗の新規出店と13店舗の退店により、当第3四半期連結会計期間末日における「鳥貴族」の店舗数は617店舗となりました。当社グループの直営店は、8店舗退店し385店舗となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間は、東京・大阪・愛知をはじめとした営業時間短縮要請等が大きく影響し、売上高は14,243,914千円、売上総利益は9,879,441千円となりました。売上高減少に併せて変動費を中心としたコスト管理に徹底して取り組んだこと等により、販売費及び一般管理費は12,467,693千円に抑えられたものの、売上高減少の影響が大きく、2,588,252千円の営業損失となりました。また、感染拡大防止協力金等による助成金収入388,752千円を計上したこと等により、経常損失は2,027,009千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,463,834千円となりました。
なお、当社グループは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は16,207,348千円となりました。流動資産は6,528,888千円となり、その主な内訳は、現金及び預金5,543,126千円であります。固定資産は9,678,460千円となり、その主な内訳は、有形固定資産6,020,272千円、繰延税金資産1,825,868千円であります。
一方、負債合計は11,974,956千円となりました。流動負債は4,344,628千円となり、その主な内訳は、1年内返済予定の長期借入金1,299,898千円、未払金839,487千円であります。固定負債は7,630,328千円となり、その主な内訳は長期借入金6,393,721千円、資産除去債務1,085,625千円であります。
純資産合計は4,232,391千円であり、利益剰余金は1,319,714千円となりました。
なお当社グループは当第3四半期連結会計期間より連結決算に移行いたしました。そのため、前連結会計年度に四半期連結財務諸表及び連結財務諸表を作成していないことから、(1)経営成績の状況、(2)財政状態の分析において対前年四半期及び前期末との比較を省略しております。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間の四半期報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更を行っております。
詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (追加情報) (新型コロナウイルス感染症の影響に伴う会計上の見積りについて)」に記載しております。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
特記すべき事項はありません。