四半期報告書-第94期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な雇用・所得環境を背景に底固く推移いたしましたが、米中間の貿易摩擦の激化による中国経済の減速など、世界経済の不確実性は高まっており、先行き不透明な状況で推移しました。
繊維業界においては、消費者の節約志向・生活防衛意識は依然として根強く、これらに加え異常気象や10月に予定されている消費増税を控え、個人消費は引き続き力強さに欠ける状況が続き、厳しい環境にあります。
このような状況において当社グループは、現在取り組んでいる中期経営計画『ATSUGI VISION 2020』で掲げている「企画・開発と営業戦略の融合」「繊維事業におけるバランスの改革」「製造原価の低減」「女性の美と快適に「健康」をプラス」「生産性の向上」の5つの課題への対策は引き続き進めていくとともに、これらを着実に推進していくために、2019年度からの概ね5年の期間で「コスト構造改革」、「業務構造改革」、「事業構造改革」の3つの構造改革に取り組んでまいります。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は4,494百万円(前年同四半期比8.9%減)、営業損失は362百万円(前年同四半期は262百万円の損失)、経常損失は254百万円(前年同四半期は151百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は242百万円(前年同四半期は207百万円の損失)となりました。
セグメント別の経営成績を示すと、次の通りであります。
[繊維事業]
レッグウエア分野はプレーンストッキングやショートストッキングを中心とした春夏物商品の伸び悩みなど、全般的に厳しく、同分野の売上高は3,461百万円(前年同四半期比13.2%減)となりました。
インナーウエア分野はスポーツインナー関連が順調に推移したほか、主力のショーツも好調に推移し、同分野の売上高は709百万円(前年同四半期比9.9%増)となりました。
これらの結果、繊維事業の売上高は4,170百万円(前年同四半期比10.0%減)、営業損失は454百万円(前年同四半期は386百万円の損失)となりました。
[不動産事業]
保有資産の有効活用を進めておりますが、当事業の売上高は142百万円(前年同四半期比2.3%減)、営業利益は100百万円(前年同四半期比1.7%減)となりました。
[その他]
その他の事業につきましては、介護用品の販売が堅調に推移したほか、太陽光発電による売電も順調に推移しました。これらの結果、当事業の売上高は180百万円(前年同四半期比17.0%増)、営業利益は19百万円(前年同四半期比6.7%減)となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は49,853百万円となり、前連結会計年度末に比べ924百万円減少いたしました。これは主に、売上債権の減少1,163百万円、たな卸資産の増加428百万円等によるものであります。
負債の部は7,015百万円となり、前連結会計年度末に比べ251百万円増加いたしました。これは主に、仕入債務の増加301百万円等によるものであります。
純資産の部は42,838百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,176百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失242百万円の計上や、前期決算に係る配当金481百万円による減少およびその他の包括利益累計額の減少446百万円等によるものであります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は85.7%(前連結会計年度末は86.4%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた問題はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は110百万円であります。
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な雇用・所得環境を背景に底固く推移いたしましたが、米中間の貿易摩擦の激化による中国経済の減速など、世界経済の不確実性は高まっており、先行き不透明な状況で推移しました。
繊維業界においては、消費者の節約志向・生活防衛意識は依然として根強く、これらに加え異常気象や10月に予定されている消費増税を控え、個人消費は引き続き力強さに欠ける状況が続き、厳しい環境にあります。
このような状況において当社グループは、現在取り組んでいる中期経営計画『ATSUGI VISION 2020』で掲げている「企画・開発と営業戦略の融合」「繊維事業におけるバランスの改革」「製造原価の低減」「女性の美と快適に「健康」をプラス」「生産性の向上」の5つの課題への対策は引き続き進めていくとともに、これらを着実に推進していくために、2019年度からの概ね5年の期間で「コスト構造改革」、「業務構造改革」、「事業構造改革」の3つの構造改革に取り組んでまいります。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は4,494百万円(前年同四半期比8.9%減)、営業損失は362百万円(前年同四半期は262百万円の損失)、経常損失は254百万円(前年同四半期は151百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は242百万円(前年同四半期は207百万円の損失)となりました。
セグメント別の経営成績を示すと、次の通りであります。
[繊維事業]
レッグウエア分野はプレーンストッキングやショートストッキングを中心とした春夏物商品の伸び悩みなど、全般的に厳しく、同分野の売上高は3,461百万円(前年同四半期比13.2%減)となりました。
インナーウエア分野はスポーツインナー関連が順調に推移したほか、主力のショーツも好調に推移し、同分野の売上高は709百万円(前年同四半期比9.9%増)となりました。
これらの結果、繊維事業の売上高は4,170百万円(前年同四半期比10.0%減)、営業損失は454百万円(前年同四半期は386百万円の損失)となりました。
[不動産事業]
保有資産の有効活用を進めておりますが、当事業の売上高は142百万円(前年同四半期比2.3%減)、営業利益は100百万円(前年同四半期比1.7%減)となりました。
[その他]
その他の事業につきましては、介護用品の販売が堅調に推移したほか、太陽光発電による売電も順調に推移しました。これらの結果、当事業の売上高は180百万円(前年同四半期比17.0%増)、営業利益は19百万円(前年同四半期比6.7%減)となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は49,853百万円となり、前連結会計年度末に比べ924百万円減少いたしました。これは主に、売上債権の減少1,163百万円、たな卸資産の増加428百万円等によるものであります。
負債の部は7,015百万円となり、前連結会計年度末に比べ251百万円増加いたしました。これは主に、仕入債務の増加301百万円等によるものであります。
純資産の部は42,838百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,176百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失242百万円の計上や、前期決算に係る配当金481百万円による減少およびその他の包括利益累計額の減少446百万円等によるものであります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は85.7%(前連結会計年度末は86.4%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた問題はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は110百万円であります。