四半期報告書-第94期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/08/10 9:19
【資料】
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【項目】
27項目
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、前年同四半期連結累計期間(以下、前年同期)に比べ、売上
高は、日本地域などで生産台数が減少しましたが、車種構成の変化などにより、119億円(3.6%)増加の3,444億
円となりました。利益につきましては、車種構成の変化や合理化などによる増益要因はありましたが、製品価格変
動の影響や諸経費増加などによる減益要因により、営業利益は、前年同期に比べ19億円(△11.8%)減少の143億
円、経常利益は、前年同期に比べ6億円(△3.9%)減少の163億円となりました。親会社株主に帰属する四半期純
利益は、税負担の増加などにより、前年同期に比べ36億円(△36.5%)減少の63億円となりました。
また、当第1四半期末の財政状態につきましては、総資産は売上債権の減少などにより、前連結会計年度末に比
べ107億円減少の7,338億円となりました。一方、負債は、前連結会計年度末に比べ81億円減少し、4,277億円とな
りました。主な要因は、仕入債務の減少などによるものです。純資産は、前連結会計年度末に比べ25億円減少し、
3,060億円となりました。主な要因は、利益処分などによる非支配株主持分の減少によるものです。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
①日本
当地域におきましては、車種構成の変化などにより、売上高は、前年同期に比べ127億円(7.5%)増加の1,840
億円となりました。営業利益につきましては、合理化効果はありましたが、製品価格変動の影響や新製品の生産準
備費用の増加、競争力強化のための先行投資の影響などにより、前年同期に比べ23億円(△73.5%)減少の8億円
となりました。
②北中南米
当地域におきましては、為替の影響などにより、売上高は、前年同期に比べ26億円(△3.5%)減少の723億円と
なりました。営業利益につきましては、生産準備費用の増加や一部車種の生産終了などにより、前年同期に比べ5
億円(△15.9%)減少の28億円となりました。
③アジア・オセアニア
当地域におきましては、オセアニアで生産終了の影響はありましたが、主に中国での増産の影響により、売上高
は、前年同期に比べ23億円(2.9%)増加の851億円となりました。営業利益につきましては、増産の影響や合理化
などにより、前年同期に比べ9億円(11.8%)増加の90億円となりました。
④欧州・アフリカ
当地域におきましては、為替影響による増収などはありましたが、売上高は、前年同期とほぼ同額の242億円と
なりました。営業利益につきましても、前年同期とほぼ同額の16億円となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、120億円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。