四半期報告書-第89期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(以下、「当期」という)における当社グループを取り巻く事業環境は、世界的なワクチン接種の進展等、各国における新型コロナウイルス感染症拡大防止策の効果により、経済活動に正常化の兆しが見られたものの、半導体不足による自動車市場への影響、原燃料価格の高騰及び中国における電力不足問題等により、経済の下振れリスクが懸念され、依然として先行き不透明な状態が続いております。
当社グループにおきましては、こうした状況のもと、当期はコロナ禍による需要低迷からの脱却により、売上が好調に推移いたしました。中でも、基幹事業である磁石材料及び着色材料は、国内外ともに需要が回復しております。また、物流網の混乱や新型コロナウイルス感染症再拡大による調達リスクを考慮したお客様の在庫の積み増しの動きもあり、想定を上回る受注がありました。
利益面においては、コンテナ不足による海上輸送費高騰の影響を受けているものの、売上高の増加及び利益率の高い製品の売上伸長に伴い、限界利益が増加いたしました。加えて、前年同四半期はコロナ禍により当社製品の需要が低迷したため全社的な生産調整を余儀なくされましたが、当期においては、安定稼働により生産性が向上いたしました。
以上のことから、売上高は15,986百万円、営業利益は1,259百万円(前年同四半期は営業損失473百万円)となりました。
営業外収支においては、持分法適用関連会社の収益が好調に推移しており、持分法による投資利益639百万円を計上したこと等から、経常利益は1,865百万円(前年同四半期は経常損失568百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,550百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失725百万円)となりました。
(注)1 当社グループでは「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。これに伴い、一部の取引について、従来は顧客から受け取る対価の総額を収益と認識しておりましたが、純額で収益を認識する方法に変更しております。その結果、当期における売上高については、従来の計上方法(対価の総額)と比較して、2,162百万円減少しております。よって、売上高については前年同期比(%)を記載しておりません。
2 当第2四半期連結会計期間において、江門協立磁業高科技有限公司を持分取得により子会社化したことから、連結の範囲に含めておりますが、みなし取得日を2021年7月1日としており、かつ四半期連結決算日との差異が3ヶ月を超えないことから、当期においては、同社の2021年6月30日時点の貸借対照表のみを連結しており、四半期連結損益計算書に同社の業績は含まれておりません。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(機能性顔料)
全体的に前年同四半期対比で売上が好調に推移いたしました。特に、前年同四半期において外出禁止令や企業の操業停止等による経済・社会活動の抑制が行われた影響により落ち込んでいた複写機・プリンター向けの材料は大幅に回復いたしました。また、塗料向けや触媒向けの材料等も需要の回復により好調に推移したこと等から、売上高は6,413百万円、セグメント利益は前年同期比157.4%増の1,067百万円となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」の適用に伴い、一部の取引について売上高の計上額を、対価の総額から純額へ変更した影響により、当第2四半期連結累計期間における売上高については、従来の計上方法(対価の総額)と比較して、823百万円減少しております。
(電子素材)
自動車市場におけるCASEの進展や情報通信市場におけるICTの普及拡大により、磁石材料及び誘電体材料(チタン酸バリウム)を中心に、前年同四半期対比で売上が伸長いたしました。磁石材料は主に自動車や家電用のモーター用途としてこれまでも利用されておりますが、特に自動車の電動化等に伴い需要が増加しております。また、誘電体材料においても、ICT機器や電気自動車に多く使われる積層セラミックコンデンサー用途として旺盛な需要があったこと等から売上高は9,777百万円、セグメント利益は、前年同期比220.3%増の1,537百万円となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」の適用に伴い、一部の取引について売上高の計上額を、対価の総額から純額へ変更した影響により、当第2四半期連結累計期間における売上高については、従来の計上方法(対価の総額)と比較して、1,339百万円減少しております。
(2)財政状態の状況
当社グループの当第2四半期連結会計期間末における資産は、現金及び預金が888百万円、受取手形及び売掛金が1,078百万円、流動資産のその他が439百万円、のれんが1,984百万円増加したこと等から、前連結会計年度末に比べ6,057百万円増加いたしました。
負債においては、支払手形及び買掛金が942百万円、借入金が2,077百万円、長期未払金が1,060百万円増加したこと等から、前連結会計年度末に比べ4,057百万円増加いたしました。
純資産においては、親会社株主に帰属する四半期純利益1,550百万円、為替換算調整勘定の増加483百万円等から、前連結会計年度末に比べ1,999百万円増加いたしました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.3ポイント増加して20.8%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、7,254百万円となり、前連結会計年度末より762百万円増加いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは349百万円(前年同四半期は1,492百万円)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益1,898百万円、仕入債務の増加562百万円等による資金の増加が、持分法による投資利益639百万円、売上債権の増加549百万円、棚卸資産の増加880百万円等による資金の減少を上回ったこと等によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△1,582百万円(前年同四半期は△619百万円)となりました。これは主に、関係会社出資金の払込による支出1,893百万円、有形固定資産の取得による支出480百万円等による資金の減少が、投資有価証券の売却による収入820百万円等による資金の増加を上回ったこと等によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1,853百万円(前年同四半期は1,442百万円)となりました。これは主に、長期借入れによる収入5,193百万円等による資金の増加が、短期借入金の純減少額1,130百万円、長期借入金の返済による支出2,067百万円等による資金の減少を上回ったこと等によります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、536百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
| 売上高 (百万円) | 営業利益 又は 営業損失(△) (百万円) | 経常利益 又は 経常損失(△) (百万円) | 親会社株主に帰属する四半期純利益 又は 親会社株主に帰属する四半期純損失(△) (百万円) | 1株当たり 四半期純利益 又は 1株当たり 四半期純損失 (△)(円) | |
| 当第2四半期 連結累計期間 | 15,986 | 1,259 | 1,865 | 1,550 | 269.04 |
| 前第2四半期 連結累計期間 | 13,381 | △473 | △568 | △725 | △125.87 |
| 増減率(%) | - | - | - | - | - |
当第2四半期連結累計期間(以下、「当期」という)における当社グループを取り巻く事業環境は、世界的なワクチン接種の進展等、各国における新型コロナウイルス感染症拡大防止策の効果により、経済活動に正常化の兆しが見られたものの、半導体不足による自動車市場への影響、原燃料価格の高騰及び中国における電力不足問題等により、経済の下振れリスクが懸念され、依然として先行き不透明な状態が続いております。
当社グループにおきましては、こうした状況のもと、当期はコロナ禍による需要低迷からの脱却により、売上が好調に推移いたしました。中でも、基幹事業である磁石材料及び着色材料は、国内外ともに需要が回復しております。また、物流網の混乱や新型コロナウイルス感染症再拡大による調達リスクを考慮したお客様の在庫の積み増しの動きもあり、想定を上回る受注がありました。
利益面においては、コンテナ不足による海上輸送費高騰の影響を受けているものの、売上高の増加及び利益率の高い製品の売上伸長に伴い、限界利益が増加いたしました。加えて、前年同四半期はコロナ禍により当社製品の需要が低迷したため全社的な生産調整を余儀なくされましたが、当期においては、安定稼働により生産性が向上いたしました。
以上のことから、売上高は15,986百万円、営業利益は1,259百万円(前年同四半期は営業損失473百万円)となりました。
営業外収支においては、持分法適用関連会社の収益が好調に推移しており、持分法による投資利益639百万円を計上したこと等から、経常利益は1,865百万円(前年同四半期は経常損失568百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,550百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失725百万円)となりました。
(注)1 当社グループでは「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。これに伴い、一部の取引について、従来は顧客から受け取る対価の総額を収益と認識しておりましたが、純額で収益を認識する方法に変更しております。その結果、当期における売上高については、従来の計上方法(対価の総額)と比較して、2,162百万円減少しております。よって、売上高については前年同期比(%)を記載しておりません。
2 当第2四半期連結会計期間において、江門協立磁業高科技有限公司を持分取得により子会社化したことから、連結の範囲に含めておりますが、みなし取得日を2021年7月1日としており、かつ四半期連結決算日との差異が3ヶ月を超えないことから、当期においては、同社の2021年6月30日時点の貸借対照表のみを連結しており、四半期連結損益計算書に同社の業績は含まれておりません。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
| 売上高 | セグメント利益 | |||||
| 前第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 増減率(%) | 前第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 増減率(%) | |
| 機能性顔料 | 5,360 | 6,413 | - | 414 | 1,067 | 157.4 |
| 電子素材 | 8,238 | 9,777 | - | 480 | 1,537 | 220.3 |
| 消去又は全社 | △216 | △204 | - | △1,368 | △1,345 | - |
| 合計 | 13,381 | 15,986 | - | △473 | 1,259 | - |
(機能性顔料)
全体的に前年同四半期対比で売上が好調に推移いたしました。特に、前年同四半期において外出禁止令や企業の操業停止等による経済・社会活動の抑制が行われた影響により落ち込んでいた複写機・プリンター向けの材料は大幅に回復いたしました。また、塗料向けや触媒向けの材料等も需要の回復により好調に推移したこと等から、売上高は6,413百万円、セグメント利益は前年同期比157.4%増の1,067百万円となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」の適用に伴い、一部の取引について売上高の計上額を、対価の総額から純額へ変更した影響により、当第2四半期連結累計期間における売上高については、従来の計上方法(対価の総額)と比較して、823百万円減少しております。
(電子素材)
自動車市場におけるCASEの進展や情報通信市場におけるICTの普及拡大により、磁石材料及び誘電体材料(チタン酸バリウム)を中心に、前年同四半期対比で売上が伸長いたしました。磁石材料は主に自動車や家電用のモーター用途としてこれまでも利用されておりますが、特に自動車の電動化等に伴い需要が増加しております。また、誘電体材料においても、ICT機器や電気自動車に多く使われる積層セラミックコンデンサー用途として旺盛な需要があったこと等から売上高は9,777百万円、セグメント利益は、前年同期比220.3%増の1,537百万円となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」の適用に伴い、一部の取引について売上高の計上額を、対価の総額から純額へ変更した影響により、当第2四半期連結累計期間における売上高については、従来の計上方法(対価の総額)と比較して、1,339百万円減少しております。
(2)財政状態の状況
| 前連結会計年度末 (百万円) | 当第2四半期 連結会計期間末 (百万円) | 増減額 (百万円) | |
| 資産合計 | 41,783 | 47,840 | 6,057 |
| 負債合計 | 32,408 | 36,465 | 4,057 |
| 純資産合計 | 9,375 | 11,374 | 1,999 |
当社グループの当第2四半期連結会計期間末における資産は、現金及び預金が888百万円、受取手形及び売掛金が1,078百万円、流動資産のその他が439百万円、のれんが1,984百万円増加したこと等から、前連結会計年度末に比べ6,057百万円増加いたしました。
負債においては、支払手形及び買掛金が942百万円、借入金が2,077百万円、長期未払金が1,060百万円増加したこと等から、前連結会計年度末に比べ4,057百万円増加いたしました。
純資産においては、親会社株主に帰属する四半期純利益1,550百万円、為替換算調整勘定の増加483百万円等から、前連結会計年度末に比べ1,999百万円増加いたしました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.3ポイント増加して20.8%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
| 前第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 当第2四半期 連結累計期間 (百万円) | 増減額 (百万円) | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,492 | 349 | △1,143 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △619 | △1,582 | △963 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 1,442 | 1,853 | 411 |
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、7,254百万円となり、前連結会計年度末より762百万円増加いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは349百万円(前年同四半期は1,492百万円)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益1,898百万円、仕入債務の増加562百万円等による資金の増加が、持分法による投資利益639百万円、売上債権の増加549百万円、棚卸資産の増加880百万円等による資金の減少を上回ったこと等によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは△1,582百万円(前年同四半期は△619百万円)となりました。これは主に、関係会社出資金の払込による支出1,893百万円、有形固定資産の取得による支出480百万円等による資金の減少が、投資有価証券の売却による収入820百万円等による資金の増加を上回ったこと等によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1,853百万円(前年同四半期は1,442百万円)となりました。これは主に、長期借入れによる収入5,193百万円等による資金の増加が、短期借入金の純減少額1,130百万円、長期借入金の返済による支出2,067百万円等による資金の減少を上回ったこと等によります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、536百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。