有価証券報告書-第25期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/23 15:31
【資料】
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【項目】
145項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
「1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)経営環境等」に記載の環境及び事業活動の結果、当連結会計年度の業績は、売上高5,641,427千円(前連結会計年度比29.0%増)、当社単体の売上高は3,475,935千円(前事業年度比30.7%増)と前連結会計年度(前事業年度)に続き、過去最高を更新いたしました。売上構成の変化による粗利率の低下、子会社取得に伴う一時的費用があるものの、粗利額の拡大により、営業利益203,713千円(前連結会計年度比8.7%増)となり、過去最高を更新いたしました。経常利益については、助成金収入24,541千円を計上する一方、支払利息8,789千円及び市場変更関連費用15,079千円を計上したことにより、経常利益205,691千円(前連結会計年度比23.9%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益については、特別利益として投資有価証券売却益385,840千円を計上する一方、特別損失として減損損失9,633千円を計上し、法人税等合計245,316千円、非支配株主に帰属する当期純利益30,902千円により、親会社株主に帰属する当期純利益308,547千円(前連結会計年度比181.9%増)となり、過去最高を更新いたしました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(ITツール事業)
当連結会計年度の売上高は3,219,759千円(前期比34.6%増)、セグメント利益は299,942千円(前期比31.6%増)となりました。
(ITサービス事業)
当連結会計年度の売上高は2,421,667千円(前期比22.3%増)、セグメント利益は287,690千円(前期比5.6%増)となりました。
(投資事業)
当連結会計年度の売上高は-千円(セグメント間の内部売上高又は振替高9,600千円)、セグメント損失は4,858千円(前期はセグメント利益832千円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ388,049千円増加し、1,910,985千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、351,249千円の獲得(前連結会計年度は14,285千円の支出)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益584,765千円を計上し、前受金が607,300千円増加した一方、前払費用が510,928千円増加したことに加え、法人税等の支払額119,810千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、8,938千円の獲得(前連結会計年度は147,977千円の支出)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出136,427千円及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出218,791千円の一方、投資有価証券の売却による収入415,840千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、27,860千円の獲得(前連結会計年度は281,236千円の獲得)となりました。主な要因は、短期借入金の純増減額599,989千円の獲得の一方、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出499,625千円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは生産実績が販売実績とほぼ同額となるため、記載は省略しております。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
前年同期比(%)
ITツール事業4,113,996千円162.4
ITサービス事業2,457,359120.7
投資事業--
報告セグメント計6,571,356143.8
合計6,571,356143.8

c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
前年同期比(%)
ITツール事業3,219,759千円134.6
ITサービス事業2,421,667122.3
投資事業--
報告セグメント計5,641,427129.0
合計5,641,427129.0

(注)1.セグメント間の内部売上高は相殺消去しております。
2.当連結会計年度の主な相手先別の売上高実績及び当該売上高実績の連結損益計算書の売上高に対する割合は次のとおりであります。
相手先前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)
SB C&S株式会社461,05810.5--
SCSK株式会社--640,58411.4

3.当連結会計年度におけるSB C&S株式会社に対する売上高実績は、連結損益計算書の売上高に対する割合が10%未満となったため、記載を省略しております。
4.前連結会計年度におけるSCSK株式会社に対する売上高実績は、連結損益計算書の売上高に対する割合が10%未満だったため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりであります。
財政状態
(資産)
当連結会計年度末における資産合計の額は、前連結会計年度に比べ2,268,250千円増加し、7,872,466千円となりました。これは主に、現金及び預金が388,049千円、前払費用が442,276千円、のれんが327,320千円及び投資有価証券が927,377千円、それぞれ増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計の額は、前連結会計年度に比べ1,680,706千円増加し、5,555,300千円となりました。これは主に、短期借入金が599,989千円、前受金が439,052千円及び繰延税金負債が325,990千円それぞれ増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計の額は、前連結会計年度に比べ587,543千円増加し、2,317,166千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益308,547千円を計上し、その他有価証券評価差額金が619,994千円増加した一方、イチアール、アド・トップ及びAsembleの完全子会社化により、資本剰余金が331,287千円減少したことによるものであります。
経営成績
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、5,641,427千円(前連結会計年度比29.0%増)と、過去最高を更新いたしました。主な要因は、ITツール事業の成長事業である「セキュリティ&ネットワークaaS製品」及び「働き方改革製品(SaaS型)」が、前連結会計年度比約53%増、20%増とそれぞれ拡大し、基盤事業である「セキュリティ製品」は高い利益貢献を継続しつつ前期比14%増と着実なオーガニックグロースを実現し、ITサービス事業において、新たに子会社化したAsemble及びイチアールが業績貢献したことによるものであります。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は、1,559,529千円(売上総利益率27.6%)となりました。主な要因は、ITツール事業の「セキュリティ&ネットワークaaS製品」売上高拡大並びにITサービス事業の売上高に占める割合の拡大等による売上構成比の変化によるものであります。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は、203,713千円(前連結会計年度比8.7%増)となり、前連結会計年度に続き過去最高を更新いたしました。主な要因は、売上高拡大に伴う売上総利益額の増加によるものであります。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は、205,691千円(前連結会計年度比23.9%増)となりました。主な要因は、助成金収入24,541千円を計上する一方、支払利息8,789千円及び市場変更関連費用15,079千円を計上したことによるものであります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、308,547千円(前連結会計年度比181.9%増)となり、営業利益と同じく前連結会計年度に続き過去最高を更新いたしました。主な要因は、特別利益として投資有価証券売却益385,840千円を計上する一方、特別損失として減損損失9,633千円を計上し、法人税等合計245,316千円、非支配株主に帰属する当期純利益30,902千円によるものであります。
財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループの財政状態及び経営成績について、財政状態においては自己資本比率が前連結会計年度27.3%に対して、当連結会計年度27.0%となりました。これは、前受金及び長期前受金の継続した増加に加え、事業運営資金のための借入実施によるものでありますが、流動比率は134.6%と、安定した財政状態と認識しております。
経営成績については、売上高が10期連続で過去最高を更新し、売上総利益額が拡大したことで、営業利益については、前連結会計年度に続き過去最高を更新いたしました。当社グループは今後、「1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載する取り組みを加速し、2030年3月期を最終期とした中期経営計画の着実な実行と目標達成に邁進してまいります。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度における当社グループのキャッシュ・フローは、上記「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」のとおり、現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、1,910,985千円となりました。これは、営業活動によるキャッシュ・フローが351,249千円の獲得、投資活動によるキャッシュ・フローが8,938千円の獲得、財務活動によるキャッシュ・フローが27,860千円の獲得となったことによるものであります。
営業活動における資金獲得となるよう事業活動に取り組みつつ、今後のさらなる成長に向けた積極的な投資活動と、投資に向けた幅広い財務戦略を展開してまいります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、ITツール事業における仕入商品及び部材やソフトウェアのロイヤリティ等、ITサービス事業では、子会社アド・トップの求人広告仕入等の支払費用及び同じくITサービス事業の子会社GHI、CONVICTION、Asemble及びイチアールのIT人材に係る費用並びに販売費及び一般管理費等の経費であります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性とその源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金のほか多様な調達手段を検討してまいります。
当連結会計年度末における借入金である有利子負債の残高は927,012千円となっております。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は1,910,985千円となっております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の業績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りのもつ不確実性により、これらの見積りとは異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表における重要な会計上の見積りについては、連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り」に記載のとおりであります。

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