四半期報告書-第7期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/15 15:32
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行っていません。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウィルスの感染拡大により、経済活動が制限されるなどの影響が依然として続いており、緊急事態宣言が断続的に発出されるなど、景気の先行きは不透明な状況が予想されております。
当社グループを取り巻くインタ-ネット関連市場につきましては、リモートワークやクラウドサービスの導入を積極的に実施する企業が増えてきており、AIや5Gなどの普及によりデジタルトランスフォーメーションが加速し、IT投資への需要が急速に高まっているものと認識しております。また、当社グループがターゲットとする働き方改革ICT市場におきましては、ソーシャルディスタンスをきっかけに時間と場所に柔軟性を持たせた働き方の多様性が更に求められ、テクノロジーを積極的に活用した業務効率化をはじめ、IT活用のメリットを多くの企業が再認識するとともに、今後益々の市場の拡大が期待されております。
このような事業環境下において、当社グループは、“Smart Work,Smart Life~テクノロジーでビジネススタイルをスマートに”をミッションのもと、AIでコミュニケーションの次元を高める会社として、「メッセージングサービス」(絶対リーチ!SMS)と「HR関連サービス」を展開しております。「HR関連サービス」においては、AIデータ分析を人事領域に組み合わせ、人的資源の可視化・個人最適化による有効活用実現に向けて新規事業を推進してまいりました。
当第3四半期連結会計期間においては、 当社グループはコーポレートベンチャーキャピタル部門として、子会社AIX Tech Ventures株式会社を設立しました。当該設立により、従来当社グループが展開しえない領域等のスタートアップ企業との提携及び協業等が可能となり、当該企業が保有する知見及びノウハウ等を融合した、Smart AI Engagement 事業をスピーディー展開していくことのステップを実現することできました。また、当社グループは、経営戦略上、M&A及び資本業務提携等を積極的に推進していく方針であります。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,823,006千円、営業利益217,709千円、経常利益214,408千円、親会社株主に帰属する四半期純利益310,214千円となりました。
なお、当社グループはSmart AI Engagement事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は1,924,646千円となりました。
流動資産は1,750,732千円となり、主な内訳は、現金及び預金1,434,531千円、売掛金275,385千円であります。
固定資産は173,913千円となり、主な内訳は、投資その他の資産105,411千円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は421,258千円となりました。
流動負債は398,182千円となり、主な内訳は、買掛金192,466千円、未払法人税等133,385千円であります。
固定負債23,076千円の内訳は、長期借入金23,076千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,503,387千円となり、主な内訳は、資本金12,167千円、資本剰余金913,018千円、利益剰余金578,748千円であります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、54,819千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。