四半期報告書-第88期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、各国において外出禁止令や企業の操業停止、移動制限等による経済・社会活動の抑制が行われ、世界経済は急速に悪化し、極めて厳しい状況となりました。足元では、経済活動の再開に伴い、緩やかな回復の兆しが見られるものの、感染症の収束は未だ見通せず、依然として先行き不透明な状態が続いております。
こうした状況のもと、当社グループにおきましては、今後拡大すると見込まれる電子素材市場を中心に販路拡大等の活動を進めるとともに、原価低減活動及び諸経費削減に努めてまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、基幹事業である磁石材料及び着色材料の各市場において需要が低迷したことから、売上高は13,381百万円(前年同期比14.5%減)となりました。
利益面においては、売上高減少による影響はあるものの、売上商品構成の変化や原価低減活動によるコスト削減、電池関連材料の製造を営んでいる当社の子会社において、需要の増加に伴う稼働率が向上したことにより、限界利益が改善いたしました。
また、テレワークの実施及びオンライン会議システムの活用等、多様な働き方による業務効率化と活動経費の削減を推し進めたことに加え、全社的に諸経費削減に努めたことから、営業損失は473百万円(前年同四半期は営業損失544百万円)、経常損失は568百万円(前年同四半期は経常損失580百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は725百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失736百万円)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(機能性顔料)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、市場において需要が低迷したことから、売上高は前年同期比21.6%減の5,360百万円となり、セグメント利益は、前年同期比38.7%減の414百万円となりました。引き続き販路拡大及びコスト削減を進めて環境の変化に対応してまいります。また、高付加価値品、易分散顔料、分散体等の事業領域の拡大を見据えて活動するとともに、SDGsの実現に向けた環境関連材料の開発にも注力することで、社会への貢献を目指してまいります。
(電子素材)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、基幹事業である磁石材料等の需要が低迷し、売上高は前年同期比8.9%減の8,238百万円となりました。セグメント利益については、売上商品構成の変化や電池関連材料の製造を営んでいる当社の子会社において、需要の増加に伴う稼働率が向上したことにより、限界利益が改善し、前年同期比115.1%増の480百万円となりました。今後につきましても環境変化の激しい市場動向を注視し、当社グループでの生産体制を整備することで機会損失を防ぎ、さらなる拡大を目指してまいります。また、電子素材市場においては、5Gの普及の加速や、自動車、家電、産業機器分野のIoT化進展等により、中期的には市場の拡大が見込まれる状況にあります。今後、国内・海外ともに消費環境が緩やかに回復し、当社グループにおきましても、モーター、センサー用材料であるフェライト磁石、ネオジウム磁石や誘電体材料であるチタン酸バリウムを中心に需要が高まると見込んでおり、需要拡大に備え適切に応えていけるよう、必要な対策を行ってまいります。
(2)財政状態の状況
当社グループの当第2四半期連結会計期間末の財政状態は次のとおりであります。
資産においては、世界経済の減速の影響等を受け、基幹事業である磁石材料及び着色材料の国内外の需要が低迷したことから、受取手形及び売掛金が2,054百万円、商品及び製品が480百万円減少したものの、現金及び預金が2,349百万円、投資有価証券が289百万円増加したこと等から、前連結会計年度末に比べ127百万円増加いたしました。
負債においては、支払手形及び買掛金が706百万円、環境対策引当金が138百万円減少したものの、借入金が1,548百万円増加したこと等から、前連結会計年度末に比べ730百万円増加いたしました。
純資産においては、その他有価証券評価差額金が260百万円増加したものの、親会社株主に帰属する四半期純損失725百万円、為替換算調整勘定の減少160百万円等から、前連結会計年度末に比べ602百万円減少いたしました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.4ポイント減少して24.8%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、7,835百万円となり、前連結会計年度末より2,293百万円増加いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは1,492百万円(前年同四半期は298百万円)となりました。これは主に、売上債権の減少2,011百万円、たな卸資産の減少482百万円、減価償却費514百万円等による資金の増加が、仕入債務の減少704百万円、税金等調整前四半期純損失576百万円等による資金の減少を上回ったこと等によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△619百万円(前年同四半期は△1,099百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出326百万円、貸付金による支出300百万円等による資金の減少が、利息及び配当金の受取額97百万円等による資金の増加を上回ったこと等によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1,442百万円(前年同四半期は1,295百万円)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額237百万円、長期借入れによる収入3,380百万円等による資金の増加が、長期借入金の返済による支出2,034百万円、利息の支払額108百万円等による資金の減少を上回ったこと等によります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、605百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
| 売上高 (百万円) | 営業損失(△) (百万円) | 経常損失(△) (百万円) | 親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(百万円) | 1株当たり 四半期純損失 (△)(円) | |
| 当第2四半期 連結累計期間 | 13,381 | △473 | △568 | △725 | △125.87 |
| 前第2四半期 連結累計期間 | 15,657 | △544 | △580 | △736 | △127.85 |
| 増減率(%) | △14.5% | - | - | - | - |
当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、各国において外出禁止令や企業の操業停止、移動制限等による経済・社会活動の抑制が行われ、世界経済は急速に悪化し、極めて厳しい状況となりました。足元では、経済活動の再開に伴い、緩やかな回復の兆しが見られるものの、感染症の収束は未だ見通せず、依然として先行き不透明な状態が続いております。
こうした状況のもと、当社グループにおきましては、今後拡大すると見込まれる電子素材市場を中心に販路拡大等の活動を進めるとともに、原価低減活動及び諸経費削減に努めてまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、基幹事業である磁石材料及び着色材料の各市場において需要が低迷したことから、売上高は13,381百万円(前年同期比14.5%減)となりました。
利益面においては、売上高減少による影響はあるものの、売上商品構成の変化や原価低減活動によるコスト削減、電池関連材料の製造を営んでいる当社の子会社において、需要の増加に伴う稼働率が向上したことにより、限界利益が改善いたしました。
また、テレワークの実施及びオンライン会議システムの活用等、多様な働き方による業務効率化と活動経費の削減を推し進めたことに加え、全社的に諸経費削減に努めたことから、営業損失は473百万円(前年同四半期は営業損失544百万円)、経常損失は568百万円(前年同四半期は経常損失580百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は725百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失736百万円)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
| 売上高 | セグメント利益 | |||||
| 前第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 増減率(%) | 前第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 増減率(%) | |
| 機能性顔料 | 6,837 | 5,360 | △21.6 | 676 | 414 | △38.7 |
| 電子素材 | 9,047 | 8,238 | △8.9 | 223 | 480 | 115.1 |
| 消去又は全社 | △228 | △216 | - | △1,444 | △1,368 | - |
| 合計 | 15,657 | 13,381 | △14.5 | △544 | △473 | - |
(機能性顔料)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、市場において需要が低迷したことから、売上高は前年同期比21.6%減の5,360百万円となり、セグメント利益は、前年同期比38.7%減の414百万円となりました。引き続き販路拡大及びコスト削減を進めて環境の変化に対応してまいります。また、高付加価値品、易分散顔料、分散体等の事業領域の拡大を見据えて活動するとともに、SDGsの実現に向けた環境関連材料の開発にも注力することで、社会への貢献を目指してまいります。
(電子素材)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、基幹事業である磁石材料等の需要が低迷し、売上高は前年同期比8.9%減の8,238百万円となりました。セグメント利益については、売上商品構成の変化や電池関連材料の製造を営んでいる当社の子会社において、需要の増加に伴う稼働率が向上したことにより、限界利益が改善し、前年同期比115.1%増の480百万円となりました。今後につきましても環境変化の激しい市場動向を注視し、当社グループでの生産体制を整備することで機会損失を防ぎ、さらなる拡大を目指してまいります。また、電子素材市場においては、5Gの普及の加速や、自動車、家電、産業機器分野のIoT化進展等により、中期的には市場の拡大が見込まれる状況にあります。今後、国内・海外ともに消費環境が緩やかに回復し、当社グループにおきましても、モーター、センサー用材料であるフェライト磁石、ネオジウム磁石や誘電体材料であるチタン酸バリウムを中心に需要が高まると見込んでおり、需要拡大に備え適切に応えていけるよう、必要な対策を行ってまいります。
(2)財政状態の状況
| 前連結会計年度末 (百万円) | 当第2四半期 連結会計期間末 (百万円) | 増減額 (百万円) | |
| 資産合計 | 43,870 | 43,997 | 127 |
| 負債合計 | 31,279 | 32,009 | 730 |
| 純資産合計 | 12,590 | 11,988 | △602 |
当社グループの当第2四半期連結会計期間末の財政状態は次のとおりであります。
資産においては、世界経済の減速の影響等を受け、基幹事業である磁石材料及び着色材料の国内外の需要が低迷したことから、受取手形及び売掛金が2,054百万円、商品及び製品が480百万円減少したものの、現金及び預金が2,349百万円、投資有価証券が289百万円増加したこと等から、前連結会計年度末に比べ127百万円増加いたしました。
負債においては、支払手形及び買掛金が706百万円、環境対策引当金が138百万円減少したものの、借入金が1,548百万円増加したこと等から、前連結会計年度末に比べ730百万円増加いたしました。
純資産においては、その他有価証券評価差額金が260百万円増加したものの、親会社株主に帰属する四半期純損失725百万円、為替換算調整勘定の減少160百万円等から、前連結会計年度末に比べ602百万円減少いたしました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.4ポイント減少して24.8%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
| 前連結会計年度 (百万円) | 当連結会計年度 (百万円) | 増減額 (百万円) | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 298 | 1,492 | 1,194 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △1,099 | △619 | 480 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 1,295 | 1,442 | 147 |
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、7,835百万円となり、前連結会計年度末より2,293百万円増加いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは1,492百万円(前年同四半期は298百万円)となりました。これは主に、売上債権の減少2,011百万円、たな卸資産の減少482百万円、減価償却費514百万円等による資金の増加が、仕入債務の減少704百万円、税金等調整前四半期純損失576百万円等による資金の減少を上回ったこと等によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△619百万円(前年同四半期は△1,099百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出326百万円、貸付金による支出300百万円等による資金の減少が、利息及び配当金の受取額97百万円等による資金の増加を上回ったこと等によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1,442百万円(前年同四半期は1,295百万円)となりました。これは主に、短期借入金の純増減額237百万円、長期借入れによる収入3,380百万円等による資金の増加が、長期借入金の返済による支出2,034百万円、利息の支払額108百万円等による資金の減少を上回ったこと等によります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、605百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。