四半期報告書-第75期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
当第1四半期連結累計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は以下のとおりとなりました。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(財政状態)
資産合計は、前期末に比べ250億円増加の7,642億円となりました。 流動資産は、現金及び現金同等物や売上債権及びその他の債権の増加などから307億円増加の3,120億円となりました。 非流動資産は、投資有価証券や無形資産の減少などから58億円減少の4,522億円となりました。 負債は、未払法人所得税の増加などから90億円増加の865億円となりました。 親会社の所有者に帰属する持分は、剰余金の配当があった一方で、四半期利益の計上などから160億円増加の6,719億円となりました。
(経営成績)
(単位:百万円)
[売上収益]
売上収益は、前年同期比194億円(22.2%)増加の1,067億円となりました。
・抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」は、競合他社製品との競争が激化する一方、胃がん一次治療、食道がん術後補助療法、非小細胞肺がん一次治療などでの使用が拡大したことなどにより、前年同期比51億円(17.4%)増加の341億円となりました。
・その他の主要新製品では、糖尿病、慢性心不全および慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」は131億円(前年同期比75.3%増)、関節リウマチ治療剤「オレンシア皮下注」は62億円(同9.4%増)、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠」は60億円(同6.7%減)、多発性骨髄腫治療剤「カイプロリス点滴静注用」は22億円(同12.6%増)、血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「パーサビブ静注透析用」は21億円(同3.1%減)、抗悪性腫瘍剤「ベレキシブル錠」は21億円(同45.1%増)、パーキンソン病治療剤「オンジェンティス錠」は12億円となりました。
・長期収載品は、薬価改定の影響などにより、末梢循環障害改善剤「オパルモン錠」は11億円(前年同期比6.5%減)、気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤「オノンカプセル」は7億円(同36.3%減)となりました。
・ロイヤルティ・その他は、前年同期比77億円(28.8%)増加の346億円となりました。
[営業利益]
営業利益は、前年同期比84億円(28.1%)増加の382億円となりました。
・売上原価は、製品商品の売上が増加したことなどにより、前年同期比41億円(18.1%)増加の269億円となりました。
・研究開発費は、研究に係る費用および早期臨床試験に係る開発費用の増加などにより、前年同期比42億円(27.3%)増加の194億円となりました。
・販売費及び一般管理費(研究開発費を除く)は、フォシーガ錠の売上拡大に伴うコ・プロモーション費用やIT・デジタル関連の情報基盤強化に伴う費用などが増加したことにより、前年同期比28億円(14.6%)増加の217億円となりました。
[四半期利益](親会社所有者帰属)
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、税引前四半期利益の増加に伴い、前年同期比54億円(22.4%)増加の295億円となりました。
なお、当社グループの事業は医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
新型コロナウイルス感染症による事業および業績への影響につきましては、引き続き一定の活動制限が継続されることを想定しておりますが、営業利益に与える影響は軽微と見込んでおります。
(2)キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
当第1四半期連結累計期間の現金及び現金同等物の増減額は、184億円の増加となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権及びその他の債権の増加額101億円や仕入債務及びその他の債務の減少額59億円などがあった一方で、税引前四半期利益390億円などがあった結果、331億円の収入となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資の売却及び償還による収入29億円などがあった一方で、有形固定資産の取得による支出22億円、無形資産の取得による支出16億円などがあった結果、13億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額127億円などがあった結果、134億円の支出となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は19,452百万円であります。
なお、開発品の進捗状況については以下のとおりであります。
Ⅰ.開発品(がん領域)の主な進捗状況
2022年7月25日現在
★:「オプジーボ」との併用試験
2022年3月期決算発表からの変更点
※1:「オプジーボ」と「ヤーボイ」との併用療法および「オプジーボ」と化学療法との併用療法について、国内および台湾で「根治切除不能な進行・再発の食道がん」を効能・効果とした承認を取得しました。
<臨床試験中開発品>
★:「オプジーボ」との併用試験
なお、がん領域の薬剤において、同じ予定効能(がん腫)の場合は、最も進んでいるフェーズ(臨床ステージ)を記載しております。
Ⅱ.開発品(がん領域以外)の主な進捗状況
2022年7月25日現在
2022年3月期決算発表からの変更点
※2:エピジェネティクス制御薬「ONO-2020」について、米国で「神経変性疾患」を対象としたフェーズⅠ試験を開始しました。
(6)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(財政状態)
資産合計は、前期末に比べ250億円増加の7,642億円となりました。 流動資産は、現金及び現金同等物や売上債権及びその他の債権の増加などから307億円増加の3,120億円となりました。 非流動資産は、投資有価証券や無形資産の減少などから58億円減少の4,522億円となりました。 負債は、未払法人所得税の増加などから90億円増加の865億円となりました。 親会社の所有者に帰属する持分は、剰余金の配当があった一方で、四半期利益の計上などから160億円増加の6,719億円となりました。
(経営成績)
(単位:百万円)
2022年3月期 第1四半期連結累計期間 | 2023年3月期 第1四半期連結累計期間 | 対前年同期 増減額 | 対前年同期 増減率 | |
売上収益 | 87,363 | 106,722 | 19,359 | 22.2% |
営業利益 | 29,792 | 38,162 | 8,370 | 28.1% |
税引前四半期利益 | 30,804 | 39,041 | 8,237 | 26.7% |
四半期利益 (親会社の所有者帰属) | 24,074 | 29,477 | 5,403 | 22.4% |
[売上収益]
売上収益は、前年同期比194億円(22.2%)増加の1,067億円となりました。
・抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」は、競合他社製品との競争が激化する一方、胃がん一次治療、食道がん術後補助療法、非小細胞肺がん一次治療などでの使用が拡大したことなどにより、前年同期比51億円(17.4%)増加の341億円となりました。
・その他の主要新製品では、糖尿病、慢性心不全および慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」は131億円(前年同期比75.3%増)、関節リウマチ治療剤「オレンシア皮下注」は62億円(同9.4%増)、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠」は60億円(同6.7%減)、多発性骨髄腫治療剤「カイプロリス点滴静注用」は22億円(同12.6%増)、血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「パーサビブ静注透析用」は21億円(同3.1%減)、抗悪性腫瘍剤「ベレキシブル錠」は21億円(同45.1%増)、パーキンソン病治療剤「オンジェンティス錠」は12億円となりました。
・長期収載品は、薬価改定の影響などにより、末梢循環障害改善剤「オパルモン錠」は11億円(前年同期比6.5%減)、気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤「オノンカプセル」は7億円(同36.3%減)となりました。
・ロイヤルティ・その他は、前年同期比77億円(28.8%)増加の346億円となりました。
[営業利益]
営業利益は、前年同期比84億円(28.1%)増加の382億円となりました。
・売上原価は、製品商品の売上が増加したことなどにより、前年同期比41億円(18.1%)増加の269億円となりました。
・研究開発費は、研究に係る費用および早期臨床試験に係る開発費用の増加などにより、前年同期比42億円(27.3%)増加の194億円となりました。
・販売費及び一般管理費(研究開発費を除く)は、フォシーガ錠の売上拡大に伴うコ・プロモーション費用やIT・デジタル関連の情報基盤強化に伴う費用などが増加したことにより、前年同期比28億円(14.6%)増加の217億円となりました。
[四半期利益](親会社所有者帰属)
親会社の所有者に帰属する四半期利益は、税引前四半期利益の増加に伴い、前年同期比54億円(22.4%)増加の295億円となりました。
なお、当社グループの事業は医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
新型コロナウイルス感染症による事業および業績への影響につきましては、引き続き一定の活動制限が継続されることを想定しておりますが、営業利益に与える影響は軽微と見込んでおります。
(2)キャッシュ・フローの状況
(単位:百万円)
2022年3月期 第1四半期連結累計期間 | 2023年3月期 第1四半期連結累計期間 | 対前年同期 増減額 | |
現金及び現金同等物の期首残高 | 61,045 | 69,112 | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 6,756 | 33,078 | 26,322 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △5,121 | △1,320 | 3,800 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | △13,276 | △13,355 | △78 |
現金及び現金同等物の増減額 (△は減少) | △11,641 | 18,403 | |
現金及び現金同等物に係る 為替変動による影響額 | 57 | 424 | |
現金及び現金同等物の四半期末残高 | 49,462 | 87,940 |
当第1四半期連結累計期間の現金及び現金同等物の増減額は、184億円の増加となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権及びその他の債権の増加額101億円や仕入債務及びその他の債務の減少額59億円などがあった一方で、税引前四半期利益390億円などがあった結果、331億円の収入となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資の売却及び償還による収入29億円などがあった一方で、有形固定資産の取得による支出22億円、無形資産の取得による支出16億円などがあった結果、13億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額127億円などがあった結果、134億円の支出となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は19,452百万円であります。
なお、開発品の進捗状況については以下のとおりであります。
Ⅰ.開発品(がん領域)の主な進捗状況
2022年7月25日現在
<承認取得開発品> | *):共同研究により創出された化合物を含む | ||||
製品名/開発コード /一般名 | 区分 | 予定効能/薬理作用 | 剤型 | 地域 | 自社*)/導入 |
ヤーボイ点滴静注液★ /イピリムマブ | 効能 追加 | 食道がん※1 | 注射 | 日本 台湾 | 導入 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) |
★:「オプジーボ」との併用試験
2022年3月期決算発表からの変更点
※1:「オプジーボ」と「ヤーボイ」との併用療法および「オプジーボ」と化学療法との併用療法について、国内および台湾で「根治切除不能な進行・再発の食道がん」を効能・効果とした承認を取得しました。
<臨床試験中開発品>
<オプジーボ> | *):共同研究により創出された化合物を含む | |||||
製品名/開発コード /一般名 | 区分 | 予定効能/薬理作用 | 剤型 | 地域 | ステージ | 自社*)/導入 |
オプジーボ点滴静注/ニボルマブ | 効能 追加 | 肝細胞がん | 注射 | 日韓 | Ⅲ | 自社 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) |
効能 追加 | 卵巣がん | 注射 | 日韓台 | Ⅲ | 自社 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) | |
効能 追加 | 膀胱がん | 注射 | 日韓台 | Ⅲ | 自社 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) | |
効能 追加 | 前立腺がん | 注射 | 日韓台 | Ⅲ | 自社 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) | |
効能 追加 | 膵がん | 注射 | 日韓台 | Ⅱ | 自社 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) | |
効能 追加 | ウイルス陽性・陰性固形がん | 注射 | 日韓台 | Ⅰ/Ⅱ | 自社 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) |
<ヤーボイ> | *):共同研究により創出された化合物を含む | |||||
製品名/開発コード /一般名 | 区分 | 予定効能/薬理作用 | 剤型 | 地域 | ステージ | 自社*)/導入 |
ヤーボイ点滴静注液★ /イピリムマブ | 効能 追加 | 胃がん | 注射 | 日韓台 | Ⅲ | 導入 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) |
効能 追加 | 食道がん | 注射 | 韓国 | Ⅲ | 導入 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) | |
効能 追加 | 尿路上皮がん | 注射 | 日韓台 | Ⅲ | 導入 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) | |
効能 追加 | 肝細胞がん | 注射 | 日韓台 | Ⅲ | 導入 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) | |
効能 追加 | ウイルス陽性・陰性固形がん | 注射 | 日韓台 | Ⅰ/Ⅱ | 導入 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) | |
*):共同研究により創出された化合物を含む | ||||||
製品名/開発コード /一般名 | 区分 | 予定効能/薬理作用 | 剤型 | 地域 | ステージ | 自社*)/導入 |
ONO-4686★ (BMS-986207) | 新有効成分 | 固形がん/抗TIGIT抗体 | 注射 | 日本 | Ⅰ/Ⅱ | 導入 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) |
ONO-4482★(BMS-986016) /Relatlimab | 新有効成分 | 悪性黒色腫 /抗LAG-3抗体 | 注射 | 日本 | Ⅰ/Ⅱ | 導入 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) |
ONO-7475★ | 新有効成分 | 固形がん /Axl/Mer阻害作用 | 錠 | 日本 | Ⅰ | 自社 |
ONO-4578★ | 新有効成分 | 結腸・直腸がん /プロスタグランディン受容体(EP4)拮抗作用 | 錠 | 日本 | Ⅰ | 自社 |
新有効成分 | 膵がん/同上 | 錠 | 日本 | Ⅰ | 自社 | |
新有効成分 | 非小細胞肺がん /同上 | 錠 | 日本 | Ⅰ | 自社 | |
新有効成分 | 固形がん・胃がん /同上 | 錠 | 日本 | Ⅰ | 自社 | |
ONO-7913★ /Magrolimab | 新有効成分 | 膵がん/抗CD47抗体 | 注射 | 日本 | Ⅰ | 導入 (ギリアド社) |
新有効成分 | 結腸・直腸がん/同上 | 注射 | 日本 | Ⅰ | 導入 (ギリアド社) | |
ONO-7119★ /Atamparib | 新有効成分 | 固形がん/PARP7阻害作用 | 錠 | 日本 | Ⅰ | 導入 (ライボン社) |
ONO-7122★ | 新有効成分 | 固形がん/TGF-β阻害作用 | 注射 | 日本 | Ⅰ | 導入 (ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共同開発) |
ONO-7914★ | 新有効成分 | 固形がん/STINGアゴニスト | 注射 | 日本 | Ⅰ | 自社 |
<その他> | *):共同研究により創出された化合物を含む | |||||
製品名/開発コード /一般名 | 区分 | 予定効能/薬理作用 | 剤型 | 地域 | ステージ | 自社*)/導入 |
ONO-7913 /Magrolimab | 新有効成分 | TP53変異陽性急性骨髄性白血病/抗CD47抗体 | 注射 | 日本 | Ⅲ | 導入 (ギリアド社) |
新有効成分 | 急性骨髄性白血病 /同上 | 注射 | 韓台 | Ⅲ | 導入 (ギリアド社) | |
ビラフトビカプセル /エンコラフェニブ | 効能 追加 | 甲状腺がん /BRAF阻害作用 | カプセル | 日本 | Ⅱ | 導入 (ファイザー社) |
メクトビ錠 /ビニメチニブ | 効能 追加 | 甲状腺がん /MEK阻害作用 | 錠 | 日本 | Ⅱ | 導入 (ファイザー社) |
ONO-4059 /チラブルチニブ塩酸塩 | 新有効成分 | 中枢神経系原発リンパ腫/BTK阻害作用 | 錠 | 米国 | Ⅱ | 自社 |
ONO-7475 | 新有効成分 | 急性白血病 /Axl/Mer阻害作用 | 錠 | 米国 | Ⅰ/Ⅱ | 自社 |
新有効成分 | EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がん /同上 | 錠 | 日本 | Ⅰ | 自社 | |
ONO-7913 /Magrolimab | 新有効成分 | 固形がん/抗CD47抗体 | 注射 | 日本 | Ⅰ | 導入 (ギリアド社) |
新有効成分 | 骨髄異形成症候群 /同上 | 注射 | 日本 | Ⅰ | 導入 (ギリアド社) | |
ONO-4578 | 新有効成分 | ホルモン受容体陽性HER2陰性乳がん/プロスタグランディン受容体(EP4)拮抗作用 | 錠 | 日本 | Ⅰ | 自社 |
ONO-4685 | 新有効成分 | T細胞リンパ腫 /PD-1×CD3二重特異性抗体 | 注射 | 米国 | Ⅰ | 自社 |
★:「オプジーボ」との併用試験
なお、がん領域の薬剤において、同じ予定効能(がん腫)の場合は、最も進んでいるフェーズ(臨床ステージ)を記載しております。
Ⅱ.開発品(がん領域以外)の主な進捗状況
2022年7月25日現在
<申請中開発品> | *):共同研究により創出された化合物を含む | ||||
製品名/開発コード /一般名 | 区分 | 予定効能/薬理作用 | 剤型 | 地域 | 自社*)/導入 |
オノアクト点滴静注用/ランジオロール塩酸塩 | 小児での 効能追加 | 心機能低下例における頻脈性不整脈/短時間作用型β1選択的遮断作用 | 注射 | 日本 | 自社 |
<臨床試験中開発品> | *):共同研究により創出された化合物を含む | |||||
製品名/開発コード /一般名 | 区分 | 予定効能/薬理作用 | 剤型 | 地域 | ステージ | 自社*)/導入 |
ONO-2017 /Cenobamate | 新有効 成分 | てんかん強直間代発作 /電位依存性ナトリウム電流阻害/GABAAイオンチャネル機能増強作用 | 錠 | 日本 | Ⅲ | 導入 (エスケー社) |
新有効 成分 | てんかん部分発作 /同上 | 錠 | 日本 | Ⅲ | 導入 (エスケー社) | |
ベレキシブル錠 /チラブルチニブ塩酸塩 | 効能 追加 | 天疱瘡/BTK阻害作用 | 錠 | 日本 | Ⅲ | 自社 |
ONO-2910 | 新有効 成分 | 糖尿病性多発神経障害 /シュワン細胞分化促進作用 | 錠 | 日本 | Ⅱ | 自社 |
ONO-4685 | 新有効 成分 | 自己免疫疾患 /PD-1×CD3二重特異性抗体 | 注射 | 日欧 | Ⅰ | 自社 |
ONO-7684 | 新有効 成分 | 血栓症/FXIa阻害作用 | 錠 | 欧州 | Ⅰ | 自社 |
ONO-2808 | 新有効 成分 | 神経変性疾患 /S1P5受容体作動作用 | 錠 | 日欧 | Ⅰ | 自社 |
ONO-2909 | 新有効 成分 | ナルコレプシー/プロスタグランディン受容体(DP1)拮抗作用 | 錠 | 日本 | Ⅰ | 自社 |
ベレキシブル錠 /チラブルチニブ塩酸塩 | 効能 追加 | 全身性強皮症 /BTK阻害作用 | 錠 | 日本 | Ⅰ | 自社 |
ONO-2020※2 | 新有効 成分 | 神経変性疾患/エピジェネティクス制御作用 | 錠 | 米国 | Ⅰ | 自社 |
2022年3月期決算発表からの変更点
※2:エピジェネティクス制御薬「ONO-2020」について、米国で「神経変性疾患」を対象としたフェーズⅠ試験を開始しました。
(6)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画はありません。