四半期報告書-第4期第3四半期(令和2年12月1日-令和3年2月28日)

【提出】
2021/04/14 16:02
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う昨年4月の緊急事態宣言発令後、総じて厳しい状況にありましたが、同宣言解除後は、経済活動の段階的引き上げにより、企業収益や個人消費に緩やかな持ち直しの動きもみられておりました。しかしながら、感染者数が昨秋以降再び増加傾向となり、本年1月には二度目の緊急事態宣言が発令されるなど、依然として景気の先行きは、同ウイルスの感染動向に左右される不透明な状況が続いております。一方、各国でワクチンの接種が始まっており、各種政策の効果もあって、徐々に世界経済持ち直しの動きが現れることが期待されています。
医療業界におきましては、新型コロナウイルス感染拡大により減少した手術数や外来・入院患者数は若干の回復傾向にあるものの、医療機関の経営は非常に厳しい状況が続いております。このような中、2021年度政府予算案においては、同感染症に対応した医療・福祉提供体制の確保、医療機関同士の役割分担や病床機能の再編といった地域医療構想実現への後押しが図られる等、コロナ禍における社会保障構築のための諸施策が打ち出されております。
当社グループが属する医療機器業界におきましては、コロナ禍により医療機関の経営環境が非常に厳しい状況となる中、医療機関の経営改善に資するサービスの提案力に加え、価格競争力やコスト削減による収益力の向上がより一層求められており、企業間の競争はますます激化しております。
当社グループにおきましても、コロナ禍による取引先医療機関の外来患者数減少や、手術・検査・処置症例の減少等により、主に期の前半において内視鏡や循環器関連の消耗品の売上が減少するなどの影響がみられました。
このような中、当社グループでは、急性期医療機関向けの各種診断機器や手術室関連機器等の高度医療機器、内視鏡関連製品等の低侵襲治療機器などの商品分野における営業を強化するとともに、医療機関の需要に的確に対応するためSPD事業をはじめとして医療材料の安定的供給体制の強化に取り組んでまいりました。これらの営業努力により、下半期に入り医療機器備品などの主力商品分野の売上が徐々に回復したことから、当第3四半期における一般機器分野の累計売上高が前年同四半期累計比プラスとなるなど、医療機器販売業全体において累計売上高が前年実績を上回って推移しております。
さらに、今年度は、事業会社4社体制がスタートして2期目となることから、グループ間の連携を強化し、シナジー効果を高めることにより、継続的に収益が確保できる組織体制の確立と事業収益力の向上を目指しております。また、医療・介護施設に対する病床転換や事業承継等の専門的なコンサルティングサービスの提供をはじめ、電子カルテシステム等の医療情報システムの導入支援や、クリニックの開設・移転・リニューアルをサポートする新規開業支援等、多様化する顧客ニーズへの対応を行っております。なお、外部企業と業務提携して進めている新型輸液装置のレンタル事業や、医療機関向けICTサービス、注射調剤・監査支援システムにつきましては、いずれも将来的な市場拡大が見込める商材であり、市場への着実な浸透を図っております。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、497億83百万円(前年同四半期比3.8%増)となりました。利益面につきましては、売上増加に伴う売上総利益の増加により営業利益は6億76百万円(前年同四半期比48.6%増)、経常利益は7億24百万円(前年同四半期比38.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億96百万円(前年同四半期比24.7%増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
〈医療機器販売業〉
医療機器販売業のうち一般機器分野では、手術室関連機器等の医療機器備品や、超音波診断装置等の各種診断機器の売上増加により83億36百万円(前年同四半期比8.3%増)となりました。一般消耗品分野では、医療機器消耗品の売上増加により170億14百万円(前年同四半期比3.9%増)となりました。内視鏡、サージカル、循環器等により構成される低侵襲治療分野では、電子内視鏡手術システム等の内視鏡備品や、腹腔鏡システム等のサージカル備品の売上減少により116億91百万円(前年同四半期比1.8%減)となりました。整形、理化学、眼科、皮膚・形成、透析により構成される専門分野では、臨床検査システム等の理化学備品やレーザー治療機器等の皮膚・形成備品の売上増加により83億47百万円(前年同四半期比4.6%増)となりました。医療情報、設備、医療環境等により構成される情報・サービス分野では、設備保守メンテナンス等の売上増加により40億74百万円(前年同四半期比10.0%増)となりました。
この結果、医療機器販売業の売上高は494億64百万円(前年同四半期比3.8%増)、セグメント利益は11億72百万円(前年同四半期比27.2%増)となりました。
〈医療機器製造・販売業〉
医療機器製造・販売業におきましては、主としてグループ開発製品である整形外科用インプラントを製造・販売しており、売上高は2億83百万円(前年同四半期比18.7%増)、セグメント利益は63百万円(前年同四半期比25.7%増)となりました。
〈医療モール事業〉
医療モール事業におきましては、主として賃料収入により売上高は49百万円(前年同四半期比5.6%減)、セグメント利益は1百万円(前年同四半期比59.2%減)となりました。
② 財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は229億98百万円となり、前連結会計年度末に比べて15億73百万円増加いたしました。流動資産は、主に受取手形及び売掛金の増加により、前連結会計年度末に比べて16億60百万円増加し、177億31百万円となりました。固定資産は、前連結会計年度末に比べて87百万円減少し、52億66百万円となりました。
(負債及び純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の負債は、支払手形及び買掛金の増加等により、前連結会計年度末に比べて11億66百万円増加し、156億53百万円となりました。また、純資産は、前連結会計年度末に比べて4億6百万円増加し、73億45百万円となり、自己資本比率は31.9%となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。

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