有価証券報告書-第23期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化する中で、緊急事態宣言の発出等により社会経済活動が大幅に制限されたことで、個人消費の落ち込みや企業活動の停滞により厳しい状況下に置かれました。政府の各種政策やワクチン接種による景気回復が期待されるものの、その拡大は収束の見通しが立たず、国内外の経済は依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当社グループはテクノロジーを基盤として、バーチャレクス・コンサルティング株式会社はCRMをビジネスのドメインに、株式会社タイムインターメディアはWeb、文教・教育、AIなどをビジネスのフィールドとして、当社グループの持つコンサルティング、IT、アウトソーシングのノウハウを活用したトータルな支援を行ってきました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,632,835千円(前連結会計年度比5.3%減)、営業利益は164,834千円(前年同期は営業損失△192,590千円)、経常利益は181,545千円(前年同期は経常損失△191,449千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は110,616千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失△519,324千円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
ⅰ.IT&コンサルティング事業
IT&コンサルティング事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動が制限され、売上は前年同期比で減少したものの、前連結会計年度に発生した株式会社タイムインターメディアの大型システム開発案件における品質トラブルは当期に引きずらなかったこと及びコスト削減含めたプロジェクト利益率の改善により利益面では前年同期比で大幅に改善しました。この結果、売上高は2,962,525千円(前連結会計年度比5.9%減)、セグメント利益は466,415千円(同145.6%増)となりました。
ⅱ.アウトソーシング事業
アウトソーシング事業におきましては、前期末で予定していた一部の案件が終了したことや新型コロナウイルス感染症の影響により一部の案件について縮小がありました。売上高は2,670,310千円(前連結会計年度比4.6%減)、セグメント利益は456,379千円(同5.2%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ238,829千円増加し、期末残高は447,570千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得た資金は、495,120千円(前連結会計年度は167,058千円の支出)であります。これは主に、税金等調整前当期純利益175,864千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、158,601千円(前連結会計年度は183,033千円の支出)であります。これは主に、無形固定資産の取得による支出122,445千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、97,689千円(前連結会計年度は243,583千円の収入)であります。これは主に、長期借入れによる収入400,000千円があったものの、短期借入金の純減額350,000千円、長期借入金の返済による支出144,621千円があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
ⅰ.生産実績
当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。
(注)1.金額は製造原価によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ⅱ.受注実績
受注高及び受注残高を把握することが困難なため、記載をしておりません。
ⅲ.販売実績
当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されています。連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積もり、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績や取引状況を勘案し、合理的と判断される前提に基づき見積もり、予測を行っている部分があり、これらの見積りについては不確実性が存在するため、実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表を作成するにあたり、重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しています。
なお、新型コロナウイルス感染症が会計上の見積りに与える影響は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)追加情報」に記載しています。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
ⅰ.財政状態
(資産の部)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末より244,882千円増加し、2,581,538千円となりました。これは主に、現金及び預金が238,829千円増加したこと等によるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末より131,512千円増加し、2,028,592千円となりました。これは主に、未払法人税等が98,812千円増加したこと等によるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益110,616千円を計上したこと等により、前連結会計年度末より113,370千円増加し純資産は552,945千円となりました。
ⅱ.経営成績
(売上高)
当連結会計年度における売上高は5,632,835千円と、前連結会計年度比5.3%の減収となりました。
IT&コンサルティング事業では新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動が制限されたこと、アウトソーシング事業では前期末で予定していた一部の案件が終了したことや新型コロナウイルス感染症の影響により一部の案件について縮小があったことが主な要因であります。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度における売上原価は前連結会計年度比8.1%減の4,374,819千円となり、売上総利益は1,258,015千円と、同5.9%の増益となりました。売上総利益につきましては、株式会社タイムインターメディアでの大型案件のトラブルが前期で収束したことやプロジェクト利益率の改善によるものが主な要因です。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は前連結会計年度比20.8%減の1,093,181千円となり、営業利益は164,834千円と、前年同期営業利益△192,590千円から大幅な増益となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、採用費の大幅な抑制や全体的なコスト削減による減少であります。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
当連結会計年度における営業外損益は、前連結会計年度と比較して大きな変動は無く、経常利益は181,545千円と、前年同期経常利益△191,449千円から大幅な増益となりました。
(特別利益、特別損失、親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における特別損益は、前連結会計年度に特別損失として計上した減損損失225,019千円は無くなり、他に大きな特別損益の計上はありませんでした。この結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は110,616千円と前年同期親会社株主に帰属する当期純損失△519,324千円から増益となりました。
また、セグメント別における分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
ⅲ.資本の財源及び資金の流動性
キャッシュ・フロ-の状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの運転資金需要の主なものは製造費用、販売費及び一般管理費に必要な資金であります。これらの運転資金及び必要な設備資金につきましては内部資金または銀行からの借入により資金調達することとしております。また、各子会社からの報告に基づき、当社でグループにおける必要な資金を把握し、一時的な資金の不足については当座貸越枠等により、十分な借入金の与信枠を設定し、必要資金を適時に確保する体制を整えております。
ⅳ.経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。当社グループは、これらのリスク要因について分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化する中で、緊急事態宣言の発出等により社会経済活動が大幅に制限されたことで、個人消費の落ち込みや企業活動の停滞により厳しい状況下に置かれました。政府の各種政策やワクチン接種による景気回復が期待されるものの、その拡大は収束の見通しが立たず、国内外の経済は依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の下、当社グループはテクノロジーを基盤として、バーチャレクス・コンサルティング株式会社はCRMをビジネスのドメインに、株式会社タイムインターメディアはWeb、文教・教育、AIなどをビジネスのフィールドとして、当社グループの持つコンサルティング、IT、アウトソーシングのノウハウを活用したトータルな支援を行ってきました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は5,632,835千円(前連結会計年度比5.3%減)、営業利益は164,834千円(前年同期は営業損失△192,590千円)、経常利益は181,545千円(前年同期は経常損失△191,449千円)、親会社株主に帰属する当期純利益は110,616千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失△519,324千円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
ⅰ.IT&コンサルティング事業
IT&コンサルティング事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動が制限され、売上は前年同期比で減少したものの、前連結会計年度に発生した株式会社タイムインターメディアの大型システム開発案件における品質トラブルは当期に引きずらなかったこと及びコスト削減含めたプロジェクト利益率の改善により利益面では前年同期比で大幅に改善しました。この結果、売上高は2,962,525千円(前連結会計年度比5.9%減)、セグメント利益は466,415千円(同145.6%増)となりました。
ⅱ.アウトソーシング事業
アウトソーシング事業におきましては、前期末で予定していた一部の案件が終了したことや新型コロナウイルス感染症の影響により一部の案件について縮小がありました。売上高は2,670,310千円(前連結会計年度比4.6%減)、セグメント利益は456,379千円(同5.2%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ238,829千円増加し、期末残高は447,570千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得た資金は、495,120千円(前連結会計年度は167,058千円の支出)であります。これは主に、税金等調整前当期純利益175,864千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、158,601千円(前連結会計年度は183,033千円の支出)であります。これは主に、無形固定資産の取得による支出122,445千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、97,689千円(前連結会計年度は243,583千円の収入)であります。これは主に、長期借入れによる収入400,000千円があったものの、短期借入金の純減額350,000千円、長期借入金の返済による支出144,621千円があったことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
ⅰ.生産実績
当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 前年同期比(%) |
| IT&コンサルティング事業(千円) | 2,201,638 | 89.9 |
| アウトソーシング事業(千円) | 2,179,459 | 95.9 |
| 合計(千円) | 4,381,098 | 92.8 |
(注)1.金額は製造原価によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
ⅱ.受注実績
受注高及び受注残高を把握することが困難なため、記載をしておりません。
ⅲ.販売実績
当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 前年同期比(%) |
| IT&コンサルティング事業(千円) | 2,962,525 | 94.1 |
| アウトソーシング事業(千円) | 2,670,310 | 95.4 |
| 合計(千円) | 5,632,835 | 94.7 |
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されています。連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積もり、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績や取引状況を勘案し、合理的と判断される前提に基づき見積もり、予測を行っている部分があり、これらの見積りについては不確実性が存在するため、実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表を作成するにあたり、重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しています。
なお、新型コロナウイルス感染症が会計上の見積りに与える影響は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)追加情報」に記載しています。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
ⅰ.財政状態
(資産の部)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末より244,882千円増加し、2,581,538千円となりました。これは主に、現金及び預金が238,829千円増加したこと等によるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末より131,512千円増加し、2,028,592千円となりました。これは主に、未払法人税等が98,812千円増加したこと等によるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益110,616千円を計上したこと等により、前連結会計年度末より113,370千円増加し純資産は552,945千円となりました。
ⅱ.経営成績
(売上高)
当連結会計年度における売上高は5,632,835千円と、前連結会計年度比5.3%の減収となりました。
IT&コンサルティング事業では新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動が制限されたこと、アウトソーシング事業では前期末で予定していた一部の案件が終了したことや新型コロナウイルス感染症の影響により一部の案件について縮小があったことが主な要因であります。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度における売上原価は前連結会計年度比8.1%減の4,374,819千円となり、売上総利益は1,258,015千円と、同5.9%の増益となりました。売上総利益につきましては、株式会社タイムインターメディアでの大型案件のトラブルが前期で収束したことやプロジェクト利益率の改善によるものが主な要因です。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は前連結会計年度比20.8%減の1,093,181千円となり、営業利益は164,834千円と、前年同期営業利益△192,590千円から大幅な増益となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、採用費の大幅な抑制や全体的なコスト削減による減少であります。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
当連結会計年度における営業外損益は、前連結会計年度と比較して大きな変動は無く、経常利益は181,545千円と、前年同期経常利益△191,449千円から大幅な増益となりました。
(特別利益、特別損失、親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における特別損益は、前連結会計年度に特別損失として計上した減損損失225,019千円は無くなり、他に大きな特別損益の計上はありませんでした。この結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は110,616千円と前年同期親会社株主に帰属する当期純損失△519,324千円から増益となりました。
また、セグメント別における分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
ⅲ.資本の財源及び資金の流動性
キャッシュ・フロ-の状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当社グループの運転資金需要の主なものは製造費用、販売費及び一般管理費に必要な資金であります。これらの運転資金及び必要な設備資金につきましては内部資金または銀行からの借入により資金調達することとしております。また、各子会社からの報告に基づき、当社でグループにおける必要な資金を把握し、一時的な資金の不足については当座貸越枠等により、十分な借入金の与信枠を設定し、必要資金を適時に確保する体制を整えております。
ⅳ.経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」に記載のとおりであります。当社グループは、これらのリスク要因について分散・低減し、適切に対応を行ってまいります。