四半期報告書-第119期第3四半期(令和2年6月1日-令和2年8月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、2020年に入り新型コロナウイルス感染拡大により、世界全域にわたり経済活動が制限されるなど、大きな影響を受けたことから、8月に入り一部回復の兆しはみられるものの、厳しい市場状況となりました。
国内経済も、当社グループに関係の深い自動車産業において、自動車生産並びに販売台数が昨年比で大幅に減少しました。
このような環境の中、当社グループにおきましては、急速に悪化した国内外の市場における需要変動への対応を、全社を挙げて行うとともに、需要の高まっている受託合成品ならびに品質・技術に優位性を持つ医療用・医薬用製品の製造販売に注力しました。
一方、供給体制の維持のため、全部門において新型コロナウイルス感染症への対策を行いました。生産活動においては、急激な需要の減少により、当第3四半期に入り過剰感のある製品について生産調整を実施するとともに、需要の高い製品への積極的対応を製造・販売・開発のそれぞれの部門で徹底して進めました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は47億76百万円(前年同期比13.5%減)、営業利益は52百万円(同29.7%減)、経常利益は45百万円(同34.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は33百万円(同20.2%減)となりました。
セグメント業績の業況は次のとおりであります。
① 化学工業薬品事業
売上高は47億48百万円(同13.6%減)、セグメント利益(営業利益)は29百万円(同43.0%減)となりました。
② 不動産賃貸事業
売上高は28百万円(同0.7%増)、セグメント利益(営業利益)は22百万円(同0.8%増)となりました。
(化学工業薬品事業の部門別の概況)
<ゴム薬品>ゴム薬品の分野は、国内向けの工業用品向け薬品は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国内自動車販売並びに生産が減少したことにより、売上は前年同期を大幅に下回りました。国内では、工業用品生産量が前年比で減少した影響を受け、医療用用途において販売増となったものの、工業用品向けは前年同期の売上を下回りました。タイヤ向け薬品は、海外品との競合が継続したことと減産影響による顧客の需要減により、売上は前年同期を下回りました。合成ゴム向け薬品は、国内合成ゴム生産が全般に低調に推移したことから、全体では売上が前年同期を下回りました。海外向けは、東南アジア各国において新型コロナウイルス感染拡大による影響を大きく受けたことから、各国の経済状況が大幅に悪化し、自動車生産並びに販売が減少した影響から、売上は前年同期を大きく下回りました。
この結果、ゴム薬品部門合計の売上高は26億7百万円(前年同期比20.9%減)となりました。
<樹脂薬品>樹脂薬品の分野は、国内向けは、主要顧客であるアクリル酸・アクリル酸エステルの生産が低調で推移しました。当社の主要製品もこの影響を受け販売が低調で推移しましたが、特殊品の販売が伸びた結果、売上は前年同期を上回りました。海外向けは、特殊用途向けおいて販売が伸びた製品もありましたが、主力製品において需要が低迷したうえ、現地での海外品との販売競争が激しくなり、売上は前年同期を下回りました。
この結果、樹脂薬品部門合計の売上高は5億19百万円(同20.5%減)となりました。
<中間体>中間体部門は、界面活性剤中間体は、当第3四半期に入り主要品目で販売減となり売上は前年同期を下回りました。染顔料中間体は、関連誘導製品の生産減により売上は前年同期を下回りました。農薬中間体は、主要品目において販売が復調した結果、売上は前年同期を上回りました。医薬中間体は、主力品の販売が医薬用顧客需要の拡大で増加し、受託生産品の受注が獲得できなかった影響はありましたが、売上は前年同期を上回りました。
この結果、中間体部門合計の売上は6億99百万円(同13.9%増)となりました。
<その他>その他分野は、環境用薬剤は、新規受注を獲得したことにより、生産活動の低下が原因で主要製品の需要が低調で推移したものの売上は前年同期を上回りました。潤滑油向けは、市場での需要変化に対応し販売増となった結果、売上が前年同期を上回りました。新規用途向けは、受託生産品と既存品において、積極的な市場開発活動を行った結果、新製品の販売拡大と併せて既存品の新規需要獲得により販売増加したものの、一部の生産受託品の売上が前年同期を下回ったため、売上が前年同期を下回りました。
この結果、この部門合計の売上高は9億21百万円(同1.4%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては73億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ41百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が7億30百万円、たな卸資産が1億51百万円増加したことに対し、受取手形及び売掛金が8億40百万円減少したことによります。
負債につきましては53億86百万円となり、前連結会計年度末に比べ50百万円増加いたしました。これは主に
借入金が5億51百万円、未払消費税等が48百万円増加したことに対し、支払手形及び買掛金が4億4百万円、流
動負債その他のうちの未払費用が1億47百万円減少したことによります。
純資産につきましては19億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ9百万円減少いたしました。これは主
に、その他の包括利益累計額が6百万円減少したことによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は168,095千円(前年同四半期は166,240千円)であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、2020年に入り新型コロナウイルス感染拡大により、世界全域にわたり経済活動が制限されるなど、大きな影響を受けたことから、8月に入り一部回復の兆しはみられるものの、厳しい市場状況となりました。
国内経済も、当社グループに関係の深い自動車産業において、自動車生産並びに販売台数が昨年比で大幅に減少しました。
このような環境の中、当社グループにおきましては、急速に悪化した国内外の市場における需要変動への対応を、全社を挙げて行うとともに、需要の高まっている受託合成品ならびに品質・技術に優位性を持つ医療用・医薬用製品の製造販売に注力しました。
一方、供給体制の維持のため、全部門において新型コロナウイルス感染症への対策を行いました。生産活動においては、急激な需要の減少により、当第3四半期に入り過剰感のある製品について生産調整を実施するとともに、需要の高い製品への積極的対応を製造・販売・開発のそれぞれの部門で徹底して進めました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は47億76百万円(前年同期比13.5%減)、営業利益は52百万円(同29.7%減)、経常利益は45百万円(同34.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は33百万円(同20.2%減)となりました。
セグメント業績の業況は次のとおりであります。
① 化学工業薬品事業
売上高は47億48百万円(同13.6%減)、セグメント利益(営業利益)は29百万円(同43.0%減)となりました。
② 不動産賃貸事業
売上高は28百万円(同0.7%増)、セグメント利益(営業利益)は22百万円(同0.8%増)となりました。
(化学工業薬品事業の部門別の概況)
<ゴム薬品>ゴム薬品の分野は、国内向けの工業用品向け薬品は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国内自動車販売並びに生産が減少したことにより、売上は前年同期を大幅に下回りました。国内では、工業用品生産量が前年比で減少した影響を受け、医療用用途において販売増となったものの、工業用品向けは前年同期の売上を下回りました。タイヤ向け薬品は、海外品との競合が継続したことと減産影響による顧客の需要減により、売上は前年同期を下回りました。合成ゴム向け薬品は、国内合成ゴム生産が全般に低調に推移したことから、全体では売上が前年同期を下回りました。海外向けは、東南アジア各国において新型コロナウイルス感染拡大による影響を大きく受けたことから、各国の経済状況が大幅に悪化し、自動車生産並びに販売が減少した影響から、売上は前年同期を大きく下回りました。
この結果、ゴム薬品部門合計の売上高は26億7百万円(前年同期比20.9%減)となりました。
<樹脂薬品>樹脂薬品の分野は、国内向けは、主要顧客であるアクリル酸・アクリル酸エステルの生産が低調で推移しました。当社の主要製品もこの影響を受け販売が低調で推移しましたが、特殊品の販売が伸びた結果、売上は前年同期を上回りました。海外向けは、特殊用途向けおいて販売が伸びた製品もありましたが、主力製品において需要が低迷したうえ、現地での海外品との販売競争が激しくなり、売上は前年同期を下回りました。
この結果、樹脂薬品部門合計の売上高は5億19百万円(同20.5%減)となりました。
<中間体>中間体部門は、界面活性剤中間体は、当第3四半期に入り主要品目で販売減となり売上は前年同期を下回りました。染顔料中間体は、関連誘導製品の生産減により売上は前年同期を下回りました。農薬中間体は、主要品目において販売が復調した結果、売上は前年同期を上回りました。医薬中間体は、主力品の販売が医薬用顧客需要の拡大で増加し、受託生産品の受注が獲得できなかった影響はありましたが、売上は前年同期を上回りました。
この結果、中間体部門合計の売上は6億99百万円(同13.9%増)となりました。
<その他>その他分野は、環境用薬剤は、新規受注を獲得したことにより、生産活動の低下が原因で主要製品の需要が低調で推移したものの売上は前年同期を上回りました。潤滑油向けは、市場での需要変化に対応し販売増となった結果、売上が前年同期を上回りました。新規用途向けは、受託生産品と既存品において、積極的な市場開発活動を行った結果、新製品の販売拡大と併せて既存品の新規需要獲得により販売増加したものの、一部の生産受託品の売上が前年同期を下回ったため、売上が前年同期を下回りました。
この結果、この部門合計の売上高は9億21百万円(同1.4%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産につきましては73億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ41百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が7億30百万円、たな卸資産が1億51百万円増加したことに対し、受取手形及び売掛金が8億40百万円減少したことによります。
負債につきましては53億86百万円となり、前連結会計年度末に比べ50百万円増加いたしました。これは主に
借入金が5億51百万円、未払消費税等が48百万円増加したことに対し、支払手形及び買掛金が4億4百万円、流
動負債その他のうちの未払費用が1億47百万円減少したことによります。
純資産につきましては19億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ9百万円減少いたしました。これは主
に、その他の包括利益累計額が6百万円減少したことによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は168,095千円(前年同四半期は166,240千円)であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。