四半期報告書-第96期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績等の状況
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、「COVID-19」)の拡大により、経済活動や社会生活全般が大きな影響を受けたことから、個人消費や企業収益の悪化、輸出が大幅に減少するなど、景気の停滞感が鮮明となりました。
第2四半期に入り、経済活動の再開が段階的に進められるなか、景気の一部に持ち直しの動きがみられるものの、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
こうした経済環境の下、当社グループは2024年のありたい姿である「機能材料、金属、自動車部品の3事業を核に、成長商品・事業を継続的に創出し、価値を拡大し続けている会社」を実現する成長基盤の変革を目指し、2019年を初年度とする3ヵ年の中期経営計画「19中計」を策定し、昨年4月よりスタートいたしました。
各事業セグメントにおいて「13、16中計の収穫」「19中計での成長戦略の実行」「変革を促す将来への布石」を実現するための重点施策に取り組みました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、前年同期比134億円(5.7%)減少の2,246億円となりました。
営業利益は、COVID-19の影響に伴い、主要製品の販売量が減少したものの、非鉄金属相場の変動に伴う在庫要因が好転したこと等により、前年同期比105億円(196.8%)増加の158億円となりました。
経常利益は、営業利益の増加に加え、持分法による投資損益が22億円悪化したこと等により、前年同期比91億円(184.2%)増加の140億円となりました。
特別損益においては、投資有価証券売却益136億円等を計上しました。加えて、税金費用及び非支配株主に帰属する四半期純利益を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比220億円(1,208.9%)増加の238億円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの変更を実施しております。その内容につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 セグメント情報等」に記載のとおりであります。
① 機能材料セグメント
キャリア付極薄銅箔や電子材料用金属粉は、需要が堅調であったことから販売量は増加しました。排ガス浄化触媒は、COVID-19の影響に伴う需要の低迷により販売量は減少したものの、主要原料であるパラジウム・ロジウム価格が高騰したことから販売価格は上昇しました。
この結果、当部門の売上高は、前年同期比28億円(3.4%)増加の860億円となりました。経常利益は、主要製品の販売動向の影響に加え、インジウム価格の変動に伴う在庫要因が好転したこと等から、前年同期比31億円(61.4%)増加の83億円となりました。
② 金属セグメント
亜鉛・鉛のLME(ロンドン金属取引所)価格が下落したものの、第1四半期連結会計期間より、日比製煉株式会社及び日比共同製錬株式会社を連結子会社としていること等から、当部門の売上高は前年同期比26億円(3.1%)増加の879億円となりました。経常利益は、LME価格の変動による影響に加え、亜鉛製錬設備の大規模定期修繕工事があったものの、LME価格の変動に伴う在庫要因が好転したこと等から、前年同期比72億円(875.6%)増加の81億円となりました。
なお、日比製煉株式会社及び日比共同製錬株式会社を連結子会社としたことにより、当部門の売上高は前年同期比132億円、経常利益は同26億円増加しております。
③ 自動車部品セグメント
COVID-19の影響に伴う世界的な自動車市場の減速により、主要製品の販売量が減少したことから、当部門の売上高は前年同期比118億円(25.8%)減少の342億円となり、経常損益は、前年同期比8億円減少し7億円の損失となりました。
④ 関連セグメント
各種産業プラントエンジニアリング事業において、国内グループ企業向け工事の完成工事高が増加したものの、その他の各種製品は総じて販売量が減少したことから、当部門の売上高は前年同期比9億円(1.8%)減少の525億円となり、経常利益は、前年同期比2億円(48.9%)減少の2億円となりました。
主要な品目等の生産実績及び受注状況の当期の推移は、次のとおりであります。
* 亜鉛:共同製錬については当社シェア分
(2)財政状態の状況
資産合計は、現金及び預金89億円等の減少があったものの、有形固定資産189億円、流動資産その他132億円、受取手形及び売掛金78億円、たな卸資産53億円等の増加により、前連結会計年度末に比べ362億円増加の5,733億円となりました。
負債合計は、支払手形及び買掛金53億円等減少があったものの、長・短借入金、社債及びコマーシャル・ペーパー残高172億円等の増加により、前連結会計年度末に比べ124億円増加の3,763億円となりました。
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益238億円、非支配株主持分22億円、繰延ヘッジ損益9億円等の増加に加え、剰余金の配当39億円等の減少があり、前連結会計年度末に比べ237億円増加の1,969億円となりました。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ1.8ポイント上昇の32.5%となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、日比製煉株式会社及び日比共同製錬株式会社を連結子会社としております。この影響により、前連結会計年度末に比べ、資産合計は320億円(うち、有形固定資産227億円)、負債合計は291億円(うち、長・短借入金213億円)増加しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益271億円、減価償却費163億円等の増加要因に対し、仕入債務の減少103億円、投資有価証券売却益の未収入金計上136億円、売上債権の増加75億円等の減少要因を差し引いた結果、前年同期に比べ105億円収入減少の111億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入24億円等の増加要因に対し、有形固定資産の取得による支出129億円等の減少要因を差し引いた結果、前年同期に比べ70億円支出減少の99億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長・短借入金及びコマーシャル・ペーパーの減少60億円及び配当金の支払39億円等から、前年同期に比べ54億円支出増加の107億円の支出となりました。
以上の結果、為替換算差額等を含めた現金及び現金同等物の当第2四半期末残高は、前連結会計年度末に比べ89億円減少の237億円となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4,976百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績等の状況
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、「COVID-19」)の拡大により、経済活動や社会生活全般が大きな影響を受けたことから、個人消費や企業収益の悪化、輸出が大幅に減少するなど、景気の停滞感が鮮明となりました。
第2四半期に入り、経済活動の再開が段階的に進められるなか、景気の一部に持ち直しの動きがみられるものの、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
こうした経済環境の下、当社グループは2024年のありたい姿である「機能材料、金属、自動車部品の3事業を核に、成長商品・事業を継続的に創出し、価値を拡大し続けている会社」を実現する成長基盤の変革を目指し、2019年を初年度とする3ヵ年の中期経営計画「19中計」を策定し、昨年4月よりスタートいたしました。
各事業セグメントにおいて「13、16中計の収穫」「19中計での成長戦略の実行」「変革を促す将来への布石」を実現するための重点施策に取り組みました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、前年同期比134億円(5.7%)減少の2,246億円となりました。
営業利益は、COVID-19の影響に伴い、主要製品の販売量が減少したものの、非鉄金属相場の変動に伴う在庫要因が好転したこと等により、前年同期比105億円(196.8%)増加の158億円となりました。
経常利益は、営業利益の増加に加え、持分法による投資損益が22億円悪化したこと等により、前年同期比91億円(184.2%)増加の140億円となりました。
特別損益においては、投資有価証券売却益136億円等を計上しました。加えて、税金費用及び非支配株主に帰属する四半期純利益を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比220億円(1,208.9%)増加の238億円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの変更を実施しております。その内容につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 セグメント情報等」に記載のとおりであります。
① 機能材料セグメント
キャリア付極薄銅箔や電子材料用金属粉は、需要が堅調であったことから販売量は増加しました。排ガス浄化触媒は、COVID-19の影響に伴う需要の低迷により販売量は減少したものの、主要原料であるパラジウム・ロジウム価格が高騰したことから販売価格は上昇しました。
この結果、当部門の売上高は、前年同期比28億円(3.4%)増加の860億円となりました。経常利益は、主要製品の販売動向の影響に加え、インジウム価格の変動に伴う在庫要因が好転したこと等から、前年同期比31億円(61.4%)増加の83億円となりました。
② 金属セグメント
亜鉛・鉛のLME(ロンドン金属取引所)価格が下落したものの、第1四半期連結会計期間より、日比製煉株式会社及び日比共同製錬株式会社を連結子会社としていること等から、当部門の売上高は前年同期比26億円(3.1%)増加の879億円となりました。経常利益は、LME価格の変動による影響に加え、亜鉛製錬設備の大規模定期修繕工事があったものの、LME価格の変動に伴う在庫要因が好転したこと等から、前年同期比72億円(875.6%)増加の81億円となりました。
なお、日比製煉株式会社及び日比共同製錬株式会社を連結子会社としたことにより、当部門の売上高は前年同期比132億円、経常利益は同26億円増加しております。
③ 自動車部品セグメント
COVID-19の影響に伴う世界的な自動車市場の減速により、主要製品の販売量が減少したことから、当部門の売上高は前年同期比118億円(25.8%)減少の342億円となり、経常損益は、前年同期比8億円減少し7億円の損失となりました。
④ 関連セグメント
各種産業プラントエンジニアリング事業において、国内グループ企業向け工事の完成工事高が増加したものの、その他の各種製品は総じて販売量が減少したことから、当部門の売上高は前年同期比9億円(1.8%)減少の525億円となり、経常利益は、前年同期比2億円(48.9%)減少の2億円となりました。
主要な品目等の生産実績及び受注状況の当期の推移は、次のとおりであります。
| セグメント | 品目 | 単位 | 第1 | 第2 | 第3 | 第4 | 累計 | |
| 四半期 | 四半期 | 四半期 | 四半期 | |||||
| 機能材料 | 銅箔 | 生産量 | 千t | 5 | 6 | ― | ― | 11 |
| 金属 | 亜鉛 | 生産量 | 千t | 43 | 56 | ― | ― | 99 |
| 鉛 | 生産量 | 千t | 15 | 17 | ― | ― | 33 | |
| 自動車部品 | 自動車部品 | 生産金額 | 億円 | 126 | 187 | ― | ― | 313 |
* 亜鉛:共同製錬については当社シェア分
(2)財政状態の状況
資産合計は、現金及び預金89億円等の減少があったものの、有形固定資産189億円、流動資産その他132億円、受取手形及び売掛金78億円、たな卸資産53億円等の増加により、前連結会計年度末に比べ362億円増加の5,733億円となりました。
負債合計は、支払手形及び買掛金53億円等減少があったものの、長・短借入金、社債及びコマーシャル・ペーパー残高172億円等の増加により、前連結会計年度末に比べ124億円増加の3,763億円となりました。
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益238億円、非支配株主持分22億円、繰延ヘッジ損益9億円等の増加に加え、剰余金の配当39億円等の減少があり、前連結会計年度末に比べ237億円増加の1,969億円となりました。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ1.8ポイント上昇の32.5%となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、日比製煉株式会社及び日比共同製錬株式会社を連結子会社としております。この影響により、前連結会計年度末に比べ、資産合計は320億円(うち、有形固定資産227億円)、負債合計は291億円(うち、長・短借入金213億円)増加しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益271億円、減価償却費163億円等の増加要因に対し、仕入債務の減少103億円、投資有価証券売却益の未収入金計上136億円、売上債権の増加75億円等の減少要因を差し引いた結果、前年同期に比べ105億円収入減少の111億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入24億円等の増加要因に対し、有形固定資産の取得による支出129億円等の減少要因を差し引いた結果、前年同期に比べ70億円支出減少の99億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長・短借入金及びコマーシャル・ペーパーの減少60億円及び配当金の支払39億円等から、前年同期に比べ54億円支出増加の107億円の支出となりました。
以上の結果、為替換算差額等を含めた現金及び現金同等物の当第2四半期末残高は、前連結会計年度末に比べ89億円減少の237億円となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4,976百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。