四半期報告書-第82期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当社は、前連結会計年度より決算期(事業年度の末日)を3月31日から12月31日に変更し、当社グループの決算期を12月31日に統一しております。
2020年12月期第2四半期連結累計期間は2020年4月1日から2020年9月30日までの6ヶ月間であり、以下の前年同期比は当該期間との比較により記載しております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により依然として厳しい状況にありましたが、米国や中国で消費や生産は持ち直しました。わが国経済は、設備投資や輸出は持ち直しの動きが続いたものの、個人消費や雇用情勢を中心に一部で弱い動きがみられました。
国内の新設住宅着工戸数については、貸家・分譲住宅は前年同期を下回りましたが、住宅ローン金利が引き続き低水準であったこともあり、持家は前年同期を上回りました。また、米国の住宅着工件数については、住宅価格が高騰した一方で、やや上昇傾向にあるものの住宅ローン金利が依然歴史的な低水準であったこともあり、前年同期を上回りました。
当第2四半期の当社グループの経営成績は、売上高が6,328億75百万円(前年同期比20.3%増)となり、営業利益は483億48百万円(同80.0%増)、経常利益は518億48百万円(同80.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は291億92百万円(同79.5%増)となりました。なお、有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅の運営事業に係る減損損失3,416百万円を特別損失に計上しております。
事業セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。各事業セグメントの売上高には、事業セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
<木材建材事業>木材・建材流通事業では、米国や中国を中心とした木材需要の高まりにより、日本への木材輸入量は減少したものの、木材価格が高騰したこともあり、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
木材建材事業の売上高は984億1百万円(前年同期比4.2%増)、経常利益は28億70百万円(同67.6%増)となりました。
<住宅・建築事業>主力の戸建注文住宅事業における需要回復と順調な工事進捗に伴い、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
住宅・建築事業の売上高は2,472億16百万円(前年同期比18.5%増)、経常利益は112億59百万円(同224.6%増)となりました。
<海外住宅・不動産事業>米国における住宅・不動産事業の業績が好調に推移し、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
海外住宅・不動産事業の売上高は2,798億14百万円(前年同期比29.1%増)、経常利益は360億59百万円(同46.6%増)となりました。
<資源環境事業>バイオマス発電事業において定期点検に伴う稼働率低下の影響があった一方で、海外植林事業の業績が堅調に推移したこともあり、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
資源環境事業の売上高は111億18百万円(前年同期比7.5%増)、経常利益は20億19百万円(同4.1%増)となりました。
<その他事業>持分法適用関連会社である株式会社熊谷組に係るのれん相当額の償却終了等により、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
その他事業の売上高は120億68百万円(前年同期比2.0%増)、経常利益は13億86百万円(前年同期 経常損失78百万円)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、海外住宅・不動産事業におけるたな卸資産及び持分法適用関連会社株式の増加や、住宅・建築事業において新たに連結の範囲に含めた子会社が保有する有形固定資産の増加等により、前連結会計年度末より913億30百万円増加し、1兆1,824億83百万円となりました。負債は、借入金の増加等により、前連結会計年度末より436億75百万円増加し、7,353億72百万円になりました。また、純資産は4,471億11百万円、自己資本比率は34.5%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より49億47百万円増加し、1,271億67百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により資金は172億18百万円増加しました(前年同期は192億24百万円の増加)。これは販売用不動産の取得等により資金が減少した一方で、税金等調整前四半期純利益484億31百万円の計上により資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により資金は137億75百万円減少しました(前年同期は202億42百万円の減少)。これは有形固定資産及び投資有価証券の取得に資金を使用したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により資金は1億83百万円減少しました(前年同期は156億69百万円の増加)。これは長期借入金の増加等により資金が増加した一方で、コマーシャル・ペーパーの償還や配当金の支払等により資金が減少したことによるものであります。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、12億52百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当社は、前連結会計年度より決算期(事業年度の末日)を3月31日から12月31日に変更し、当社グループの決算期を12月31日に統一しております。
2020年12月期第2四半期連結累計期間は2020年4月1日から2020年9月30日までの6ヶ月間であり、以下の前年同期比は当該期間との比較により記載しております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により依然として厳しい状況にありましたが、米国や中国で消費や生産は持ち直しました。わが国経済は、設備投資や輸出は持ち直しの動きが続いたものの、個人消費や雇用情勢を中心に一部で弱い動きがみられました。
国内の新設住宅着工戸数については、貸家・分譲住宅は前年同期を下回りましたが、住宅ローン金利が引き続き低水準であったこともあり、持家は前年同期を上回りました。また、米国の住宅着工件数については、住宅価格が高騰した一方で、やや上昇傾向にあるものの住宅ローン金利が依然歴史的な低水準であったこともあり、前年同期を上回りました。
当第2四半期の当社グループの経営成績は、売上高が6,328億75百万円(前年同期比20.3%増)となり、営業利益は483億48百万円(同80.0%増)、経常利益は518億48百万円(同80.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は291億92百万円(同79.5%増)となりました。なお、有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅の運営事業に係る減損損失3,416百万円を特別損失に計上しております。
事業セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。各事業セグメントの売上高には、事業セグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおります。
<木材建材事業>木材・建材流通事業では、米国や中国を中心とした木材需要の高まりにより、日本への木材輸入量は減少したものの、木材価格が高騰したこともあり、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
木材建材事業の売上高は984億1百万円(前年同期比4.2%増)、経常利益は28億70百万円(同67.6%増)となりました。
<住宅・建築事業>主力の戸建注文住宅事業における需要回復と順調な工事進捗に伴い、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
住宅・建築事業の売上高は2,472億16百万円(前年同期比18.5%増)、経常利益は112億59百万円(同224.6%増)となりました。
<海外住宅・不動産事業>米国における住宅・不動産事業の業績が好調に推移し、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
海外住宅・不動産事業の売上高は2,798億14百万円(前年同期比29.1%増)、経常利益は360億59百万円(同46.6%増)となりました。
<資源環境事業>バイオマス発電事業において定期点検に伴う稼働率低下の影響があった一方で、海外植林事業の業績が堅調に推移したこともあり、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
資源環境事業の売上高は111億18百万円(前年同期比7.5%増)、経常利益は20億19百万円(同4.1%増)となりました。
<その他事業>持分法適用関連会社である株式会社熊谷組に係るのれん相当額の償却終了等により、売上高、経常利益ともに前年同期を上回りました。
その他事業の売上高は120億68百万円(前年同期比2.0%増)、経常利益は13億86百万円(前年同期 経常損失78百万円)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、海外住宅・不動産事業におけるたな卸資産及び持分法適用関連会社株式の増加や、住宅・建築事業において新たに連結の範囲に含めた子会社が保有する有形固定資産の増加等により、前連結会計年度末より913億30百万円増加し、1兆1,824億83百万円となりました。負債は、借入金の増加等により、前連結会計年度末より436億75百万円増加し、7,353億72百万円になりました。また、純資産は4,471億11百万円、自己資本比率は34.5%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より49億47百万円増加し、1,271億67百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により資金は172億18百万円増加しました(前年同期は192億24百万円の増加)。これは販売用不動産の取得等により資金が減少した一方で、税金等調整前四半期純利益484億31百万円の計上により資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により資金は137億75百万円減少しました(前年同期は202億42百万円の減少)。これは有形固定資産及び投資有価証券の取得に資金を使用したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により資金は1億83百万円減少しました(前年同期は156億69百万円の増加)。これは長期借入金の増加等により資金が増加した一方で、コマーシャル・ペーパーの償還や配当金の支払等により資金が減少したことによるものであります。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、12億52百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において研究開発活動の状況に重要な変更はありません。