四半期報告書-第38期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)

【提出】
2024/06/11 9:08
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
外食業界を取り巻く環境は、2023年5月に新型コロナウイルス感染症は感染症法上の位置付けが5類感染症となり、経済活動の正常化が進み、人流が増加するとともにインバウンドも回復し、国内の消費活動に大きく持ち直しが見られました。その一方で、国際情勢の悪化や円安によるエネルギー資源や原材料価格の高騰、人件費の上昇により依然として厳しい経営環境が続いております。
当第3四半期連結累計期間におきまして当社グループは、関東・東海・関西以外の新たなエリアへの「鳥貴族」の出店を継続し行い、TORIKI BURGERは関西のフードコートに出店致しました。
「鳥貴族」の新エリアでの新規出店は、鹿児島県初出店となる「鳥貴族 天文館店」、徳島県初出店となる「鳥貴族 徳島両国橋店」、石川県初出店となる「鳥貴族 片町店」、宮城県初出店となる「鳥貴族 仙台国分町店」を出店いたしました。また、2024年4月にはトリキアプリの総ダウンロード数は71万ダウンロードを超え、多くのお客様にご利用頂いております。
当第3四半期連結会計期間末日における「鳥貴族」の総店舗数は639店舗(純増13店舗)、直営店は399店舗(純増5店舗)となりました。ダイキチシステム株式会社が運営する「やきとり大吉」他の店舗数は495店舗であり、当社グループの店舗数は1,139店舗(純増5店舗)、直営店は404店舗(純増5店舗)であります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間は、売上高は30,913,100千円(前年同期比27.9%増)、営業利益は2,698,641千円(同217.1%増)となりました。経常利益は2,715,860千円(同217.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,715,389千円(同314.0%増)となりました。
また、当社グループは飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は21,037,838千円となり、前連結会計年度末と比較して1,718,847千円の増加となりました。これは主に売上増加に伴い現金及び預金、売掛金、その他流動資産が増加したこと、新規出店による有形固定資産の増加等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債は12,560,902千円となり、前連結会計年度末と比較して132,046千円の増加となりました。これは主に買掛金及び未払金、未払法人税等が増加した一方で、長期借入金の返済により減少したこと等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は8,476,936千円となり、前連結会計年度末と比較して1,586,800千円の増加となりました。これは主に利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により増加したことによるものであり、自己資本比率は40.3%(前連結会計年度末は35.7%)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
特記すべき事項はありません。