四半期報告書-第96期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/07 15:13
【資料】
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【項目】
40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績等の状況
当第1四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、「COVID-19」)の拡大により、経済活動や社会生活全般が大きな影響を受けたことから、個人消費や企業収益の悪化、輸出が大幅に減少するなど、景気の停滞感が鮮明となりました。
こうした経済環境の下、当社グループは2024年のありたい姿である「機能材料、金属、自動車部品の3事業を核に、成長商品・事業を継続的に創出し、価値を拡大し続けている会社」を実現する成長基盤の変革を目指し、2019年を初年度とする3ヵ年の中期経営計画「19中計」を策定し、昨年4月よりスタートいたしました。
各事業セグメントにおいて「13、16中計の収穫」「19中計での成長戦略の実行」「変革を促す将来への布石」を実現するための重点施策に取り組みましたが、各国のCOVID-19対策に伴う経済活動の抑制等の影響により、非常に厳しい事業環境となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、前年同期比234億円(20.2%)減少の924億円となりました。
営業損益は、COVID-19の影響に伴う需要の低迷に加え、非鉄金属相場の亜鉛・鉛・銅価格が下落したこと等により、前年同期比31億円減少し3億円の損失となりました。
経常損益は、営業利益の減少に加え、持分法による投資損益が27億円悪化したこと等により、前年同期比53億円減少し17億円の損失となりました。
特別損益においては、投資有価証券売却益136億円等を計上しました。加えて、税金費用及び非支配株主に帰属する四半期純損失を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比85億円(331.0%)増加の111億円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結累計期間より、報告セグメントの変更を実施しております。その内容につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 セグメント情報等」に記載のとおりであります。
① 機能材料セグメント
キャリア付極薄銅箔や電子材料用金属粉は、需要が堅調であったことから販売量は増加しました。排ガス浄化触媒は、COVID-19の影響に伴う需要の低迷により販売量は減少しました。
この結果、当部門の売上高は、前年同期比53億円(13.4%)減少の348億円となりました。経常利益は、主要製品の販売動向の影響に加え、インジウム価格の下落に伴う在庫要因が好転したこと等から、前年同期比16億円(80.5%)増加の37億円となりました。
② 金属セグメント
亜鉛・鉛のLME(ロンドン金属取引所)価格が下落したこと等から、当部門の売上高は前年同期比36億円(9.1%)減少の369億円となりました。経常損益は、LME価格の下落による影響に加え、亜鉛製錬設備の大規模定期修繕工事、COVID-19の影響に伴い海外子会社であるCompania Minera Santa Luisa S.A.の操業停止があったこと等から、前年同期比49億円減少し25億円の損失となりました。
Compania Minera Santa Luisa S.A.は、ペルー国内における段階的経済活動再開に従い、関係省庁の認可を得て、現地時間の7月2日より生産活動を再開しております。
なお、当第1四半期連結累計期間より、日比製煉株式会社及び日比共同製錬株式会社を連結子会社としております。この影響により、当部門の売上高は前年同期比62億円、経常利益は同6億円増加しております。
③ 自動車部品セグメント
COVID-19の影響に伴う世界的な自動車市場の減速により、主要製品の販売量が減少したことから、当部門の売上高は前年同期比110億円(47.4%)減少の122億円となり、経常損益は、前年同期比20億円減少し19億円の損失となりました。
④ 関連セグメント
各種産業プラントエンジニアリング事業において、国内グループ企業向け工事の完成工事高が増加したものの、その他の各種製品は総じて販売量が減少したことから、当部門の売上高は前年同期比11億円(4.3%)減少の248億円となり、経常損益は、前年同期比6億円減少し3億円の損失となりました。
主要な品目等の生産実績及び受注状況の当期の推移は、次のとおりであります。
セグメント品目単位第1第2第3第4累計
四半期四半期四半期四半期
機能材料銅箔生産量千t55
金属亜鉛生産量千t4343
生産量千t1515
自動車部品自動車部品生産金額億円126126

* 亜鉛:共同製錬については当社シェア分
(2)財政状態の状況
資産合計は、受取手形及び売掛金117億円等の減少があったものの、有形固定資産227億円、流動資産その他152億円、たな卸資産131億円、現金及び預金70億円等の増加により、前連結会計年度末に比べ462億円増加の5,833億円となりました。
負債合計は、支払手形及び買掛金79億円等減少があったものの、長・短借入金、社債及びコマーシャル・ペーパー残高450億円等の増加により、前連結会計年度末に比べ366億円増加の4,005億円となりました。
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益111億円、非支配株主持分13億円、為替換算調整勘定6億円等の増加に加え、剰余金の配当39億円等の減少があり、前連結会計年度末に比べ95億円増加の1,828億円となりました。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ1.1ポイント低下の29.6%となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間より、日比製煉株式会社及び日比共同製錬株式会社を連結子会社としております。この影響により、前連結会計年度末に比べ、資産合計は317億円(うち、有形固定資産235億円)、負債合計は307億円(うち、長・短借入金237億円)増加しております。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,519百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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