四半期報告書-第108期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第1四半期連結会計期間末は、流動資産が1,187百万円、固定資産が425百万円それぞれ増加したことから、総資産は前連結会計年度末比1,612百万円増加の120,575百万円となりました。
負債は、固定負債が73百万円減少したものの、流動負債が1,269百万円増加したことから、前連結会計年度末比1,195百万円増加の33,281百万円となりました。
純資産は、利益剰余金が1,122百万円減少したことに加えて、自己株式の取得1,204百万円があったものの、その他の包括利益累計額が2,743百万円増加した結果、前連結会計年度末比417百万円増加の87,294百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の73.0%から72.4%に低下しました。
② 経営成績
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、中国のゼロコロナ政策による影響を受けましたが、世界的な行動制限の緩和や解除が進み、回復基調にて推移いたしました。一方、ロシアによるウクライナ侵攻、原材料価格の高騰、サプライチェーンの混乱が続いているうえ、世界的なインフレ率の上昇やこれに伴う急速な金融引き締めによる景気の後退懸念が強まっており、依然として不透明で予断を許さない状況が続いております。
このような環境のなか、当社グループは引き続き新型コロナウイルス感染防止策を講じつつ、2022年5月に'21中期経営計画(2021年度~2023年度)の見直しを行い、変化にぶれない強い企業体質の確立を目指し、財務体質の強化から資本効率の向上へと進化を図り、収益向上とバランスシート改善に取り組んでおります。
その結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、売上高20,600百万円(前年同期比6.9%増)、営業利益2,144百万円(前年同期比7.4%減)、経常利益3,003百万円(前年同期比14.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,043百万円(前年同期比23.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[国内ベルト]
自動車用ベルトは、新型コロナウイルス、半導体不足によるユーザの減産影響により売上高が減少しました。
一般産業用ベルトにおいても同様に農業機械メーカーなど、ユーザの生産調整の影響を受け、売上高が減少しました。
一方、搬送ベルトは、食品業界の需要回復や物流業界向け大型倉庫案件、新製品の売上が好調に推移したことから売上高が増加しました。
また、合成樹脂素材においても拡販活動に伴う新規受注獲得などから売上高が増加しました。
その結果、当セグメントの売上高は6,999百万円(前年同期比0.0%減)、セグメント利益は2,360百万円(前年同期比16.4%増)となりました。
[海外ベルト]
当セグメントにおいて前年同期と比較し、中国ではロックダウンの影響を受け売上は減少しましたが、欧米及びその他アジア地域での売上増加に伴い全体では増加となりました。
自動車用ベルトは、米国にて部品不足によるユーザの減産影響を受け二輪車・多用途四輪車向けの売上高は減少しましたが、欧米での一般補修市場の拡販強化、東南アジアやインドにおけるコロナ禍回復基調に伴う売上回復により、全体では前期を若干上回る結果となりました。
一般産業用ベルトは、中国を除くアジア地域では、農業機械用などの補修市場にて在庫調整があり、売上高が減少しました。一方、欧米での市況回復、拡販強化に努めた結果、全体では売上高が増加しました。
また、OA機器用ベルトについても東南アジアを中心に売上高が増加しました。
その結果、為替の円安影響もあり、当セグメントの売上高は11,084百万円(前年同期比17.9%増)、セグメント利益は1,329百万円(前年同期比6.3%増)となりました。
[建設資材]
建築部門は新型コロナウイルスの影響を受け、改修工事の遅れが生じ売上高は減少しました。土木部門においても工事物件や規模が減少し売上高は減少しました。
その結果、当セグメントの売上高は1,138百万円(前年同期比29.1%減)、セグメント利益は53百万円(前年同期比36.6%減)となりました。
[その他]
その他には、エンジニアリング ストラクチュラル フォーム、金属ナノ粒子を応用した新製品、仕入商品等が含まれております。
その他の売上高は1,377百万円(前年同期比9.8%増)、セグメント利益は88百万円(前年同期比17.3%増)となりました。
(注) 上記の各セグメントにおける売上高は外部顧客への売上高を記載しており、セグメント利益はセグメント間取引消去前の金額を記載しております。
なお、セグメント利益は、営業利益ベースの数値であります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、795百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第1四半期連結会計期間末は、流動資産が1,187百万円、固定資産が425百万円それぞれ増加したことから、総資産は前連結会計年度末比1,612百万円増加の120,575百万円となりました。
負債は、固定負債が73百万円減少したものの、流動負債が1,269百万円増加したことから、前連結会計年度末比1,195百万円増加の33,281百万円となりました。
純資産は、利益剰余金が1,122百万円減少したことに加えて、自己株式の取得1,204百万円があったものの、その他の包括利益累計額が2,743百万円増加した結果、前連結会計年度末比417百万円増加の87,294百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の73.0%から72.4%に低下しました。
② 経営成績
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、中国のゼロコロナ政策による影響を受けましたが、世界的な行動制限の緩和や解除が進み、回復基調にて推移いたしました。一方、ロシアによるウクライナ侵攻、原材料価格の高騰、サプライチェーンの混乱が続いているうえ、世界的なインフレ率の上昇やこれに伴う急速な金融引き締めによる景気の後退懸念が強まっており、依然として不透明で予断を許さない状況が続いております。
このような環境のなか、当社グループは引き続き新型コロナウイルス感染防止策を講じつつ、2022年5月に'21中期経営計画(2021年度~2023年度)の見直しを行い、変化にぶれない強い企業体質の確立を目指し、財務体質の強化から資本効率の向上へと進化を図り、収益向上とバランスシート改善に取り組んでおります。
その結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、売上高20,600百万円(前年同期比6.9%増)、営業利益2,144百万円(前年同期比7.4%減)、経常利益3,003百万円(前年同期比14.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,043百万円(前年同期比23.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[国内ベルト]
自動車用ベルトは、新型コロナウイルス、半導体不足によるユーザの減産影響により売上高が減少しました。
一般産業用ベルトにおいても同様に農業機械メーカーなど、ユーザの生産調整の影響を受け、売上高が減少しました。
一方、搬送ベルトは、食品業界の需要回復や物流業界向け大型倉庫案件、新製品の売上が好調に推移したことから売上高が増加しました。
また、合成樹脂素材においても拡販活動に伴う新規受注獲得などから売上高が増加しました。
その結果、当セグメントの売上高は6,999百万円(前年同期比0.0%減)、セグメント利益は2,360百万円(前年同期比16.4%増)となりました。
[海外ベルト]
当セグメントにおいて前年同期と比較し、中国ではロックダウンの影響を受け売上は減少しましたが、欧米及びその他アジア地域での売上増加に伴い全体では増加となりました。
自動車用ベルトは、米国にて部品不足によるユーザの減産影響を受け二輪車・多用途四輪車向けの売上高は減少しましたが、欧米での一般補修市場の拡販強化、東南アジアやインドにおけるコロナ禍回復基調に伴う売上回復により、全体では前期を若干上回る結果となりました。
一般産業用ベルトは、中国を除くアジア地域では、農業機械用などの補修市場にて在庫調整があり、売上高が減少しました。一方、欧米での市況回復、拡販強化に努めた結果、全体では売上高が増加しました。
また、OA機器用ベルトについても東南アジアを中心に売上高が増加しました。
その結果、為替の円安影響もあり、当セグメントの売上高は11,084百万円(前年同期比17.9%増)、セグメント利益は1,329百万円(前年同期比6.3%増)となりました。
[建設資材]
建築部門は新型コロナウイルスの影響を受け、改修工事の遅れが生じ売上高は減少しました。土木部門においても工事物件や規模が減少し売上高は減少しました。
その結果、当セグメントの売上高は1,138百万円(前年同期比29.1%減)、セグメント利益は53百万円(前年同期比36.6%減)となりました。
[その他]
その他には、エンジニアリング ストラクチュラル フォーム、金属ナノ粒子を応用した新製品、仕入商品等が含まれております。
その他の売上高は1,377百万円(前年同期比9.8%増)、セグメント利益は88百万円(前年同期比17.3%増)となりました。
(注) 上記の各セグメントにおける売上高は外部顧客への売上高を記載しており、セグメント利益はセグメント間取引消去前の金額を記載しております。
なお、セグメント利益は、営業利益ベースの数値であります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、795百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。