訂正有価証券報告書-第6期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
(1)当社グループの状況
連結粗利益は、前連結会計年度に投資信託の評価損を積極的に処理した反動によるその他業務利益の増加に加え、貸出金の堅調な伸びによる貸出金利息の増加を中心とした資金利益の増加や、ソリューション営業の強化による役務取引等利益の増加などにより、前連結会計年度に比べ 193億97百万円増加し、2,213億28百万円となりました。営業経費は、構造改革に積極的に取り組んだ結果、前連結会計年度に比べ 57億57百万円減少し、1,311億31百万円となりました。与信関係費用は、前連結会計年度に新型コロナウイルス感染症拡大の影響に備えた厳格な引当を実施したことの反動減などにより、前連結会計年度に比べ 224億5百万円減少し、91億78百万円となりました。株式等関係損益は、前連結会計年度に政策保有株式の縮減を進めたことの反動減などにより、前連結会計年度に比べ 49億54百万円減少し、38億4百万円となりました。この結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ 408億52百万円増加し、822億57百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ 285億55百万円増加し、538億81百万円となりました。
総資産は、前連結会計年度末に比べ 2兆4,833億94百万円増加し、24兆607億92百万円となり、純資産は、前連結会計年度末に比べ 55億27百万円増加し、1兆1,646億26百万円となりました。預金は前連結会計年度末に比べ 1兆306億95百万円増加し、19兆459億92百万円、貸出金は前連結会計年度末に比べ 1兆2,774億34百万円増加し、14兆9,971億71百万円、有価証券は前連結会計年度末に比べ 2,801億57百万円減少し、2兆7,183億11百万円となりました。
業務粗利益RORA(連結)は、連結粗利益の増加により、前連結会計年度に比べ 0.1%ポイント上昇し、2.4%となりました。OHR(連結)は、連結粗利益の増加と営業経費の減少により、前連結会計年度に比べ 8.5%ポイント低下し、59.2%となりました。ROE(連結)は、親会社株主に帰属する当期純利益の増加により、前連結会計年度に比べ 2.6%ポイント上昇し、4.9%となりました。普通株式等Tier1比率(連結)は、12.07%と、リスクアペタイト・フレームワークの活用により、将来のリスクにも備えた十分な資本水準を維持しました。
(注)連結粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+信託報酬+(役務取引等収益-役務取引等費用)+(特定取引収益-特定取引費用)+(その他業務収益-その他業務費用)
(中期経営計画 目標指標)
(注)1 業務粗利益RORA(連結)=連結粗利益÷リスクアセット
2 OHR(連結)=営業経費÷連結粗利益
3 ROE(連結)=親会社株主に帰属する当期純利益÷株主資本(期首・期末平均残高)
4 普通株式等Tier1比率(連結)=普通株式等Tier1÷リスクアセット
(2)横浜銀行(単体)の状況
銀行の本業の実力を示す指標である「コア業務純益(除く投資信託解約損益)」(※)は、前事業年度比 120億円増加の 830億円となりました。
(主な増減要因)
・国内預貸金利息:貸出金平残の増加により前事業年度比 21億円増加
・国内役務取引等利益:ソリューション営業の強化により前事業年度比 36億円増加
・その他:預け金利息の増加などにより、前事業年度比 36億円増加
・経費(△):前事業年度まで集中的に取組んだ、ソリューション営業の高度化や構造改革実現に向けた施策が一段落したことなどにより、前事業年度比 26億円減少
主要勘定の当事業年度末残高は、預金が前事業年度末に比べ 1兆780億42百万円増加し、17兆3,184億31百万円、貸出金が前事業年度末に比べ 1兆3,215億70百万円増加し、13兆4,543億93百万円となりました。
(※)コア業務純益(除く投資信託解約損益)= 実質業務純益 - 国債等債券関係損益 - 投資信託解約損益
(3)東日本銀行(単体)の状況
コア業務純益(除く投資信託解約損益)は、前事業年度比 17億円増加の 62億円となりました。
(主な増減要因)
・国内役務取引等利益:ソリューション営業の強化により前事業年度比 2億円増加
・経費(△):業務効率化・合理化により前事業年度比 15億円減少
主要勘定の当事業年度末残高は、預金が前事業年度末に比べ 563億40百万円減少し、1兆8,005億19百万円、貸出金が前事業年度末に比べ 421億40百万円減少し、1兆6,225億47百万円となりました。


(4)新型コロナウイルス感染症拡大による影響
新型コロナウイルス感染症拡大により、個人消費の低迷や生産活動の停滞等の影響を受け貸出先の業績悪化が入手可能な直近の情報による想定を超えた場合には、予想損失額を上回る貸倒等の損失が発生する可能性があります。
(収支等の状況)
① 国内・海外別収支
当連結会計年度の資金運用収支は、前連結会計年度比 81億57百万円増加の 1,667億13百万円、信託報酬は、前連結会計年度比 7百万円増加の 2億52百万円、役務取引等収支は、前連結会計年度比 19億9百万円増加の 536億72百万円、特定取引収支は、前連結会計年度比 4億32百万円増加の 32億13百万円、その他業務収支は、前連結会計年度比 88億91百万円増加の △25億24百万円となりました。
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
② 国内・海外別資金運用/調達の状況
当連結会計年度の資金運用勘定の平均残高は、前連結会計年度比 9,207億75百万円増加の 17兆5,291億96百万円となりました。受取利息は、前連結会計年度比 74億12百万円増加の 1,721億23百万円となり、この結果、利回りは前連結会計年度比 0.01%低下の 0.98%となりました。
一方、資金調達勘定の平均残高は、前連結会計年度比 2兆2,450億74百万円増加の 21兆576億9百万円となりました。支払利息は、前連結会計年度比 7億45百万円減少の 54億9百万円となり、この結果、利回りは前連結会計年度比 0.01%低下の 0.02%となりました。
イ 国内
(注) 1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、一部の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
2 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
3 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
ロ 海外
(注) 1 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
2 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
ハ 合計
(注) 1 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
2 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
③ 国内・海外別役務取引の状況
当連結会計年度の役務取引等収益は、前連結会計年度比 19億65百万円増加の 686億71百万円となりました。
また、役務取引等費用は、前連結会計年度比 56百万円増加の 149億98百万円となりました。
この結果、役務取引等収支は、前連結会計年度比 19億9百万円増加の 536億72百万円となりました。
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
④ 国内・海外別特定取引の状況
イ 特定取引収益・費用の内訳
当連結会計年度の特定取引収益は、前連結会計年度比 4億36百万円増加の 32億18百万円となりました。
一方、特定取引費用は、前連結会計年度比 4百万円増加の 4百万円となりました。
この結果、特定取引収支は、前連結会計年度比 4億32百万円増加の 32億13百万円となりました。
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
ロ 特定取引資産・負債の内訳(末残)
当連結会計年度末の特定取引資産は、前連結会計年度末比 7億10百万円増加の 49億8百万円となりました。
一方、特定取引負債は、前連結会計年度末比 24百万円減少の 33百万円となりました。
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
⑤ 国内・海外別預金残高の状況
〇 預金の種類別残高(末残)
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
4 定期性預金=定期預金+定期積金
5 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
⑥ 国内・海外別貸出金残高の状況
イ 業種別貸出状況(末残・構成比)
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
ロ 外国政府等向け債権残高(国別)
「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、前連結会計年度末及び当連結会計年度末のいずれも該当ありません。
⑦ 国内・海外別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。
4 「相殺消去額」には、当社及び子会社間の資本連結等に伴い相殺消去した金額を記載しております。
⑧ 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況
連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、株式会社横浜銀行1社であります。
イ 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)
(注)共同信託他社管理財産については、取扱残高はありません。
ロ 元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)
(キャッシュ・フローの状況)
営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加などにより、1兆2,472億89百万円の収入(前連結会計年度は 2兆391億9百万円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却などにより、2,187億50百万円の収入(前連結会計年度は 4,805億86百万円の支出)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや社債の償還などにより、439億12百万円の支出(前連結会計年度は 5億5百万円の収入)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は、期中 1兆4,221億36百万円増加して 5兆4,963億74百万円となりました。
なお、ビジネス領域の強化・拡大のための戦略的投資やお客さまの利便性向上に向けたIT・デジタル投資、株主還元等は自己資金で対応する予定であります。
(重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定)
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。
貸倒引当金の計上
当社の連結子会社における貸出金、支払承諾見返等の債権の残高は多額であり、経営成績等に対する影響が大きいため、貸倒引当金の計上は会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。
貸倒引当金の金額の算出方法等は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4 会計方針に関する事項 (6)貸倒引当金の計上基準」に記載のとおりであり、計上にあたって、以下のような主要な仮定を用いております。
・債務者の実態評価、経営改善計画等に基づく債務者区分の判定における貸出先の将来見込み
・過去の処分実績等に基づく不動産等担保の今後の処分可能見込額の見通し
・キャッシュ・フロー見積法における足元の実績等に基づく債権の今後の元本回収及び利息受取りの見通し
・予想損失額の算定に際して、過去平均値に基づく損失率に加える必要な修正において考慮する長期過去実績、過去実績の趨勢等に基づく将来見込み等
当社の経営者は、債権の評価にあたり行っている見積りは合理的であり、貸倒引当金は十分に計上されていると判断しております。ただし、これらの評価には経営者としても管理不能な不確実性が含まれております。このため、予測不能な前提条件の変化等により債権の評価に関する見積りが変化する場合があり、この場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する貸倒引当金及び貸倒引当金繰入額等の金額に重要な影響を与える可能性があります。
また、新型コロナウイルス感染症拡大による影響については、当面の間影響は継続するものの徐々に収束に向かうものと仮定しております。一部の貸出先については経済活動の停滞が続くことによる業績や資金繰りの悪化等に伴い貸倒等の損失が発生するものと見込まれますが、可能な限り詳細に最新の情報を収集することにより、将来見込みを織り込んで債務者区分の判定を行い、貸倒引当金を算定しております。また、事業活動に重要な影響を受けている一部の業種に属する貸出先については、将来見込みの不確実性がより高いことから、当該信用リスクの状況を鑑み、今後の業績悪化の可能性を織り込んだ場合に予想される損失額について追加的に必要な修正を加えて算定しております。なお、この新型コロナウイルス感染症拡大による影響についての仮定は不確実性を有しており、個人消費の低迷や生産活動の停滞等の影響を受け貸出先の業績悪化が入手可能な直近の情報による想定を超えた場合には、予想損失額を上回る貸倒等の損失が発生する可能性があります。
(自己資本比率等の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。
なお、当社は、国際統一基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては基礎的内部格付手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては基礎的手法を採用するとともに、マーケット・リスク規制を導入しております。
また、自己資本比率の補完的指標であるレバレッジ比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準の補完的指標として定めるレバレッジに係る健全性を判断するための基準(平成31年金融庁告示第12号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。
連結自己資本比率(国際統一基準)
持株レバレッジ比率(国際統一基準)
(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、株式会社横浜銀行及び株式会社東日本銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3 要管理債権
要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
株式会社横浜銀行(単体)の資産の査定の額
(注)部分直接償却後の金額を記載しております。
株式会社東日本銀行(単体)の資産の査定の額
(注)部分直接償却を実施しておりません。
(生産、受注及び販売の状況)
銀行持株会社としての業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。
(1)当社グループの状況
連結粗利益は、前連結会計年度に投資信託の評価損を積極的に処理した反動によるその他業務利益の増加に加え、貸出金の堅調な伸びによる貸出金利息の増加を中心とした資金利益の増加や、ソリューション営業の強化による役務取引等利益の増加などにより、前連結会計年度に比べ 193億97百万円増加し、2,213億28百万円となりました。営業経費は、構造改革に積極的に取り組んだ結果、前連結会計年度に比べ 57億57百万円減少し、1,311億31百万円となりました。与信関係費用は、前連結会計年度に新型コロナウイルス感染症拡大の影響に備えた厳格な引当を実施したことの反動減などにより、前連結会計年度に比べ 224億5百万円減少し、91億78百万円となりました。株式等関係損益は、前連結会計年度に政策保有株式の縮減を進めたことの反動減などにより、前連結会計年度に比べ 49億54百万円減少し、38億4百万円となりました。この結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ 408億52百万円増加し、822億57百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ 285億55百万円増加し、538億81百万円となりました。
総資産は、前連結会計年度末に比べ 2兆4,833億94百万円増加し、24兆607億92百万円となり、純資産は、前連結会計年度末に比べ 55億27百万円増加し、1兆1,646億26百万円となりました。預金は前連結会計年度末に比べ 1兆306億95百万円増加し、19兆459億92百万円、貸出金は前連結会計年度末に比べ 1兆2,774億34百万円増加し、14兆9,971億71百万円、有価証券は前連結会計年度末に比べ 2,801億57百万円減少し、2兆7,183億11百万円となりました。
業務粗利益RORA(連結)は、連結粗利益の増加により、前連結会計年度に比べ 0.1%ポイント上昇し、2.4%となりました。OHR(連結)は、連結粗利益の増加と営業経費の減少により、前連結会計年度に比べ 8.5%ポイント低下し、59.2%となりました。ROE(連結)は、親会社株主に帰属する当期純利益の増加により、前連結会計年度に比べ 2.6%ポイント上昇し、4.9%となりました。普通株式等Tier1比率(連結)は、12.07%と、リスクアペタイト・フレームワークの活用により、将来のリスクにも備えた十分な資本水準を維持しました。
前連結会計年度 (百万円)(A) | 当連結会計年度 (百万円)(B) | 増減(百万円) (B)-(A) | |
連結粗利益 | 201,931 | 221,328 | 19,397 |
資金利益 | 158,556 | 166,713 | 8,157 |
信託報酬 | 245 | 252 | 7 |
役務取引等利益 | 51,763 | 53,672 | 1,909 |
特定取引利益 | 2,781 | 3,213 | 432 |
その他業務利益 | △11,415 | △2,524 | 8,891 |
営業経費(△) | 136,888 | 131,131 | △5,757 |
与信関係費用(△) | 31,583 | 9,178 | △22,405 |
貸出金償却(△) | 5,596 | 4,637 | △959 |
個別貸倒引当金繰入額(△) | 17,340 | 6,203 | △11,137 |
一般貸倒引当金繰入額(△) | 8,662 | △1,061 | △9,723 |
償却債権取立益 | 1,743 | 1,677 | △66 |
その他(△) | 1,727 | 1,075 | △652 |
株式等関係損益 | 8,758 | 3,804 | △4,954 |
その他 | △813 | △2,566 | △1,753 |
経常利益 | 41,405 | 82,257 | 40,852 |
特別損益 | △5,089 | △3,672 | 1,417 |
税金等調整前当期純利益 | 36,315 | 78,584 | 42,269 |
法人税等合計(△) | 10,303 | 24,238 | 13,935 |
当期純利益 | 26,011 | 54,345 | 28,334 |
非支配株主に帰属する当期純利益(△) | 685 | 464 | △221 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 25,326 | 53,881 | 28,555 |
(注)連結粗利益=(資金運用収益-資金調達費用)+信託報酬+(役務取引等収益-役務取引等費用)+(特定取引収益-特定取引費用)+(その他業務収益-その他業務費用)
(中期経営計画 目標指標)
前連結会計年度 (A) | 当連結会計年度 (B) | 増減 (B)-(A) | ||||
業務粗利益RORA(連結) | 2.3 | % | 2.4 | % | 0.1 | % |
OHR(連結) | 67.7 | % | 59.2 | % | △8.5 | % |
ROE(連結) | 2.3 | % | 4.9 | % | 2.6 | % |
普通株式等Tier1比率(連結) | 12.40 | % | 12.07 | % | △0.33 | % |
(注)1 業務粗利益RORA(連結)=連結粗利益÷リスクアセット
2 OHR(連結)=営業経費÷連結粗利益
3 ROE(連結)=親会社株主に帰属する当期純利益÷株主資本(期首・期末平均残高)
4 普通株式等Tier1比率(連結)=普通株式等Tier1÷リスクアセット
(2)横浜銀行(単体)の状況
銀行の本業の実力を示す指標である「コア業務純益(除く投資信託解約損益)」(※)は、前事業年度比 120億円増加の 830億円となりました。
(主な増減要因)
・国内預貸金利息:貸出金平残の増加により前事業年度比 21億円増加
・国内役務取引等利益:ソリューション営業の強化により前事業年度比 36億円増加
・その他:預け金利息の増加などにより、前事業年度比 36億円増加
・経費(△):前事業年度まで集中的に取組んだ、ソリューション営業の高度化や構造改革実現に向けた施策が一段落したことなどにより、前事業年度比 26億円減少
主要勘定の当事業年度末残高は、預金が前事業年度末に比べ 1兆780億42百万円増加し、17兆3,184億31百万円、貸出金が前事業年度末に比べ 1兆3,215億70百万円増加し、13兆4,543億93百万円となりました。
(※)コア業務純益(除く投資信託解約損益)= 実質業務純益 - 国債等債券関係損益 - 投資信託解約損益
(3)東日本銀行(単体)の状況
コア業務純益(除く投資信託解約損益)は、前事業年度比 17億円増加の 62億円となりました。
(主な増減要因)
・国内役務取引等利益:ソリューション営業の強化により前事業年度比 2億円増加
・経費(△):業務効率化・合理化により前事業年度比 15億円減少
主要勘定の当事業年度末残高は、預金が前事業年度末に比べ 563億40百万円減少し、1兆8,005億19百万円、貸出金が前事業年度末に比べ 421億40百万円減少し、1兆6,225億47百万円となりました。


(4)新型コロナウイルス感染症拡大による影響
新型コロナウイルス感染症拡大により、個人消費の低迷や生産活動の停滞等の影響を受け貸出先の業績悪化が入手可能な直近の情報による想定を超えた場合には、予想損失額を上回る貸倒等の損失が発生する可能性があります。
(収支等の状況)
① 国内・海外別収支
当連結会計年度の資金運用収支は、前連結会計年度比 81億57百万円増加の 1,667億13百万円、信託報酬は、前連結会計年度比 7百万円増加の 2億52百万円、役務取引等収支は、前連結会計年度比 19億9百万円増加の 536億72百万円、特定取引収支は、前連結会計年度比 4億32百万円増加の 32億13百万円、その他業務収支は、前連結会計年度比 88億91百万円増加の △25億24百万円となりました。
種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
資金運用収支 | 前連結会計年度 | 158,087 | 469 | - | 158,556 |
当連結会計年度 | 166,065 | 648 | - | 166,713 | |
うち資金運用収益 | 前連結会計年度 | 163,793 | 971 | 53 | 164,711 |
当連結会計年度 | 170,795 | 1,452 | 124 | 172,123 | |
うち資金調達費用 | 前連結会計年度 | 5,705 | 502 | 53 | 6,154 |
当連結会計年度 | 4,730 | 803 | 124 | 5,409 | |
信託報酬 | 前連結会計年度 | 245 | - | - | 245 |
当連結会計年度 | 252 | - | - | 252 | |
役務取引等収支 | 前連結会計年度 | 51,741 | 22 | - | 51,763 |
当連結会計年度 | 53,516 | 156 | - | 53,672 | |
うち役務取引等収益 | 前連結会計年度 | 66,664 | 41 | - | 66,706 |
当連結会計年度 | 68,489 | 182 | - | 68,671 | |
うち役務取引等費用 | 前連結会計年度 | 14,923 | 19 | - | 14,942 |
当連結会計年度 | 14,972 | 25 | - | 14,998 | |
特定取引収支 | 前連結会計年度 | 2,781 | - | - | 2,781 |
当連結会計年度 | 3,213 | - | - | 3,213 | |
うち特定取引収益 | 前連結会計年度 | 2,782 | - | - | 2,782 |
当連結会計年度 | 3,218 | - | - | 3,218 | |
うち特定取引費用 | 前連結会計年度 | 0 | - | - | 0 |
当連結会計年度 | 4 | - | - | 4 | |
その他業務収支 | 前連結会計年度 | △11,422 | 7 | - | △11,415 |
当連結会計年度 | △2,624 | 100 | - | △2,524 | |
うちその他業務収益 | 前連結会計年度 | 44,716 | 33 | 26 | 44,723 |
当連結会計年度 | 34,511 | 129 | 28 | 34,611 | |
うちその他業務費用 | 前連結会計年度 | 56,139 | 26 | 26 | 56,139 |
当連結会計年度 | 37,136 | 28 | 28 | 37,136 |
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
② 国内・海外別資金運用/調達の状況
当連結会計年度の資金運用勘定の平均残高は、前連結会計年度比 9,207億75百万円増加の 17兆5,291億96百万円となりました。受取利息は、前連結会計年度比 74億12百万円増加の 1,721億23百万円となり、この結果、利回りは前連結会計年度比 0.01%低下の 0.98%となりました。
一方、資金調達勘定の平均残高は、前連結会計年度比 2兆2,450億74百万円増加の 21兆576億9百万円となりました。支払利息は、前連結会計年度比 7億45百万円減少の 54億9百万円となり、この結果、利回りは前連結会計年度比 0.01%低下の 0.02%となりました。
イ 国内
種類 | 期別 | 平均残高 | 利息 | 利回り |
金額(百万円) | 金額(百万円) | (%) | ||
資金運用勘定 | 前連結会計年度 | 16,589,335 | 163,793 | 0.98 |
当連結会計年度 | 17,494,047 | 170,795 | 0.97 | |
うち貸出金 | 前連結会計年度 | 13,454,194 | 138,329 | 1.02 |
当連結会計年度 | 14,247,162 | 139,927 | 0.98 | |
うち有価証券 | 前連結会計年度 | 2,711,054 | 20,945 | 0.77 |
当連結会計年度 | 2,743,130 | 22,915 | 0.83 | |
うちコールローン及び 買入手形 | 前連結会計年度 | 196,999 | 541 | 0.27 |
当連結会計年度 | 178,126 | 227 | 0.12 | |
うち買入金銭債権 | 前連結会計年度 | 31,890 | 1,115 | 3.49 |
当連結会計年度 | 27,307 | 957 | 3.50 | |
うち預け金 | 前連結会計年度 | 154,028 | 2,437 | 1.58 |
当連結会計年度 | 259,440 | 5,496 | 2.11 | |
資金調達勘定 | 前連結会計年度 | 18,794,343 | 5,705 | 0.03 |
当連結会計年度 | 21,023,279 | 4,730 | 0.02 | |
うち預金 | 前連結会計年度 | 17,169,108 | 2,123 | 0.01 |
当連結会計年度 | 18,017,109 | 1,682 | 0.00 | |
うち譲渡性預金 | 前連結会計年度 | 334,684 | 26 | 0.00 |
当連結会計年度 | 517,993 | 19 | 0.00 | |
うちコールマネー及び 売渡手形 | 前連結会計年度 | 185,673 | 400 | 0.21 |
当連結会計年度 | 382,319 | 260 | 0.06 | |
うち債券貸借取引受入 担保金 | 前連結会計年度 | 106,013 | 193 | 0.18 |
当連結会計年度 | 183,907 | 243 | 0.13 | |
うち借用金 | 前連結会計年度 | 871,942 | 964 | 0.11 |
当連結会計年度 | 1,793,261 | 403 | 0.02 |
(注) 1 平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、一部の連結子会社については、半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。
2 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
3 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
ロ 海外
種類 | 期別 | 平均残高 | 利息 | 利回り |
金額(百万円) | 金額(百万円) | (%) | ||
資金運用勘定 | 前連結会計年度 | 39,271 | 971 | 2.47 |
当連結会計年度 | 71,635 | 1,452 | 2.02 | |
うち貸出金 | 前連結会計年度 | 29,161 | 842 | 2.88 |
当連結会計年度 | 55,765 | 1,319 | 2.36 | |
うち有価証券 | 前連結会計年度 | - | - | - |
当連結会計年度 | - | - | - | |
うちコールローン及び買入手形 | 前連結会計年度 | 1,239 | 23 | 1.87 |
当連結会計年度 | 1,480 | 29 | 2.01 | |
うち買入金銭債権 | 前連結会計年度 | - | - | - |
当連結会計年度 | - | - | - | |
うち預け金 | 前連結会計年度 | 7,594 | 106 | 1.39 |
当連結会計年度 | 9,878 | 99 | 1.00 | |
資金調達勘定 | 前連結会計年度 | 38,378 | 502 | 1.30 |
当連結会計年度 | 70,815 | 803 | 1.13 | |
うち預金 | 前連結会計年度 | 14,483 | 343 | 2.36 |
当連結会計年度 | 22,934 | 456 | 1.99 | |
うち譲渡性預金 | 前連結会計年度 | - | - | - |
当連結会計年度 | - | - | - | |
うちコールマネー及び売渡手形 | 前連結会計年度 | 3,705 | 103 | 2.78 |
当連結会計年度 | 11,395 | 220 | 1.93 | |
うち債券貸借取引受入 担保金 | 前連結会計年度 | - | - | - |
当連結会計年度 | - | - | - | |
うち借用金 | 前連結会計年度 | 3 | 0 | 2.73 |
当連結会計年度 | - | - | - |
(注) 1 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
2 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
ハ 合計
種類 | 期別 | 平均残高(百万円) | 利息(百万円) | 利回り (%) | ||||
小計 | 相殺消去額 (△) | 合計 | 小計 | 相殺消去額 (△) | 合計 | |||
資金運用勘定 | 前連結会計年度 | 16,628,607 | 20,185 | 16,608,421 | 164,764 | 53 | 164,711 | 0.99 |
当連結会計年度 | 17,565,682 | 36,485 | 17,529,196 | 172,247 | 124 | 172,123 | 0.98 | |
うち貸出金 | 前連結会計年度 | 13,483,356 | - | 13,483,356 | 139,171 | - | 139,171 | 1.03 |
当連結会計年度 | 14,302,927 | - | 14,302,927 | 141,246 | - | 141,246 | 0.98 | |
うち有価証券 | 前連結会計年度 | 2,711,054 | - | 2,711,054 | 20,945 | - | 20,945 | 0.77 |
当連結会計年度 | 2,743,130 | - | 2,743,130 | 22,915 | - | 22,915 | 0.83 | |
うちコールローン 及び買入手形 | 前連結会計年度 | 198,239 | - | 198,239 | 564 | - | 564 | 0.28 |
当連結会計年度 | 179,607 | - | 179,607 | 257 | - | 257 | 0.14 | |
うち買入金銭債権 | 前連結会計年度 | 31,890 | - | 31,890 | 1,115 | - | 1,115 | 3.49 |
当連結会計年度 | 27,307 | - | 27,307 | 957 | - | 957 | 3.50 | |
うち預け金 | 前連結会計年度 | 161,623 | - | 161,623 | 2,543 | - | 2,543 | 1.57 |
当連結会計年度 | 269,319 | - | 269,319 | 5,595 | - | 5,595 | 2.07 | |
資金調達勘定 | 前連結会計年度 | 18,832,721 | 20,185 | 18,812,535 | 6,207 | 53 | 6,154 | 0.03 |
当連結会計年度 | 21,094,095 | 36,485 | 21,057,609 | 5,534 | 124 | 5,409 | 0.02 | |
うち預金 | 前連結会計年度 | 17,183,592 | - | 17,183,592 | 2,466 | - | 2,466 | 0.01 |
当連結会計年度 | 18,040,043 | - | 18,040,043 | 2,139 | - | 2,139 | 0.01 | |
うち譲渡性預金 | 前連結会計年度 | 334,684 | - | 334,684 | 26 | - | 26 | 0.00 |
当連結会計年度 | 517,993 | - | 517,993 | 19 | - | 19 | 0.00 | |
うちコールマネー 及び売渡手形 | 前連結会計年度 | 189,379 | - | 189,379 | 503 | - | 503 | 0.26 |
当連結会計年度 | 393,715 | - | 393,715 | 480 | - | 480 | 0.12 | |
うち債券貸借取引受入 担保金 | 前連結会計年度 | 106,013 | - | 106,013 | 193 | - | 193 | 0.18 |
当連結会計年度 | 183,907 | - | 183,907 | 243 | - | 243 | 0.13 | |
うち借用金 | 前連結会計年度 | 871,945 | - | 871,945 | 964 | - | 964 | 0.11 |
当連結会計年度 | 1,793,261 | - | 1,793,261 | 403 | - | 403 | 0.02 |
(注) 1 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高を控除して表示しております。
2 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
③ 国内・海外別役務取引の状況
当連結会計年度の役務取引等収益は、前連結会計年度比 19億65百万円増加の 686億71百万円となりました。
また、役務取引等費用は、前連結会計年度比 56百万円増加の 149億98百万円となりました。
この結果、役務取引等収支は、前連結会計年度比 19億9百万円増加の 536億72百万円となりました。
種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
役務取引等収益 | 前連結会計年度 | 66,664 | 41 | - | 66,706 |
当連結会計年度 | 68,489 | 182 | - | 68,671 | |
うち預金・貸出業務 | 前連結会計年度 | 27,198 | - | - | 27,198 |
当連結会計年度 | 31,248 | 173 | - | 31,421 | |
うち為替業務 | 前連結会計年度 | 11,276 | 7 | - | 11,283 |
当連結会計年度 | 9,819 | 8 | - | 9,827 | |
うち証券関連業務 | 前連結会計年度 | 10,879 | - | - | 10,879 |
当連結会計年度 | 11,845 | - | - | 11,845 | |
うち保護預り・ 貸金庫業務 | 前連結会計年度 | 1,517 | - | - | 1,517 |
当連結会計年度 | 1,397 | - | - | 1,397 | |
うち保証業務 | 前連結会計年度 | 4,103 | - | - | 4,103 |
当連結会計年度 | 4,173 | - | - | 4,173 | |
うち保険関連業務 | 前連結会計年度 | 4,270 | - | - | 4,270 |
当連結会計年度 | 3,522 | - | - | 3,522 | |
役務取引等費用 | 前連結会計年度 | 14,923 | 19 | - | 14,942 |
当連結会計年度 | 14,972 | 25 | - | 14,998 | |
うち為替業務 | 前連結会計年度 | 2,077 | - | - | 2,077 |
当連結会計年度 | 1,632 | - | - | 1,632 |
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
④ 国内・海外別特定取引の状況
イ 特定取引収益・費用の内訳
当連結会計年度の特定取引収益は、前連結会計年度比 4億36百万円増加の 32億18百万円となりました。
一方、特定取引費用は、前連結会計年度比 4百万円増加の 4百万円となりました。
この結果、特定取引収支は、前連結会計年度比 4億32百万円増加の 32億13百万円となりました。
種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
特定取引収益 | 前連結会計年度 | 2,782 | - | - | 2,782 |
当連結会計年度 | 3,218 | - | - | 3,218 | |
商品有価証券収益 | 前連結会計年度 | 2,714 | - | - | 2,714 |
当連結会計年度 | 3,169 | - | - | 3,169 | |
特定金融派生商品収益 | 前連結会計年度 | - | - | - | - |
当連結会計年度 | - | - | - | - | |
その他の特定取引 収益 | 前連結会計年度 | 67 | - | - | 67 |
当連結会計年度 | 48 | - | - | 48 | |
特定取引費用 | 前連結会計年度 | 0 | - | - | 0 |
当連結会計年度 | 4 | - | - | 4 | |
特定金融派生商品 費用 | 前連結会計年度 | 0 | - | - | 0 |
当連結会計年度 | 4 | - | - | 4 |
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
ロ 特定取引資産・負債の内訳(末残)
当連結会計年度末の特定取引資産は、前連結会計年度末比 7億10百万円増加の 49億8百万円となりました。
一方、特定取引負債は、前連結会計年度末比 24百万円減少の 33百万円となりました。
種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
特定取引資産 | 前連結会計年度 | 4,198 | - | - | 4,198 |
当連結会計年度 | 4,908 | - | - | 4,908 | |
商品有価証券 | 前連結会計年度 | 3,967 | - | - | 3,967 |
当連結会計年度 | 4,730 | - | - | 4,730 | |
商品有価証券派生 商品 | 前連結会計年度 | - | - | - | - |
当連結会計年度 | 9 | - | - | 9 | |
特定金融派生商品 | 前連結会計年度 | 230 | - | - | 230 |
当連結会計年度 | 168 | - | - | 168 | |
その他の特定取引 資産 | 前連結会計年度 | - | - | - | - |
当連結会計年度 | - | - | - | - | |
特定取引負債 | 前連結会計年度 | 57 | - | - | 57 |
当連結会計年度 | 33 | - | - | 33 | |
商品有価証券派生 商品 | 前連結会計年度 | - | - | - | - |
当連結会計年度 | 1 | - | - | 1 | |
特定金融派生商品 | 前連結会計年度 | 57 | - | - | 57 |
当連結会計年度 | 31 | - | - | 31 |
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
⑤ 国内・海外別預金残高の状況
〇 預金の種類別残高(末残)
種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
預金合計 | 前連結会計年度 | 17,999,120 | 16,177 | - | 18,015,297 |
当連結会計年度 | 19,018,058 | 27,934 | - | 19,045,992 | |
流動性預金 | 前連結会計年度 | 13,784,397 | 1,293 | - | 13,785,691 |
当連結会計年度 | 14,996,199 | 1,150 | - | 14,997,349 | |
定期性預金 | 前連結会計年度 | 3,703,209 | 14,883 | - | 3,718,092 |
当連結会計年度 | 3,573,265 | 26,784 | - | 3,600,049 | |
その他 | 前連結会計年度 | 511,513 | - | - | 511,513 |
当連結会計年度 | 448,593 | - | - | 448,593 | |
譲渡性預金 | 前連結会計年度 | 182,720 | - | - | 182,720 |
当連結会計年度 | 309,470 | - | - | 309,470 | |
総合計 | 前連結会計年度 | 18,181,840 | 16,177 | - | 18,198,017 |
当連結会計年度 | 19,327,528 | 27,934 | - | 19,355,462 |
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
4 定期性預金=定期預金+定期積金
5 「相殺消去額」には内部取引金額等を表示しております。
⑥ 国内・海外別貸出金残高の状況
イ 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | ||
金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
国内(除く特別国際金融取引勘定分) | 13,683,543 | 100.00 | 14,914,020 | 100.00 |
製造業 | 1,061,111 | 7.75 | 1,058,309 | 7.09 |
農業、林業 | 5,328 | 0.04 | 4,592 | 0.03 |
漁業 | 8,468 | 0.06 | 5,823 | 0.04 |
鉱業、採石業、砂利採取業 | 2,730 | 0.02 | 2,871 | 0.02 |
建設業 | 343,328 | 2.51 | 334,372 | 2.24 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 108,470 | 0.79 | 150,488 | 1.01 |
情報通信業 | 154,247 | 1.13 | 141,267 | 0.95 |
運輸業、郵便業 | 366,734 | 2.68 | 341,313 | 2.29 |
卸売業、小売業 | 1,034,842 | 7.56 | 1,082,579 | 7.26 |
金融業、保険業 | 414,447 | 3.03 | 500,342 | 3.35 |
不動産業、物品賃貸業 | 4,138,725 | 30.25 | 4,334,589 | 29.06 |
その他の各種サービス業 | 1,303,731 | 9.53 | 1,318,002 | 8.84 |
地方公共団体 | 481,591 | 3.52 | 478,291 | 3.21 |
その他 | 4,259,785 | 31.13 | 5,161,175 | 34.61 |
海外及び特別国際金融取引勘定分 | 36,194 | 100.00 | 83,151 | 100.00 |
政府等 | - | - | - | - |
金融機関 | 2,214 | 6.12 | 6,784 | 8.16 |
その他 | 33,979 | 93.88 | 76,366 | 91.84 |
合計 | 13,719,737 | ― | 14,997,171 | ― |
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
ロ 外国政府等向け債権残高(国別)
「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、前連結会計年度末及び当連結会計年度末のいずれも該当ありません。
⑦ 国内・海外別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
種類 | 期別 | 国内 | 海外 | 相殺消去額(△) | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
国債 | 前連結会計年度 | 565,078 | - | - | 565,078 |
当連結会計年度 | 442,500 | - | - | 442,500 | |
地方債 | 前連結会計年度 | 500,836 | - | - | 500,836 |
当連結会計年度 | 637,420 | - | - | 637,420 | |
社債 | 前連結会計年度 | 630,639 | - | - | 630,639 |
当連結会計年度 | 534,570 | - | - | 534,570 | |
株式 | 前連結会計年度 | 175,653 | - | - | 175,653 |
当連結会計年度 | 150,217 | - | - | 150,217 | |
その他の証券 | 前連結会計年度 | 1,126,259 | - | - | 1,126,259 |
当連結会計年度 | 953,602 | - | - | 953,602 | |
合計 | 前連結会計年度 | 2,998,468 | - | - | 2,998,468 |
当連結会計年度 | 2,718,311 | - | - | 2,718,311 |
(注) 1 「国内」とは、当社及び連結子会社(海外店を除く)であります。
2 「海外」とは、連結子会社の海外店であります。
3 「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。
4 「相殺消去額」には、当社及び子会社間の資本連結等に伴い相殺消去した金額を記載しております。
⑧ 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況
連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、株式会社横浜銀行1社であります。
イ 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)
資 産 | ||||
科目 | 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | ||
金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
銀行勘定貸 | 15,931 | 100.00 | 26,152 | 100.00 |
合計 | 15,931 | 100.00 | 26,152 | 100.00 |
負 債 | ||||
科目 | 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | ||
金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
金銭信託 | 15,931 | 100.00 | 26,152 | 100.00 |
合計 | 15,931 | 100.00 | 26,152 | 100.00 |
(注)共同信託他社管理財産については、取扱残高はありません。
ロ 元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)
科目 | 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | ||||
金銭信託 (百万円) | 貸付信託 (百万円) | 合計 (百万円) | 金銭信託 (百万円) | 貸付信託 (百万円) | 合計 (百万円) | |
銀行勘定貸 | 15,931 | - | 15,931 | 26,152 | - | 26,152 |
資産計 | 15,931 | - | 15,931 | 26,152 | - | 26,152 |
元本 | 15,931 | - | 15,931 | 26,152 | - | 26,152 |
負債計 | 15,931 | - | 15,931 | 26,152 | - | 26,152 |
(キャッシュ・フローの状況)
営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加などにより、1兆2,472億89百万円の収入(前連結会計年度は 2兆391億9百万円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却などにより、2,187億50百万円の収入(前連結会計年度は 4,805億86百万円の支出)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや社債の償還などにより、439億12百万円の支出(前連結会計年度は 5億5百万円の収入)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は、期中 1兆4,221億36百万円増加して 5兆4,963億74百万円となりました。
なお、ビジネス領域の強化・拡大のための戦略的投資やお客さまの利便性向上に向けたIT・デジタル投資、株主還元等は自己資金で対応する予定であります。
(重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定)
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。
貸倒引当金の計上
当社の連結子会社における貸出金、支払承諾見返等の債権の残高は多額であり、経営成績等に対する影響が大きいため、貸倒引当金の計上は会計上の見積りにおいて重要なものと判断しております。
貸倒引当金の金額の算出方法等は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4 会計方針に関する事項 (6)貸倒引当金の計上基準」に記載のとおりであり、計上にあたって、以下のような主要な仮定を用いております。
・債務者の実態評価、経営改善計画等に基づく債務者区分の判定における貸出先の将来見込み
・過去の処分実績等に基づく不動産等担保の今後の処分可能見込額の見通し
・キャッシュ・フロー見積法における足元の実績等に基づく債権の今後の元本回収及び利息受取りの見通し
・予想損失額の算定に際して、過去平均値に基づく損失率に加える必要な修正において考慮する長期過去実績、過去実績の趨勢等に基づく将来見込み等
当社の経営者は、債権の評価にあたり行っている見積りは合理的であり、貸倒引当金は十分に計上されていると判断しております。ただし、これらの評価には経営者としても管理不能な不確実性が含まれております。このため、予測不能な前提条件の変化等により債権の評価に関する見積りが変化する場合があり、この場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する貸倒引当金及び貸倒引当金繰入額等の金額に重要な影響を与える可能性があります。
また、新型コロナウイルス感染症拡大による影響については、当面の間影響は継続するものの徐々に収束に向かうものと仮定しております。一部の貸出先については経済活動の停滞が続くことによる業績や資金繰りの悪化等に伴い貸倒等の損失が発生するものと見込まれますが、可能な限り詳細に最新の情報を収集することにより、将来見込みを織り込んで債務者区分の判定を行い、貸倒引当金を算定しております。また、事業活動に重要な影響を受けている一部の業種に属する貸出先については、将来見込みの不確実性がより高いことから、当該信用リスクの状況を鑑み、今後の業績悪化の可能性を織り込んだ場合に予想される損失額について追加的に必要な修正を加えて算定しております。なお、この新型コロナウイルス感染症拡大による影響についての仮定は不確実性を有しており、個人消費の低迷や生産活動の停滞等の影響を受け貸出先の業績悪化が入手可能な直近の情報による想定を超えた場合には、予想損失額を上回る貸倒等の損失が発生する可能性があります。
(自己資本比率等の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第20号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。
なお、当社は、国際統一基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては基礎的内部格付手法を、オペレーショナル・リスク相当額の算出においては基礎的手法を採用するとともに、マーケット・リスク規制を導入しております。
また、自己資本比率の補完的指標であるレバレッジ比率は、銀行法第52条の25の規定に基づき、銀行持株会社が銀行持株会社及びその子会社の保有する資産等に照らしそれらの自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準の補完的指標として定めるレバレッジに係る健全性を判断するための基準(平成31年金融庁告示第12号)に定められた算式に基づき、連結ベースについて算出しております。
連結自己資本比率(国際統一基準)
(単位:億円、%) | ||
2021年3月31日 | 2022年3月31日 | |
1 連結総自己資本比率(4/7) | 13.66 | 13.03 |
2 連結Tier1比率(5/7) | 12.40 | 12.07 |
3 連結普通株式等Tier1比率(6/7) | 12.40 | 12.07 |
4 連結における総自己資本の額 | 11,883 | 11,694 |
5 連結におけるTier1資本の額 | 10,785 | 10,833 |
6 連結における普通株式等Tier1資本の額 | 10,783 | 10,831 |
7 リスク・アセットの額 | 86,962 | 89,731 |
8 連結総所要自己資本額(7×8%) | 6,957 | 7,178 |
持株レバレッジ比率(国際統一基準)
(単位:%) | ||
2021年3月31日 | 2022年3月31日 | |
持株レバレッジ比率 | 5.94 | 5.61 |
(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、株式会社横浜銀行及び株式会社東日本銀行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3 要管理債権
要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
株式会社横浜銀行(単体)の資産の査定の額
債権の区分 | 2021年3月31日 | 2022年3月31日 |
金額(億円) | 金額(億円) | |
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 | 525 | 469 |
危険債権 | 937 | 1,077 |
要管理債権 | 140 | 124 |
正常債権 | 121,107 | 134,247 |
(注)部分直接償却後の金額を記載しております。
株式会社東日本銀行(単体)の資産の査定の額
債権の区分 | 2021年3月31日 | 2022年3月31日 |
金額(億円) | 金額(億円) | |
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 | 213 | 203 |
危険債権 | 520 | 527 |
要管理債権 | 118 | 124 |
正常債権 | 15,843 | 15,427 |
(注)部分直接償却を実施しておりません。
(生産、受注及び販売の状況)
銀行持株会社としての業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。