四半期報告書-第106期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第3四半期連結会計期間末は、流動資産が1,326百万円減少したものの、固定資産が1,410百万円増加したことから、総資産は前連結会計年度末比85百万円増加の101,239百万円となりました。
負債は、固定負債が54百万円増加したものの、流動負債が2,538百万円減少したことから、前連結会計年度末比2,484百万円減少の26,717百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が1,164百万円、その他の包括利益累計額が1,404百万円とそれぞれ増加した結果、前連結会計年度末比2,568百万円増加の74,521百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の71.1%から73.6%に上昇しました。
② 経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により企業収益の大幅な低下や雇用環境の悪化が続きましたが、感染対策を行いながら徐々に経済活動を戻していくなかで生産や個人消費に持ち直しの動きが見られました。
海外経済については、中国や米国等で景気回復の動きがあるものの、全体としては総じて厳しい状況が続きました。
12月以降の新型コロナウイルスの感染状況は、第3波により急拡大したことから、収束が見えない状況にあり、経営環境は依然として予断を許さない状況が続いています。
このような環境のもと、当社グループは感染防止対策に注力するとともに、従業員の身の安全と雇用が維持できるよう努める一方、売上高と利益の確保も最大限図れるよう、活動してまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、売上高47,361百万円(前年同期比13.3%減)、営業利益3,484百万円(前年同期比40.9%減)、経常利益3,980百万円(前年同期比34.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,734百万円(前年同期比37.9%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[国内ベルト事業]
自動車用ベルトは組み込みライン用や純正補修向けの販売はユーザーの生産回復に伴って増加傾向にあるものの、第2四半期までの落ち込みが大きいことから、売上高が減少しました。一方、一般産業用ベルトや搬送ベルト、合成樹脂素材についても、依然として国内企業の生産活動が低調であることから、売上高が減少いたしました。
その結果、当事業の売上高は18,255百万円(前年同期比12.4%減)、営業利益は3,421百万円(前年同期比32.3%減)となりました。
[海外ベルト事業]
海外ベルト事業においては、年度当初に各国が実施したロックダウンにより経済活動が停滞したことから、当事業全体の売上高は期間累計では減少しました。しかしながら、第3四半期に入り、自動車用ベルトは米国や中国での需要の回復がみられ、年度当初に比べ受注が増加しました。また、一般産業用ベルトは、中国や東南アジアにおいて農業機械向けの需要が回復し期間累計では微増となりました。一方、OA機器用ベルトはアジアでの売上高が減少しました。
その結果、当事業の売上高は21,436百万円(前年同期比14.9%減)、営業利益は1,917百万円(前年同期比32.1%減)となりました。
[建設資材事業]
建築部門は屋上防水改修工事の発注や進捗が遅れたことに加え、土木部門では廃棄物処分場などの工事物件の減少や規模縮小の影響により売上高が減少しました。
その結果、当事業の売上高は4,173百万円(前年同期比20.0%減)、営業利益は215百万円(前年同期比39.1%増)となりました。
[その他]
その他には、エンジニアリング ストラクチュラル フォーム、金属ナノ粒子を応用した新製品、仕入商品等が含まれております。
その他の売上高は3,497百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は53百万円(前年同期比20.9%減)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,037百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
当第3四半期連結会計期間末は、流動資産が1,326百万円減少したものの、固定資産が1,410百万円増加したことから、総資産は前連結会計年度末比85百万円増加の101,239百万円となりました。
負債は、固定負債が54百万円増加したものの、流動負債が2,538百万円減少したことから、前連結会計年度末比2,484百万円減少の26,717百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が1,164百万円、その他の包括利益累計額が1,404百万円とそれぞれ増加した結果、前連結会計年度末比2,568百万円増加の74,521百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の71.1%から73.6%に上昇しました。
② 経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により企業収益の大幅な低下や雇用環境の悪化が続きましたが、感染対策を行いながら徐々に経済活動を戻していくなかで生産や個人消費に持ち直しの動きが見られました。
海外経済については、中国や米国等で景気回復の動きがあるものの、全体としては総じて厳しい状況が続きました。
12月以降の新型コロナウイルスの感染状況は、第3波により急拡大したことから、収束が見えない状況にあり、経営環境は依然として予断を許さない状況が続いています。
このような環境のもと、当社グループは感染防止対策に注力するとともに、従業員の身の安全と雇用が維持できるよう努める一方、売上高と利益の確保も最大限図れるよう、活動してまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、売上高47,361百万円(前年同期比13.3%減)、営業利益3,484百万円(前年同期比40.9%減)、経常利益3,980百万円(前年同期比34.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,734百万円(前年同期比37.9%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[国内ベルト事業]
自動車用ベルトは組み込みライン用や純正補修向けの販売はユーザーの生産回復に伴って増加傾向にあるものの、第2四半期までの落ち込みが大きいことから、売上高が減少しました。一方、一般産業用ベルトや搬送ベルト、合成樹脂素材についても、依然として国内企業の生産活動が低調であることから、売上高が減少いたしました。
その結果、当事業の売上高は18,255百万円(前年同期比12.4%減)、営業利益は3,421百万円(前年同期比32.3%減)となりました。
[海外ベルト事業]
海外ベルト事業においては、年度当初に各国が実施したロックダウンにより経済活動が停滞したことから、当事業全体の売上高は期間累計では減少しました。しかしながら、第3四半期に入り、自動車用ベルトは米国や中国での需要の回復がみられ、年度当初に比べ受注が増加しました。また、一般産業用ベルトは、中国や東南アジアにおいて農業機械向けの需要が回復し期間累計では微増となりました。一方、OA機器用ベルトはアジアでの売上高が減少しました。
その結果、当事業の売上高は21,436百万円(前年同期比14.9%減)、営業利益は1,917百万円(前年同期比32.1%減)となりました。
[建設資材事業]
建築部門は屋上防水改修工事の発注や進捗が遅れたことに加え、土木部門では廃棄物処分場などの工事物件の減少や規模縮小の影響により売上高が減少しました。
その結果、当事業の売上高は4,173百万円(前年同期比20.0%減)、営業利益は215百万円(前年同期比39.1%増)となりました。
[その他]
その他には、エンジニアリング ストラクチュラル フォーム、金属ナノ粒子を応用した新製品、仕入商品等が含まれております。
その他の売上高は3,497百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は53百万円(前年同期比20.9%減)となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、2,037百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。