四半期報告書-第105期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第1四半期連結会計期間末は、流動資産が131百万円減少したものの、固定資産が1,221百万円増加したことから、総資産は前連結会計年度末比1,091百万円増加の103,905百万円となりました。
負債は、固定負債が87百万円減少したものの、流動負債が1,185百万円増加したことから、前連結会計年度末比1,098百万円増加の31,493百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が510百万円増加したものの、その他の包括利益累計額が518百万円減少した結果、前連結会計年度末比8百万円減少の72,411百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の70.4%から69.7%に低下しました。
② 経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績や所得環境の改善を背景に底堅く推移していると見られるものの、海外では米中貿易摩擦の影響により世界景気の減速懸念が高まり、中国経済は顕著に影響が出はじめており、日本国内の製造業においても生産や輸出が弱含み傾向にあります。一方、欧州では英国のEU離脱を巡る混乱が続いており、また、中東情勢は緊張の高まりが続くなど世界情勢は先行き不透明感が払拭されない状況が続いております。
このような環境のもと、当社グループは販売活動を強化するとともに生産体制の再構築を推進し、経営の効率化と一層のコスト削減に取り組んでまいりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、売上高18,705百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益2,291百万円(前年同期比5.9%減)、経常利益2,294百万円(前年同期比21.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,600百万円(前年同期比20.2%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[国内ベルト事業]
自動車用ベルトは、組み込みライン用は新機種への採用などから前年同期と比較して売上高が増加し、補修用も拡販により売上高が増加しました。
一方、一般産業用ベルトや搬送ベルトは、射出成形機業界向けの需要減少影響などから売上高が減少しました。
また、合成樹脂素材の売上高は微増となりました。
その結果、当事業の売上高は6,979百万円(前年同期比2.4%減)、営業利益は1,769百万円(前年同期比3.2%減)となりました。
[海外ベルト事業]
自動車用ベルトは、欧州では新車販売台数の落ち込みにより売上高が減少しましたが、米国ではスノーモービルや多用途四輪車向け変速ベルトの需要が好調に推移し、アジアも前年同期並みで推移したことから、全体では売上高が増加しました。
一般産業用ベルトは、アジアにおいて農業機械用の需要が落ち込んだことなどから売上高が減少しました。また、OA機器用ベルトは中国市場での売上高が減少しました。
その結果、当事業の売上高は8,659百万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は1,079百万円(前年同期比10.6%減)となりました。
[建設資材事業]
建築部門は民間向けの工事売上が増加し、土木部門は廃棄物処分場などの大型工事物件の売上高が増加しました。
その結果、当事業の売上高は1,940百万円(前年同期比36.7%増)、営業利益は68百万円(前年同期比710.2%増)となりました。
[その他]
その他には、エンジニアリング ストラクチュラル フォーム、金属ナノ粒子を応用した新製品、仕入商品等が含まれております。
その他の売上高は1,126百万円(前年同期比1.3%減)、営業利益は22百万円(前年同期比175.4%増)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、711百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第1四半期連結会計期間末は、流動資産が131百万円減少したものの、固定資産が1,221百万円増加したことから、総資産は前連結会計年度末比1,091百万円増加の103,905百万円となりました。
負債は、固定負債が87百万円減少したものの、流動負債が1,185百万円増加したことから、前連結会計年度末比1,098百万円増加の31,493百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が510百万円増加したものの、その他の包括利益累計額が518百万円減少した結果、前連結会計年度末比8百万円減少の72,411百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の70.4%から69.7%に低下しました。
② 経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績や所得環境の改善を背景に底堅く推移していると見られるものの、海外では米中貿易摩擦の影響により世界景気の減速懸念が高まり、中国経済は顕著に影響が出はじめており、日本国内の製造業においても生産や輸出が弱含み傾向にあります。一方、欧州では英国のEU離脱を巡る混乱が続いており、また、中東情勢は緊張の高まりが続くなど世界情勢は先行き不透明感が払拭されない状況が続いております。
このような環境のもと、当社グループは販売活動を強化するとともに生産体制の再構築を推進し、経営の効率化と一層のコスト削減に取り組んでまいりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、売上高18,705百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益2,291百万円(前年同期比5.9%減)、経常利益2,294百万円(前年同期比21.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,600百万円(前年同期比20.2%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[国内ベルト事業]
自動車用ベルトは、組み込みライン用は新機種への採用などから前年同期と比較して売上高が増加し、補修用も拡販により売上高が増加しました。
一方、一般産業用ベルトや搬送ベルトは、射出成形機業界向けの需要減少影響などから売上高が減少しました。
また、合成樹脂素材の売上高は微増となりました。
その結果、当事業の売上高は6,979百万円(前年同期比2.4%減)、営業利益は1,769百万円(前年同期比3.2%減)となりました。
[海外ベルト事業]
自動車用ベルトは、欧州では新車販売台数の落ち込みにより売上高が減少しましたが、米国ではスノーモービルや多用途四輪車向け変速ベルトの需要が好調に推移し、アジアも前年同期並みで推移したことから、全体では売上高が増加しました。
一般産業用ベルトは、アジアにおいて農業機械用の需要が落ち込んだことなどから売上高が減少しました。また、OA機器用ベルトは中国市場での売上高が減少しました。
その結果、当事業の売上高は8,659百万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は1,079百万円(前年同期比10.6%減)となりました。
[建設資材事業]
建築部門は民間向けの工事売上が増加し、土木部門は廃棄物処分場などの大型工事物件の売上高が増加しました。
その結果、当事業の売上高は1,940百万円(前年同期比36.7%増)、営業利益は68百万円(前年同期比710.2%増)となりました。
[その他]
その他には、エンジニアリング ストラクチュラル フォーム、金属ナノ粒子を応用した新製品、仕入商品等が含まれております。
その他の売上高は1,126百万円(前年同期比1.3%減)、営業利益は22百万円(前年同期比175.4%増)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、711百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。