四半期報告書-第79期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、前第2四半期連結会計期間に企業結合に係る暫定的な会計処理を行っておりましたが、前第3四半期連結会計期間に確定したため、前年同四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
また、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期の世界経済は、中国で景気の持ち直しの動きに足踏みが見られたものの、その他のアジア諸国において緩やかな回復が見られ、米国でも着実な景気回復が続き、全般的には緩やかな回復が続きました。わが国経済も、個人消費の持ち直し、雇用情勢の改善、生産や設備投資の増加、企業収益の改善など、緩やかな回復の動きとなりました。
国内の新設住宅着工戸数については、住宅ローン金利が引き続き低水準であった中、分譲住宅は前年同期並みとなりましたが、持家と貸家は前年同期を下回り、全体では前年同期比1.1%減となりました。
当第2四半期の当社グループの経営成績は、売上高が5,928億51百万円(前年同期比5.5%増)となり、営業利益は173億5百万円(同11.6%増)、経常利益は187億29百万円(同2.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は106億35百万円(同6.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
なお、平成30年4月の組織改正に伴い、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
①木材建材事業
木材・建材流通事業では、輸入合板をはじめ全体的に販売が増加しましたが、海外の製造事業における原材料コストアップ等により、利益は前年同期を下回りました。
木材建材事業の売上高は2,352億16百万円(前年同期比3.8%増)、経常利益は34億23百万円(同11.1%減)となりました。
②住宅・建築事業
戸建注文住宅事業では、受注棟数は増加しましたが、引渡棟数が伸び悩んだ他、販売費及び一般管理費の増加等により、売上高、経常利益ともに前年同期を下回りました。
住宅・建築事業の売上高は2,011億30百万円(前年同期比3.1%減)、経常利益は39億99百万円(同48.9%減)となりました。
③海外住宅・不動産事業
米国の既存各社を中心に業績が伸張したことに加えて、前期に持分を追加取得し、連結子会社としたBloomfield Homes, L.P. 他1社の業績が期初から貢献したことにより、業績が拡大しました。
海外住宅・不動産事業の売上高は1,542億89百万円(前年同期比21.5%増)、経常利益は115億18百万円(同62.7%増)となりました。
④その他事業
八戸バイオマス発電所が営業運転を開始したことから、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
その他事業の売上高は201億18百万円(前年同期比13.8%増)、経常利益は21億48百万円(同1.7%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、Crescent Communities グループの持分取得に伴うたな卸資産及び傘下関連会社の投資有価証券の増加等により、前連結会計年度末より318億8百万円増加し、9,309億28百万円となりました。負債は、Crescent Communities グループの新規連結に伴う借入金の増加等により、前連結会計年度末より261億51百万円増加し、5,796億32百万円になりました。また、純資産は3,512億96百万円、自己資本比率は33.7%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より631億20百万円減少し、624億34百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により資金は126億83百万円減少しました(前年同期は100億71百万円の減少)。これは税金等調整前四半期純利益205億83百万円の計上により資金が増加した一方で、たな卸資産の増加や仕入債務の減少等により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により資金は532億57百万円減少しました(前年同期は10億65百万円の減少)。これはCrescent Communities グループの持分取得に資金を使用したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により資金は40億43百万円増加しました(前年同期は20百万円の減少)。これは配当金の支払等により資金が減少した一方で、有利子負債の増加等により資金が増加したことによるものであります。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、9億99百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、前第2四半期連結会計期間に企業結合に係る暫定的な会計処理を行っておりましたが、前第3四半期連結会計期間に確定したため、前年同四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
また、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期の世界経済は、中国で景気の持ち直しの動きに足踏みが見られたものの、その他のアジア諸国において緩やかな回復が見られ、米国でも着実な景気回復が続き、全般的には緩やかな回復が続きました。わが国経済も、個人消費の持ち直し、雇用情勢の改善、生産や設備投資の増加、企業収益の改善など、緩やかな回復の動きとなりました。
国内の新設住宅着工戸数については、住宅ローン金利が引き続き低水準であった中、分譲住宅は前年同期並みとなりましたが、持家と貸家は前年同期を下回り、全体では前年同期比1.1%減となりました。
当第2四半期の当社グループの経営成績は、売上高が5,928億51百万円(前年同期比5.5%増)となり、営業利益は173億5百万円(同11.6%増)、経常利益は187億29百万円(同2.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は106億35百万円(同6.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
なお、平成30年4月の組織改正に伴い、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
①木材建材事業
木材・建材流通事業では、輸入合板をはじめ全体的に販売が増加しましたが、海外の製造事業における原材料コストアップ等により、利益は前年同期を下回りました。
木材建材事業の売上高は2,352億16百万円(前年同期比3.8%増)、経常利益は34億23百万円(同11.1%減)となりました。
②住宅・建築事業
戸建注文住宅事業では、受注棟数は増加しましたが、引渡棟数が伸び悩んだ他、販売費及び一般管理費の増加等により、売上高、経常利益ともに前年同期を下回りました。
住宅・建築事業の売上高は2,011億30百万円(前年同期比3.1%減)、経常利益は39億99百万円(同48.9%減)となりました。
③海外住宅・不動産事業
米国の既存各社を中心に業績が伸張したことに加えて、前期に持分を追加取得し、連結子会社としたBloomfield Homes, L.P. 他1社の業績が期初から貢献したことにより、業績が拡大しました。
海外住宅・不動産事業の売上高は1,542億89百万円(前年同期比21.5%増)、経常利益は115億18百万円(同62.7%増)となりました。
④その他事業
八戸バイオマス発電所が営業運転を開始したことから、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
その他事業の売上高は201億18百万円(前年同期比13.8%増)、経常利益は21億48百万円(同1.7%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、Crescent Communities グループの持分取得に伴うたな卸資産及び傘下関連会社の投資有価証券の増加等により、前連結会計年度末より318億8百万円増加し、9,309億28百万円となりました。負債は、Crescent Communities グループの新規連結に伴う借入金の増加等により、前連結会計年度末より261億51百万円増加し、5,796億32百万円になりました。また、純資産は3,512億96百万円、自己資本比率は33.7%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より631億20百万円減少し、624億34百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により資金は126億83百万円減少しました(前年同期は100億71百万円の減少)。これは税金等調整前四半期純利益205億83百万円の計上により資金が増加した一方で、たな卸資産の増加や仕入債務の減少等により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により資金は532億57百万円減少しました(前年同期は10億65百万円の減少)。これはCrescent Communities グループの持分取得に資金を使用したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により資金は40億43百万円増加しました(前年同期は20百万円の減少)。これは配当金の支払等により資金が減少した一方で、有利子負債の増加等により資金が増加したことによるものであります。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、9億99百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において研究開発活動の状況に重要な変更はありません。