四半期報告書-第118期第3四半期(令和1年6月1日-令和1年8月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、海外においては、中国の緩やかな景気減速が継続し、EUや米中における通商問題の動向が世界経済に与える影響により、不透明感のある中で推移しました。
一方、国内においては、輸出や生産に弱さがみられるものの、個人消費が持ち直し傾向で推移し、設備投資においても増加傾向を維持するなど緩やかな回復基調が継続しました。
当社の関連する国内の自動車業界においては、自動車生産台数は前年同期比でやや増加しましたが、ゴム工業用品生産ならびにタイヤ並びに合成ゴムの生産はほぼ前年同期並みとなりました。
このような環境の中、新規需要と内外の顧客需要変動への対応や、新製品の開発並びに紹介に注力しました。ゴム薬品においては、工業用品向けが内外とも前年を下回ったため、売上が前年同期を下回りました。樹脂薬品は主力製品における販売減の影響により前年を下回りました。中間体は、顧客の需要変化へ積極的な販売活動を行った結果、売上が前年同期を上回りました。その他薬品は品目ごとの増減がありましたが、新製品や新規需要での受注増により売上が前年同期を上回りました。併せて、原材料の調達確保やコストダウンを行うとともに、生産合理化検討を行い、生産数量や時期並びに人員配置の効率化に対し全社を挙げて取り組みました。また、当期竣工の新設工場稼働立ち上げに対し全力で取り組みました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は55億25百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は74百万円(前年同期比39.2%減)、経常利益は70百万円(前年同期比41.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42百万円(前年同期比52.3%減)となりました。
セグメント業績の概況は次のとおりであります。
① 化学工業薬品事業
売上高は54億97百万円(前年同期比0.9%増)、セグメント利益(営業利益)は51百万円(前年同期比48.0%減)となりました。
② 不動産賃貸事業
売上高は28百万円(前年同期比0.5%減)、セグメント利益(営業利益)は22百万円(前年同期比0.6%減)となりました。
(化学工業薬品事業の部門別の概況)
<ゴム薬品>ゴム薬品の分野は、国内向け工業用品向けゴム薬品は、加硫剤について前年同期比で売上を伸ばしましたが、加硫促進剤や老化防止剤において顧客の需要減により売上は前年同期を下回りました。タイヤ向け薬品並びに合成ゴム用薬品は国内需要が伸びた結果、それぞれ売上は前年同期を上回りました。海外向けゴム用薬品は、新製品の顧客開拓と顧客の需要変動に対し積極的対応により売上が伸びた製品もありましたが、東南アジアと中国において自動車生産台数が前年対比減となったことから、売上は前年同期を下回りました。
この結果、国内・輸出合わせてのゴム薬品部門の売上は、32億94百万円(前年同期比1.1%減)となりました。
<樹脂薬品>樹脂薬品の分野は、国内向けは、主要顧客であるアクリル酸・アクリル酸エステルの生産が減少した結果、主力商品において顧客需要動向の影響により、前年同期を下回りました。海外向けは、既存顧客に対する拡販活動を積極的に行った結果、売上は前年同期を上回りました。
この結果、樹脂薬品部門合計の売上は6億53百万円(前年同期比0.5%減)となりました。
<中間体>中間体部門は、界面活性剤中間体は、主要品目で販売増となり売上は前年同期を上回りました。染顔料中間体は、新規販売先の獲得により売上は前年同期を上回りました。農薬中間体は、主要品目において上半期に売上減となった結果、売上は前年同期を下回りました。医薬中間体・機能性化学品は、海外向けは前年同期をやや下回りましたが、国内で受注を獲得し販売増となったことから、売上は前年同期を上回りました。
この結果、中間体部門合計の売上は6億14百万円(前年同期比12.2%増)となりました。
<その他>その他分野は、環境用薬剤は、年末年始の需要減影響により売上は前年同期を下回りました。潤滑油向けは品目により増減がありましたが、全体では前年同期を下回りました。新規用途向けは、一部商品の売上が前年同期を下回ったものの、新規商品の売上が増加するとともに、既存商品においても新規需要を獲得し売上が前年同期を上回った結果、全体では前年同期を上回りました。
この結果、その他部門合計の売上高は9億33百万円(前年同期比2.9%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては72億86百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億5百万円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が1億2百万円、たな卸資産が1億74百万円、有形固定資産が4億48百万円増加したことに対し、現金及び預金が2億43百万円減少したことによります。
負債につきましては54億51百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億17百万円増加いたしました。これは主
に、借入金が5億20百万円増加したことによります。
純資産につきましては18億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ12百万円減少いたしました。これは主
に、その他の包括利益累計額が17百万円減少したことによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は166,240千円(前年同四半期は176,185千円)であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、海外においては、中国の緩やかな景気減速が継続し、EUや米中における通商問題の動向が世界経済に与える影響により、不透明感のある中で推移しました。
一方、国内においては、輸出や生産に弱さがみられるものの、個人消費が持ち直し傾向で推移し、設備投資においても増加傾向を維持するなど緩やかな回復基調が継続しました。
当社の関連する国内の自動車業界においては、自動車生産台数は前年同期比でやや増加しましたが、ゴム工業用品生産ならびにタイヤ並びに合成ゴムの生産はほぼ前年同期並みとなりました。
このような環境の中、新規需要と内外の顧客需要変動への対応や、新製品の開発並びに紹介に注力しました。ゴム薬品においては、工業用品向けが内外とも前年を下回ったため、売上が前年同期を下回りました。樹脂薬品は主力製品における販売減の影響により前年を下回りました。中間体は、顧客の需要変化へ積極的な販売活動を行った結果、売上が前年同期を上回りました。その他薬品は品目ごとの増減がありましたが、新製品や新規需要での受注増により売上が前年同期を上回りました。併せて、原材料の調達確保やコストダウンを行うとともに、生産合理化検討を行い、生産数量や時期並びに人員配置の効率化に対し全社を挙げて取り組みました。また、当期竣工の新設工場稼働立ち上げに対し全力で取り組みました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は55億25百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は74百万円(前年同期比39.2%減)、経常利益は70百万円(前年同期比41.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42百万円(前年同期比52.3%減)となりました。
セグメント業績の概況は次のとおりであります。
① 化学工業薬品事業
売上高は54億97百万円(前年同期比0.9%増)、セグメント利益(営業利益)は51百万円(前年同期比48.0%減)となりました。
② 不動産賃貸事業
売上高は28百万円(前年同期比0.5%減)、セグメント利益(営業利益)は22百万円(前年同期比0.6%減)となりました。
(化学工業薬品事業の部門別の概況)
<ゴム薬品>ゴム薬品の分野は、国内向け工業用品向けゴム薬品は、加硫剤について前年同期比で売上を伸ばしましたが、加硫促進剤や老化防止剤において顧客の需要減により売上は前年同期を下回りました。タイヤ向け薬品並びに合成ゴム用薬品は国内需要が伸びた結果、それぞれ売上は前年同期を上回りました。海外向けゴム用薬品は、新製品の顧客開拓と顧客の需要変動に対し積極的対応により売上が伸びた製品もありましたが、東南アジアと中国において自動車生産台数が前年対比減となったことから、売上は前年同期を下回りました。
この結果、国内・輸出合わせてのゴム薬品部門の売上は、32億94百万円(前年同期比1.1%減)となりました。
<樹脂薬品>樹脂薬品の分野は、国内向けは、主要顧客であるアクリル酸・アクリル酸エステルの生産が減少した結果、主力商品において顧客需要動向の影響により、前年同期を下回りました。海外向けは、既存顧客に対する拡販活動を積極的に行った結果、売上は前年同期を上回りました。
この結果、樹脂薬品部門合計の売上は6億53百万円(前年同期比0.5%減)となりました。
<中間体>中間体部門は、界面活性剤中間体は、主要品目で販売増となり売上は前年同期を上回りました。染顔料中間体は、新規販売先の獲得により売上は前年同期を上回りました。農薬中間体は、主要品目において上半期に売上減となった結果、売上は前年同期を下回りました。医薬中間体・機能性化学品は、海外向けは前年同期をやや下回りましたが、国内で受注を獲得し販売増となったことから、売上は前年同期を上回りました。
この結果、中間体部門合計の売上は6億14百万円(前年同期比12.2%増)となりました。
<その他>その他分野は、環境用薬剤は、年末年始の需要減影響により売上は前年同期を下回りました。潤滑油向けは品目により増減がありましたが、全体では前年同期を下回りました。新規用途向けは、一部商品の売上が前年同期を下回ったものの、新規商品の売上が増加するとともに、既存商品においても新規需要を獲得し売上が前年同期を上回った結果、全体では前年同期を上回りました。
この結果、その他部門合計の売上高は9億33百万円(前年同期比2.9%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては72億86百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億5百万円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が1億2百万円、たな卸資産が1億74百万円、有形固定資産が4億48百万円増加したことに対し、現金及び預金が2億43百万円減少したことによります。
負債につきましては54億51百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億17百万円増加いたしました。これは主
に、借入金が5億20百万円増加したことによります。
純資産につきましては18億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ12百万円減少いたしました。これは主
に、その他の包括利益累計額が17百万円減少したことによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は166,240千円(前年同四半期は176,185千円)であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。