四半期報告書-第124期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間の連結業績は以下のとおりです。売上高は前年同期比で増収、営業利益・経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期比で減益となりました。
(単位:百万円)
《経営環境》
当第3四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境は以下のとおりです。
金属相場は、ウクライナ情勢の長期化と中国でのロックダウンの影響や欧米の政策金利上昇による景気減速感が強まったことで、期間を通して下落傾向が続きましたが、12月には中国のゼロコロナ政策の解除と為替がドル安に反転したことで、若干持ち直しました。
一方為替相場は、米国の大幅利上げにより、11月半ばまで米ドル高が進行しましたが、その後は米ドル安に転じております。
販売面では、半導体・部品不足による国内自動車産業の減産の影響を受け、主力製品の亜鉛・鉛は減販となりました。
《売上高》
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、製錬事業の亜鉛・鉛の減販や、資源事業の鉱石出荷の減少はありましたが、前年同期比では、亜鉛相場高及び円安により増収となりました。
《利益》
損益面では、主に製錬事業のエネルギーコスト及び諸資材の高騰による原価高の影響が大きく、資源事業の減産もあり、前年同期比で減益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります(以下、各セグメントの売上高には、セグメント間売上高を含みます)。
① 製錬事業部門
(単位:百万円)
《亜鉛》
LME相場は、4月に4,500ドル台の高値を付けた以降は下落に転じ、減販となったものの、期中平均では前年同期比での相場高及び円安により、売上高は24%の増収となりました。
《鉛》
円安により販売価格は上昇したものの、減販の影響が大きく、売上高は前年同期比で3%の減収となりました。
《銀》
前年同期比で相場安となったものの、増販及び円安により売上高は23%の増収となりました。
上記のほか、硫酸などその他の製品を合わせた当事業部門の業績は増収となったものの、電力費などのエネルギーコストや諸資材の高騰から加工費が大幅に悪化したこともあり、前年同期比で減益となりました。
なお、金属相場及び為替相場(四半期平均)の推移は下表のとおりであります。
② 環境・リサイクル事業部門
(単位:百万円)
主力製品は減販となったものの、亜鉛相場高や円安により、売上高は前年同期比増収となりました。一方で諸資材やエネルギーコストの高騰による原価高などの影響もあり減益となりました。
③ 資源事業部門
(単位:百万円)
金属相場高や豪ドル安の影響はあったものの、鉱石の出荷減少の影響もあり売上高は前年同期比で減収となりました。また、粗鉱品位低下による減産と、これに伴う生産性の悪化により営業利益は赤字に転じました。
④ 電子部材・機能材料事業部門
(単位:百万円)
《電子部品》
電子部品事業は、EV市場拡大により車載電装向けの販売が増加し、また、円安もあり前年同期比で40%の増収となりました。
《電解鉄》
電解鉄事業は、米国の航空機用特殊鋼向けの販売が在庫調整で大幅に減少したことで、売上高は前年同期比で10%の減収となりました。
以上のほか、プレーティング事業や機器部品事業を合わせた当事業部門の業績は、前年同期比で増収増益となりました。
⑤ その他事業部門
(単位:百万円)
防音建材事業、土木・建築・プラントエンジニアリング事業、運輸事業、環境分析事業等からなる当事業部門の業績は、亜鉛・鉛製品の減販に伴い運送荷物やリサイクル原料等の扱い量が減少したことなどもあり、前年同期比で減収減益となりました。
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、棚卸資産や鉱石購入前渡金、豪ドル高による海外子会社の固定資産増の影響などもあり、前連結会計年度末に比べ212億27百万円増加し、1,670億23百万円となりました。
負債については、運転資金需要への対応により有利子負債が増加し、前連結会計年度末に比べ131億71百万円増加し、1,130億2百万円となりました。
純資産は、利益の計上による利益剰余金の増加などもあり、前連結会計年度末に比べ80億55百万円増加し、540億20百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は32.3%となり、前連結会計年度末に比して、0.8ポイント上昇しております。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、236百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間の連結業績は以下のとおりです。売上高は前年同期比で増収、営業利益・経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前年同期比で減益となりました。
(単位:百万円)
| 2021年12月期 | 2022年12月期 | 増減(増減率%) | ||
| 売上高 | 92,106 | 110,106 | 18,000 | (20) |
| 営業利益 | 8,847 | 6,253 | △2,594 | (△29) |
| 経常利益 | 8,064 | 5,312 | △2,752 | (△34) |
| 親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 6,924 | 4,195 | △2,728 | (△39) |
《経営環境》
当第3四半期連結累計期間の当社グループを取り巻く事業環境は以下のとおりです。
金属相場は、ウクライナ情勢の長期化と中国でのロックダウンの影響や欧米の政策金利上昇による景気減速感が強まったことで、期間を通して下落傾向が続きましたが、12月には中国のゼロコロナ政策の解除と為替がドル安に反転したことで、若干持ち直しました。
一方為替相場は、米国の大幅利上げにより、11月半ばまで米ドル高が進行しましたが、その後は米ドル安に転じております。
販売面では、半導体・部品不足による国内自動車産業の減産の影響を受け、主力製品の亜鉛・鉛は減販となりました。
《売上高》
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、製錬事業の亜鉛・鉛の減販や、資源事業の鉱石出荷の減少はありましたが、前年同期比では、亜鉛相場高及び円安により増収となりました。
《利益》
損益面では、主に製錬事業のエネルギーコスト及び諸資材の高騰による原価高の影響が大きく、資源事業の減産もあり、前年同期比で減益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります(以下、各セグメントの売上高には、セグメント間売上高を含みます)。
① 製錬事業部門
(単位:百万円)
| 2021年12月期 | 2022年12月期 | 増減(増減率%) | ||
| 売上高 | 76,423 | 93,685 | 17,262 | (23) |
| 営業利益 | 5,668 | 4,421 | △1,247 | (△22) |
《亜鉛》
LME相場は、4月に4,500ドル台の高値を付けた以降は下落に転じ、減販となったものの、期中平均では前年同期比での相場高及び円安により、売上高は24%の増収となりました。
《鉛》
円安により販売価格は上昇したものの、減販の影響が大きく、売上高は前年同期比で3%の減収となりました。
《銀》
前年同期比で相場安となったものの、増販及び円安により売上高は23%の増収となりました。
上記のほか、硫酸などその他の製品を合わせた当事業部門の業績は増収となったものの、電力費などのエネルギーコストや諸資材の高騰から加工費が大幅に悪化したこともあり、前年同期比で減益となりました。
なお、金属相場及び為替相場(四半期平均)の推移は下表のとおりであります。
| 区 分 | 亜鉛 | 鉛 | 銀 | 為替レート | ||||
| LME相場 | 国内価格 | LME相場 | 国内価格 | ロンドン 相 場 | 国内価格 | 円/米ドル | 米ドル/ 豪ドル | |
| 2021年度 | ||||||||
| 第1四半期 | 2,916 | 370,967 | 2,127 | 291,400 | 26.7 | 95,400 | 109.49 | 0.7726 |
| 第2四半期 | 2,991 | 383,167 | 2,341 | 319,233 | 24.4 | 87,843 | 110.11 | 0.7701 |
| 第3四半期 | 3,365 | 437,167 | 2,331 | 325,567 | 23.3 | 86,687 | 113.71 | 0.7351 |
| (累計平均) | 3,091 | 397,100 | 2,266 | 312,067 | 24.8 | 89,977 | 111.10 | 0.7593 |
| 第4四半期 | 3,743 | 487,600 | 2,334 | 329,667 | 23.9 | 91,017 | 116.20 | 0.7286 |
| (通期平均) | 3,254 | 419,725 | 2,283 | 316,467 | 24.6 | 90,237 | 112.38 | 0.7516 |
| 2022年度 | ||||||||
| 第1四半期 | 3,925 | 563,900 | 2,203 | 348,233 | 22.6 | 96,007 | 129.57 | 0.7230 |
| 第2四半期 | 3,269 | 504,533 | 1,976 | 335,067 | 19.2 | 86,870 | 138.37 | 0.7150 |
| 第3四半期 | 3,004 | 477,867 | 2,100 | 357,867 | 21.2 | 98,067 | 141.59 | 0.6832 |
| (累計平均) | 3,399 | 515,433 | 2,093 | 347,056 | 21.0 | 93,648 | 136.51 | 0.7071 |
② 環境・リサイクル事業部門
(単位:百万円)
| 2021年12月期 | 2022年12月期 | 増減(増減率%) | ||
| 売上高 | 3,605 | 4,268 | 663 | (18) |
| 営業利益 | 1,282 | 1,107 | △175 | (△14) |
主力製品は減販となったものの、亜鉛相場高や円安により、売上高は前年同期比増収となりました。一方で諸資材やエネルギーコストの高騰による原価高などの影響もあり減益となりました。
③ 資源事業部門
(単位:百万円)
| 2021年12月期 | 2022年12月期 | 増減(増減率%) | ||
| 売上高 | 10,122 | 8,053 | △2,068 | (△20) |
| 営業利益又は営業損失(△) | 1,297 | △144 | △1,441 | (-) |
金属相場高や豪ドル安の影響はあったものの、鉱石の出荷減少の影響もあり売上高は前年同期比で減収となりました。また、粗鉱品位低下による減産と、これに伴う生産性の悪化により営業利益は赤字に転じました。
④ 電子部材・機能材料事業部門
(単位:百万円)
| 2021年12月期 | 2022年12月期 | 増減(増減率%) | ||
| 売上高 | 3,950 | 4,493 | 542 | (14) |
| 営業利益 | 513 | 596 | 83 | (16) |
《電子部品》
電子部品事業は、EV市場拡大により車載電装向けの販売が増加し、また、円安もあり前年同期比で40%の増収となりました。
《電解鉄》
電解鉄事業は、米国の航空機用特殊鋼向けの販売が在庫調整で大幅に減少したことで、売上高は前年同期比で10%の減収となりました。
以上のほか、プレーティング事業や機器部品事業を合わせた当事業部門の業績は、前年同期比で増収増益となりました。
⑤ その他事業部門
(単位:百万円)
| 2021年12月期 | 2022年12月期 | 増減(増減率%) | ||
| 売上高 | 7,697 | 7,272 | △425 | (△6) |
| 営業利益 | 657 | 514 | △143 | (△22) |
防音建材事業、土木・建築・プラントエンジニアリング事業、運輸事業、環境分析事業等からなる当事業部門の業績は、亜鉛・鉛製品の減販に伴い運送荷物やリサイクル原料等の扱い量が減少したことなどもあり、前年同期比で減収減益となりました。
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、棚卸資産や鉱石購入前渡金、豪ドル高による海外子会社の固定資産増の影響などもあり、前連結会計年度末に比べ212億27百万円増加し、1,670億23百万円となりました。
負債については、運転資金需要への対応により有利子負債が増加し、前連結会計年度末に比べ131億71百万円増加し、1,130億2百万円となりました。
純資産は、利益の計上による利益剰余金の増加などもあり、前連結会計年度末に比べ80億55百万円増加し、540億20百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は32.3%となり、前連結会計年度末に比して、0.8ポイント上昇しております。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、236百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。